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曇天と棘
散花
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容赦ない刺激の連続だった。
触れた唇はそのままで、絡まる舌。
感覚が鋭くなっている胸を晒され、中途半端に脱がされて動きが制限されていることで、さらに敏感になる。
彼の指に弄ばれる胸と硬い先端が、彼の手で私の体を操られて性感帯に変わっていく。
熱さを散らすたび増していく私の体は、きっと彼の思うままになる。
でも、いい。
それが、いい。
すでに何度も絶頂を味わい続けている体に制御は効かない。
彼の玩具で遊ぶような手さばきで、また焦らされながら絶頂を迎えようとしている。
「あっ、ぃひゃぁっ、イ、かせて、くださぁあああっ、んぁっ、もっと、つよ、くぅうっ」
「まだ」
「ひぃいいいっ、胸、痛いぃっ、首かま、ないで…っ」
「羅輝亜さんは、痛みでも気持ちよくなれる。
いやらしい雌穴は、直接触らなくても淫らに濡れているが。
これで触ると、どうなるんだろうな」
今日は、まだ、ナカに指がないことを思い出した。
キスと胸だけで、何度も潮を吹いてしまったらしい。
皮膚のどこを触られても、火傷が広がるように熱くなるだけの体が怖い。
絶頂した瞬間の熱から解放される爽快さを焦らされ待つだけの燻り。
爆発すると、どうなるだろう。
今よりすごいことしか、分からない。
想像できない。
「ぁ…っ、は…ぅうっ、凪都さ…んんっ、…あぁああっ、指、がぁあ…っっ」
「我慢した分、きっと、気持ちいいから」
だめ。
彼の指が水音をたてながら軽く入り口を擦り、入ってきた、瞬間、熱がはじけた。
「あ、ぁ、凪都さ、んぁあああああああああっっ!!」
「予想以上。だったら、お気に入りの淫乱なここも」
水音は増すばかり。
彼が器用に小さな淫核へ焦らすように撫で触れた。
わずかなビリビリする感が、新しい熱を生んで巡る。
「あっ、は…ぁ、あ…っ、イって、る、のに…っ、また…っ」
「イって、羅輝亜さん」
「ぃ、く…っ、ぁ…イ、くぅううううっ!!」
「気持ちいいんだね。
明日は立てなくなっていそうだけど、僕が世話するから」
胸の先とナカと淫らな突起が同時に刺激され、大きな波から逃げようと腰をふるが無駄だった。
「あぁあああ…っ、イってる!イって、ます…っ!!ぁああんっ、あっ!んはっ、ぅ…っ」
「今日は、もっと気持ちいいことをしよう」
簡単に、くるんと、とても簡単に、うつ伏せにされた。
疼く胸が長椅子の生地と擦れて、これが彼の体の一部ならいいのに、と思う。
すると、ぴったり閉じられた足の、股の間に、彼の体の一部がするりときて、添わされる。
「な、にを…っ」
「ああ…嬉しいけど、動かないで。
避妊具はつけているけれど、まだ破るときではない」
「ぁっ、あっ…これ、なにが…ぁああっ、んっ、これ、こわれ、るっ…とける…ひゃあんぅっ」
「本当に、溶け合えたらよかったのにな」
「あっ、うんぁああっ、イく、またイ、…くぅっんぁああっ!!」
隙間なく押しあてられて、正気を確実に殺すような勢い。
まとわりつく嫌な記憶を圧倒する心地よい擦れ合い。
「一緒に、壊れて、死んで。僕の恋人、羅輝亜さん」
「んぅっ、ぁひぃゃっ、あ、んっ!ぅぁっ…凪都さ、んっ…凪都さ…んぁっ、イくぅうううっ!!!」
お腹に感じた重い拍動は私のか、彼のものか。
考えようとする思考は、事の終わりを知らせるように降りてきた眠気で消えた。
「おやすみ。僕の恋人さん」
聞こえた声は、とても穏やかだった。
重い体は長椅子に預けて目を閉じた。
触れた唇はそのままで、絡まる舌。
感覚が鋭くなっている胸を晒され、中途半端に脱がされて動きが制限されていることで、さらに敏感になる。
彼の指に弄ばれる胸と硬い先端が、彼の手で私の体を操られて性感帯に変わっていく。
熱さを散らすたび増していく私の体は、きっと彼の思うままになる。
でも、いい。
それが、いい。
すでに何度も絶頂を味わい続けている体に制御は効かない。
彼の玩具で遊ぶような手さばきで、また焦らされながら絶頂を迎えようとしている。
「あっ、ぃひゃぁっ、イ、かせて、くださぁあああっ、んぁっ、もっと、つよ、くぅうっ」
「まだ」
「ひぃいいいっ、胸、痛いぃっ、首かま、ないで…っ」
「羅輝亜さんは、痛みでも気持ちよくなれる。
いやらしい雌穴は、直接触らなくても淫らに濡れているが。
これで触ると、どうなるんだろうな」
今日は、まだ、ナカに指がないことを思い出した。
キスと胸だけで、何度も潮を吹いてしまったらしい。
皮膚のどこを触られても、火傷が広がるように熱くなるだけの体が怖い。
絶頂した瞬間の熱から解放される爽快さを焦らされ待つだけの燻り。
爆発すると、どうなるだろう。
今よりすごいことしか、分からない。
想像できない。
「ぁ…っ、は…ぅうっ、凪都さ…んんっ、…あぁああっ、指、がぁあ…っっ」
「我慢した分、きっと、気持ちいいから」
だめ。
彼の指が水音をたてながら軽く入り口を擦り、入ってきた、瞬間、熱がはじけた。
「あ、ぁ、凪都さ、んぁあああああああああっっ!!」
「予想以上。だったら、お気に入りの淫乱なここも」
水音は増すばかり。
彼が器用に小さな淫核へ焦らすように撫で触れた。
わずかなビリビリする感が、新しい熱を生んで巡る。
「あっ、は…ぁ、あ…っ、イって、る、のに…っ、また…っ」
「イって、羅輝亜さん」
「ぃ、く…っ、ぁ…イ、くぅううううっ!!」
「気持ちいいんだね。
明日は立てなくなっていそうだけど、僕が世話するから」
胸の先とナカと淫らな突起が同時に刺激され、大きな波から逃げようと腰をふるが無駄だった。
「あぁあああ…っ、イってる!イって、ます…っ!!ぁああんっ、あっ!んはっ、ぅ…っ」
「今日は、もっと気持ちいいことをしよう」
簡単に、くるんと、とても簡単に、うつ伏せにされた。
疼く胸が長椅子の生地と擦れて、これが彼の体の一部ならいいのに、と思う。
すると、ぴったり閉じられた足の、股の間に、彼の体の一部がするりときて、添わされる。
「な、にを…っ」
「ああ…嬉しいけど、動かないで。
避妊具はつけているけれど、まだ破るときではない」
「ぁっ、あっ…これ、なにが…ぁああっ、んっ、これ、こわれ、るっ…とける…ひゃあんぅっ」
「本当に、溶け合えたらよかったのにな」
「あっ、うんぁああっ、イく、またイ、…くぅっんぁああっ!!」
隙間なく押しあてられて、正気を確実に殺すような勢い。
まとわりつく嫌な記憶を圧倒する心地よい擦れ合い。
「一緒に、壊れて、死んで。僕の恋人、羅輝亜さん」
「んぅっ、ぁひぃゃっ、あ、んっ!ぅぁっ…凪都さ、んっ…凪都さ…んぁっ、イくぅうううっ!!!」
お腹に感じた重い拍動は私のか、彼のものか。
考えようとする思考は、事の終わりを知らせるように降りてきた眠気で消えた。
「おやすみ。僕の恋人さん」
聞こえた声は、とても穏やかだった。
重い体は長椅子に預けて目を閉じた。
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