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恋嵐
4.休暇
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私と一流は1ヶ月の休みを得た。
人間には限界がある。
渋る管理者は、
私と一流が知っているの中でも
特に有能な魔法監視員を選んで黙らせた。
「烈華。今、一ヶ月も休みをとれたのか」
「想定外の干ばつで水が不足しているのは、分かっています。
魔力が人より多いだけで、万能ではありません。
このままだと、いつ倒れてもおかしくありません」
「確かに。仕事中に偶然会ったが、顔色が悪かった。
きちんと食べて、眠っているのか?」
「言うとおり、良くはありません。
ですが、それなりに。
ところで、何の用ですか?」
早く帰りたい。家で待っているCを想う。
休みを取って三日目。
買い物先で偶然会った友人の和人が、明日の予定を聞いてきた。
そして、妻であり一流の友人でもある浮兎を連れて遊びに来たいと言う。
翌日。
「きましたか。
一流と一緒にお菓子を作りました。
よければ、どうぞ」
「ありがとう。いただきます!」
両手にいっぱいの荷物を持った和人が、満面の笑みで答えた。
本当に、作りがいがある。
同じく、隣はでは女性同士が楽しそうに話をしている声がする。
「浮兎。仕事は?」
「休み。管理者に"一流のところへ行く"って言ったら、
白い顔をしていたけど。
最近は、浮兎たちも前ほど過密でなくなったし…何かした?」
確信のある浮兎の声が一流に問う。
「そうですか。少しだけ、お願いをしただけです。
私は、人より少し魔力が多いだけで、万能ではありません。
だから、優秀な方に仕事を割り振りしてもらいました」
「そうだったの。ありがとう。
おかげか、浮兎たちも楽になったよ。
今日のお菓子はなに?」
申し訳なさそうな声が問いに答え、
それに明るい声が積み上がっていく。
「今日のお菓子は、隣国で話題のものを真似てみました。
海藻が甘味菓子になるというのは、本当みたいです」
「お菓子もいいけど、ご飯食べてる?」
無邪気な声たちの言葉に、私と雑談をしていた和人が反応した。
消化の負担が少ない食べ物を中心に食べてはいるが、
たくさんは食べていない一流。さすが友人だと思う。
「そうだ。今日は、まあまあだが…
この間に出先で見かけた時はひどい顔色だった」
「和人。浮兎。心配かけて、ごめんなさい」
「俺たちは気にしてない。
一番心配しているのは烈華だろうからな。
その証拠に、今回はかなり暴走している。
俺も烈華のことを言えた立場ではないが。
まあ、奴らには、ある意味で良い機会になっているだろうがな」
珍しく少し強い口調は、それだけ気にかけてくれていることを語っている。
私も、奴らのことに関しては和人の意見と同じだ。
「そうですね…烈華、ごめんなさい」
完全に、しょんぼりと目を伏せている一流。
見下ろすと、細くしなやかな髪が光にあたり、
透き通る煌めきを見せている。
その髪を撫で、そのまま頬へ滑らせて、
顔を上へ向けよう促す。
そろりと見上げられた瞳には、薄い水の膜がはっている。
「いいんですよ。
心配できることも含めて楽しんでいますから。
それなりに、行動はさせてもらいますが」
「そう、ですか。いつもありがとう」
休み始めてからは一歩も庭より外へ出ていない状況がどういうことか、
分かっているはずなのに。
それでも一流は、私の中にある黒い感情も全て受け入れて包むように、柔らかく微笑んだ。
「はい。
さて、浮兎のお腹を待たせていますから、
お菓子を食べますか」
ちょうどよく鳴った腹の虫に感謝しながら、
テーブルの用意をするため移動する。
「和人と浮兎は、椅子にかけてお待ち下さい」
「「はーい」」
隣を歩く一流は、楽しそうに笑っていた。
準備を終え、出せばあっという間になくなった菓子。
お茶を飲みながら、和人の荷物を見る。
「そういえば、その荷物は何ですか」
「そうだった。お土産。
おそらく、役に立つと思ってな」
そう言って見せられたのは、食材。
調子が良いとは言えない一流でも食べられそうな物が多い。
おそらく…に含まれていそうな部分は、経験からか。
それとも私的な考えからか。
どちらにせよ、当たっていると感じた。
「浮兎たちが選んだから、安心してね。
二人の好物もあるから、しっかり食べてね」
にっこりと笑う浮兎。
私たちの好みをよく知っているから、安心していいだろう。
「ありがとう。助かります」
「だろう。烈華、俺と同じ事をしているからな」
私の思考を読んだように、ニッと口角をあげて笑う和人。
「烈華。一流が眠そうだから、部屋で一緒にお昼寝していい?」
一流は腹が満たされたのか、うとうとと瞼を開閉している。
「それなら、隣の応接室の長椅子があります。
用意するので待っていてください」
「ありがとう」
「いえ」
人懐っこい笑みに背を向け、用意をするため移動する。
こういうときのためだけに作った応接室は、手間をかけた程には役立っている。
長椅子の仕掛けに触り、二人が寝るには十分な広さになったそれへ、毛布を置く。
「用意ができました。一流は、私が連れていきます」
「浮兎。眠いから、少し休むね」
「ああ」
すでに寝ている一流を起こさないように抱き上げ、移動する。
ゆっくりとおろすと、あとは任せて…という目の合図に甘え、
静かにうなずき部屋を出た。
「烈華」
部屋に戻ると、真剣な声が私を呼んだ。
「和人。試験の話、聞きましたか」
「聞いた。
登録試験は、まず見込みがありそうなのを勧誘して、来た者に限ると。
昇格試験は、自治や天災対応やらでの活動を評価することに決まったとな」
「私も同じ事を聞きました。
どうやら、今回は本気のようですね。
何度か流れた案が実現するとは思っていませんでした」
和人は、私の言葉に深くうなずく。
「同感だ。
どうやら、内密に大規模な調査をしたそうだ。
それで、採用したあとの実態が分かり、決まったそうだ」
嬉しそうな和人の声に、笑みがこぼれた。
私も話を聞いたときは、とても安堵したのは覚えている。
「確かに、そんなことも言ってましたね」
「烈華…本当に、一流へ害がなくなるとテキトーになるよな」
呆れたようにため息混じりに笑う和人。
「否定はしません」
「まあ、気持ちは分かる。
そういえば、最近は穏やかに"過ごされてますねー"と言われた。
あいつら、俺らが喧嘩して街を半壊するのが面白いらしい」
苦笑いでそう言い、何かを考えている。
その言葉に、街を半壊するだけの魔法を使っていた苦い経験を思いだす。
そして、周囲を巻き込んだ喧嘩をあまりしなくなった時に言われたことも思い出す。
「それでしたら…もしかすると、
登録試験に関係しているかもしれません。
私たちが喧嘩をするたび、それなりに魔法を使うので耐久性を測り、勧誘の目安にしていたそうです。
あとは、壊れる度に新しくなりますから、お金がかからず新品を得られるのも良いと」
「あ…だからか。監視されてるみたいで居心地悪かった。
常に見られている感じがしてな」
納得したように晴れた顔をした後、
表情が面白くない…と主張する。
「同感です。
好んで喧嘩をしたわけではありませんから。
普段よりわずかに多いだけ魔法を使っているとはいえ、
就職や昇進に使われているのは、複雑な心境です」
「本当にな。
まあ、それもなくなった。
これで、しばらくは、穏やかに暮らせそうだ」
「そうですね」
それから他愛ない話をしていると、ふと、音がする。
その方向を見た。同じように和人も視線を向けている。
「烈華。お腹、すいた…」
「和人。夕食の支度をしないとだよ」
眠りから覚めた一流と浮兎が、一緒に歩いてくる。
「烈華。俺たち、そろそろ帰る」
「いつもありがとう。
よければ、また、ぜひ来てください。
最高のもてなしを用意します」
爽やかな笑顔で、しっかりと浮兎の手を繋いでいる和人。
それに苦笑いしながら、握り返す浮兎の頬が少し赤い。
「一流。またね」
「浮兎。また遊んでください」
浮兎が花が咲いたような笑みで別れを告げた瞬間、
空間から消えた。
「一流。一緒にご飯、作りますか?」
「作ります。今日は、何にしますか」
楽しそうな笑みを浮かべた一流は、台所へ向かおうとする。
「頂いた食材で痛みやすいものも使いますか」
「賛成です。せっかく頂いたものですから」
歌が聴こえそうな程に機嫌が良い一流が、
荷物の半分持っていく。
残りの半分を持ちながら、そのあとを追った。
人間には限界がある。
渋る管理者は、
私と一流が知っているの中でも
特に有能な魔法監視員を選んで黙らせた。
「烈華。今、一ヶ月も休みをとれたのか」
「想定外の干ばつで水が不足しているのは、分かっています。
魔力が人より多いだけで、万能ではありません。
このままだと、いつ倒れてもおかしくありません」
「確かに。仕事中に偶然会ったが、顔色が悪かった。
きちんと食べて、眠っているのか?」
「言うとおり、良くはありません。
ですが、それなりに。
ところで、何の用ですか?」
早く帰りたい。家で待っているCを想う。
休みを取って三日目。
買い物先で偶然会った友人の和人が、明日の予定を聞いてきた。
そして、妻であり一流の友人でもある浮兎を連れて遊びに来たいと言う。
翌日。
「きましたか。
一流と一緒にお菓子を作りました。
よければ、どうぞ」
「ありがとう。いただきます!」
両手にいっぱいの荷物を持った和人が、満面の笑みで答えた。
本当に、作りがいがある。
同じく、隣はでは女性同士が楽しそうに話をしている声がする。
「浮兎。仕事は?」
「休み。管理者に"一流のところへ行く"って言ったら、
白い顔をしていたけど。
最近は、浮兎たちも前ほど過密でなくなったし…何かした?」
確信のある浮兎の声が一流に問う。
「そうですか。少しだけ、お願いをしただけです。
私は、人より少し魔力が多いだけで、万能ではありません。
だから、優秀な方に仕事を割り振りしてもらいました」
「そうだったの。ありがとう。
おかげか、浮兎たちも楽になったよ。
今日のお菓子はなに?」
申し訳なさそうな声が問いに答え、
それに明るい声が積み上がっていく。
「今日のお菓子は、隣国で話題のものを真似てみました。
海藻が甘味菓子になるというのは、本当みたいです」
「お菓子もいいけど、ご飯食べてる?」
無邪気な声たちの言葉に、私と雑談をしていた和人が反応した。
消化の負担が少ない食べ物を中心に食べてはいるが、
たくさんは食べていない一流。さすが友人だと思う。
「そうだ。今日は、まあまあだが…
この間に出先で見かけた時はひどい顔色だった」
「和人。浮兎。心配かけて、ごめんなさい」
「俺たちは気にしてない。
一番心配しているのは烈華だろうからな。
その証拠に、今回はかなり暴走している。
俺も烈華のことを言えた立場ではないが。
まあ、奴らには、ある意味で良い機会になっているだろうがな」
珍しく少し強い口調は、それだけ気にかけてくれていることを語っている。
私も、奴らのことに関しては和人の意見と同じだ。
「そうですね…烈華、ごめんなさい」
完全に、しょんぼりと目を伏せている一流。
見下ろすと、細くしなやかな髪が光にあたり、
透き通る煌めきを見せている。
その髪を撫で、そのまま頬へ滑らせて、
顔を上へ向けよう促す。
そろりと見上げられた瞳には、薄い水の膜がはっている。
「いいんですよ。
心配できることも含めて楽しんでいますから。
それなりに、行動はさせてもらいますが」
「そう、ですか。いつもありがとう」
休み始めてからは一歩も庭より外へ出ていない状況がどういうことか、
分かっているはずなのに。
それでも一流は、私の中にある黒い感情も全て受け入れて包むように、柔らかく微笑んだ。
「はい。
さて、浮兎のお腹を待たせていますから、
お菓子を食べますか」
ちょうどよく鳴った腹の虫に感謝しながら、
テーブルの用意をするため移動する。
「和人と浮兎は、椅子にかけてお待ち下さい」
「「はーい」」
隣を歩く一流は、楽しそうに笑っていた。
準備を終え、出せばあっという間になくなった菓子。
お茶を飲みながら、和人の荷物を見る。
「そういえば、その荷物は何ですか」
「そうだった。お土産。
おそらく、役に立つと思ってな」
そう言って見せられたのは、食材。
調子が良いとは言えない一流でも食べられそうな物が多い。
おそらく…に含まれていそうな部分は、経験からか。
それとも私的な考えからか。
どちらにせよ、当たっていると感じた。
「浮兎たちが選んだから、安心してね。
二人の好物もあるから、しっかり食べてね」
にっこりと笑う浮兎。
私たちの好みをよく知っているから、安心していいだろう。
「ありがとう。助かります」
「だろう。烈華、俺と同じ事をしているからな」
私の思考を読んだように、ニッと口角をあげて笑う和人。
「烈華。一流が眠そうだから、部屋で一緒にお昼寝していい?」
一流は腹が満たされたのか、うとうとと瞼を開閉している。
「それなら、隣の応接室の長椅子があります。
用意するので待っていてください」
「ありがとう」
「いえ」
人懐っこい笑みに背を向け、用意をするため移動する。
こういうときのためだけに作った応接室は、手間をかけた程には役立っている。
長椅子の仕掛けに触り、二人が寝るには十分な広さになったそれへ、毛布を置く。
「用意ができました。一流は、私が連れていきます」
「浮兎。眠いから、少し休むね」
「ああ」
すでに寝ている一流を起こさないように抱き上げ、移動する。
ゆっくりとおろすと、あとは任せて…という目の合図に甘え、
静かにうなずき部屋を出た。
「烈華」
部屋に戻ると、真剣な声が私を呼んだ。
「和人。試験の話、聞きましたか」
「聞いた。
登録試験は、まず見込みがありそうなのを勧誘して、来た者に限ると。
昇格試験は、自治や天災対応やらでの活動を評価することに決まったとな」
「私も同じ事を聞きました。
どうやら、今回は本気のようですね。
何度か流れた案が実現するとは思っていませんでした」
和人は、私の言葉に深くうなずく。
「同感だ。
どうやら、内密に大規模な調査をしたそうだ。
それで、採用したあとの実態が分かり、決まったそうだ」
嬉しそうな和人の声に、笑みがこぼれた。
私も話を聞いたときは、とても安堵したのは覚えている。
「確かに、そんなことも言ってましたね」
「烈華…本当に、一流へ害がなくなるとテキトーになるよな」
呆れたようにため息混じりに笑う和人。
「否定はしません」
「まあ、気持ちは分かる。
そういえば、最近は穏やかに"過ごされてますねー"と言われた。
あいつら、俺らが喧嘩して街を半壊するのが面白いらしい」
苦笑いでそう言い、何かを考えている。
その言葉に、街を半壊するだけの魔法を使っていた苦い経験を思いだす。
そして、周囲を巻き込んだ喧嘩をあまりしなくなった時に言われたことも思い出す。
「それでしたら…もしかすると、
登録試験に関係しているかもしれません。
私たちが喧嘩をするたび、それなりに魔法を使うので耐久性を測り、勧誘の目安にしていたそうです。
あとは、壊れる度に新しくなりますから、お金がかからず新品を得られるのも良いと」
「あ…だからか。監視されてるみたいで居心地悪かった。
常に見られている感じがしてな」
納得したように晴れた顔をした後、
表情が面白くない…と主張する。
「同感です。
好んで喧嘩をしたわけではありませんから。
普段よりわずかに多いだけ魔法を使っているとはいえ、
就職や昇進に使われているのは、複雑な心境です」
「本当にな。
まあ、それもなくなった。
これで、しばらくは、穏やかに暮らせそうだ」
「そうですね」
それから他愛ない話をしていると、ふと、音がする。
その方向を見た。同じように和人も視線を向けている。
「烈華。お腹、すいた…」
「和人。夕食の支度をしないとだよ」
眠りから覚めた一流と浮兎が、一緒に歩いてくる。
「烈華。俺たち、そろそろ帰る」
「いつもありがとう。
よければ、また、ぜひ来てください。
最高のもてなしを用意します」
爽やかな笑顔で、しっかりと浮兎の手を繋いでいる和人。
それに苦笑いしながら、握り返す浮兎の頬が少し赤い。
「一流。またね」
「浮兎。また遊んでください」
浮兎が花が咲いたような笑みで別れを告げた瞬間、
空間から消えた。
「一流。一緒にご飯、作りますか?」
「作ります。今日は、何にしますか」
楽しそうな笑みを浮かべた一流は、台所へ向かおうとする。
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