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恋嵐
3.反省した結果
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「和人。浮兎たち、喧嘩するたびに街を壊しすぎだと思う」
最愛の浮兎は、仕事から帰ると落ち込んだ表情でそう言った。
おそらく、誰かに何か言われたのだろう。
「浮兎…それは、同意する。が、我慢できないこともある」
心当たりは、ありすぎる。
しかし、気持ちは言わなければ伝わらない。
譲れないところを我慢して、
最悪が起こるよりはいいはずだ。
そう思っている。
「それは、分かる。
けど、住んでいる人の安全を脅かすのは良くないと思う。
浮兎、もっと感情を制御できるように頑張る」
そう言って、浮兎はいつものように食事の支度を始めた。
浮兎の憂いは全てなくしたい。
俺にできることもありそうなので、考えることにした。
「浮兎。一緒に考えよう。俺も、感情の制御をしないとな」
「ありがとう!和人、大好き」
ぎゅっと抱きついてくる浮兎を腕に閉じ込めた。
無邪気で晴れやかな笑顔で見上げてくる浮兎が可愛いすぎる。
「二人の問題だから当然だ。
大好きな浮兎のためなら何だってできる」
その後は、一緒に夕食を作った。
いつも通りに食卓へ運ぶ前に、一つお願いをした。
許可が出たので実行する。
今日はなんとなく食べさせたい気分だったので、
膝の上にのせた。
嫌がる素振りは見せながらも受け入れてくれる浮兎が、
ただただ愛おしい。
照れで赤く染まっている頬と潤む瞳は、
どんな果実と比べられないほどに甘い。
「浮兎ばかり…和人も食べて。
この状態だと食べにくいだろうから…口、あけて?」
「ありがとう。ん…美味しい」
「よかった」
そうして最後の一口まで食べる。
「ごちそうさま」
「ごちそうさま」
皿が空になると、嬉しそうに微笑む浮兎は、
満たされた表情に眠気が雑じる。
「眠い?」
「少し…」
今日は風が吹かないので、魔法を使う要請がでた。
農業は特に風が頼りの機械が多いので、
安定した食料を得るには風が欠かせない。
強弱を調節しながら風を使える浮兎は、よく呼ばれる。
今日は、物理的な移動もあったせいか、かなり疲れていた。
「だろうな。あとは、全部俺に任せて?」
「うん。お願いします」
そう言うと、肩にもたれて眠り始めた。
想像よりもかなりの眠気を我慢していたのだろう。
大きな皿一つで済む料理にしてよかった。
まずは、浮兎を抱き上げてソファへ寝かせる。
用意されていた着替えを持ってきて、
手早く身を清めて着替えさせた。
寝床へ抱き上げて連れていき、寝かせる。
「おやすみ」
一度も起きることはなく、規則的な寝息が聞こえていた。
先に風呂は済ませていたので、
片付けた後は、すぐに浮兎が眠る隣へもぐりこんだ。
そんな日が数週間も続き、俺は限界がきた。
浮兎が帰る前に、友人へ決めた合図を送る。
予想通りの疲れ具合で帰ってきた浮兎を見て、
やってよかったと心から思う。
「浮兎。ごめん。俺、もう無理」
「和人?」
いつからか、順番に風呂を済ませた後で、
食事をするのが習慣になっていた。
久しぶりに隣で食器の片づけを終えた浮兎を抱きしめる。
突然のことに戸惑う瞳が俺を見る。
「明日から、家から出ずに仕事しよう。
光も風も、制御さえすれば、どうとでもなるから。
それに、自治も監視員の仕事の一つだよ」
難しい場所の依頼ばかりくる理由もわかる。
しかし、限界がある。
監視員たちは、強い者だけが選ばれている。
協力すればできるはずだ。
「和人!待って…浮兎たちだけで決めていいことでは」
慌てている浮兎の意見は正しい。
だから、監視員の管理者へ事前に確認して、許可をもらった。
なぜか怖がっている様子だったが、俺には関係ない。
「大丈夫だよ。許可はもらっているから」
「かずひ…っ、ぅ…、や、ぁ…っ」
浮兎の言葉を紡ごうとする唇をふさぐ。
仕事から浮兎を離したかった。
抵抗する様子がなくなり、ゆっくりと唇を離す。
甘くとろけている瞳は、おりる瞼によって隠された。
「浮兎。疲れただろ。今日はもう寝よう?」
「うん…」
俺の首に腕を回した浮兎を抱き上げ、そのまま寝床へ向かう。
部屋へ着くころには寝息が聞こえていた。
起こさないようにゆっくりと降ろして寝かせ、
その隣に入る。
「おやすみ」
久しぶりに快眠した翌日。
外から玄関を叩く音がしたが、少しすると止まる。
おそらく、諦めて帰ったのだろう。
浮兎が屋上にいるときでよかった。
見えない薄い氷で音を遮断してもらったから、
外の声は届いていないはずだ。
烈華は、光の結界に炎を纏わせてくれた。
問題なく仕事を終わらせた俺たちは、
久しぶりに屋上で星を眺めながら晩酌をした。
そして、程よい疲労感と共に眠った。
連日の疲れ方が異常だと思い相談すると、
協力を申し出てくれた友人に改めて感謝する。
調べた結果、
現場にいる監視員に仕事を押し付けられていることが分かった。
良心で引き受けている浮兎に聞かず、
自分勝手な計画を実行していいか悩んでいた。
結局は実行すると決めたが、
一流と烈華は快く手伝ってくれた。
みんなで浮兎を守ろう、と言ってくれたのだ。
同刻。
眠ろうと思い、家の中にいるはずの一流を探す。
寝室へ向かう途中にある窓辺に立ち、
空を見上げる一流を見つけた。
私に気がついた一流が、こちらへ近づいてくる。
あえて動かず待っていると、一流は私の腰へ腕を回した。
見下ろした先にある瞳は、なぜか不安そうにみえる。
「浮兎。よく眠れているといいわね」
「和人が一緒ですから心配ないです。
私たちも寝ますよ」
一流の小さな背をゆるりを撫でると、そっと離れて歩き出す。
「一流の憂いを消しただけですよ」
窓の向こうへ、つぶやいた。
今頃は微睡の中にいると願う友人を思う。
寝室に入ると、一流が私を見た。
「烈華。何を考えているの?」
鋭い視線が私を射抜く。
「家から出ずに仕事をするのも、いいかもしれませんね」
「できることなら…確かに。いいわね」
一流はわずかに驚いて三度まばたきをした後、
子供が悪戯を考えるような無邪気な笑みを浮かべた。
星が瞬く街の食事屋では、
片手に怪我をした男たちが嘆き合っていた。
「あのドア、おかしいです。
なんで触っただけで火傷するんですか」
「姿が見えるのに声が届かないなんて…喉が痛い」
「今まで楽したツケか…」
「浮兎も悪いです。
頼んだら全部引き受けるから」
「まあ、そう言うな。
性格知ってて頼んだ俺らも悪い」
それぞれに何かを思い、
今宵も明けの空へと時間は過ぎていく。
最愛の浮兎は、仕事から帰ると落ち込んだ表情でそう言った。
おそらく、誰かに何か言われたのだろう。
「浮兎…それは、同意する。が、我慢できないこともある」
心当たりは、ありすぎる。
しかし、気持ちは言わなければ伝わらない。
譲れないところを我慢して、
最悪が起こるよりはいいはずだ。
そう思っている。
「それは、分かる。
けど、住んでいる人の安全を脅かすのは良くないと思う。
浮兎、もっと感情を制御できるように頑張る」
そう言って、浮兎はいつものように食事の支度を始めた。
浮兎の憂いは全てなくしたい。
俺にできることもありそうなので、考えることにした。
「浮兎。一緒に考えよう。俺も、感情の制御をしないとな」
「ありがとう!和人、大好き」
ぎゅっと抱きついてくる浮兎を腕に閉じ込めた。
無邪気で晴れやかな笑顔で見上げてくる浮兎が可愛いすぎる。
「二人の問題だから当然だ。
大好きな浮兎のためなら何だってできる」
その後は、一緒に夕食を作った。
いつも通りに食卓へ運ぶ前に、一つお願いをした。
許可が出たので実行する。
今日はなんとなく食べさせたい気分だったので、
膝の上にのせた。
嫌がる素振りは見せながらも受け入れてくれる浮兎が、
ただただ愛おしい。
照れで赤く染まっている頬と潤む瞳は、
どんな果実と比べられないほどに甘い。
「浮兎ばかり…和人も食べて。
この状態だと食べにくいだろうから…口、あけて?」
「ありがとう。ん…美味しい」
「よかった」
そうして最後の一口まで食べる。
「ごちそうさま」
「ごちそうさま」
皿が空になると、嬉しそうに微笑む浮兎は、
満たされた表情に眠気が雑じる。
「眠い?」
「少し…」
今日は風が吹かないので、魔法を使う要請がでた。
農業は特に風が頼りの機械が多いので、
安定した食料を得るには風が欠かせない。
強弱を調節しながら風を使える浮兎は、よく呼ばれる。
今日は、物理的な移動もあったせいか、かなり疲れていた。
「だろうな。あとは、全部俺に任せて?」
「うん。お願いします」
そう言うと、肩にもたれて眠り始めた。
想像よりもかなりの眠気を我慢していたのだろう。
大きな皿一つで済む料理にしてよかった。
まずは、浮兎を抱き上げてソファへ寝かせる。
用意されていた着替えを持ってきて、
手早く身を清めて着替えさせた。
寝床へ抱き上げて連れていき、寝かせる。
「おやすみ」
一度も起きることはなく、規則的な寝息が聞こえていた。
先に風呂は済ませていたので、
片付けた後は、すぐに浮兎が眠る隣へもぐりこんだ。
そんな日が数週間も続き、俺は限界がきた。
浮兎が帰る前に、友人へ決めた合図を送る。
予想通りの疲れ具合で帰ってきた浮兎を見て、
やってよかったと心から思う。
「浮兎。ごめん。俺、もう無理」
「和人?」
いつからか、順番に風呂を済ませた後で、
食事をするのが習慣になっていた。
久しぶりに隣で食器の片づけを終えた浮兎を抱きしめる。
突然のことに戸惑う瞳が俺を見る。
「明日から、家から出ずに仕事しよう。
光も風も、制御さえすれば、どうとでもなるから。
それに、自治も監視員の仕事の一つだよ」
難しい場所の依頼ばかりくる理由もわかる。
しかし、限界がある。
監視員たちは、強い者だけが選ばれている。
協力すればできるはずだ。
「和人!待って…浮兎たちだけで決めていいことでは」
慌てている浮兎の意見は正しい。
だから、監視員の管理者へ事前に確認して、許可をもらった。
なぜか怖がっている様子だったが、俺には関係ない。
「大丈夫だよ。許可はもらっているから」
「かずひ…っ、ぅ…、や、ぁ…っ」
浮兎の言葉を紡ごうとする唇をふさぐ。
仕事から浮兎を離したかった。
抵抗する様子がなくなり、ゆっくりと唇を離す。
甘くとろけている瞳は、おりる瞼によって隠された。
「浮兎。疲れただろ。今日はもう寝よう?」
「うん…」
俺の首に腕を回した浮兎を抱き上げ、そのまま寝床へ向かう。
部屋へ着くころには寝息が聞こえていた。
起こさないようにゆっくりと降ろして寝かせ、
その隣に入る。
「おやすみ」
久しぶりに快眠した翌日。
外から玄関を叩く音がしたが、少しすると止まる。
おそらく、諦めて帰ったのだろう。
浮兎が屋上にいるときでよかった。
見えない薄い氷で音を遮断してもらったから、
外の声は届いていないはずだ。
烈華は、光の結界に炎を纏わせてくれた。
問題なく仕事を終わらせた俺たちは、
久しぶりに屋上で星を眺めながら晩酌をした。
そして、程よい疲労感と共に眠った。
連日の疲れ方が異常だと思い相談すると、
協力を申し出てくれた友人に改めて感謝する。
調べた結果、
現場にいる監視員に仕事を押し付けられていることが分かった。
良心で引き受けている浮兎に聞かず、
自分勝手な計画を実行していいか悩んでいた。
結局は実行すると決めたが、
一流と烈華は快く手伝ってくれた。
みんなで浮兎を守ろう、と言ってくれたのだ。
同刻。
眠ろうと思い、家の中にいるはずの一流を探す。
寝室へ向かう途中にある窓辺に立ち、
空を見上げる一流を見つけた。
私に気がついた一流が、こちらへ近づいてくる。
あえて動かず待っていると、一流は私の腰へ腕を回した。
見下ろした先にある瞳は、なぜか不安そうにみえる。
「浮兎。よく眠れているといいわね」
「和人が一緒ですから心配ないです。
私たちも寝ますよ」
一流の小さな背をゆるりを撫でると、そっと離れて歩き出す。
「一流の憂いを消しただけですよ」
窓の向こうへ、つぶやいた。
今頃は微睡の中にいると願う友人を思う。
寝室に入ると、一流が私を見た。
「烈華。何を考えているの?」
鋭い視線が私を射抜く。
「家から出ずに仕事をするのも、いいかもしれませんね」
「できることなら…確かに。いいわね」
一流はわずかに驚いて三度まばたきをした後、
子供が悪戯を考えるような無邪気な笑みを浮かべた。
星が瞬く街の食事屋では、
片手に怪我をした男たちが嘆き合っていた。
「あのドア、おかしいです。
なんで触っただけで火傷するんですか」
「姿が見えるのに声が届かないなんて…喉が痛い」
「今まで楽したツケか…」
「浮兎も悪いです。
頼んだら全部引き受けるから」
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