輪廻の終わりで

秋赤音

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他様生

3.男子交い。女子交い。(BL GL要素あり)

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後日。
被検体に選ばれた、会社公認の同性愛者カップルに協力頂き実験が始まった。それぞれにカメラ付きの個室を用意して、画面越しに見守る。
双方、始めは困惑しながらも、慣れれば使いこなして快楽に溺れている。

男性同士はさすが体力と筋力なりに体位も色々で、安定しながら長くプレイもできるようだ。支えが壁だけのときも、バックスタイルでの腰振りも、中折れしないでイききれている。
『お前、待て。これ以上は、ぁ…も、ムリ。ムリだからぁあああっ』
『まだイけそうだな。ほら、5回目…濃いな。気持ちよかった?』
『ッ………ん、まあ。でも…追加の部品、ないほうが……いい。お前が遠い感じがして』
『…っ、わかった』
挿入する方は理性が切れた。感想を聞くとして、明日のほうが良さそうだ。

女性同士は、ゆっくりと繊細だが、絶頂寸前を繰り返しねっとり続く快楽を楽しんでいるようだ。正面で向き合い、大きく足を開いて互いに粘液が滴り落ちる貞操帯で隠された穴を見つめている。その手にはヒモがあり、互いの陰部へ繋がっている。内側に作ってある突起で陰核と膣口へ刺激を与えられる、完全にプレイ用の貞操帯だ。
『んぅ…これ、すごぃ……っ、ほんと、に弱、とは思えなぁんっ…ぁっ、引っ張らなぁああっ』
『少し…っくらい、ぇ……握ってるの、スイッチで切り替え、ぁあっ…んぅうっ…はあぁんっ』
『…ん…っ……なに、して…中?これで、強もあるんだぁ……えいっ』
『ふぁあああっ、こわれ、る…っ…とめてぇええっ…あっぁあんっ』
『大丈夫。私も中でするぅうううっ…ぁっ、あっ』
遠隔で強にできる仕組みも作りたくなった。彼女に使って、目の前で強さを変えながら喘ぐ姿が見たい。
二人は抱き合い、貞操帯を擦りつけながら飛沫を散らし腰を振っていた。

画面越しとはいえ、実験とはいえ。他人の幸せを見せつけられると、帰りたくなる。彼女のところへ帰りたい。
「良さそうですね」
表情が険しい目と合った。
「後で感想も聞くまでが実験だ」
機嫌が悪いのは同じ、らしい。
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