36 / 86
花は愛を乞う
誘い囲む
しおりを挟む
名前を交わして二か月が過ぎた。
今日もスノウ・クラフ様は淫靡だった。
互いの体液が股から足に伝うのを眺めながら、組み敷く体の秘部から自身を抜く。
避妊を要求されなかったことを理由に、避妊をしたフリで抱いている。
最後に、男性器に似せた形の回収道具を入れて果てへ導く。
中身は女性の体を再現している特別製品で、培養器に移す間も遺伝子を守る。
スノウ・クラフ様の体に近づけるために細胞を提供している、と母体は思っている。
嘘ではない。
遺伝子を元に改良を重ね、ついに提供者専用の培養器に仕上がった。
腕の中で快楽の余韻に浸るスノウ・クラフ様の目隠しを解く。
すると、こちらをじっと見つめてくる。
「お願いが、あります。
薬を、記憶操作の薬をください」
「対価はなんですか?」
「私の体、で払います」
「でしたら、これからは目隠しのほかにこれを…胸を愛撫するための玩具。
淫乱なスノウ・クラフ様なら物足りないかもしれませんが」
「胸に?つめたぁ…ぁああんっ!振動がぁああ…気持ち、い…ひぃいいい!」
落ち着き始めた快楽が再び熱をもつ。
蜜をたらしながら玩具でイき狂う様を見下ろし、眺める。
「あぁああ…ジルさまぁあ…ぁんっ、もっと、強くぅうう…っ、あっ、ぁあっ!」
「これでは対価にならないですね」
「ぁ…?そんなぁんんっ…どう、すれば…ぁあああっ!」
「自分で腰を動かしてください」
再び秘部に自身をあてがい、いれさせるように導く。
すると、嬌声をあげながらするりと飲み込まれ、精液を搾り取るように動き始めた。
名前を交わして三か月が過ぎた。
スノウ・クラフ様は、本当に夫の記憶操作をしたようだ。
秘密にする約束で渡したが、本当に使うとは思わなかった。
記憶がなくなった夫とは平凡な夫妻のように暮らしていると言う。
口止めのつもりだろうか、会えば自ら性行為を求めてくれるようになった。
玩具が気に入ったらしく、つける前に振動音を聞かせるだけで果てるようになっている。
確実に快楽を受け入れ育っている体には、まだ進化の余力がある。
妻となる時が楽しみだ。
出会って六か月が過ぎた。
記憶がない夫は自分を愛するスノウ・クラフ様を、愛するようになったそうだ。
毎夜スノウ・クラフ様を求める夫様に応じるスノウ・クラフ様は、幸せそうな笑みを浮かべながら話をする。
街で偶然に夫様の恋人を連れたウォル・ガディ様と出会うまでは。
不安を紛らわせるように、激しさを求めて帰る。
夫様の目が少しでも自分に向くようにするためか、家では夫様を求め、最後は記憶がないと言う。
熱心に求められる相手が羨ましい。
改めて、夫という立場の良さに気づく。
今日もスノウ・クラフ様は淫靡だった。
互いの体液が股から足に伝うのを眺めながら、組み敷く体の秘部から自身を抜く。
避妊を要求されなかったことを理由に、避妊をしたフリで抱いている。
最後に、男性器に似せた形の回収道具を入れて果てへ導く。
中身は女性の体を再現している特別製品で、培養器に移す間も遺伝子を守る。
スノウ・クラフ様の体に近づけるために細胞を提供している、と母体は思っている。
嘘ではない。
遺伝子を元に改良を重ね、ついに提供者専用の培養器に仕上がった。
腕の中で快楽の余韻に浸るスノウ・クラフ様の目隠しを解く。
すると、こちらをじっと見つめてくる。
「お願いが、あります。
薬を、記憶操作の薬をください」
「対価はなんですか?」
「私の体、で払います」
「でしたら、これからは目隠しのほかにこれを…胸を愛撫するための玩具。
淫乱なスノウ・クラフ様なら物足りないかもしれませんが」
「胸に?つめたぁ…ぁああんっ!振動がぁああ…気持ち、い…ひぃいいい!」
落ち着き始めた快楽が再び熱をもつ。
蜜をたらしながら玩具でイき狂う様を見下ろし、眺める。
「あぁああ…ジルさまぁあ…ぁんっ、もっと、強くぅうう…っ、あっ、ぁあっ!」
「これでは対価にならないですね」
「ぁ…?そんなぁんんっ…どう、すれば…ぁあああっ!」
「自分で腰を動かしてください」
再び秘部に自身をあてがい、いれさせるように導く。
すると、嬌声をあげながらするりと飲み込まれ、精液を搾り取るように動き始めた。
名前を交わして三か月が過ぎた。
スノウ・クラフ様は、本当に夫の記憶操作をしたようだ。
秘密にする約束で渡したが、本当に使うとは思わなかった。
記憶がなくなった夫とは平凡な夫妻のように暮らしていると言う。
口止めのつもりだろうか、会えば自ら性行為を求めてくれるようになった。
玩具が気に入ったらしく、つける前に振動音を聞かせるだけで果てるようになっている。
確実に快楽を受け入れ育っている体には、まだ進化の余力がある。
妻となる時が楽しみだ。
出会って六か月が過ぎた。
記憶がない夫は自分を愛するスノウ・クラフ様を、愛するようになったそうだ。
毎夜スノウ・クラフ様を求める夫様に応じるスノウ・クラフ様は、幸せそうな笑みを浮かべながら話をする。
街で偶然に夫様の恋人を連れたウォル・ガディ様と出会うまでは。
不安を紛らわせるように、激しさを求めて帰る。
夫様の目が少しでも自分に向くようにするためか、家では夫様を求め、最後は記憶がないと言う。
熱心に求められる相手が羨ましい。
改めて、夫という立場の良さに気づく。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
ちょっと大人な物語はこちらです
神崎 未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な短編物語集です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
極上イケメン先生が秘密の溺愛教育に熱心です
朝陽七彩
恋愛
私は。
「夕鶴、こっちにおいで」
現役の高校生だけど。
「ずっと夕鶴とこうしていたい」
担任の先生と。
「夕鶴を誰にも渡したくない」
付き合っています。
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
神城夕鶴(かみしろ ゆづる)
軽音楽部の絶対的エース
飛鷹隼理(ひだか しゅんり)
アイドル的存在の超イケメン先生
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
彼の名前は飛鷹隼理くん。
隼理くんは。
「夕鶴にこうしていいのは俺だけ」
そう言って……。
「そんなにも可愛い声を出されたら……俺、止められないよ」
そして隼理くんは……。
……‼
しゅっ……隼理くん……っ。
そんなことをされたら……。
隼理くんと過ごす日々はドキドキとわくわくの連続。
……だけど……。
え……。
誰……?
誰なの……?
その人はいったい誰なの、隼理くん。
ドキドキとわくわくの連続だった私に突如現れた隼理くんへの疑惑。
その疑惑は次第に大きくなり、私の心の中を不安でいっぱいにさせる。
でも。
でも訊けない。
隼理くんに直接訊くことなんて。
私にはできない。
私は。
私は、これから先、一体どうすればいいの……?
春に狂(くる)う
転生新語
恋愛
先輩と後輩、というだけの関係。後輩の少女の体を、私はホテルで時間を掛けて味わう。
小説家になろう、カクヨムに投稿しています。
小説家になろう→https://ncode.syosetu.com/n5251id/
カクヨム→https://kakuyomu.jp/works/16817330654752443761
春の雨はあたたかいー家出JKがオッサンの嫁になって女子大生になるまでのお話
登夢
恋愛
春の雨の夜に出会った訳あり家出JKと真面目な独身サラリーマンの1年間の同居生活を綴ったラブストーリーです。私は家出JKで春の雨の日の夜に駅前にいたところオッサンに拾われて家に連れ帰ってもらった。家出の訳を聞いたオッサンは、自分と同じに境遇に同情して私を同居させてくれた。同居の代わりに私は家事を引き受けることにしたが、真面目なオッサンは私を抱こうとしなかった。18歳になったときオッサンにプロポーズされる。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる