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214. ロンド~踊る命~ -31- 叫び
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京司朗は火災現場から泣き叫ぶみふゆを連れ出した。
現場には惣領家の顧問弁護士である佐藤と江戸川が到着し、あとの処理を任せた。
車は帰る先を京司朗のマンションへと変えた。
屋敷に帰れば貴之が行方不明だとみふゆが知ってしまう可能性が高い。
いま、これ以上の苦しみを、みふゆに与える訳にはいかなかった。
みふゆの嗚咽が車内に響く。
「罰があたったんだ・・」
みふゆがつぶやいた。
「お母さんは自分の骨を全部砕いて共同墓地に埋葬するようにって言ってたのに、わたし・・お母さんにそばに居てほしくて・・お母さんの骨を分けて仏壇の下に隠してた・・・。わたしが・・・お母さんの言うとおりにしなかったから・・・!死んだお父さんとお母さんと・・順さんを弔って生きていこうって決めてたのに、約束してたのに、破ったから!惣領の養子になって一人だけ勝手に幸せになろうとしたから!お母さんが怒ったんだ・・!」
「違う!お母さんは怒ってない。君を罰したりしない!君の幸せだけを願っている・・!」
「じゃあ誰が・・?誰が燃やしたの・・?誰が家を燃やしてわたしからお母さんを奪ったの!お父さんを奪ったの!紗重ちゃんまでわたしから取り上げて!誰が!!」
悲しみは、支離滅裂にみふゆの感情を爆発させた。
「どうして・・?どうしてわたしは失くすばかりなの!?誰がわたしから大切なものを奪ってるの!?神様なの!?わたしからお父さんもお母さんも紗重ちゃんも奪って!こうして思い出さえも奪って!!どうしてよ!!神様はわたしの何が気に入らないの!?そんなにわたしが嫌いなの!?教えてよ!!」
「俺が君を愛している!」
「━━━━━」
「たとえ神が君を嫌っても・・俺が君を・・愛しているから」
「う・・」
「本当だ。俺が君を愛している。俺は君を置いていったりしない。ずっと・・、ずっとそばにいるから」
━━━━━そんな風に自分を責めないでくれ
車は京司朗のマンションに入った。
京司朗は火災現場から泣き叫ぶみふゆを連れ出した。
現場には惣領家の顧問弁護士である佐藤と江戸川が到着し、あとの処理を任せた。
車は帰る先を京司朗のマンションへと変えた。
屋敷に帰れば貴之が行方不明だとみふゆが知ってしまう可能性が高い。
いま、これ以上の苦しみを、みふゆに与える訳にはいかなかった。
みふゆの嗚咽が車内に響く。
「罰があたったんだ・・」
みふゆがつぶやいた。
「お母さんは自分の骨を全部砕いて共同墓地に埋葬するようにって言ってたのに、わたし・・お母さんにそばに居てほしくて・・お母さんの骨を分けて仏壇の下に隠してた・・・。わたしが・・・お母さんの言うとおりにしなかったから・・・!死んだお父さんとお母さんと・・順さんを弔って生きていこうって決めてたのに、約束してたのに、破ったから!惣領の養子になって一人だけ勝手に幸せになろうとしたから!お母さんが怒ったんだ・・!」
「違う!お母さんは怒ってない。君を罰したりしない!君の幸せだけを願っている・・!」
「じゃあ誰が・・?誰が燃やしたの・・?誰が家を燃やしてわたしからお母さんを奪ったの!お父さんを奪ったの!紗重ちゃんまでわたしから取り上げて!誰が!!」
悲しみは、支離滅裂にみふゆの感情を爆発させた。
「どうして・・?どうしてわたしは失くすばかりなの!?誰がわたしから大切なものを奪ってるの!?神様なの!?わたしからお父さんもお母さんも紗重ちゃんも奪って!こうして思い出さえも奪って!!どうしてよ!!神様はわたしの何が気に入らないの!?そんなにわたしが嫌いなの!?教えてよ!!」
「俺が君を愛している!」
「━━━━━」
「たとえ神が君を嫌っても・・俺が君を・・愛しているから」
「う・・」
「本当だ。俺が君を愛している。俺は君を置いていったりしない。ずっと・・、ずっとそばにいるから」
━━━━━そんな風に自分を責めないでくれ
車は京司朗のマンションに入った。
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