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フランタール脱出編
勇者+αの集い~Side 伏上 樟葉
しおりを挟む夜中の1時、皆が寝静まった時間に、私は同室者かつ同じ勇者でもある椎名 有紗[シイナ アリサ]の手を引き、他2人の勇者である正貴と俥のもとに向かっていた。
「ちょ、樟葉ちゃん?私眠いんだけど!いったいなんなのよ!」
「いいから付いて来て。重要案件なのよ。」
相変わらず椎名さんは声がデカい。王女様達が敵の可能性がある以上、私達が集まって話す内容を聞かれては困ると言ったのに。バレたらどうしてくれるのか。
「ちょっと、樟葉ちゃん!いい加減にしてよ!理由も話さず引っ張り回して!私が何したっていうのよ!」
相変わらず椎名さんは声が以下略。そして、相変わらずの被害妄想とメンヘラ度合い。イライラするわ。というか重要案件だって言った上ですぐに口にしないあたり、容易く公言出来ないことなんだってことぐらい察しなさいよ!何を聞いていたのよ!?
そうこうする間に、俥の部屋に付いた。ドアを強めにノックする。
「俥。ちょっといいかしら。とても重要な話があるの。内緒のね。」
しばらくして、扉が開いた。俥 直樹[クルマ ナオキ]。勇者の職業を持つ一人だ。俥は夜中に起こされたせいか不機嫌な顔をしていたが、私の顔を見て大事な話だと察したのか少し表情を緩める。
「…なんだ?」
「悪いわね、こんな夜中に。正貴の部屋行くわよ。勇者全員に伝えておきたい話があるの。」
「はぁ?昼じゃダメなのかよ?」
「緊急を要するわ。かつあまり公言できない話よ。」
「はぁ…なんで俺が」
俥は嫌そうな顔をしたが、そんなことに今は構っていられない。普段なら私も諦めて引くところだが、今回の内容が内容なのだ。私も引くわけにはいかない。
「俥。お願い。」
「……はぁ、行けばいいんだろう、行けば!」
「ありがとう。次、正貴の部屋行くわよ。」
正貴の同室は瀬川先生ですし、先生にもついでに聞いていただきましょう。
「え、正貴君と先生の部屋!?」とか椎名さんが後ろで何か騒いでいるが、そんな色恋してる場合じゃないんだってば!
正貴の部屋は俥の部屋の3つ隣だ。速足で歩いてすぐに着いた。
静かにノックをする。
「正貴、ちょっといい?」
すぐに扉が開き、正貴が顔を出した。部屋には明かりがついている。…こんな時間まで起きていたの?
「樟葉か。…って、俥と椎名も?どうかした?」
「かなり大事な話よ。入っても?」
「ちょっと待って。…先生、勇者メンツが来てるんですが、入れても?」
「おぅ、入れ入れ。」
先生からの許可も出たようだ。では遠慮なく。
「お言葉に甘えて。失礼します。」
「…邪魔するっス。」
「し、失礼しまぁす。」
部屋に入って目に入ったのは、ベットに腰掛ける先生と床に置かれた二つのカバン。カバンの中身は物が詰まっていて、パンパンに膨れている。…何が入っているんだろうか。
いや、その話はあとだ。とにかく今は皇さんから聞いた話をしなければ。
「おぅ、3人とも、こんな時間にどうした。」
「樟葉がこんな夜中に訪ねてくるなんて、何かあった?」
「はっ、そうよ!何のために連れてきたの!?」
「俺もなんも聞いてないんだけど。」
深呼吸を一つ。…よし。
「そうね。こんな時間にごめんなさい3人共。先生も、夜中に急に押しかけてしまいすみません。でも、至急話し合わないといけないことがあるの。とても重大な話よ。よく聞いて欲しい。」
「…とりあえず聞こうか。真面目な話みたいだしな。怒るのはそれからだ。」
「ありがとうございます、先生。他の3人もとりあえず聞いて。聞いてからならいくらでも怒ってくれていいわ。」
正貴を除く2人もしぶしぶ頷いてくれた。
そして、私は話し出した。皇さんから聞いたすべて、王女様達この国が私達にさせようとしていることの可能性。この国の危険性。王女様のスキル。皇さんが二日後追い出されてしまうこと。話すうちに椎名さんと俥の顔が青ざめていく。先生と正貴が落ち着いているのに一瞬疑問を覚えたが、気にしている場合ではない。
「…ほぉ?」
「…へぇ。」
「なんだよ、それ…ほら、皇が嘘ついてる可能性とか…」
「えぇ、そんなの嘘だよぉ…」
「私は皇さんの言うことが本当だと思っているわ。彼女が嘘をついているとは思えなかった。それに彼女の話を聞いてから、私自身王女様達に怪しい行動があったことにも気づいたしね。」
「…例えば?」
「私たちを中心とした一部への依怙贔屓とか、昼間私たちには必ず誰かしらこの国の人が付いていることとか。気のせいとか、この国を知らない私たちのためとか言われればそれまでだけど、皇さんに言われてそれがやけに目につくようになったの。」
「…言われてみればって感じではあるが。」
「それだけじゃないわ。皇さんにそれを言われて、昼間のことを思い返したり、少しメイドさんや兵士の人たちを観察してみたのだけれど…なんだかおかしいのよ。何がって言われると、上手く言葉には出来ないのだけど…でも、それを考え込んでいたら、私の一部のスキルがすごくレベルが上がっていて…昼間は少ししか上がらなかったのにおかしくない?」
「スキルは教えてもらっても?」
「…[直感]と[観察]よ。」
「はぁ?それ、そんな気にすること?直感とか、所詮勘でしょ!?」
「有紗、ちょっと黙れよ。騒ぎ過ぎだ!これが万が一ホントならヤバいんだぞ!?」
俥がそうつっこむと椎名さんがすごい目で私を睨む。
そんな目してていいの?正貴、気づいてるわよ。好きな人の前でよくそんな顔できるわね。
まぁ、それはどうでもいいわ。
「ともかく、今私達が考えるべきは、一つ、王女様達は敵か。二つ、この国から出るべきか。三つ、皇さんに関して…といったあたりではないかと。至急皆の意見を聞くべきだと思って、こんな夜中に失礼したわ。…どうかしら。」
「…なるほどねぇ。」
「面倒なことになったな…」
「そうだね、正貴君!…でもぶっちゃけ、三つ目ってどうでも良くなぁい?有紗達に関係ないし、そもそも皇さんに関してって何話せばいいのよ。」
「おい、有紗!!同じクラスメイトだぞ!?」
「何よぉ、ホントのことじゃない!」
あー始まった。椎名さんの我が儘。うるさいわね。今それどころじゃないって何で分からないのかしら。本当に勇者に選ばれた理由が分からないわ。
「一つ目は簡単だな。隠密スキルを持つ人達にそれこそ人気の少ない夜中、図書館にでも潜入して貰えばいい。それで皇の言ったことが本当かどうかある程度はわかんだろ。二つ目は…一つ目の結果によりけりか?」
「そうね。私も大体俥と同じ意見よ。」
「てかそもそも、自主的にここを出て自由に第2の人生を送りたいと思っている奴もいるんじゃねぇの?」
「そうですね…先ずは、個々の意思確認が先じゃないかな?」
「そう言うがよ、正貴。正直そんな奴いるか?この城の人達の俺らへの…あー、少なくとも俺とその周りへの待遇はとてもいい。自分から出ようとする奴なんざいねぇだろ。正直俺も、この話聞くまでここにいる気満々だったぜ?」
「……それだ。」
「どぉいうこと?正貴くん!」
「…ここから出たくない、そう思わせて外へ視線を向けさせない。そういう意図もこの待遇には含まれているかもしれない。」
「なるほど…それはあり得るわね。」
この城の人達は自分達に優しい。部屋も豪華だし、ご飯も豪勢だし、自分の身を守る護身術も教えてくれる。欲しい物は買ってきてくれる。しかも、運がいいのか悪いのか、“ステータス”なんていうものがある。いかにもゲームのような世界だ。私たちには、とても魅力的な場所ではある。
でも、考えてみると、私達には知識だけ与えられていない。この世界の地図、この世界の通貨、魔物の詳しい生態、他の国の様子…日本で当たり前に与えられていたような、生物、倫理、政経、地学…この世界におけるそういった知識がない。
外に出てみたい気はするけど、何も知らない自分達が外に出れば危険なだけだし、欲しい物ならお城の人達に言えば買ってきてくれる。
“外に出なくとも生きていける”
そう無意識に思い始めている。
私達勇者と一部の戦闘要員だけが、きっとそのうち外に連れ出されて実戦経験を積まされるのだろう。
なるほど、よく出来ている。
「…それってヤバいんじゃ…?」
「ええ。だから重要案件って言ったのよ。分かったかしら、椎名さん。」
「…でも、それでもやっぱり三つ目は関係ないじゃん!三つ目の必要性がわかんなーい!」
「「「「………はぁ。」」」」
「…とりあえず、今日にでも秘密裏にみんなに確認を取ろう。椎名は何もしなくていいぞ。ただし、今日の会話を他の奴らにだけは言うなよ。」
「…そうね。そうしましょう。」
「…だな。で?三つ目はどうすんだ?」
三つ目、皇さんに関して。
彼女はここを二日後に追い出されるという。これは王女様に問わねばならないだろう。私の大切な友人…友人なのか?まぁともかく大事なクラスメイトである彼女が、何故ここを出ていかなければならないのかと。しかし、王女様がもし敵ならここで問いただすのは悪手だ。皇さん含め、聞いた私まで追い出されたり、下手したら殺されてしまうかもしれない。
でもその前に、彼女の情報が本物なのかも考えていかないといけない。
もし、皇さんの情報が本当だった場合。彼女は私達の恩人だ。唯一図書館に堂々と入り、多くの情報を仕入れたであろう彼女は私達に必要な存在となる。彼女の言ったことが本当なら、彼女を守りつつ、ここから脱出する必要がある。
そしてもう一つ、もし、彼女の言ったことが嘘、或いは勘違いが含まれていた場合。勘違いの場合は、それならそれでいい。多少王女様達に負い目を感じることにはなるが、特段気にすることでもないし。その勘違いを訂正してあげればいいだけだ。でも、万が一嘘だった場合。彼女は何のために嘘をついたのか?意図を聞き出さないといけない。
「考えることが多すぎる…」
「そうだな…ま、とりあえず今日、隠密スキル持ちを集めて夜に行動させてみりゃぁいいだろ。」
「…いいんじゃないかな」
「はいはーい、有紗もそれでいいと思うー!」
「お、じゃあ今夜は解散か?」
「あ、委員長。もし皇に会うことがあったら忠告しといてくれ。山崎と新垣と相良と…あと谷口に気をつけろって。」
「…?何故かしら?」
「たまたま聞こえちまったんだが…」
“山崎、新垣、相良が皇を襲うかもしんねぇ”
…は!?
「…どういうことだ俥。」
「あいつ等、うさ耳の皇に絶賛興奮中でよ。ファンタジー、獣人、奴隷ひゃっはー、とかなんとか言ってた気がする。あいつ等3人不良だしよ。それでなんか怪しい話し合いしてたから一応な。」
「…へぇ。(…つぶすか)」
「…ふーん?(…教育的指導でも入れるか)」
正貴と先生の心の声が聞こえた気がする。正貴、皇さんに片思い中だしなぁ…。好きな子の強姦予告とか、確かに腹も立つか。先生は…皇さんのことを気に入ってるのは分かるんだけど、恋愛なのか、友愛なのか、庇護欲なのか分かんないのよね…。
「で?谷口は何でだ?」
「…谷口ってほら、その…根暗な上にオタクってことで山崎たちに苛められてただろ?オタクっつってもたかがライトノベル読んでた位なのにひどいよな…まあ、助けなかった俺が言えることでもないことだが。それでだ…谷口はどうやら皇の騎士気分みたいなんだ。昨日呟いてたのがたまたま聞こえてきたんだが…その、なんつーか…皇さんは俺が守らないと、みたいな?どうやら谷口のやつ、皇に片思いしてたらしくてよ。それで尚更空回り義務感を発動させててな。暴走されたらアレだろ?」
「うぇぇー、気持悪ぅい!」
「「「…………」」」
めんどうな…。谷口の場合は、おそらく分け隔てない彼女の態度にコロッと行ったんだろうなぁ…。まぁ、確かに?皇さんは美人でのんびりしてて癒されるし、頭の回転も良いから話していて楽だし、その気持ちは分かるけど…そんな変に思われても本人が困るだけだろうに。
「…ライバルがここにも…彼女は一体何人の男を虜に…くそっ…どうすれば…!」
そう呟いて隣でショックを受けている正貴は、先ほども言ったがさらに聞いて分かるとおり、皇さんに惚れの字である。一歩間違えればヤンデレとやらの領域で惚れの字である。一番の危険はコイツではないかとも思いつつ、私はこれからについて考えるのであった。
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