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第四章 魔術大学編
第57話 事件と出会い
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「しっかしおっそいなぁ。」
「そうですね。」
俺とイリスは王都の西門に来ていたのだが、そこにはとんでもない長さの行列ができていた。並んでいるのは平民や冒険者などで、貴族や商人などは別の門からほぼ顔パスで入れるようになっていた。
しかし俺たちが並んでいる列は王都に入るために色々な検査をされるのだが、その列の進み具合は良くない。
しかも列の前の方では何やら揉めているような怒鳴り声が聞こえた。
少しだけ列からそれて望遠魔法でその様子を見てみると、どうやらガラの悪い冒険者?が並んでいた女の子を押しのけて割り込み、その少女の後ろにいた商人のような格好をした男性が少女を庇いながら言い争っていた。
話している内容までは聞こえないが、何となく身振り手振りなどを見る感じ、そこまで大袈裟にはならないだろう。
と思ったのだが、しばらくすると冒険者風情の男は腰に提げていた剣を抜き、商人風の男に切りかかろうとした。
さすがにまずいと思った俺は、持っていた軽い荷物をイリスの方に軽く放り投げ、全身に突風を纏い、約150メートルほどあった距離を瞬きの間に詰め、義手で男の剣を受け止めた。
突然現れた俺に当事者たちはものすごく驚いている様子だった。
「な、なんなんだお前は?!」
「別に知らなくても良いだろ?」
俺はぶっきらぼうに男の問いに答えず、義手から通常の弾丸を撃ち、男の足を貫いた。
「ぐぅぅぅ、い、いでぇぇぇ!!!!」
「うるさいなぁ。それくらい回復魔法でどうにでもなるだろ?」
男は憎しみの表情をこちらに向けた。
「お前はもう許さない。今更謝ったってもう遅いぞ!」
何をとち狂ったのか、男は懐から何やら禍々しいオーラを放っている小箱を取り出した。
まさかこんな小者がこれほどの邪気に溢れた魔道具を持っているとは思ってもおらず、慌てて男から離れた。
飛び退いてから俺はまだ周りに一般の人がいた事を思い出し、恐怖で動けなくなった彼らを強引に暴風で吹き飛ばして男から離した。
直後、男がいたところには全身が禍々しい紫の体毛でおおわれた大獅子が現れた。大獅子は俺の4倍程の大きさで、ネコ科特有の細い瞳は俺の事を捉えていた。
その大獅子を呼んだ男はもう既に大獅子の下で肉のカーペットになっていた。
大獅子はその巨大な体躯に見合わない素早い動きで俺の目の前に飛んできた。
その勢いをそのまま凶悪な形状の爪に乗せて振り下ろしてくる。その攻撃を難なく躱し、反撃に出る。
普段は腰に着けた収納魔道具に隠している朧霊刀を取りだし、槍の形に変形させる。やく1年ぶりに使う槍術に少しの不安を感じだが、そこは鬼のような鍛錬の賜物だろう。
体は久々の槍に完璧に着いていき、大獅子を翻弄した。短槍は大獅子の体に着実に傷をつけていき、大量の血を流させる。
すこし気持ち悪かったのが、大獅子の体に流れる血が緑色だったことだけであり、順調に大獅子を追い詰めることが出来た。
しかしどの世界でも手負いの獣は恐ろしいもので、あと少しでトドメをさせるというところで大獅子はその体に蓄えた膨大な魔力を口からブレスとして放出した。
俺はとっさに周辺にいる一般の人達も覆うほどの魔力障壁を展開し、ブレスがこちらにぶつかってくるのを待った。
極大のブレスは、その見た目の迫力通りにとんでもない圧力と衝撃を障壁の内側にいる実際にはあたっていない俺たちに与える。
障壁の中にいた一般の人達はその圧倒的な破壊力と恐怖心を煽るブレスにおびえてその場で倒れてしまう人もたくさん出てきた。
極大のブレスは数十秒に渡って俺たちを焼き尽くさんと放たれ続けていたが、徐々に威力を落としていき、ついにブレスは止まった。
結局ブレスが俺の展開した魔力障壁を貫くことはなく、障壁の範囲外だった周囲の草原を焼き尽くすだけだった。しかし、そのブレスの当てられていた草原は草はもちろん、地面まで溶かされており、ドロドロ担っていた。
まるで活火山の火口の一部のようになっている地面にイリスと一緒に魔法で水をかけ、強引に固めたが、もとのような土の地面には戻らず、その場で金属を溶かして固めたかのような固く金属質な輝きを放つ地面になってしまった。
もしこのブレスが障壁を突き破ってこちらまで襲いかかってきたらと思うと、とんでもない大惨事になったのは間違いない。下手をすれば王都の外の獲物がなくなってしまい、王都内でもあのようなブレスを放って王都を混乱の中へと追いやっていたのかもしれない。
こんな恐ろしいブレスを放った凶悪な大獅子はというと、魔力を使い果たしてその場に倒れていた。獣も魔物も人間も多かれ少なかれ魔力を保有している。その魔力は体から一切なくなってしまうと体に力が入らなくなってしまう。
特に大型の生物になればなるほど自重を支えるためにかなりの筋力を使うため、魔力がなくなることは市に直結する。
大獅子もこの世界のルールに外れず、自重を支えられなくなって死んでしまった。
一年ぶりに大規模な魔法を、星賢者のアシストもなく使ったので、かなりの疲労を感じたのだが、以前のヘルメスの街を覆うときほど魔力は消費していなかった。
そんなことを考えているうちに、王都の門の方から衛兵がこちらに向かって走ってきていた。
「おい、そこの魔術師!一体何があったのだ?!」
彼らは王都の門の方で、異変を感じた旅人からこちらの様子を聞いたらしく、馬に乗って急いでこちらへと向かってきていた。
そして、俺に近づくと、すぐ俺のそばで倒れている大獅子の魔物を見つけ、その大獅子のすぐ近くで赤い肉のカーペットになっている男の手にある魔道具を見て、事情を察したのか、さっきまで俺を咎めるような表情をしていたのを一変させた。
「これは失礼した。詳しい状況を聞きたいのでこれから詰め所まで同行していただけますか?」
「構いませんよ。ただ、初めの方は俺よりもそこの少女と男性の方が詳しく知っていると思います。あと、自分の連れも一緒で大丈夫ですか?」
「もちろん構いません。ここで待っているので、お連れ様を呼んできてください。」
俺は衛兵に断って列に戻ろうとしていたイリスを呼ぶ。俺が離れていた少しの間に衛兵は俺が話に出した少女と男性を見つけて連れていた。
「それでは、行きましょうか。」
俺たちは衛兵に連れられて列の横を歩いていき、王都の門をくぐった。その先を少し進んだところにある、レンガ造りの味気ない建物に俺たちは入っていく。
レンガ造りの建物の中は外と同じように味気なく、複数の職員が黙々と書類仕事をしていた。
「会議室は今空いていますでしょうか?」
「うん。今日は特に会議室を使う予定は入っていないよ。それで、その人達は?」
「はい、こちらの方々は先程王都の西門で事件に巻き込まれた方々で、幸いこちらの魔術師様のおかげで被害は草原が一部金属質の地面に変わるだけで済みました。そのときの状況を詳しくお聞きしようと、こちらへとお連れした次第です。」
俺たちをここまで連れてきた衛兵よりも若い男性は、どうやら衛兵よりも立場が上らしく、常に衛兵が直立不動の状態で会話をしていた。
「それ、僕も同席してもいいかな?」
「もちろんでございます!」
そしてその物腰の柔らかそうな男性は俺達と一緒に会議室に入ることになった。
「そうですね。」
俺とイリスは王都の西門に来ていたのだが、そこにはとんでもない長さの行列ができていた。並んでいるのは平民や冒険者などで、貴族や商人などは別の門からほぼ顔パスで入れるようになっていた。
しかし俺たちが並んでいる列は王都に入るために色々な検査をされるのだが、その列の進み具合は良くない。
しかも列の前の方では何やら揉めているような怒鳴り声が聞こえた。
少しだけ列からそれて望遠魔法でその様子を見てみると、どうやらガラの悪い冒険者?が並んでいた女の子を押しのけて割り込み、その少女の後ろにいた商人のような格好をした男性が少女を庇いながら言い争っていた。
話している内容までは聞こえないが、何となく身振り手振りなどを見る感じ、そこまで大袈裟にはならないだろう。
と思ったのだが、しばらくすると冒険者風情の男は腰に提げていた剣を抜き、商人風の男に切りかかろうとした。
さすがにまずいと思った俺は、持っていた軽い荷物をイリスの方に軽く放り投げ、全身に突風を纏い、約150メートルほどあった距離を瞬きの間に詰め、義手で男の剣を受け止めた。
突然現れた俺に当事者たちはものすごく驚いている様子だった。
「な、なんなんだお前は?!」
「別に知らなくても良いだろ?」
俺はぶっきらぼうに男の問いに答えず、義手から通常の弾丸を撃ち、男の足を貫いた。
「ぐぅぅぅ、い、いでぇぇぇ!!!!」
「うるさいなぁ。それくらい回復魔法でどうにでもなるだろ?」
男は憎しみの表情をこちらに向けた。
「お前はもう許さない。今更謝ったってもう遅いぞ!」
何をとち狂ったのか、男は懐から何やら禍々しいオーラを放っている小箱を取り出した。
まさかこんな小者がこれほどの邪気に溢れた魔道具を持っているとは思ってもおらず、慌てて男から離れた。
飛び退いてから俺はまだ周りに一般の人がいた事を思い出し、恐怖で動けなくなった彼らを強引に暴風で吹き飛ばして男から離した。
直後、男がいたところには全身が禍々しい紫の体毛でおおわれた大獅子が現れた。大獅子は俺の4倍程の大きさで、ネコ科特有の細い瞳は俺の事を捉えていた。
その大獅子を呼んだ男はもう既に大獅子の下で肉のカーペットになっていた。
大獅子はその巨大な体躯に見合わない素早い動きで俺の目の前に飛んできた。
その勢いをそのまま凶悪な形状の爪に乗せて振り下ろしてくる。その攻撃を難なく躱し、反撃に出る。
普段は腰に着けた収納魔道具に隠している朧霊刀を取りだし、槍の形に変形させる。やく1年ぶりに使う槍術に少しの不安を感じだが、そこは鬼のような鍛錬の賜物だろう。
体は久々の槍に完璧に着いていき、大獅子を翻弄した。短槍は大獅子の体に着実に傷をつけていき、大量の血を流させる。
すこし気持ち悪かったのが、大獅子の体に流れる血が緑色だったことだけであり、順調に大獅子を追い詰めることが出来た。
しかしどの世界でも手負いの獣は恐ろしいもので、あと少しでトドメをさせるというところで大獅子はその体に蓄えた膨大な魔力を口からブレスとして放出した。
俺はとっさに周辺にいる一般の人達も覆うほどの魔力障壁を展開し、ブレスがこちらにぶつかってくるのを待った。
極大のブレスは、その見た目の迫力通りにとんでもない圧力と衝撃を障壁の内側にいる実際にはあたっていない俺たちに与える。
障壁の中にいた一般の人達はその圧倒的な破壊力と恐怖心を煽るブレスにおびえてその場で倒れてしまう人もたくさん出てきた。
極大のブレスは数十秒に渡って俺たちを焼き尽くさんと放たれ続けていたが、徐々に威力を落としていき、ついにブレスは止まった。
結局ブレスが俺の展開した魔力障壁を貫くことはなく、障壁の範囲外だった周囲の草原を焼き尽くすだけだった。しかし、そのブレスの当てられていた草原は草はもちろん、地面まで溶かされており、ドロドロ担っていた。
まるで活火山の火口の一部のようになっている地面にイリスと一緒に魔法で水をかけ、強引に固めたが、もとのような土の地面には戻らず、その場で金属を溶かして固めたかのような固く金属質な輝きを放つ地面になってしまった。
もしこのブレスが障壁を突き破ってこちらまで襲いかかってきたらと思うと、とんでもない大惨事になったのは間違いない。下手をすれば王都の外の獲物がなくなってしまい、王都内でもあのようなブレスを放って王都を混乱の中へと追いやっていたのかもしれない。
こんな恐ろしいブレスを放った凶悪な大獅子はというと、魔力を使い果たしてその場に倒れていた。獣も魔物も人間も多かれ少なかれ魔力を保有している。その魔力は体から一切なくなってしまうと体に力が入らなくなってしまう。
特に大型の生物になればなるほど自重を支えるためにかなりの筋力を使うため、魔力がなくなることは市に直結する。
大獅子もこの世界のルールに外れず、自重を支えられなくなって死んでしまった。
一年ぶりに大規模な魔法を、星賢者のアシストもなく使ったので、かなりの疲労を感じたのだが、以前のヘルメスの街を覆うときほど魔力は消費していなかった。
そんなことを考えているうちに、王都の門の方から衛兵がこちらに向かって走ってきていた。
「おい、そこの魔術師!一体何があったのだ?!」
彼らは王都の門の方で、異変を感じた旅人からこちらの様子を聞いたらしく、馬に乗って急いでこちらへと向かってきていた。
そして、俺に近づくと、すぐ俺のそばで倒れている大獅子の魔物を見つけ、その大獅子のすぐ近くで赤い肉のカーペットになっている男の手にある魔道具を見て、事情を察したのか、さっきまで俺を咎めるような表情をしていたのを一変させた。
「これは失礼した。詳しい状況を聞きたいのでこれから詰め所まで同行していただけますか?」
「構いませんよ。ただ、初めの方は俺よりもそこの少女と男性の方が詳しく知っていると思います。あと、自分の連れも一緒で大丈夫ですか?」
「もちろん構いません。ここで待っているので、お連れ様を呼んできてください。」
俺は衛兵に断って列に戻ろうとしていたイリスを呼ぶ。俺が離れていた少しの間に衛兵は俺が話に出した少女と男性を見つけて連れていた。
「それでは、行きましょうか。」
俺たちは衛兵に連れられて列の横を歩いていき、王都の門をくぐった。その先を少し進んだところにある、レンガ造りの味気ない建物に俺たちは入っていく。
レンガ造りの建物の中は外と同じように味気なく、複数の職員が黙々と書類仕事をしていた。
「会議室は今空いていますでしょうか?」
「うん。今日は特に会議室を使う予定は入っていないよ。それで、その人達は?」
「はい、こちらの方々は先程王都の西門で事件に巻き込まれた方々で、幸いこちらの魔術師様のおかげで被害は草原が一部金属質の地面に変わるだけで済みました。そのときの状況を詳しくお聞きしようと、こちらへとお連れした次第です。」
俺たちをここまで連れてきた衛兵よりも若い男性は、どうやら衛兵よりも立場が上らしく、常に衛兵が直立不動の状態で会話をしていた。
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