205 / 214
†歪んだ光†
絶望の彩り
しおりを挟む
シンは、翳していた片方の手に、もう一方の手を添えた。
…瞬間、その鋼の鈍色の光が格段に増す。
「!シン…」
そんなシンを目の当たりにしながら、明らかな驚きを見せていたのは、凛ではなく、フェンネルの方だった。
…シンは任務には忠実だが、こと、日常においては非常に気難しい少年だ。
それはまだ年若いという理由もあるだろうが、自らの感情に正直で、自分の意見は、誰が相手であろうと、臆さずはっきりと述べる。
ただし、そういった会話自体が必要なしと判断した場合には、一転して傍観を決め込み、以降は頑として動かず、口すらも開こうとしない。
そんなシンが、自ら動く時。
己の心を明け透けにする時。
それは自らが、ひどく感情を揺さぶられ、揺り動かされた瞬間(トキ)に他ならない。
それ故にフェンネルは、ちょっとした驚きを見せた訳だが、そんなシンから目を再びサリアに移した時。
フェンネルは彼には珍しく、ぎくりとその身を強張らせていた。
「!これは…」
シンが先程とは対極の表情を見せる中、フェンネルが言いようのない焦燥を見せる。
そんな二人の焦りを反映するかのように、不意にサリアが、跳ね上がる形で勢い良く咳き込んだ。
シンとフェンネル、二人の魔力によって、その顔色は明らかに戻って来ているというのに、サリアは何故か続けざまに激しく咳き込み、それが落ち着くと、今度は深くも短い呼吸を繰り返す。
額からはいつの間にか、滝のような大量の汗が流れている。
そして時折、ひきつけを起こしたかのように、びくっ、と身体を大きく震わせる。
「…!?」
その尋常ではない様子に、さすがにフェンネルの顔色が変わった。
…通常であれば、魔力が極限まで失われた時、生きている間にそれを上手く補填さえすれば、間違っても生命そのものに支障が出ることはない。
だが、幾らその魔力の種類が異なるとはいえ…
幾つかの型ごとに分類され、それ以外を移すことを良しとしない人間の輸血とは訳が違い、魔力を移す場合には、純粋にその力のみを移植するのだから、魔力を投入する側に、そして投入する者に悪意さえなければ、どう転んでもこのような稀有な反応は出てこない。
ましてや魔力を送り込んでいる当の相手は、現役六魔将の二人なのだ。
…その強い魔力によって、体調がすぐさま戻ることこそあれ、ここまで明らかに真逆な反応が出ることは、まさしく通常では…
“あり得ない”。
(──だが、何だ?
だとすれば、何が原因でサリアは…)
…フェンネルは脳内で、先程の戦いの一部始終を反復した。
(!まさか… あれか?)
フェンネルが思い当たったのは他でもない。
それまで六魔将の誰もが見たことがなく、見た者は決して“生還することのない”、ルファイアとルウィンドの、あの例の強力かつ厄介な複合攻撃。
あれをサリアは、跳ね返す為にと、一度は自身で受け止めていたはずだ。
あの時は、それまで目にしたこともない攻撃であったが故、その場にいた誰もが、その技そのものの分析や、対処にばかり気を取られていたが…
(…、もし、あの複合攻撃そのものに、猛毒にも近い“毒性”があったのだとしたら…どうだ?)
よくよく思い返せば、あの攻撃をあの時、直に受け止めた…
つまり直接触れたのは、事実、サリアだけだ。
それにもし、あの兄弟それぞれの魔力に付加された形で、炎と風の毒性が、強く加味されていたのだとしたら──
(…、“一撃必殺”…
成る程な。あの攻撃の本質は毒そのもの…
通常であれば、討ち洩らしは万にひとつもあり得ないということか…!)
フェンネルは胸中で毒づいた。
…あの時、サリアがあの攻撃を避けていれば、この城のみならず、精の黒瞑界そのものに甚大な被害が出ていたはずだ。
自分の見る限りでは、あの攻撃を完全な意味で避けられる人材が居るとすれば、この精の黒瞑界においては、皇帝・サヴァイスと、【時聖】の二つ名を持つ六魔将の長・レイヴァンだけなのだから。
だがあの二人も、それによって周囲に多大な被害が出ることを考えれば、やはり避けることは良しとしないだろう。
そもそも、あれだけの攻撃を“受け止められること”、それ自体が、並々ならぬ実力がある証拠だ。
普通の者なら、それを行おうとした時点で消し飛び、その存在自体がそれだけで無機物と化すのは間違いない。
…だが、サリアはそれをやってのけた。
これが普段の任務等であるなら、それだけの実力を秘めていた点を賞賛する所だが、今はそのようなことを意識している場合ではない。
…フェンネルは更に考える。
何しろ、あの攻撃は初見だ。
故にこの考えには、裏付けもなければ、確たる根拠もない。
そしてその思考の展開は、あの攻撃の正体が、今となっては仕掛けた片割れのうちのひとり・ルファイア=シレンしか知り得ない事実に基づいている。
だが、もしこの一連の考えが正しいとすれば、単純にサリアの身体に魔力を補充するだけでは、症状は好転しないことになる。
サリアを真に救うためには、まず、一度、限界まで減った魔力の全てを補充し、なおかつルウィンドの『風』の魔力と、ルファイアの『炎』の魔力が大因となっている、“風炎”から来る2つの毒属性を抜かなければならない。
だが、そうなると自然、判ることは──
(…明らかに魔力が足りない…!)
フェンネルは知らぬ間に臍を噛んでいた。
…魔力の補充そのものは、シンの『鋼』の魔力、そして自分の『氷』の魔力で賄えば済むことだ。
そして風の魔力の毒性は、同じく自分の『風』の魔力で解毒出来る。
となると、消去法でいっても、ここで一番の問題となるのは──
(…絶対的に炎の魔力が足りない点だ…
これは致命的だ。既存の六魔将の中には、炎の魔力を扱える人材が居ない…!)
…そう。
炎の魔力を真の意味で相殺し、炎(毒)をもって炎(毒)を制することが出来るのは、炎の魔力だけ。
しかも、あのルファイアの魔力を打ち消す程の…
場合によっては上回る程の、強力な炎の魔力を扱えるのは、現時点では、味方内では皇族しかいない。
だが…その皇族は、各々の強敵と戦っており、今は誰一人としてこの場には居ない。
…自然、フェンネルの頬に、全てを悟った絶望の冷や汗が流れた。
すると、さすがにそんなフェンネルの様を訝しんだのか、サリアに対して、継続して自らの魔力を注ぎ込みながら、シンがフェンネルに声を掛ける。
「…どうしたんだ? フェンネル」
「シン…」
フェンネルは意図せず顔を曇らせる。
…このような場合、仮初めにも普段通りに振る舞えない自分に、胸中で焦燥と共に必死に鞭をくれるも、それは今は…
吹き抜ける風のように、とても虚しい。
…そして一方では、そんなフェンネルの珍しい気鬱を読み取ったのか、シンの顔が、刹那、何かに気付いたように青ざめた。
「フェンネル…、まさか、サリアは…」
「…ああ。このままでは助からない」
当のサリアを目の前にして、フェンネルは最も口にしたくなかった真実を、心を鬼にして告げた。
すると案の定、それを聞いたシンの顔色が、驚愕の青から、純粋な激しい怒りの赤に変わった。
「…何で…フェンネル! 何でだよ!
何でそう思う!? 何で… どうしてそんなことを簡単に言えるんだよ!」
…瞬間、その鋼の鈍色の光が格段に増す。
「!シン…」
そんなシンを目の当たりにしながら、明らかな驚きを見せていたのは、凛ではなく、フェンネルの方だった。
…シンは任務には忠実だが、こと、日常においては非常に気難しい少年だ。
それはまだ年若いという理由もあるだろうが、自らの感情に正直で、自分の意見は、誰が相手であろうと、臆さずはっきりと述べる。
ただし、そういった会話自体が必要なしと判断した場合には、一転して傍観を決め込み、以降は頑として動かず、口すらも開こうとしない。
そんなシンが、自ら動く時。
己の心を明け透けにする時。
それは自らが、ひどく感情を揺さぶられ、揺り動かされた瞬間(トキ)に他ならない。
それ故にフェンネルは、ちょっとした驚きを見せた訳だが、そんなシンから目を再びサリアに移した時。
フェンネルは彼には珍しく、ぎくりとその身を強張らせていた。
「!これは…」
シンが先程とは対極の表情を見せる中、フェンネルが言いようのない焦燥を見せる。
そんな二人の焦りを反映するかのように、不意にサリアが、跳ね上がる形で勢い良く咳き込んだ。
シンとフェンネル、二人の魔力によって、その顔色は明らかに戻って来ているというのに、サリアは何故か続けざまに激しく咳き込み、それが落ち着くと、今度は深くも短い呼吸を繰り返す。
額からはいつの間にか、滝のような大量の汗が流れている。
そして時折、ひきつけを起こしたかのように、びくっ、と身体を大きく震わせる。
「…!?」
その尋常ではない様子に、さすがにフェンネルの顔色が変わった。
…通常であれば、魔力が極限まで失われた時、生きている間にそれを上手く補填さえすれば、間違っても生命そのものに支障が出ることはない。
だが、幾らその魔力の種類が異なるとはいえ…
幾つかの型ごとに分類され、それ以外を移すことを良しとしない人間の輸血とは訳が違い、魔力を移す場合には、純粋にその力のみを移植するのだから、魔力を投入する側に、そして投入する者に悪意さえなければ、どう転んでもこのような稀有な反応は出てこない。
ましてや魔力を送り込んでいる当の相手は、現役六魔将の二人なのだ。
…その強い魔力によって、体調がすぐさま戻ることこそあれ、ここまで明らかに真逆な反応が出ることは、まさしく通常では…
“あり得ない”。
(──だが、何だ?
だとすれば、何が原因でサリアは…)
…フェンネルは脳内で、先程の戦いの一部始終を反復した。
(!まさか… あれか?)
フェンネルが思い当たったのは他でもない。
それまで六魔将の誰もが見たことがなく、見た者は決して“生還することのない”、ルファイアとルウィンドの、あの例の強力かつ厄介な複合攻撃。
あれをサリアは、跳ね返す為にと、一度は自身で受け止めていたはずだ。
あの時は、それまで目にしたこともない攻撃であったが故、その場にいた誰もが、その技そのものの分析や、対処にばかり気を取られていたが…
(…、もし、あの複合攻撃そのものに、猛毒にも近い“毒性”があったのだとしたら…どうだ?)
よくよく思い返せば、あの攻撃をあの時、直に受け止めた…
つまり直接触れたのは、事実、サリアだけだ。
それにもし、あの兄弟それぞれの魔力に付加された形で、炎と風の毒性が、強く加味されていたのだとしたら──
(…、“一撃必殺”…
成る程な。あの攻撃の本質は毒そのもの…
通常であれば、討ち洩らしは万にひとつもあり得ないということか…!)
フェンネルは胸中で毒づいた。
…あの時、サリアがあの攻撃を避けていれば、この城のみならず、精の黒瞑界そのものに甚大な被害が出ていたはずだ。
自分の見る限りでは、あの攻撃を完全な意味で避けられる人材が居るとすれば、この精の黒瞑界においては、皇帝・サヴァイスと、【時聖】の二つ名を持つ六魔将の長・レイヴァンだけなのだから。
だがあの二人も、それによって周囲に多大な被害が出ることを考えれば、やはり避けることは良しとしないだろう。
そもそも、あれだけの攻撃を“受け止められること”、それ自体が、並々ならぬ実力がある証拠だ。
普通の者なら、それを行おうとした時点で消し飛び、その存在自体がそれだけで無機物と化すのは間違いない。
…だが、サリアはそれをやってのけた。
これが普段の任務等であるなら、それだけの実力を秘めていた点を賞賛する所だが、今はそのようなことを意識している場合ではない。
…フェンネルは更に考える。
何しろ、あの攻撃は初見だ。
故にこの考えには、裏付けもなければ、確たる根拠もない。
そしてその思考の展開は、あの攻撃の正体が、今となっては仕掛けた片割れのうちのひとり・ルファイア=シレンしか知り得ない事実に基づいている。
だが、もしこの一連の考えが正しいとすれば、単純にサリアの身体に魔力を補充するだけでは、症状は好転しないことになる。
サリアを真に救うためには、まず、一度、限界まで減った魔力の全てを補充し、なおかつルウィンドの『風』の魔力と、ルファイアの『炎』の魔力が大因となっている、“風炎”から来る2つの毒属性を抜かなければならない。
だが、そうなると自然、判ることは──
(…明らかに魔力が足りない…!)
フェンネルは知らぬ間に臍を噛んでいた。
…魔力の補充そのものは、シンの『鋼』の魔力、そして自分の『氷』の魔力で賄えば済むことだ。
そして風の魔力の毒性は、同じく自分の『風』の魔力で解毒出来る。
となると、消去法でいっても、ここで一番の問題となるのは──
(…絶対的に炎の魔力が足りない点だ…
これは致命的だ。既存の六魔将の中には、炎の魔力を扱える人材が居ない…!)
…そう。
炎の魔力を真の意味で相殺し、炎(毒)をもって炎(毒)を制することが出来るのは、炎の魔力だけ。
しかも、あのルファイアの魔力を打ち消す程の…
場合によっては上回る程の、強力な炎の魔力を扱えるのは、現時点では、味方内では皇族しかいない。
だが…その皇族は、各々の強敵と戦っており、今は誰一人としてこの場には居ない。
…自然、フェンネルの頬に、全てを悟った絶望の冷や汗が流れた。
すると、さすがにそんなフェンネルの様を訝しんだのか、サリアに対して、継続して自らの魔力を注ぎ込みながら、シンがフェンネルに声を掛ける。
「…どうしたんだ? フェンネル」
「シン…」
フェンネルは意図せず顔を曇らせる。
…このような場合、仮初めにも普段通りに振る舞えない自分に、胸中で焦燥と共に必死に鞭をくれるも、それは今は…
吹き抜ける風のように、とても虚しい。
…そして一方では、そんなフェンネルの珍しい気鬱を読み取ったのか、シンの顔が、刹那、何かに気付いたように青ざめた。
「フェンネル…、まさか、サリアは…」
「…ああ。このままでは助からない」
当のサリアを目の前にして、フェンネルは最も口にしたくなかった真実を、心を鬼にして告げた。
すると案の定、それを聞いたシンの顔色が、驚愕の青から、純粋な激しい怒りの赤に変わった。
「…何で…フェンネル! 何でだよ!
何でそう思う!? 何で… どうしてそんなことを簡単に言えるんだよ!」
0
あなたにおすすめの小説
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
極上イケメン先生が秘密の溺愛教育に熱心です
朝陽七彩
恋愛
私は。
「夕鶴、こっちにおいで」
現役の高校生だけど。
「ずっと夕鶴とこうしていたい」
担任の先生と。
「夕鶴を誰にも渡したくない」
付き合っています。
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
神城夕鶴(かみしろ ゆづる)
軽音楽部の絶対的エース
飛鷹隼理(ひだか しゅんり)
アイドル的存在の超イケメン先生
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
彼の名前は飛鷹隼理くん。
隼理くんは。
「夕鶴にこうしていいのは俺だけ」
そう言って……。
「そんなにも可愛い声を出されたら……俺、止められないよ」
そして隼理くんは……。
……‼
しゅっ……隼理くん……っ。
そんなことをされたら……。
隼理くんと過ごす日々はドキドキとわくわくの連続。
……だけど……。
え……。
誰……?
誰なの……?
その人はいったい誰なの、隼理くん。
ドキドキとわくわくの連続だった私に突如現れた隼理くんへの疑惑。
その疑惑は次第に大きくなり、私の心の中を不安でいっぱいにさせる。
でも。
でも訊けない。
隼理くんに直接訊くことなんて。
私にはできない。
私は。
私は、これから先、一体どうすればいいの……?
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
今夜は帰さない~憧れの騎士団長と濃厚な一夜を
澤谷弥(さわたに わたる)
恋愛
ラウニは騎士団で働く事務官である。
そんな彼女が仕事で第五騎士団団長であるオリベルの執務室を訪ねると、彼の姿はなかった。
だが隣の部屋からは、彼が苦しそうに呻いている声が聞こえてきた。
そんな彼を助けようと隣室へと続く扉を開けたラウニが目にしたのは――。
【完結】異世界に転移しましたら、四人の夫に溺愛されることになりました(笑)
かのん
恋愛
気が付けば、喧騒など全く聞こえない、鳥のさえずりが穏やかに聞こえる森にいました。
わぁ、こんな静かなところ初めて~なんて、のんびりしていたら、目の前に麗しの美形達が現れて・・・
これは、女性が少ない世界に転移した二十九歳独身女性が、あれよあれよという間に精霊の愛し子として囲われ、いつのまにか四人の男性と結婚し、あれよあれよという間に溺愛される物語。
あっさりめのお話です。それでもよろしければどうぞ!
本日だけ、二話更新。毎日朝10時に更新します。
完結しておりますので、安心してお読みください。
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる