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第1章
15~16話
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15話:鏡の中の快楽
九条の指が俺のペニスを弄り続けるたびに、全身に電流が走った。俺の腰は勝手に動き、彼の手に擦り寄ろうとする。鏡に映る自分の姿は、もはや別人だった。顔は快感に歪み、完全に意識が飛びかけている。
九条雅人「さあ、ハルキ君。もっと、君の全てを見せてごらん?」
九条の声は、まるで甘い毒のように、俺の脳を侵していく。彼はゆっくりと、俺の足を持ち上げ、開脚させた。
その瞬間、俺の最も秘められた部分が、鏡に映る自分の、そして九条の視界に、完全に丸見えになった。羞恥心は、すでにどこかへ消え去っていた。
藤原ハルキ「あぁッ……や、ぁ……っ!」
空中に跳ね上がるほどの喘ぎ声が、俺の喉から迸る。九条は、そんな俺の反応に満足したかのように、薄く笑った。彼の視線が、俺のふぐりへと向けられる。
九条雅人「素晴らしいね。君は、本当に素直だ」
九条の顔が、ゆっくりと俺の股間に近づいてくる。そして、彼の舌が、ふぐりの表面をねっとりと舐め上げ始めた。
ひんやりとした舌の感触が、ゾクリとした快感となって、全身に広がる。今まで感じたことのない、底知れない快楽に、俺の体は震えが止まらなかった。
藤原ハルキ「ぁあああ……っ! やめ、て……っ、んんっ!」
もはや、やめてほしいのか、もっと続けてほしいのか、自分でも分からない。理性は完全に崩壊し、ただ本能のままに喘ぎ声が漏れる。
九条の舌が、ふぐりからゆっくりとペニスの根本へと這い上がり、そして先端を舐め取った瞬間、俺の体は絶頂へと達した。
藤原ハルキ「ぁあああああああああッッ!!」
全身が硬直し、視界が白くなる。激しい痙攣と共に、俺の体は快楽の波に呑み込まれた。鏡には、白目を剥いて、口元がだらしなく開いた、醜いアへ顔の自分が映っている。俺のペニスからは、熱いものが勢いよく噴き出した。
九条雅人「フフ……見事だ。素晴らしい」
九条の吐息が、俺の股間に降りかかる。その吐息が、なぜか不思議と安心できるような気がして、俺は全てを受け入れてしまいそうになった。
射精後の脱力感と、言いようのない虚脱感が俺を襲う。鏡に映る俺の赤顔は、羞恥と快感の余韻で、ぐしゃぐしゃだった。
九条は、俺のペニスを拭うと、ゆっくりと立ち上がった。
九条雅人「これで君は、真の表現者への第一歩を踏み出した。この夜の記憶を、決して忘れるな」
彼の言葉は、まるで洗脳のように、俺の意識の奥深くに刻み込まれた。俺は、この廃ラブホテルで、九条雅人という男に、完全に支配され、そして歪んだ快楽の虜になったことを悟った。この合宿は、もう演技の訓練などではない。これは、俺の全てを奪い去るための、地獄の始まりだったのだ。
16話:仮面の下の呻き
翌朝、叩き起こされるように目が覚めた。昨夜の出来事が夢であったことを願いながら目を開けるが、全身に残る奇妙な倦怠感と、股間のツルツルとした違和感が、全てが現実だったことを否応なく突きつける。
鏡に映る俺の顔は、昨夜の快感の余韻と、それに伴う羞恥、そして新たな恐怖で、ひどく憔悴していた。
シャワーを浴びて、何とか身支度を整える。浴室の鏡にも自分の体が映り込み、その度に、九条の指の感触や、彼の吐息が蘇る。吐き気が込み上げてくるのを必死に堪えた。九条は言った。
「何があっても普通に装え。それが演技力だ」と。
ロビーに集合すると、すでに他の参加者たちが集まっていた。高橋健太、田中剛、鈴木亮太。彼らも疲れた顔をしているが、俺のように魂を抜かれたような表情ではない。俺は、必死に平静を装い、顔に仮面を貼り付けた。
九条雅人「おはよう、諸君。よく眠れたかな?」
九条がロビーに入ってくると、その声はまるで、何もなかったかのように明るかった。昨夜の悪夢のような出来事が、彼にとっては日常の一部であるかのように。
俺は、九条の顔を見るだけで、胃の奥から何かが込み上げてくる感覚に襲われた。
高橋健太「全然っすよ! なんか、夜中にガタガタうるさくて……。それに、変な匂いもしたし」
高橋が正直に不満を漏らす。鈴木亮太も田中剛も、それぞれ不眠や異音について不平を言い始めた。
彼らの言葉を聞きながら、俺は内心、ホッとしていた。自分だけが異常な経験をしたわけではない。彼らもまた、この廃ラブホテルで何らかの不気味な体験をしたのだ。
九条雅人「ハハハ! それは素晴らしい! 君たちの五感が、研ぎ澄まされ始めている証拠だね」
九条は、彼らの不満をまるで褒めるかのように受け流す。そして、彼の視線が、再び俺に向けられた。まるで、俺がどれだけ「普通」を演じられているかを試すかのように。俺は、その視線に全身の神経を集中させ、表情一つ変えないように努めた。
九条雅人「藤原ハルキ君。君は、どうだった? よく眠れたかい?」
心臓が大きく跳ねた。昨夜の彼の行為が、フラッシュバックのように脳裏をよぎる。股間のムズムズとした感覚が、さらに俺を追い詰める。だが、ここで動揺してはならない。九条は、俺の「演技」を見ているのだ。
藤原ハルキ「……はい。少し、慣れない場所で戸惑いましたが、ぐっすり眠れました」
俺は、精一杯の笑顔を作り、はっきりと答えた。声が震えないように、喉の奥に力を込める。鏡に映った自分の顔は、本当に「普通」の笑顔をしているだろうか? 九条は、俺の答えに満足したのか、小さく頷いた。
九条雅人「それは結構。素晴らしい精神力だ。役者として、最も重要な資質の一つだよ」
彼の言葉に、背筋がゾクリとした。九条は、俺が嘘をついていることを、全て見抜いているに違いない。それでも、「演技」を褒めているのだ。
九条雅人「さて、諸君。今日から、いよいよ本格的な演技指導に入る。まずは、ウォーミングアップとして、各自、昨夜感じた『恐怖』を表現してもらおう」
九条は、にこやかにそう告げた。俺は、思わずゴクリと唾を飲み込んだ。昨夜の「恐怖」……。俺にとってのそれは、彼自身による、あの行為に他ならない。それを、どう「表現」すればいいのか?
九条の目は、俺の奥底に潜む、剥き出しになった感情を、どこまでも暴こうとしているようだった。この地獄のような合宿は、まだ始まったばかりなのだ。
九条の指が俺のペニスを弄り続けるたびに、全身に電流が走った。俺の腰は勝手に動き、彼の手に擦り寄ろうとする。鏡に映る自分の姿は、もはや別人だった。顔は快感に歪み、完全に意識が飛びかけている。
九条雅人「さあ、ハルキ君。もっと、君の全てを見せてごらん?」
九条の声は、まるで甘い毒のように、俺の脳を侵していく。彼はゆっくりと、俺の足を持ち上げ、開脚させた。
その瞬間、俺の最も秘められた部分が、鏡に映る自分の、そして九条の視界に、完全に丸見えになった。羞恥心は、すでにどこかへ消え去っていた。
藤原ハルキ「あぁッ……や、ぁ……っ!」
空中に跳ね上がるほどの喘ぎ声が、俺の喉から迸る。九条は、そんな俺の反応に満足したかのように、薄く笑った。彼の視線が、俺のふぐりへと向けられる。
九条雅人「素晴らしいね。君は、本当に素直だ」
九条の顔が、ゆっくりと俺の股間に近づいてくる。そして、彼の舌が、ふぐりの表面をねっとりと舐め上げ始めた。
ひんやりとした舌の感触が、ゾクリとした快感となって、全身に広がる。今まで感じたことのない、底知れない快楽に、俺の体は震えが止まらなかった。
藤原ハルキ「ぁあああ……っ! やめ、て……っ、んんっ!」
もはや、やめてほしいのか、もっと続けてほしいのか、自分でも分からない。理性は完全に崩壊し、ただ本能のままに喘ぎ声が漏れる。
九条の舌が、ふぐりからゆっくりとペニスの根本へと這い上がり、そして先端を舐め取った瞬間、俺の体は絶頂へと達した。
藤原ハルキ「ぁあああああああああッッ!!」
全身が硬直し、視界が白くなる。激しい痙攣と共に、俺の体は快楽の波に呑み込まれた。鏡には、白目を剥いて、口元がだらしなく開いた、醜いアへ顔の自分が映っている。俺のペニスからは、熱いものが勢いよく噴き出した。
九条雅人「フフ……見事だ。素晴らしい」
九条の吐息が、俺の股間に降りかかる。その吐息が、なぜか不思議と安心できるような気がして、俺は全てを受け入れてしまいそうになった。
射精後の脱力感と、言いようのない虚脱感が俺を襲う。鏡に映る俺の赤顔は、羞恥と快感の余韻で、ぐしゃぐしゃだった。
九条は、俺のペニスを拭うと、ゆっくりと立ち上がった。
九条雅人「これで君は、真の表現者への第一歩を踏み出した。この夜の記憶を、決して忘れるな」
彼の言葉は、まるで洗脳のように、俺の意識の奥深くに刻み込まれた。俺は、この廃ラブホテルで、九条雅人という男に、完全に支配され、そして歪んだ快楽の虜になったことを悟った。この合宿は、もう演技の訓練などではない。これは、俺の全てを奪い去るための、地獄の始まりだったのだ。
16話:仮面の下の呻き
翌朝、叩き起こされるように目が覚めた。昨夜の出来事が夢であったことを願いながら目を開けるが、全身に残る奇妙な倦怠感と、股間のツルツルとした違和感が、全てが現実だったことを否応なく突きつける。
鏡に映る俺の顔は、昨夜の快感の余韻と、それに伴う羞恥、そして新たな恐怖で、ひどく憔悴していた。
シャワーを浴びて、何とか身支度を整える。浴室の鏡にも自分の体が映り込み、その度に、九条の指の感触や、彼の吐息が蘇る。吐き気が込み上げてくるのを必死に堪えた。九条は言った。
「何があっても普通に装え。それが演技力だ」と。
ロビーに集合すると、すでに他の参加者たちが集まっていた。高橋健太、田中剛、鈴木亮太。彼らも疲れた顔をしているが、俺のように魂を抜かれたような表情ではない。俺は、必死に平静を装い、顔に仮面を貼り付けた。
九条雅人「おはよう、諸君。よく眠れたかな?」
九条がロビーに入ってくると、その声はまるで、何もなかったかのように明るかった。昨夜の悪夢のような出来事が、彼にとっては日常の一部であるかのように。
俺は、九条の顔を見るだけで、胃の奥から何かが込み上げてくる感覚に襲われた。
高橋健太「全然っすよ! なんか、夜中にガタガタうるさくて……。それに、変な匂いもしたし」
高橋が正直に不満を漏らす。鈴木亮太も田中剛も、それぞれ不眠や異音について不平を言い始めた。
彼らの言葉を聞きながら、俺は内心、ホッとしていた。自分だけが異常な経験をしたわけではない。彼らもまた、この廃ラブホテルで何らかの不気味な体験をしたのだ。
九条雅人「ハハハ! それは素晴らしい! 君たちの五感が、研ぎ澄まされ始めている証拠だね」
九条は、彼らの不満をまるで褒めるかのように受け流す。そして、彼の視線が、再び俺に向けられた。まるで、俺がどれだけ「普通」を演じられているかを試すかのように。俺は、その視線に全身の神経を集中させ、表情一つ変えないように努めた。
九条雅人「藤原ハルキ君。君は、どうだった? よく眠れたかい?」
心臓が大きく跳ねた。昨夜の彼の行為が、フラッシュバックのように脳裏をよぎる。股間のムズムズとした感覚が、さらに俺を追い詰める。だが、ここで動揺してはならない。九条は、俺の「演技」を見ているのだ。
藤原ハルキ「……はい。少し、慣れない場所で戸惑いましたが、ぐっすり眠れました」
俺は、精一杯の笑顔を作り、はっきりと答えた。声が震えないように、喉の奥に力を込める。鏡に映った自分の顔は、本当に「普通」の笑顔をしているだろうか? 九条は、俺の答えに満足したのか、小さく頷いた。
九条雅人「それは結構。素晴らしい精神力だ。役者として、最も重要な資質の一つだよ」
彼の言葉に、背筋がゾクリとした。九条は、俺が嘘をついていることを、全て見抜いているに違いない。それでも、「演技」を褒めているのだ。
九条雅人「さて、諸君。今日から、いよいよ本格的な演技指導に入る。まずは、ウォーミングアップとして、各自、昨夜感じた『恐怖』を表現してもらおう」
九条は、にこやかにそう告げた。俺は、思わずゴクリと唾を飲み込んだ。昨夜の「恐怖」……。俺にとってのそれは、彼自身による、あの行為に他ならない。それを、どう「表現」すればいいのか?
九条の目は、俺の奥底に潜む、剥き出しになった感情を、どこまでも暴こうとしているようだった。この地獄のような合宿は、まだ始まったばかりなのだ。
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