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ある日の休日のことだ。
俺は家でダラダラしている。
今日は大学も休みだし、他に予定も特に入れていない。
「兄貴ー? 今日、仁奈がうちにくるからー」
「へえ、そうなのか。ずいぶんと久しぶりだなあ」
妹の言葉を受けて、俺はそう言う。
妹は女子高生だ。
そして当たり前だが、妹の友だちである仁奈ちゃんも女子高生である。
彼女が小学生の頃は、よくうちに遊びに来ていた。
俺もいっしょにゲームをしたりしたこともある。
彼女が中学生になってからは、うちに来る機会が減った。
何も妹と仁奈ちゃんが不仲になったというわけではない。
単純に、家の外で遊ぶ機会が増えたのだろう。
「私は今からコンビニに行ってくるよ。仁奈が来たら、お茶でも出してあげてよ」
「わかった。できるだけ早く戻ってこいよ?」
「善処するー」
妹はそう行って、出ていった。
コンビニに行くなら、いっしょに行ったり、待ち合わせ時間をずらしたりすればいいのにな。
まあ、お茶を出すくらい別に構わないけどさ。
そして、しばらくして。
ピンポーン。
来た。
インターホンの画面を見る。
仁奈ちゃんのようだ。
しばらく見ないうちに少し変わっているが、昔の面影も残っている。
俺は玄関のドアを開ける。
「やあ。久しぶりだね、仁奈ちゃん」
「お、お久しぶりです。お兄さん」
仁奈ちゃんがそう言って、頭を下げる。
相変わらずの”お兄さん”呼びか。
もちろん、彼女と俺に血縁関係はないが。
昔からの名残だ。
「妹のやつは、コンビニに行ってるってよ。上がって待ってな。お茶でも出すから」
「お、お邪魔しますね」
仁奈ちゃんが靴を脱ぎ、うちに上がる。
とりあえずリビングに案内し、お茶を出す。
仁奈ちゃんはお茶を少し飲みつつ、所在なさげに部屋を見回している。
俺は、特にすることがない。
1人で自室に戻るか?
いや、客人をリビングに放置するのもな……。
しかし、特に話すこともなくて気まずい。
俺と仁奈ちゃんの、共通の話題と言えば……。
「妹が帰ってくるまで暇だね。何かする?」
「お、お構いなく……。あっ。あのゲーム、なつかしいですね」
仁奈ちゃんが、リビングのテレビ付近の据え置き型ゲームを見つけてそう言う。
大奮戦スマッシュシスターズというゲームだ。
「ああ。小学生のときに、よくやったやつだね。暇つぶしにやってみる? まだ起動するはずだけど……」
年に数回程度、思い出したときに起動して1人で遊ぶことがある。
最後に起動したのは数か月前か。
かなりの年代物だが、まだまだ現役だ。
「い、いいですね。やりましょう」
そんな感じで、仁奈ちゃんとゲームをすることになった。
妹が帰ってくるまでの、ほんの暇つぶしだ。
そのはずだった。
しかし。
「う……。仁奈ちゃん、強すぎない?」
おかしい。
こんなはずでは。
年に数回程度とはいえ、俺はこのゲームの現役だぞ?
数年ぶりにプレイする仁奈ちゃんに、なぜ負ける。
「えへへ。じ、実は、このゲームの続編をやり込んでいるのです。お兄さんは、持っていないのですか?」
「続編かー。特に理由はないけど、やってないなあ」
まあ、大学生活で少し忙しかったしな。
なつかしいゲームをたまに遊ぶくらいならともかく、新規のゲームを遊ぶほどの時間はなかった。
「そ、そうですか。続編も面白いですよ? 今度いっしょにしませんか?」
「ん? ああ、そうだな。仁奈ちゃんがそう言うなら、前向きに考えておくよ」
大学生活も落ち着いて、余裕ができてきたところだ。
新しいゲームを1つ遊ぶくらいの時間なら、まったく問題なく確保できる。
その後も、仁奈ちゃんとこのゲームで遊び続けた。
「くう……。本当に、仁奈ちゃんは強いな」
「お、お兄さんは、ここのコマンド入力が少し苦手みたいですね……」
「これか? こう?」
「いえ、そうではなく。ここからズバッとして、ズズイッとボタンを押すのです……」
仁奈ちゃんがアドバイスしてくれる。
かなり直感的なアドバイスだ。
「うーん……」
「す、少し失礼しますね……。指をこうして……。こうするのです」
……!
仁奈ちゃんの手が俺の手に重ねられる。
そして、コマンド入力について物理的なサポートをしつつ教えてくれる。
柔らかい手だ。
それに、俺の顔のすぐ近くには仁奈ちゃんの顔がある。
心なしかいい香りがする。
妹と同じで、まだ子どもだと思っていたが……。
もう、女子高生だもんなあ。
数年後には成人だ。
いつまでも子どもではないということか。
「な、なるほどな。よくわかったよ。上手くなった気がする。ありがとう、仁奈ちゃん」
「い、いえいえ。どういたしまして」
まあ、仁奈ちゃんにその気はないだろう。
彼女にとって、俺はあくまで”友だちの兄”だ。
俺がそういう目で彼女を見てしまうと、妹と彼女との友情にも亀裂が入るかもしれない。
ここは、我慢しないとな。
「と、ところで……。お兄さんには、彼女さんはいるのですか?」
「へあっ!?」
仁奈ちゃんからの思わぬ問いに、俺は変な声をあげてしまった。
「い、いないよ……。残念ながら、縁がなくてね」
大学にも可愛い子は何人かいるが、俺とはさほど親しくない。
女っ気のない大学生活を送っている。
「そ、そうですか……」
よしっ。
仁奈ちゃんがそう小声でつぶやき、ガッツポーズをしている。
そして、彼女が真剣な顔をして口を開く。
「お兄さん。わ、私なんて、彼女にどうですか……?」
「っ!?」
仁奈ちゃんが赤い顔で迫ってくる。
ええ?
急展開過ぎるんだが。
……ははーん。
さては。
「……ドッキリか? 妹も影で見ているんだろう?」
「ド、ドッキリなんかじゃありません。コンビニに用事っていうのも嘘です。わたしが連絡するまで、あの子は帰ってきませんから」
仁奈ちゃんがそう言う。
「マ、マジか……。妹もグルだったとは」
赤い顔で迫ってくる仁奈ちゃん。
それにたじろぐ俺。
状況は拮抗している。
「……わたし、お兄さんのことが好きだったんです。小学生の頃は、本当のお兄さんのような意味での好きでしたが。中学生になった頃からは、男の人として好きになりました」
「そ、そうだったんだ……」
俺のことを好きだと聞いて、素直にうれしい。
それはそうとして、今まで仁奈ちゃんのことは妹のように思っていたしな。
まあ、先ほどは成長した仁奈ちゃんにドキッとさせられたとはいえ。
「ねえ、お兄さん」
「な、なんだ?」
仁奈ちゃんが一拍置いて、口を開く。
「……わたしじゃ、ダメでしょうか?」
「ーー!」
仁奈ちゃんが上目遣いで、そう言う。
か、かわいい……!
ダメじゃない。
ダメじゃないがーー。
「し、しかし……。仁奈ちゃんのことは妹のように思ってきたし」
「こ、これからは、1人の女の子として扱っていただければだいじょうぶです」
「大学生の俺が、女子高生である君と付き合うのは、社会的にもギリギリアウトな気が……」
「け、結婚を前提にした真剣な交際ならだいじょうぶです。あの子も賛成してくれていますし」
そうだ。
妹も、この件に絡んでいるのだった。
「な、何なら、わたしの両親にも紹介しましょうか? お兄さんのことは知らないわけじゃありませんし、きっと賛成してくれますよ」
仁奈ちゃんがそう追撃してくる。
仁奈ちゃんの家族とうちの家族は、家族ぐるみの付き合いだ。
小学生の頃には、いっしょにキャンプや公園に行ったこともある。
知らない間に、外堀が埋められていた。
「わ、わかった。まずは、清い交際から始めよう。それでいいか?」
「えへへ。もちろんいいですよ。よろしくお願いしますね」
仁奈ちゃんは満足そうにそう言って、引き下がった。
とりあえずの脅威は去った。
「さ、さっそく、来週の予定を考えましょう。このゲームの続き? 映画鑑賞? 遊園地? 楽しみですね」
仁奈ちゃんが来週の予定をもう入れようとしている。
可愛い女の子に好かれて、もちろん俺も満更ではない。
満更ではないが……。
グイグイ来すぎだよ!
もう少し落ち着いて考える時間をーー。
「お兄さん。何を他人事のような顔をしているのですか? いっしょに来週の予定を考えましょう」
このグイグイ来る妹の友だちに、俺は翻弄されていくことになるだろう。
そんな予感がする。
だが、それも悪くないような気がした。
俺は家でダラダラしている。
今日は大学も休みだし、他に予定も特に入れていない。
「兄貴ー? 今日、仁奈がうちにくるからー」
「へえ、そうなのか。ずいぶんと久しぶりだなあ」
妹の言葉を受けて、俺はそう言う。
妹は女子高生だ。
そして当たり前だが、妹の友だちである仁奈ちゃんも女子高生である。
彼女が小学生の頃は、よくうちに遊びに来ていた。
俺もいっしょにゲームをしたりしたこともある。
彼女が中学生になってからは、うちに来る機会が減った。
何も妹と仁奈ちゃんが不仲になったというわけではない。
単純に、家の外で遊ぶ機会が増えたのだろう。
「私は今からコンビニに行ってくるよ。仁奈が来たら、お茶でも出してあげてよ」
「わかった。できるだけ早く戻ってこいよ?」
「善処するー」
妹はそう行って、出ていった。
コンビニに行くなら、いっしょに行ったり、待ち合わせ時間をずらしたりすればいいのにな。
まあ、お茶を出すくらい別に構わないけどさ。
そして、しばらくして。
ピンポーン。
来た。
インターホンの画面を見る。
仁奈ちゃんのようだ。
しばらく見ないうちに少し変わっているが、昔の面影も残っている。
俺は玄関のドアを開ける。
「やあ。久しぶりだね、仁奈ちゃん」
「お、お久しぶりです。お兄さん」
仁奈ちゃんがそう言って、頭を下げる。
相変わらずの”お兄さん”呼びか。
もちろん、彼女と俺に血縁関係はないが。
昔からの名残だ。
「妹のやつは、コンビニに行ってるってよ。上がって待ってな。お茶でも出すから」
「お、お邪魔しますね」
仁奈ちゃんが靴を脱ぎ、うちに上がる。
とりあえずリビングに案内し、お茶を出す。
仁奈ちゃんはお茶を少し飲みつつ、所在なさげに部屋を見回している。
俺は、特にすることがない。
1人で自室に戻るか?
いや、客人をリビングに放置するのもな……。
しかし、特に話すこともなくて気まずい。
俺と仁奈ちゃんの、共通の話題と言えば……。
「妹が帰ってくるまで暇だね。何かする?」
「お、お構いなく……。あっ。あのゲーム、なつかしいですね」
仁奈ちゃんが、リビングのテレビ付近の据え置き型ゲームを見つけてそう言う。
大奮戦スマッシュシスターズというゲームだ。
「ああ。小学生のときに、よくやったやつだね。暇つぶしにやってみる? まだ起動するはずだけど……」
年に数回程度、思い出したときに起動して1人で遊ぶことがある。
最後に起動したのは数か月前か。
かなりの年代物だが、まだまだ現役だ。
「い、いいですね。やりましょう」
そんな感じで、仁奈ちゃんとゲームをすることになった。
妹が帰ってくるまでの、ほんの暇つぶしだ。
そのはずだった。
しかし。
「う……。仁奈ちゃん、強すぎない?」
おかしい。
こんなはずでは。
年に数回程度とはいえ、俺はこのゲームの現役だぞ?
数年ぶりにプレイする仁奈ちゃんに、なぜ負ける。
「えへへ。じ、実は、このゲームの続編をやり込んでいるのです。お兄さんは、持っていないのですか?」
「続編かー。特に理由はないけど、やってないなあ」
まあ、大学生活で少し忙しかったしな。
なつかしいゲームをたまに遊ぶくらいならともかく、新規のゲームを遊ぶほどの時間はなかった。
「そ、そうですか。続編も面白いですよ? 今度いっしょにしませんか?」
「ん? ああ、そうだな。仁奈ちゃんがそう言うなら、前向きに考えておくよ」
大学生活も落ち着いて、余裕ができてきたところだ。
新しいゲームを1つ遊ぶくらいの時間なら、まったく問題なく確保できる。
その後も、仁奈ちゃんとこのゲームで遊び続けた。
「くう……。本当に、仁奈ちゃんは強いな」
「お、お兄さんは、ここのコマンド入力が少し苦手みたいですね……」
「これか? こう?」
「いえ、そうではなく。ここからズバッとして、ズズイッとボタンを押すのです……」
仁奈ちゃんがアドバイスしてくれる。
かなり直感的なアドバイスだ。
「うーん……」
「す、少し失礼しますね……。指をこうして……。こうするのです」
……!
仁奈ちゃんの手が俺の手に重ねられる。
そして、コマンド入力について物理的なサポートをしつつ教えてくれる。
柔らかい手だ。
それに、俺の顔のすぐ近くには仁奈ちゃんの顔がある。
心なしかいい香りがする。
妹と同じで、まだ子どもだと思っていたが……。
もう、女子高生だもんなあ。
数年後には成人だ。
いつまでも子どもではないということか。
「な、なるほどな。よくわかったよ。上手くなった気がする。ありがとう、仁奈ちゃん」
「い、いえいえ。どういたしまして」
まあ、仁奈ちゃんにその気はないだろう。
彼女にとって、俺はあくまで”友だちの兄”だ。
俺がそういう目で彼女を見てしまうと、妹と彼女との友情にも亀裂が入るかもしれない。
ここは、我慢しないとな。
「と、ところで……。お兄さんには、彼女さんはいるのですか?」
「へあっ!?」
仁奈ちゃんからの思わぬ問いに、俺は変な声をあげてしまった。
「い、いないよ……。残念ながら、縁がなくてね」
大学にも可愛い子は何人かいるが、俺とはさほど親しくない。
女っ気のない大学生活を送っている。
「そ、そうですか……」
よしっ。
仁奈ちゃんがそう小声でつぶやき、ガッツポーズをしている。
そして、彼女が真剣な顔をして口を開く。
「お兄さん。わ、私なんて、彼女にどうですか……?」
「っ!?」
仁奈ちゃんが赤い顔で迫ってくる。
ええ?
急展開過ぎるんだが。
……ははーん。
さては。
「……ドッキリか? 妹も影で見ているんだろう?」
「ド、ドッキリなんかじゃありません。コンビニに用事っていうのも嘘です。わたしが連絡するまで、あの子は帰ってきませんから」
仁奈ちゃんがそう言う。
「マ、マジか……。妹もグルだったとは」
赤い顔で迫ってくる仁奈ちゃん。
それにたじろぐ俺。
状況は拮抗している。
「……わたし、お兄さんのことが好きだったんです。小学生の頃は、本当のお兄さんのような意味での好きでしたが。中学生になった頃からは、男の人として好きになりました」
「そ、そうだったんだ……」
俺のことを好きだと聞いて、素直にうれしい。
それはそうとして、今まで仁奈ちゃんのことは妹のように思っていたしな。
まあ、先ほどは成長した仁奈ちゃんにドキッとさせられたとはいえ。
「ねえ、お兄さん」
「な、なんだ?」
仁奈ちゃんが一拍置いて、口を開く。
「……わたしじゃ、ダメでしょうか?」
「ーー!」
仁奈ちゃんが上目遣いで、そう言う。
か、かわいい……!
ダメじゃない。
ダメじゃないがーー。
「し、しかし……。仁奈ちゃんのことは妹のように思ってきたし」
「こ、これからは、1人の女の子として扱っていただければだいじょうぶです」
「大学生の俺が、女子高生である君と付き合うのは、社会的にもギリギリアウトな気が……」
「け、結婚を前提にした真剣な交際ならだいじょうぶです。あの子も賛成してくれていますし」
そうだ。
妹も、この件に絡んでいるのだった。
「な、何なら、わたしの両親にも紹介しましょうか? お兄さんのことは知らないわけじゃありませんし、きっと賛成してくれますよ」
仁奈ちゃんがそう追撃してくる。
仁奈ちゃんの家族とうちの家族は、家族ぐるみの付き合いだ。
小学生の頃には、いっしょにキャンプや公園に行ったこともある。
知らない間に、外堀が埋められていた。
「わ、わかった。まずは、清い交際から始めよう。それでいいか?」
「えへへ。もちろんいいですよ。よろしくお願いしますね」
仁奈ちゃんは満足そうにそう言って、引き下がった。
とりあえずの脅威は去った。
「さ、さっそく、来週の予定を考えましょう。このゲームの続き? 映画鑑賞? 遊園地? 楽しみですね」
仁奈ちゃんが来週の予定をもう入れようとしている。
可愛い女の子に好かれて、もちろん俺も満更ではない。
満更ではないが……。
グイグイ来すぎだよ!
もう少し落ち着いて考える時間をーー。
「お兄さん。何を他人事のような顔をしているのですか? いっしょに来週の予定を考えましょう」
このグイグイ来る妹の友だちに、俺は翻弄されていくことになるだろう。
そんな予感がする。
だが、それも悪くないような気がした。
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