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90話 12月初旬-1
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12月初旬――。
「ふふふ……。冬合宿の予定は固まったし、理事長からの許可も下りた。楽しみだなぁ」
龍之介は学園内を歩きながら、嬉しそうに呟く。
桃色青春高校の野球部は、彼を除いて全員が少女である。
彼が楽しみにするのも当然と言えるだろう。
それに、純粋に野球へ打ち込めるのもありがたい。
「まだ冬合宿までは時間がある。それまでにしておくべきことは……」
龍之介は呟きながら、歩き続ける。
2099年の今でも、高校野球の晴れ舞台は甲子園である。
夏大会と春大会がある。
100年以上前から続く伝統だ。
だが、桃色青春高校は秋大会の3回戦で敗北した。
これでは、春の甲子園に出場できる機会は限りなく低い。
推薦枠というものも存在するが、その倍率はとんでもなく高い。
桃色青春高校が次に目指すのは、半年先の夏大会になるだろう。
「ふふふ……。冬合宿の予定は固まったし、理事長からの許可も下りた。楽しみだなぁ」
龍之介は学園内を歩きながら、嬉しそうに呟く。
桃色青春高校の野球部は、彼を除いて全員が少女である。
彼が楽しみにするのも当然と言えるだろう。
それに、純粋に野球へ打ち込めるのもありがたい。
「まだ冬合宿までは時間がある。それまでにしておくべきことは……」
龍之介は呟きながら、歩き続ける。
2099年の今でも、高校野球の晴れ舞台は甲子園である。
夏大会と春大会がある。
100年以上前から続く伝統だ。
だが、桃色青春高校は秋大会の3回戦で敗北した。
これでは、春の甲子園に出場できる機会は限りなく低い。
推薦枠というものも存在するが、その倍率はとんでもなく高い。
桃色青春高校が次に目指すのは、半年先の夏大会になるだろう。
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