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イヤホンは世界を閉ざす
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隆太「おーい、そろそろ行くぞー」
和樹「……」
隆太「おーいって」
和樹「……ポチポチ」
隆太「聞いてんのかおーい!」
和樹「……っちょうわぁ! ああああ!」
隆太「なんだよその反応は、デイトレーダーか? FXで有り金全部溶かしたか?」
和樹「ちょー、本当マジ止めてよ、イヤホン付けてるの見えてたでしょ? 音ゲーやってたんだよ音ゲー。折角全良で幽玄の乱フルコンできると思ったのに―!」
隆太「太鼓の達人を音ゲーって……まぁ言うのか。もう音ゲー界の代表過ぎて別もんだと思ってた」
和樹「そりゃそうでしょ、音ゲーと言えば太鼓の達人だよ。あのバンダイナムコをたった一人で支えてるんだよどんちゃんは」
隆太「ソロプレイのし過ぎでかっちゃん消してんじゃねぇよ。つーか幽玄の乱って、めっちゃ難しいやつじゃね? いつのまに太鼓の達人始めたんだ?」
和樹「昨日電車の中でやってる人がいたから僕もやろっかなーって。やってみると楽しいよ。幽玄の乱やってみる?」
隆太「そうだな、難しいっては聞くけど、どのように難しいかって全然知らないし、一回やってみるよ」
数分後
隆太「無理だ! これできる奴いんの?」
和樹「動画見る?」
隆太「は? バチ跳ねてね? しかもこれ置いてある奴と違う奴じゃねーかよ。これが噂のマイバチってやつか。……ん? でもスマホでしてなかったっけ? 出来んの?」
和樹「出来てたんだけど隆太が邪魔したんじゃん、まぁ見てなって」
数秒後
隆太「きっも! 指きっも! どんな動きしてんだよ、ニャッキ―を二倍速で見てるみてぇだ」
和樹「……」
隆太「(しかも俺の渾身の例え突っ込みが効いていないだと? ……いや違う、イヤホンが耳を密閉して聞こえていないのか。物凄い集中力だ)」
和樹「……」
川澄「あ、何してんのー? ゲーム?」
隆太「(しまった、一番面倒なのが来やがった)やぁどうしたの?」
川澄「どうしたのって、今からほら……」
隆太「あ、やばそうだった! おい早く終わるぞ!」
和樹「……あーーー!! 今度の今度は全良フルコンいけそうだったのにー!!」
隆太「いやそうではなく、ここで今から保健授業始まる。ここ女子教室で、俺達は隣だ」
和樹「え、あ、その、すみません」
和樹「……」
隆太「おーいって」
和樹「……ポチポチ」
隆太「聞いてんのかおーい!」
和樹「……っちょうわぁ! ああああ!」
隆太「なんだよその反応は、デイトレーダーか? FXで有り金全部溶かしたか?」
和樹「ちょー、本当マジ止めてよ、イヤホン付けてるの見えてたでしょ? 音ゲーやってたんだよ音ゲー。折角全良で幽玄の乱フルコンできると思ったのに―!」
隆太「太鼓の達人を音ゲーって……まぁ言うのか。もう音ゲー界の代表過ぎて別もんだと思ってた」
和樹「そりゃそうでしょ、音ゲーと言えば太鼓の達人だよ。あのバンダイナムコをたった一人で支えてるんだよどんちゃんは」
隆太「ソロプレイのし過ぎでかっちゃん消してんじゃねぇよ。つーか幽玄の乱って、めっちゃ難しいやつじゃね? いつのまに太鼓の達人始めたんだ?」
和樹「昨日電車の中でやってる人がいたから僕もやろっかなーって。やってみると楽しいよ。幽玄の乱やってみる?」
隆太「そうだな、難しいっては聞くけど、どのように難しいかって全然知らないし、一回やってみるよ」
数分後
隆太「無理だ! これできる奴いんの?」
和樹「動画見る?」
隆太「は? バチ跳ねてね? しかもこれ置いてある奴と違う奴じゃねーかよ。これが噂のマイバチってやつか。……ん? でもスマホでしてなかったっけ? 出来んの?」
和樹「出来てたんだけど隆太が邪魔したんじゃん、まぁ見てなって」
数秒後
隆太「きっも! 指きっも! どんな動きしてんだよ、ニャッキ―を二倍速で見てるみてぇだ」
和樹「……」
隆太「(しかも俺の渾身の例え突っ込みが効いていないだと? ……いや違う、イヤホンが耳を密閉して聞こえていないのか。物凄い集中力だ)」
和樹「……」
川澄「あ、何してんのー? ゲーム?」
隆太「(しまった、一番面倒なのが来やがった)やぁどうしたの?」
川澄「どうしたのって、今からほら……」
隆太「あ、やばそうだった! おい早く終わるぞ!」
和樹「……あーーー!! 今度の今度は全良フルコンいけそうだったのにー!!」
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和樹「え、あ、その、すみません」
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