私が聖獣様!?

☆n

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ダンディーさんに出会いました

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お風呂から出て、毛を乾かしてもらってます。いい匂いでふわふわになりましたよ。

「綺麗になりましたね。いおり様は美人さんですね。」

猫ですが、美人ですか...。
まっ、私もこの白猫のこと、美人さんだと思っていましたが...。

「あらあら、これまた綺麗な猫ちゃんですね。女の子ですか?」

「あぁ。マチルダ、戻ったか。」

「じゃあ、トイレとかは見えないように設置しましょうね。」

そっかー。トイレ問題がありました。
また、私は猫、私は猫と唱えなきゃ。

「いおり様、いおり様はご自分のことどこまでご存知ですか?」

「どこまでとは?」

「う~ん、説明は難しいですね。私も○○様のことは詳しくないので...。」

「あの、その○○様ってなんですか?」

「私の口からは、お話しできなくて...。王から説明されると思います。」

えーっ、王様!?
そもそもハルバートさんって何者?




バーン...

ビクッ!

「息子よ、よくやった。さすがハルバートだな。」

ダンディーな方が部屋にやってきました。突然音がしたから、ビックリしてしまいましたよ。

「親父ー、いおり様がびっくりしてるじゃないか。」

「あぁ、すまんすまん。話を聞いて、すっ飛んできたからな。」

「すみません、いおり様。この人が私の父親で騎士団長を務めている者です。」

「いおり様、はじめまして。ハルバートの父の〈レオナルド〉と申します。」

「はい、はじめまして。いおりと申します。よろしくお願いします。」

「あぁ、もう人語を話せるんですね?」

「出会ってすぐにあの首飾りをお付けしたからな。」

「いおり様の記憶はどうなっているんだ?」

「それを今確認していたんだ。そこに親父が来たの。」

「それは、邪魔をしてすまなかった。それでいおり様は今現在の状況をわかっておられますか?」

「あの、私、自分のいた世界で白猫に出会ってて、それで事故にあいそうだった白猫を助けようとして...、気づいたら自分がその白猫になっていたんです。だから、何が起こったのかわからなくって...。」

「それは...、いおり様は別の世界の方ってことですか?」

「たぶん...。私の世界では、ハルバートさん達のような騎士の存在はずっと昔の話なので...。」

「そうですか...。では、いおり様は猫ではなく、人間だったと...。」

「それは...。伝承どおりですな。」

「「えっ?」」

「○○様は、異世界からお越しになる存在なのだ。理由はわからんが元の世界で白猫に出会い、連れて来られるらしい。いおり様は選ばれた人だな。」

「じゃあ、いおり様は本物の○○様なんだな。」

「あぁ。その首飾りをつけて人語を喋れるのも○○様の証拠だ。だから、おまえはいおり様の守護者としていおり様をお守りしろ!」

「それはわかっています。いおり様は誰にも渡しません。」

私そっちのけで、話が進んでいますね...。
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