19 / 44
早速、引っ越しです
しおりを挟む
「いおり様、何か要望があればなんでも言ってくださいね。」
大丈夫ですよ。私はそんなわがまま放題しません。要望って言われても、この国に慣れてからじゃないと何も言えないな~。
「いおり様は女の子ですからね。ハリー様など男性陣に話しにくいこともあると思います。ですので、私でも構いませんので話してくださいね。いおり様でしたら、いつでも構いませんわ。聖獣様より優先することはございませんもの。」
「あのっ、一ついいですか?私、今はこんな見た目ですけど、元の世界では19歳なんです。」
「まぁ~、そうなんですの?」
「はい。それで、できれば王妃様には私の友人のように接していただければと...。」
「私が聖獣様の友人?本当にいいんですの?」
「はい。普段はハルバートのように普通に話してもらえたら嬉しいです。公の場では、それは無理なのはわかっていますので。普段は‘いおり’と呼んでください。」
「わかりましたわ。では、私のことは‘リリー’と。今日から私といおりは友人ですね。」
王妃様、可愛いーな。裏表なさそうな人柄だわ。王様はそんな王妃様が愛しくて愛しくてって顔で見てるよ...。ラブラブですね。
ハルバートさんの部屋に戻ってきました。
「いおり様、本当に王妃様とご友人になって良かったのですかな?」
えっ?マズかったですか?
「王妃様はフワフワお姫様に見せてるが、実際は違うからな。しっかり者じゃなかったら、王妃になんてなれないさ。」
え~っ、あのフワフワは見た目だけ!?
「そうだな。でも、いおり様を利用なさる方ではない。純粋に王妃様もご友人が欲しいんだろう。王妃ともなれば人付き合いは色々考えてからになってしまうからな。昔からのご友人といえど、政治が絡むとな...。」
やっぱり、王妃って大変なんですね...。
私も大変な立場みたいですし、王妃様と支え合いながら、いい友人関係が築けるといいんですが...。
「まぁ~、いおりが望んだことだし、悪いようにはならないだろう。」
「それもそうだな。さっ、いおり様、我が屋敷に移動する準備をしましょうか?」
と言われても、私の持ち物なんて何もないんですが...。準備するものも何もありませんよ。
「俺といおりは、カイザーに乗っていけばいいか?」
「それでもいいが、いおり様のお姿はなるべく人目につかないようにした方がいい。」
そうですよね。得体の知れない幼女ですもん。目立たない方がいいですよね?
「猫の姿なら昨日のように布の中に入れて抱っこしてしまえばいいけどな。今のサイズでもいけるか?」
ハルバートさんがそれで可能なら、私はそれで全然構いませんよ。さすがに猫の姿には戻れませんよね?
でも、とりあえず念じてみる?そんな都合の良いこと、起こらないと思うけど。
"猫になーれ、猫の姿に戻れ..."
!!!!!
あれっ?戻れた?
「いおり様、猫の姿になれるのですか?」
いやっ、私にもわかりません。ただ念じてみただけなんですー。
「いおりはすごいなー。」
ハルバートさんが即座に私を抱き上げて、頭をナデナデしてます。
そんな...、すごくないです...。
変身の仕組みがわかりませんよ?
「親父、これで目立たず移動できるぞ。」
「あぁ、そうだな。いおり様は大丈夫ですかな?」
「はい、大丈夫です。あの、マチルダさんにお世話になったので、お礼だけ言っていきたいんですが...。」
「あぁ、大丈夫ですよ。マチルダは我が家の侍女なので、ハルバートが屋敷に戻るならマチルダも戻ります。なので、いつでも会えますよ。このままいおり様付きの侍女になってもいいですね。」
それはありがたいかも...。マチルダさん、いい人ですもん。
「では、屋敷に向かいましょうか。」
大丈夫ですよ。私はそんなわがまま放題しません。要望って言われても、この国に慣れてからじゃないと何も言えないな~。
「いおり様は女の子ですからね。ハリー様など男性陣に話しにくいこともあると思います。ですので、私でも構いませんので話してくださいね。いおり様でしたら、いつでも構いませんわ。聖獣様より優先することはございませんもの。」
「あのっ、一ついいですか?私、今はこんな見た目ですけど、元の世界では19歳なんです。」
「まぁ~、そうなんですの?」
「はい。それで、できれば王妃様には私の友人のように接していただければと...。」
「私が聖獣様の友人?本当にいいんですの?」
「はい。普段はハルバートのように普通に話してもらえたら嬉しいです。公の場では、それは無理なのはわかっていますので。普段は‘いおり’と呼んでください。」
「わかりましたわ。では、私のことは‘リリー’と。今日から私といおりは友人ですね。」
王妃様、可愛いーな。裏表なさそうな人柄だわ。王様はそんな王妃様が愛しくて愛しくてって顔で見てるよ...。ラブラブですね。
ハルバートさんの部屋に戻ってきました。
「いおり様、本当に王妃様とご友人になって良かったのですかな?」
えっ?マズかったですか?
「王妃様はフワフワお姫様に見せてるが、実際は違うからな。しっかり者じゃなかったら、王妃になんてなれないさ。」
え~っ、あのフワフワは見た目だけ!?
「そうだな。でも、いおり様を利用なさる方ではない。純粋に王妃様もご友人が欲しいんだろう。王妃ともなれば人付き合いは色々考えてからになってしまうからな。昔からのご友人といえど、政治が絡むとな...。」
やっぱり、王妃って大変なんですね...。
私も大変な立場みたいですし、王妃様と支え合いながら、いい友人関係が築けるといいんですが...。
「まぁ~、いおりが望んだことだし、悪いようにはならないだろう。」
「それもそうだな。さっ、いおり様、我が屋敷に移動する準備をしましょうか?」
と言われても、私の持ち物なんて何もないんですが...。準備するものも何もありませんよ。
「俺といおりは、カイザーに乗っていけばいいか?」
「それでもいいが、いおり様のお姿はなるべく人目につかないようにした方がいい。」
そうですよね。得体の知れない幼女ですもん。目立たない方がいいですよね?
「猫の姿なら昨日のように布の中に入れて抱っこしてしまえばいいけどな。今のサイズでもいけるか?」
ハルバートさんがそれで可能なら、私はそれで全然構いませんよ。さすがに猫の姿には戻れませんよね?
でも、とりあえず念じてみる?そんな都合の良いこと、起こらないと思うけど。
"猫になーれ、猫の姿に戻れ..."
!!!!!
あれっ?戻れた?
「いおり様、猫の姿になれるのですか?」
いやっ、私にもわかりません。ただ念じてみただけなんですー。
「いおりはすごいなー。」
ハルバートさんが即座に私を抱き上げて、頭をナデナデしてます。
そんな...、すごくないです...。
変身の仕組みがわかりませんよ?
「親父、これで目立たず移動できるぞ。」
「あぁ、そうだな。いおり様は大丈夫ですかな?」
「はい、大丈夫です。あの、マチルダさんにお世話になったので、お礼だけ言っていきたいんですが...。」
「あぁ、大丈夫ですよ。マチルダは我が家の侍女なので、ハルバートが屋敷に戻るならマチルダも戻ります。なので、いつでも会えますよ。このままいおり様付きの侍女になってもいいですね。」
それはありがたいかも...。マチルダさん、いい人ですもん。
「では、屋敷に向かいましょうか。」
1
あなたにおすすめの小説
神様の手違いで、おまけの転生?!お詫びにチートと無口な騎士団長もらっちゃいました?!
カヨワイさつき
恋愛
最初は、日本人で受験の日に何かにぶつかり死亡。次は、何かの討伐中に、死亡。次に目覚めたら、見知らぬ聖女のそばに、ポツンとおまけの召喚?あまりにも、不細工な為にその場から追い出されてしまった。
前世の記憶はあるものの、どれをとっても短命、不幸な出来事ばかりだった。
全てはドジで少し変なナルシストの神様の手違いだっ。おまけの転生?お詫びにチートと無口で不器用な騎士団長もらっちゃいました。今度こそ、幸せになるかもしれません?!
「ご褒美ください」とわんこ系義弟が離れない
橋本彩里(Ayari)
恋愛
六歳の時に伯爵家の養子として引き取られたイーサンは、年頃になっても一つ上の義理の姉のミラが大好きだとじゃれてくる。
そんななか、投資に失敗した父の借金の代わりにとミラに見合いの話が浮上し、義姉が大好きなわんこ系義弟が「ご褒美ください」と迫ってきて……。
1~2万文字の短編予定→中編に変更します。
いつもながらの溺愛執着ものです。
【完結】異世界に転移しましたら、四人の夫に溺愛されることになりました(笑)
かのん
恋愛
気が付けば、喧騒など全く聞こえない、鳥のさえずりが穏やかに聞こえる森にいました。
わぁ、こんな静かなところ初めて~なんて、のんびりしていたら、目の前に麗しの美形達が現れて・・・
これは、女性が少ない世界に転移した二十九歳独身女性が、あれよあれよという間に精霊の愛し子として囲われ、いつのまにか四人の男性と結婚し、あれよあれよという間に溺愛される物語。
あっさりめのお話です。それでもよろしければどうぞ!
本日だけ、二話更新。毎日朝10時に更新します。
完結しておりますので、安心してお読みください。
有能女官の赴任先は辺境伯領
たぬきち25番
恋愛
お気に入り1000ありがとうございます!!
お礼SS追加決定のため終了取下げいたします。
皆様、お気に入り登録ありがとうございました。
現在、お礼SSの準備中です。少々お待ちください。
辺境伯領の当主が他界。代わりに領主になったのは元騎士団の隊長ギルベルト(26)
ずっと騎士団に在籍して領のことなど右も左もわからない。
そのため新しい辺境伯様は帳簿も書類も不備ばかり。しかも辺境伯領は王国の端なので修正も大変。
そこで仕事を終わらせるために、腕っぷしに定評のあるギリギリ貴族の男爵出身の女官ライラ(18)が辺境伯領に出向くことになった。
だがそこでライラを待っていたのは、元騎士とは思えないほどつかみどころのない辺境伯様と、前辺境伯夫妻の忘れ形見の3人のこどもたち(14歳男子、9歳男子、6歳女子)だった。
仕事のわからない辺境伯を助けながら、こどもたちの生活を助けたり、魔物を倒したり!?
そしていつしか、ライラと辺境伯やこどもたちとの関係が変わっていく……
※お待たせしました。
※他サイト様にも掲載中
【本編完結】伯爵令嬢に転生して命拾いしたけどお嬢様に興味ありません!
ななのん
恋愛
早川梅乃、享年25才。お祭りの日に通り魔に刺されて死亡…したはずだった。死後の世界と思いしや目が覚めたらシルキア伯爵の一人娘、クリスティナに転生!きらきら~もふわふわ~もまったく興味がなく本ばかり読んでいるクリスティナだが幼い頃のお茶会での暴走で王子に気に入られ婚約者候補にされてしまう。つまらない生活ということ以外は伯爵令嬢として不自由ない毎日を送っていたが、シルキア家に養女が来た時からクリスティナの知らぬところで運命が動き出す。気がついた時には退学処分、伯爵家追放、婚約者候補からの除外…―― それでもクリスティナはやっと人生が楽しくなってきた!と前を向いて生きていく。
※本編完結してます。たまに番外編などを更新してます。
ヒロインだけど出番なし⭐︎
ちよこ
恋愛
地味OLから異世界に転生し、ヒロイン枠をゲットしたはずのアリエル。
だが、現実は甘くない。
天才悪役令嬢セシフィリーネに全ルートをかっさらわれ、攻略対象たちは全員そっちに夢中。
出番のないヒロインとして静かに学園生活を過ごすが、卒業後はまさかの42歳子爵の後妻に!?
逃げた先の隣国で、まさかの展開が待っていた——
美男美女の同僚のおまけとして異世界召喚された私、ゴミ無能扱いされ王城から叩き出されるも、才能を見出してくれた隣国の王子様とスローライフ
さら
恋愛
会社では地味で目立たない、ただの事務員だった私。
ある日突然、美男美女の同僚二人のおまけとして、異世界に召喚されてしまった。
けれど、測定された“能力値”は最低。
「無能」「お荷物」「役立たず」と王たちに笑われ、王城を追い出されて――私は一人、行くあてもなく途方に暮れていた。
そんな私を拾ってくれたのは、隣国の第二王子・レオン。
優しく、誠実で、誰よりも人の心を見てくれる人だった。
彼に導かれ、私は“癒しの力”を持つことを知る。
人の心を穏やかにし、傷を癒す――それは“無能”と呼ばれた私だけが持っていた奇跡だった。
やがて、王子と共に過ごす穏やかな日々の中で芽生える、恋の予感。
不器用だけど優しい彼の言葉に、心が少しずつ満たされていく。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる