28 / 44
陸君のことを話します
しおりを挟む
そういえば...、ハルバートさんが激怒中、ノアは空気でしたね。なんの助け舟も出してくれませんでした。私がハルバートさんを止めたから、ノアは殴られてないんですよ?私はあんなに必死だったのに~。
今のノアのニコニコ顔、若干ムカつきます。
「ハルバート様は、いおり様を本当に大事に思っているんですね。お二人がちゃんといい関係を築けているようで安心しました。」
ノア、あなた、あの状況でそんなこと思っていたの?
私とハルバートさんの関係をいい関係を築けてるって見えるのは嬉しいけど、そんなこと考えるよりもやることあったでしょうが...。
あなた、5歳児に守られたのよ?
「ん?いおり、なんでむくれてるんだ?顔がプク~ってふくれてるぞ。可愛いけどな。」
ハルバートさんもさっきまでの怒りは何処へやら、私のほっぺをツンツンしないでください。
「ほら、いつまでもむくれてないで、いおりが泣いた原因を俺に話してくれ。」
あっ、そうでした。
陸君のことは、ハルバートさんに話しておいた方がいいですよね?
このしおりのこともありますし、後々また前の世界のことが出てくるかもしれませんし。
「あのですね、とりあえずこのしおりを見てもらえますか?このしおりはーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。」
ハルバートさんに陸君のしおりを見てもらって、陸君のこと、ノアに起こったこと、私と陸君の関係...を話しました。
「いおりには、前の世界で大切な存在がいたんだな...。その陸とやらを思って泣いたんだろ?でも、前の世界でいおりが一人じゃなかったと知れて良かった。いおりは、陸という者に愛されてたんだぞ。このしおりには、陸とやらの大きな想いが込められている。しおりはこれをちゃんと大事に持っとくんだぞ。」
ハルバートさんには、このしおりから何か感じるものがあったんでしょうか?
ハルバートさんは、私の目元を指でなぞりながら、陸君のしおりを私に持たせました。
「それにしても不思議なことがあるものだな...。いおりがいた世界の物がこちらの世界に来るとはな。」
そうですよね~。
どんな力が働いてるのか?これも私を守る為のものなのでしょうか?
「それで、ノアといおりは仲良くなれそうなのか?」
「私も‘いおり’と呼ぶことを許されました。私の中に陸という者の想いと記憶もあるので、聖獣様とはわかっているのですが、身近に感じる面もあるのですよ。ですから、気安く接してしまうことがあるのは、大目に見ていただけたらと思います。」
「私は全然構いませんよ。ノアとは歳も近いので、仲良くしてくれた方が嬉しいです。」
「いおりがそれでいいならいいが、公の場ではちゃんとしてくれよ。」
「それはわかっています。私も屋敷から一歩外に出れば【黒】ですから。」
今のノアのニコニコ顔、若干ムカつきます。
「ハルバート様は、いおり様を本当に大事に思っているんですね。お二人がちゃんといい関係を築けているようで安心しました。」
ノア、あなた、あの状況でそんなこと思っていたの?
私とハルバートさんの関係をいい関係を築けてるって見えるのは嬉しいけど、そんなこと考えるよりもやることあったでしょうが...。
あなた、5歳児に守られたのよ?
「ん?いおり、なんでむくれてるんだ?顔がプク~ってふくれてるぞ。可愛いけどな。」
ハルバートさんもさっきまでの怒りは何処へやら、私のほっぺをツンツンしないでください。
「ほら、いつまでもむくれてないで、いおりが泣いた原因を俺に話してくれ。」
あっ、そうでした。
陸君のことは、ハルバートさんに話しておいた方がいいですよね?
このしおりのこともありますし、後々また前の世界のことが出てくるかもしれませんし。
「あのですね、とりあえずこのしおりを見てもらえますか?このしおりはーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。」
ハルバートさんに陸君のしおりを見てもらって、陸君のこと、ノアに起こったこと、私と陸君の関係...を話しました。
「いおりには、前の世界で大切な存在がいたんだな...。その陸とやらを思って泣いたんだろ?でも、前の世界でいおりが一人じゃなかったと知れて良かった。いおりは、陸という者に愛されてたんだぞ。このしおりには、陸とやらの大きな想いが込められている。しおりはこれをちゃんと大事に持っとくんだぞ。」
ハルバートさんには、このしおりから何か感じるものがあったんでしょうか?
ハルバートさんは、私の目元を指でなぞりながら、陸君のしおりを私に持たせました。
「それにしても不思議なことがあるものだな...。いおりがいた世界の物がこちらの世界に来るとはな。」
そうですよね~。
どんな力が働いてるのか?これも私を守る為のものなのでしょうか?
「それで、ノアといおりは仲良くなれそうなのか?」
「私も‘いおり’と呼ぶことを許されました。私の中に陸という者の想いと記憶もあるので、聖獣様とはわかっているのですが、身近に感じる面もあるのですよ。ですから、気安く接してしまうことがあるのは、大目に見ていただけたらと思います。」
「私は全然構いませんよ。ノアとは歳も近いので、仲良くしてくれた方が嬉しいです。」
「いおりがそれでいいならいいが、公の場ではちゃんとしてくれよ。」
「それはわかっています。私も屋敷から一歩外に出れば【黒】ですから。」
1
あなたにおすすめの小説
神様の手違いで、おまけの転生?!お詫びにチートと無口な騎士団長もらっちゃいました?!
カヨワイさつき
恋愛
最初は、日本人で受験の日に何かにぶつかり死亡。次は、何かの討伐中に、死亡。次に目覚めたら、見知らぬ聖女のそばに、ポツンとおまけの召喚?あまりにも、不細工な為にその場から追い出されてしまった。
前世の記憶はあるものの、どれをとっても短命、不幸な出来事ばかりだった。
全てはドジで少し変なナルシストの神様の手違いだっ。おまけの転生?お詫びにチートと無口で不器用な騎士団長もらっちゃいました。今度こそ、幸せになるかもしれません?!
「ご褒美ください」とわんこ系義弟が離れない
橋本彩里(Ayari)
恋愛
六歳の時に伯爵家の養子として引き取られたイーサンは、年頃になっても一つ上の義理の姉のミラが大好きだとじゃれてくる。
そんななか、投資に失敗した父の借金の代わりにとミラに見合いの話が浮上し、義姉が大好きなわんこ系義弟が「ご褒美ください」と迫ってきて……。
1~2万文字の短編予定→中編に変更します。
いつもながらの溺愛執着ものです。
【完結】異世界に転移しましたら、四人の夫に溺愛されることになりました(笑)
かのん
恋愛
気が付けば、喧騒など全く聞こえない、鳥のさえずりが穏やかに聞こえる森にいました。
わぁ、こんな静かなところ初めて~なんて、のんびりしていたら、目の前に麗しの美形達が現れて・・・
これは、女性が少ない世界に転移した二十九歳独身女性が、あれよあれよという間に精霊の愛し子として囲われ、いつのまにか四人の男性と結婚し、あれよあれよという間に溺愛される物語。
あっさりめのお話です。それでもよろしければどうぞ!
本日だけ、二話更新。毎日朝10時に更新します。
完結しておりますので、安心してお読みください。
有能女官の赴任先は辺境伯領
たぬきち25番
恋愛
お気に入り1000ありがとうございます!!
お礼SS追加決定のため終了取下げいたします。
皆様、お気に入り登録ありがとうございました。
現在、お礼SSの準備中です。少々お待ちください。
辺境伯領の当主が他界。代わりに領主になったのは元騎士団の隊長ギルベルト(26)
ずっと騎士団に在籍して領のことなど右も左もわからない。
そのため新しい辺境伯様は帳簿も書類も不備ばかり。しかも辺境伯領は王国の端なので修正も大変。
そこで仕事を終わらせるために、腕っぷしに定評のあるギリギリ貴族の男爵出身の女官ライラ(18)が辺境伯領に出向くことになった。
だがそこでライラを待っていたのは、元騎士とは思えないほどつかみどころのない辺境伯様と、前辺境伯夫妻の忘れ形見の3人のこどもたち(14歳男子、9歳男子、6歳女子)だった。
仕事のわからない辺境伯を助けながら、こどもたちの生活を助けたり、魔物を倒したり!?
そしていつしか、ライラと辺境伯やこどもたちとの関係が変わっていく……
※お待たせしました。
※他サイト様にも掲載中
ヒロインだけど出番なし⭐︎
ちよこ
恋愛
地味OLから異世界に転生し、ヒロイン枠をゲットしたはずのアリエル。
だが、現実は甘くない。
天才悪役令嬢セシフィリーネに全ルートをかっさらわれ、攻略対象たちは全員そっちに夢中。
出番のないヒロインとして静かに学園生活を過ごすが、卒業後はまさかの42歳子爵の後妻に!?
逃げた先の隣国で、まさかの展開が待っていた——
【本編完結】伯爵令嬢に転生して命拾いしたけどお嬢様に興味ありません!
ななのん
恋愛
早川梅乃、享年25才。お祭りの日に通り魔に刺されて死亡…したはずだった。死後の世界と思いしや目が覚めたらシルキア伯爵の一人娘、クリスティナに転生!きらきら~もふわふわ~もまったく興味がなく本ばかり読んでいるクリスティナだが幼い頃のお茶会での暴走で王子に気に入られ婚約者候補にされてしまう。つまらない生活ということ以外は伯爵令嬢として不自由ない毎日を送っていたが、シルキア家に養女が来た時からクリスティナの知らぬところで運命が動き出す。気がついた時には退学処分、伯爵家追放、婚約者候補からの除外…―― それでもクリスティナはやっと人生が楽しくなってきた!と前を向いて生きていく。
※本編完結してます。たまに番外編などを更新してます。
美男美女の同僚のおまけとして異世界召喚された私、ゴミ無能扱いされ王城から叩き出されるも、才能を見出してくれた隣国の王子様とスローライフ
さら
恋愛
会社では地味で目立たない、ただの事務員だった私。
ある日突然、美男美女の同僚二人のおまけとして、異世界に召喚されてしまった。
けれど、測定された“能力値”は最低。
「無能」「お荷物」「役立たず」と王たちに笑われ、王城を追い出されて――私は一人、行くあてもなく途方に暮れていた。
そんな私を拾ってくれたのは、隣国の第二王子・レオン。
優しく、誠実で、誰よりも人の心を見てくれる人だった。
彼に導かれ、私は“癒しの力”を持つことを知る。
人の心を穏やかにし、傷を癒す――それは“無能”と呼ばれた私だけが持っていた奇跡だった。
やがて、王子と共に過ごす穏やかな日々の中で芽生える、恋の予感。
不器用だけど優しい彼の言葉に、心が少しずつ満たされていく。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる