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第六話 精一杯の挑発
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「……」
モーリス様に口付けをされた僕は、呆然としていた。
すると、そんな僕を見ていたモーリス様が突然慌て出した。
「ごめんよ。唇に口付けするのは、まだ早かったかね?」
「!」
とんでもない! 僕がそれをどれだけ待ち望んだことか! いつもホッペにチュウなんだもん。それも嬉しいけど、僕はもっと夫夫らしい触れ合いがしたかったのだ。
僕はモーリス様のシャツを掴み、必死にせがんだ。
「モーリス様、もう一回。もう一回チュウしてください」
「しかし……。いいのかい?」
「いいんです。いっぱいいっぱいチュウしてください」
僕の言葉を聞いて、モーリス様は苦笑した。それから僕に顔を寄せ、何度も口付けしてくれた。
もの凄い勢いで多幸感が押し寄せてくる。口付けってこんなに気持ち良かったんだ。モーリス様以外の人としたことないから知らなかったよ。
うっとりしながらそんなことを考えていたら、モーリス様の唇が離れた。
ニッコリ微笑みながら、僕の頭を撫でる。
「可愛いセルビット。今日は少し大人になったね。では、そろそろ寝ようか」
「へ?」
モーリス様、寝る気!? 冗談じゃない。これから熱い夜が始まるんでしょう!?
僕はイヤイヤと首を振った。
「やだやだ! 今夜はモーリス様と一つになって、忘れられない夜になるんだ!」
僕の言葉に、モーリス様が戸惑いの表情を見せた。
「えぇ……? 無理をしなくていいのだよ? 私たちは少しずつ段階を踏んでいけばいいんだ」
「やだやだ! 今日エッチしたい! モーリス様に抱かれたい! そのためにお尻の準備もしたんだ!」
一応お風呂で準備をしておいて良かった~。備えあれば憂いなしとはこのことを言うんだね!
モーリス様は、『お尻の準備』と言う言葉に赤面した。
「セルビット……。もしかして、毎晩準備していてくれたのかい?」
「はい。だってモーリス様に抱かれたいんだもん。モーリス様が欲しい。モーリス様を身体で感じたい。……僕にモーリス様をちょうだい?」
僕の精一杯の挑発に、モーリス様は頭を抱えた。でも、ほんのり頬を染めているので嫌がってはいないと思う。……多分。
「……どこでそんな淫らな誘い方を覚えたのだ。セルビット、悪い子だぞ」
「僕悪い子なんです。毎晩モーリス様に抱かれたときのことを想像しながら寝てたんです」
「~~~!!」
モーリス様は恥ずかしかったのか、片手で口元を押さえた。顔はさっきより赤くなっている。
よしよし。効いてる効いてる。あとひと押しすれば抱いてくれるかも。
僕はベッドにころんと仰向けになると、モーリス様に両手を突き出した。
「モーリス様……。どうかこの僕にご慈悲を……」
「……。本当、どこでそんな言葉を覚えたのだ。私も一応男なのだぞ? そんなふうに誘われたら断り切れない」
「断らないで、モーリス様。僕とエッチしよう?」
「……」
モーリス様がフゥーと息を吐いて、前髪をかき上げた。後ろに撫で付けていた前髪がハラリと目にかかり、色っぽかった。更に、いつもの優しい表情ではなく、目がギラギラしていてケモノのようだった。
僕はワイルドなモーリス様に胸がキュンキュンした。
モーリス様がゆっくりベッドに乗り上げる。
それから至近距離で僕の顔をじっと見つめた。
「怖くなってもやめてあげられないからね?」
怖くなんかないもん。それどころか、身体がゾクゾクしちゃう。早くモーリス様に触れて欲しい。
「やめてなんて絶対言わないもん」
「そうかい? では――」
そんな言葉と共に、モーリス様の唇が僕の唇を塞いだ。大好きなキスだと内心喜んでいたら、モーリス様の舌が僕の口内に入ってきた。
そのままネロネロと舐められる。
「……っふぅ……」
気持ち良くて声が漏れてしまう。特に上顎を舐められると腰が揺れる。モーリス様の舌気持ちいい……。こんなのバカになっちゃうよ!
最後にモーリス様は僕の舌をじゅっと吸ったあと、唇を離した。
僕はよだれを流しながらハァハァ息を乱していた。
もう完全に目がハートになっている気がする。
モーリス様のキス、激しい……。これが大人の階段を上るってことなのか……。
キスの余韻にうっとりしながらそんなことを考えていた。すると、モーリス様がペロリと舌舐めずりをした。
「まだまだこれからだからね? セルビット……」
僕はお尻の穴をキュンキュンさせながら、『ふぁい……』と間の抜けた返事をしたのだった。
モーリス様に口付けをされた僕は、呆然としていた。
すると、そんな僕を見ていたモーリス様が突然慌て出した。
「ごめんよ。唇に口付けするのは、まだ早かったかね?」
「!」
とんでもない! 僕がそれをどれだけ待ち望んだことか! いつもホッペにチュウなんだもん。それも嬉しいけど、僕はもっと夫夫らしい触れ合いがしたかったのだ。
僕はモーリス様のシャツを掴み、必死にせがんだ。
「モーリス様、もう一回。もう一回チュウしてください」
「しかし……。いいのかい?」
「いいんです。いっぱいいっぱいチュウしてください」
僕の言葉を聞いて、モーリス様は苦笑した。それから僕に顔を寄せ、何度も口付けしてくれた。
もの凄い勢いで多幸感が押し寄せてくる。口付けってこんなに気持ち良かったんだ。モーリス様以外の人としたことないから知らなかったよ。
うっとりしながらそんなことを考えていたら、モーリス様の唇が離れた。
ニッコリ微笑みながら、僕の頭を撫でる。
「可愛いセルビット。今日は少し大人になったね。では、そろそろ寝ようか」
「へ?」
モーリス様、寝る気!? 冗談じゃない。これから熱い夜が始まるんでしょう!?
僕はイヤイヤと首を振った。
「やだやだ! 今夜はモーリス様と一つになって、忘れられない夜になるんだ!」
僕の言葉に、モーリス様が戸惑いの表情を見せた。
「えぇ……? 無理をしなくていいのだよ? 私たちは少しずつ段階を踏んでいけばいいんだ」
「やだやだ! 今日エッチしたい! モーリス様に抱かれたい! そのためにお尻の準備もしたんだ!」
一応お風呂で準備をしておいて良かった~。備えあれば憂いなしとはこのことを言うんだね!
モーリス様は、『お尻の準備』と言う言葉に赤面した。
「セルビット……。もしかして、毎晩準備していてくれたのかい?」
「はい。だってモーリス様に抱かれたいんだもん。モーリス様が欲しい。モーリス様を身体で感じたい。……僕にモーリス様をちょうだい?」
僕の精一杯の挑発に、モーリス様は頭を抱えた。でも、ほんのり頬を染めているので嫌がってはいないと思う。……多分。
「……どこでそんな淫らな誘い方を覚えたのだ。セルビット、悪い子だぞ」
「僕悪い子なんです。毎晩モーリス様に抱かれたときのことを想像しながら寝てたんです」
「~~~!!」
モーリス様は恥ずかしかったのか、片手で口元を押さえた。顔はさっきより赤くなっている。
よしよし。効いてる効いてる。あとひと押しすれば抱いてくれるかも。
僕はベッドにころんと仰向けになると、モーリス様に両手を突き出した。
「モーリス様……。どうかこの僕にご慈悲を……」
「……。本当、どこでそんな言葉を覚えたのだ。私も一応男なのだぞ? そんなふうに誘われたら断り切れない」
「断らないで、モーリス様。僕とエッチしよう?」
「……」
モーリス様がフゥーと息を吐いて、前髪をかき上げた。後ろに撫で付けていた前髪がハラリと目にかかり、色っぽかった。更に、いつもの優しい表情ではなく、目がギラギラしていてケモノのようだった。
僕はワイルドなモーリス様に胸がキュンキュンした。
モーリス様がゆっくりベッドに乗り上げる。
それから至近距離で僕の顔をじっと見つめた。
「怖くなってもやめてあげられないからね?」
怖くなんかないもん。それどころか、身体がゾクゾクしちゃう。早くモーリス様に触れて欲しい。
「やめてなんて絶対言わないもん」
「そうかい? では――」
そんな言葉と共に、モーリス様の唇が僕の唇を塞いだ。大好きなキスだと内心喜んでいたら、モーリス様の舌が僕の口内に入ってきた。
そのままネロネロと舐められる。
「……っふぅ……」
気持ち良くて声が漏れてしまう。特に上顎を舐められると腰が揺れる。モーリス様の舌気持ちいい……。こんなのバカになっちゃうよ!
最後にモーリス様は僕の舌をじゅっと吸ったあと、唇を離した。
僕はよだれを流しながらハァハァ息を乱していた。
もう完全に目がハートになっている気がする。
モーリス様のキス、激しい……。これが大人の階段を上るってことなのか……。
キスの余韻にうっとりしながらそんなことを考えていた。すると、モーリス様がペロリと舌舐めずりをした。
「まだまだこれからだからね? セルビット……」
僕はお尻の穴をキュンキュンさせながら、『ふぁい……』と間の抜けた返事をしたのだった。
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