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第一章 始まりの章

第四節 森を出る。その二

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とりあえず、あいさつを終えたラプトはトセについて行くことにした。トセはマヤカオ国の人であると言っている。で、ココ最近、隣の国のセウチョタキ国がこの森に侵略してくる可能性がある、この森の警備に来ているらしい。この森は聖なる森、ゼンヒルと言われ、魔法石、魔法植物など世界有数の自然界保有場所である。そのため、敵国に注目されている。とトセは言っている。でも、ラプトが気になった事があった。それは魔法という言葉だった。この世界には魔法が存在する世界であるということに!、そして、あのとき起きたことはほんとに魔法であったことに!
「ほんとにこの世界に、魔法ってい言うものがあるの?」
とラプトは声を上げて言ったので、トセは恐る恐るあることを聞こうとするが、
「ラプトくんは…」
と聞くのがちょっと遠慮している。
しかし、ラプトはこの空気を感じて
「はい、この世界は初めてです」
と返事をしたがこの空気とはトセにとっては転生者かどうか知りたかったことである。しかし、その答えをどう捉えたのかラプトは知らなかったのである。
そうこの世界この世界は…
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