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脱・引きこもり姫
意外な関係
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太陽が昇って、傾きかけている正午。私の部屋には二人の王子がやって来ていた。
「───遠方の東の騎士団は筋肉が凄いんだ。手合わせを頼んで決闘してみたら剣が凄く重かったんだ!あれは楽しかったな。今までに無い威力を感じた。ま、勿論俺が勝ったけどな!」
「それはすごいね。確かに東の方は牛肉や豚肉が特産品であるから故に、そこに住む人達も肉料理を沢山食べている。筋肉に差がつくのはそこから来ているのかもしれないね」
「なるほどな。確かにウチも輸入品として東からは特に肉を多く仕入れているからな。俺もあいつらに劣らないように筋肉を付けていかないとだな」
アルビー様とルイズ様がばったりと鉢合わせしてから早三十分が経過していた。
とても気まずい空間になるかと思えば、先程からずっとアルビー様とルイズ様が楽しそうに談笑している。
お陰で私は蚊帳の外を満喫している訳なのだが。
私は紅茶を飲む隙を見て、二人の様子を見る。
彼らは攻略対象さながら、喋っている時も美しく、目が離せないでいた。
アルビー様は先程から今までの仕事についてをルイズ様に話しており、ルイズ様は所々興味ありげに質問しており、私が会話に入る隙は全く無かった。まあ、入るつもりはないんだけど。
そして数分経過した後、ルイズ様がハッとした様にこちらを見た。
「すまないエマ嬢。君に用意して貰ったというのに蚊帳の外にしてしまって……今度は私から君を誘おう」
「え」
そんなことはしなくて良いと口を開きかけたが、それより先にまたルイズ様が喋り出してしまった。
「それとアルビー、淑女の部屋に許可なく入るのはマナー違反だよ。紳士としてキツく教えたはずだよね?どうして出来ていないのかな。任務に夢中で忘れてしまったのかい?ならばもう一度始めから教えてあげようか」
「え!?いやいやいや、勘弁してくれよルイズ。お前のは鍛錬よりもキツいんだぞ……」
そう言ってアルビー様は遠い目をした。
アルビー様は過去に、ルイズ様から何かしらトラウマとなるような事をさせられたようだった。
「そういえば、風の噂で聞いたのだけど、また新しい課題が出されるようだね」
「あぁ……そうみたいです」
「課題?なんだそれ」
アルビー様は首を傾げて、そんなアルビー様にルイズ様は呆れてため息を吐いた。
「アルビー……君が皇宮に帰還した際に説明されただろう。女王試験の仕組みについて」
「あぁ!あれか。確か、不定期に女王候補全員に課せられるモンなんだろ?任意みたいだけど。エマは参加するのか?」
「あぁ、アルビー、彼女は───」
「参加しますよ」
「え、そうなの?」
ルイズ様は目を見開いてもう一度聞き返す。
彼の反応はよく分かる。今まで一度も試験に参加していなかったのだから、なにか訳ありだと思うのが普通だろう。
でも、今回は違う。
「はい、参加します。例えどんな内容であっても。必ず」
「……………」
「?参加することはそんな珍しいことなのか?」
アルビー様が私たちの様子に違和感を持って不思議そうな顔をした。
「いいえ、そんな珍しい事では無いですよ。ただ、私の場合、今まで課題には一度も参加してきませんでしたから」
アルビー様に向けてニコリと笑うと彼は大変なんだな、と零してそのまま机にあったクッキーを頬張った。
理由を問い詰めてくるかと思ったが、意外にも彼はすぐに後追いはせず、何も聞こうとはしなかった。
そこら辺の事情には結構慣れているのか、それともただ興味が無いのか、どちらなのかは分からないが………。
「…………───ふふっ」
「……?ルイズ様?どうされましたか」
「いいや、何でも無いんだ。それより、次の課題のヒントが何か君はご存知かな?」
「………えっと……」
基本女王候補試験の課題は秘匿とされているのだが、レジックが極稀に次の課題のヒントとなる情報を先取りして出してくれることがゲームでは存在していた。
あれは確か、それぞれの女王候補の課題専用メイドが手紙として寄越してくれるはずなのだが……。
生憎そんなものは此方には届いていなかった。
「おや、まだ届いていなかったのだね。じゃあ、僕の口から伝えても構わないかな?」
「!……もちろんです!次の課題は一体何なのですか?」
「次の課題は単体で挑むものではなく、ペアで行動することが決まった」
「!!」
これは予想外だ。ペアで行う課題は恋愛イベントで多く行われているもので、こんな序盤からそんなイベントが発生するとは考えにくい。
それか、余りにもリルが恋愛上手で攻略対象の一人や二人手玉にとっているという可能性もあるにはある。
(でも、そんな状態あってたまったもんじゃないわ……)
「それで、参加者の女王候補は続々とペアの申請をしているはずなのだけれど、君は既に申請済みなのかな?」
「え!?ペアって自分達で作らないといけないのですか!?」
「あぁ、そのようだけれど……本当に何も知らされていないんだね。少し課題専用メイドを見直すべきじゃないかな?」
「それは………はい。注意しておきます」
おそらく、私の課題専用メイドは私が余りにも課題に参加しないことに対して、自分のやっている仕事に必要性が無いと感じ役割を放棄しているのではないかと思う。
確かにメイドの言い分も分かる。これに関しては私が悪いのだ。
でも、私のせいでレイアが酷いことをされたという事実がまた私の中で思い起こされてしまった。
私がシュンと、気落ちしていると、レイアがそっと隣にやって来た。
「お言葉ですがルイズ様。その課題専用メイドというものは本日から私が担当することになりました」
「え、レイア?」
「なんだって?」
私とルイズ様はポカーンと驚いたまま、レイアを見ていた。
「しかし、君はエマ嬢の専属侍女だろう。これでは君への負担が大きすぎる。ハッキリ言って無茶な行為だ」
「確かに一般的に見ればそうなりますが、私は違います。ただの素性の知れない相手を信じるより、私が率先して動けばエマ様も安心して課題に取り組めるのです。これは主に対する奉仕の一環です」
「レイア………」
力強い瞳で言葉を紡ぐレイアはとても美しかった。
「ですのでエマ様、私がその役割をする許可を下さい。必ずご期待に添えさせて頂きます」
「………分かったわ。でも無理をして体調を崩したり、精神的に負担を感じることは許さないから。それと………………ありがとう。レイア」
私が微笑むとレイアも微笑んだ。
やはり、私の侍女は最高の侍女だ。
一部始終を見ていたルイズ様もやれやれと諦めたように笑う。
「君たちは噂の通り本当に仲がいいんだね。なんだか見ていてほっこりするよ」
「ふふっ、レイアは小さい頃から一緒にいるんです。だから仲良くなるまでそう時間はかかりませんでした」
私たちがニコニコしていると、横でずっとクッキーを食べていたアルビー様がクッキーを食べ終わったのか、身を乗り出して話しかけてきた。
「なぁ、さっきの話の続きに戻るけど、エマは結局ペアは決まっていないんだろ?」
「え、えぇ、まぁ、そうなりますね……」
「じゃあ俺がエマのペアになってやるよ」
「え?」
アルビー様はニヤリと笑ってこちらを見る。
「課題に取り組むお前を助けてやるって言ってんだよ」
「よ、よろしいのですか?」
「もちろんだ。それに課題っていうのも何なのか、俺も体験しておきたいしな!」
課題を体験しておきたいって……変なことを言うなこの人は。でも、今回ばかりはその興味に助かった。
「良かったね、エマ嬢。あ、そうだ。お近付きの印に僕もエマと呼ばせてもらっても良いかな?」
「えっ、あっ、はい。お好きにお呼び下さい」
「ふふっ、ありがとう。エマも僕のことを好きに呼んで良いからね」
「は、はい………」
絶対呼ばない。呼んだら何が起こる分かったもんじゃない。
「そんじゃ、課題の日まで頑張ろうな!」
「は、はい!」
「皆で頑張ろうね」
かくして、私は無事に次の課題に挑戦できることになった。
…………かなりのリスクを背負って。
「───遠方の東の騎士団は筋肉が凄いんだ。手合わせを頼んで決闘してみたら剣が凄く重かったんだ!あれは楽しかったな。今までに無い威力を感じた。ま、勿論俺が勝ったけどな!」
「それはすごいね。確かに東の方は牛肉や豚肉が特産品であるから故に、そこに住む人達も肉料理を沢山食べている。筋肉に差がつくのはそこから来ているのかもしれないね」
「なるほどな。確かにウチも輸入品として東からは特に肉を多く仕入れているからな。俺もあいつらに劣らないように筋肉を付けていかないとだな」
アルビー様とルイズ様がばったりと鉢合わせしてから早三十分が経過していた。
とても気まずい空間になるかと思えば、先程からずっとアルビー様とルイズ様が楽しそうに談笑している。
お陰で私は蚊帳の外を満喫している訳なのだが。
私は紅茶を飲む隙を見て、二人の様子を見る。
彼らは攻略対象さながら、喋っている時も美しく、目が離せないでいた。
アルビー様は先程から今までの仕事についてをルイズ様に話しており、ルイズ様は所々興味ありげに質問しており、私が会話に入る隙は全く無かった。まあ、入るつもりはないんだけど。
そして数分経過した後、ルイズ様がハッとした様にこちらを見た。
「すまないエマ嬢。君に用意して貰ったというのに蚊帳の外にしてしまって……今度は私から君を誘おう」
「え」
そんなことはしなくて良いと口を開きかけたが、それより先にまたルイズ様が喋り出してしまった。
「それとアルビー、淑女の部屋に許可なく入るのはマナー違反だよ。紳士としてキツく教えたはずだよね?どうして出来ていないのかな。任務に夢中で忘れてしまったのかい?ならばもう一度始めから教えてあげようか」
「え!?いやいやいや、勘弁してくれよルイズ。お前のは鍛錬よりもキツいんだぞ……」
そう言ってアルビー様は遠い目をした。
アルビー様は過去に、ルイズ様から何かしらトラウマとなるような事をさせられたようだった。
「そういえば、風の噂で聞いたのだけど、また新しい課題が出されるようだね」
「あぁ……そうみたいです」
「課題?なんだそれ」
アルビー様は首を傾げて、そんなアルビー様にルイズ様は呆れてため息を吐いた。
「アルビー……君が皇宮に帰還した際に説明されただろう。女王試験の仕組みについて」
「あぁ!あれか。確か、不定期に女王候補全員に課せられるモンなんだろ?任意みたいだけど。エマは参加するのか?」
「あぁ、アルビー、彼女は───」
「参加しますよ」
「え、そうなの?」
ルイズ様は目を見開いてもう一度聞き返す。
彼の反応はよく分かる。今まで一度も試験に参加していなかったのだから、なにか訳ありだと思うのが普通だろう。
でも、今回は違う。
「はい、参加します。例えどんな内容であっても。必ず」
「……………」
「?参加することはそんな珍しいことなのか?」
アルビー様が私たちの様子に違和感を持って不思議そうな顔をした。
「いいえ、そんな珍しい事では無いですよ。ただ、私の場合、今まで課題には一度も参加してきませんでしたから」
アルビー様に向けてニコリと笑うと彼は大変なんだな、と零してそのまま机にあったクッキーを頬張った。
理由を問い詰めてくるかと思ったが、意外にも彼はすぐに後追いはせず、何も聞こうとはしなかった。
そこら辺の事情には結構慣れているのか、それともただ興味が無いのか、どちらなのかは分からないが………。
「…………───ふふっ」
「……?ルイズ様?どうされましたか」
「いいや、何でも無いんだ。それより、次の課題のヒントが何か君はご存知かな?」
「………えっと……」
基本女王候補試験の課題は秘匿とされているのだが、レジックが極稀に次の課題のヒントとなる情報を先取りして出してくれることがゲームでは存在していた。
あれは確か、それぞれの女王候補の課題専用メイドが手紙として寄越してくれるはずなのだが……。
生憎そんなものは此方には届いていなかった。
「おや、まだ届いていなかったのだね。じゃあ、僕の口から伝えても構わないかな?」
「!……もちろんです!次の課題は一体何なのですか?」
「次の課題は単体で挑むものではなく、ペアで行動することが決まった」
「!!」
これは予想外だ。ペアで行う課題は恋愛イベントで多く行われているもので、こんな序盤からそんなイベントが発生するとは考えにくい。
それか、余りにもリルが恋愛上手で攻略対象の一人や二人手玉にとっているという可能性もあるにはある。
(でも、そんな状態あってたまったもんじゃないわ……)
「それで、参加者の女王候補は続々とペアの申請をしているはずなのだけれど、君は既に申請済みなのかな?」
「え!?ペアって自分達で作らないといけないのですか!?」
「あぁ、そのようだけれど……本当に何も知らされていないんだね。少し課題専用メイドを見直すべきじゃないかな?」
「それは………はい。注意しておきます」
おそらく、私の課題専用メイドは私が余りにも課題に参加しないことに対して、自分のやっている仕事に必要性が無いと感じ役割を放棄しているのではないかと思う。
確かにメイドの言い分も分かる。これに関しては私が悪いのだ。
でも、私のせいでレイアが酷いことをされたという事実がまた私の中で思い起こされてしまった。
私がシュンと、気落ちしていると、レイアがそっと隣にやって来た。
「お言葉ですがルイズ様。その課題専用メイドというものは本日から私が担当することになりました」
「え、レイア?」
「なんだって?」
私とルイズ様はポカーンと驚いたまま、レイアを見ていた。
「しかし、君はエマ嬢の専属侍女だろう。これでは君への負担が大きすぎる。ハッキリ言って無茶な行為だ」
「確かに一般的に見ればそうなりますが、私は違います。ただの素性の知れない相手を信じるより、私が率先して動けばエマ様も安心して課題に取り組めるのです。これは主に対する奉仕の一環です」
「レイア………」
力強い瞳で言葉を紡ぐレイアはとても美しかった。
「ですのでエマ様、私がその役割をする許可を下さい。必ずご期待に添えさせて頂きます」
「………分かったわ。でも無理をして体調を崩したり、精神的に負担を感じることは許さないから。それと………………ありがとう。レイア」
私が微笑むとレイアも微笑んだ。
やはり、私の侍女は最高の侍女だ。
一部始終を見ていたルイズ様もやれやれと諦めたように笑う。
「君たちは噂の通り本当に仲がいいんだね。なんだか見ていてほっこりするよ」
「ふふっ、レイアは小さい頃から一緒にいるんです。だから仲良くなるまでそう時間はかかりませんでした」
私たちがニコニコしていると、横でずっとクッキーを食べていたアルビー様がクッキーを食べ終わったのか、身を乗り出して話しかけてきた。
「なぁ、さっきの話の続きに戻るけど、エマは結局ペアは決まっていないんだろ?」
「え、えぇ、まぁ、そうなりますね……」
「じゃあ俺がエマのペアになってやるよ」
「え?」
アルビー様はニヤリと笑ってこちらを見る。
「課題に取り組むお前を助けてやるって言ってんだよ」
「よ、よろしいのですか?」
「もちろんだ。それに課題っていうのも何なのか、俺も体験しておきたいしな!」
課題を体験しておきたいって……変なことを言うなこの人は。でも、今回ばかりはその興味に助かった。
「良かったね、エマ嬢。あ、そうだ。お近付きの印に僕もエマと呼ばせてもらっても良いかな?」
「えっ、あっ、はい。お好きにお呼び下さい」
「ふふっ、ありがとう。エマも僕のことを好きに呼んで良いからね」
「は、はい………」
絶対呼ばない。呼んだら何が起こる分かったもんじゃない。
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