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森の聖域クルーラ
『コップ』の注文 1
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魔力紙で作った、折り魔紙の販売が始まって、二十日が過ぎた。
折り魔紙は順調に売れているそうだ。
そしてやっぱり、光魔法の『ツル』が一番人気。
僕と一緒で、夜道を歩く時とか、部屋の灯りに使うらしい…。
夜道はともかく、部屋の灯りに?
理由を聞いてみると、僕の部屋に有るみたいな、光の魔石で明るくなるランプだと、魔石が必要になる。
『クルーラ』では魔石を当たり前に使えるけれど、他では高価で、光の『ツル』に、ほんの少しの魔力を使うだけで部屋を明るくすることが出来るからと、人気なのだそうだ。
そう言う需要が有るのか…。
…もしかして、部屋の灯り用の入れ物を作った方が良い?
鞄やリュックに付ける事を想定して、光を照らすのは片側だけだから…。
部屋に置くときは、僕は羽を広げて魔力を入れるけれど、入れ物にいれたまま、そのまま使うのでは、明かりはそれほど明るくはない。
入れ物から出して使えば良いけれど、羽を閉じるときに綺麗に折り戻せなければ、使えなくなってしまう…。
広げた状態で、維持できる方法を考えた方が良いのかも知れない。
お試しに使ってもらった時は、入れ物が無かったから、直接魔力を入れていたし…。
…そうだ。
羽を広げた『ツル』を、ランプみたいにガラスで囲んで、魔力を入れれるようにしたら、部屋が明るくなるかな…。
後で、ヒナキさんに相談してみよう。
次に売れているのは水魔法の『コップ』。
なぜか予想外に、調査隊や道路整備の、野外の医療現場で使われているらしい…。
…何で?
聞けば、傷口を洗ったり、水分を補給させるために、『コップ』で出した水が、多くもなく少なくもなく、ちょうど良いらしい。
それと、水の属性を帯びた『コップ』に光の魔力を注いだら、消毒水に変化したそうだ。
怪我した傷口を『コップ』の消毒水で洗い、治療すると、怪我の治りが早いとか…。
そんな効果が報告された。
さすがにそれは試していない…。
ただ、どうしても扱いが乱雑になるので、何回か使っている内に破損してしまったらしい。
だから多く欲しいのだとか…。
そんな連絡が入った。
入れ物から出して『コップ』を使用して、入れ物に戻して…。
個人で使う分には、慎重に使うだろうが、集団の中で使うとなると、きちんと管理する者がいないと、直ぐに破損してしまうだろう…。
それに、初めての販売だから、それほど数は出荷されていない。
もしかして、個人的に持っていた人のを使ったのだろうか…。
『コップ』が役立ってくれるのは嬉しいが、量産出来るものではないので、どうしたら良いのか考えなくてはならない…。
なので、ヒナキさんと、アレクさん。
木工所の熊族のテリヤさん。
ちょうど帰ってきたリーンさん達と相談する事になった。
相談の場所は、ヒナキさんの店の横の、魔力紙を保管している小屋の中。
折り魔紙の話は、外から来る人には、あまり聞かせたくないしね…。
折り魔紙は順調に売れているそうだ。
そしてやっぱり、光魔法の『ツル』が一番人気。
僕と一緒で、夜道を歩く時とか、部屋の灯りに使うらしい…。
夜道はともかく、部屋の灯りに?
理由を聞いてみると、僕の部屋に有るみたいな、光の魔石で明るくなるランプだと、魔石が必要になる。
『クルーラ』では魔石を当たり前に使えるけれど、他では高価で、光の『ツル』に、ほんの少しの魔力を使うだけで部屋を明るくすることが出来るからと、人気なのだそうだ。
そう言う需要が有るのか…。
…もしかして、部屋の灯り用の入れ物を作った方が良い?
鞄やリュックに付ける事を想定して、光を照らすのは片側だけだから…。
部屋に置くときは、僕は羽を広げて魔力を入れるけれど、入れ物にいれたまま、そのまま使うのでは、明かりはそれほど明るくはない。
入れ物から出して使えば良いけれど、羽を閉じるときに綺麗に折り戻せなければ、使えなくなってしまう…。
広げた状態で、維持できる方法を考えた方が良いのかも知れない。
お試しに使ってもらった時は、入れ物が無かったから、直接魔力を入れていたし…。
…そうだ。
羽を広げた『ツル』を、ランプみたいにガラスで囲んで、魔力を入れれるようにしたら、部屋が明るくなるかな…。
後で、ヒナキさんに相談してみよう。
次に売れているのは水魔法の『コップ』。
なぜか予想外に、調査隊や道路整備の、野外の医療現場で使われているらしい…。
…何で?
聞けば、傷口を洗ったり、水分を補給させるために、『コップ』で出した水が、多くもなく少なくもなく、ちょうど良いらしい。
それと、水の属性を帯びた『コップ』に光の魔力を注いだら、消毒水に変化したそうだ。
怪我した傷口を『コップ』の消毒水で洗い、治療すると、怪我の治りが早いとか…。
そんな効果が報告された。
さすがにそれは試していない…。
ただ、どうしても扱いが乱雑になるので、何回か使っている内に破損してしまったらしい。
だから多く欲しいのだとか…。
そんな連絡が入った。
入れ物から出して『コップ』を使用して、入れ物に戻して…。
個人で使う分には、慎重に使うだろうが、集団の中で使うとなると、きちんと管理する者がいないと、直ぐに破損してしまうだろう…。
それに、初めての販売だから、それほど数は出荷されていない。
もしかして、個人的に持っていた人のを使ったのだろうか…。
『コップ』が役立ってくれるのは嬉しいが、量産出来るものではないので、どうしたら良いのか考えなくてはならない…。
なので、ヒナキさんと、アレクさん。
木工所の熊族のテリヤさん。
ちょうど帰ってきたリーンさん達と相談する事になった。
相談の場所は、ヒナキさんの店の横の、魔力紙を保管している小屋の中。
折り魔紙の話は、外から来る人には、あまり聞かせたくないしね…。
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