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森の聖域クルーラ
ヤッコ 2
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「コレはいったい、どう言う事なんだ?」
カナックさんがそう言うと、三人の視線が並んで座る僕達の方を向いた。
「魔力を入れた者が違うんだ」
「「「魔力を入れた者が違う?」」」
驚く三人に、ヒナキさんが説明してくれた。
まずは『ヤッコ』に属性魔力を入れて、どれが相性が良いが試した結果、闇属性だった。
そこで闇属性の『ヤッコ』をいくつも作り、闇属性の『ツル』の代わりにならないかと、試しに闇の模様の描いた入れ物に入れて魔力を入れた。
普通に反応したので、後は入れ物を考えないと…。と、思ってアレクの所で、厚手の魔力紙を使って簡単な入れ物を相談していた。
時間が経ち、入れ物に入れたままの『ヤッコ』の魔力が切れて、見たら闇属性の模様が浮き上がっていた。
それで今度は、入れ物に入れずに、闇属性の『ヤッコ』に魔力を入れたが、魔力が切れると同じ様に模様が浮き上がった。
他の人でも出きるのかと、ヒナキが魔力を入れたら、模様が浮き上がっただけでなく、オルガが魔力を入れた『ヤッコ』と模様が少し違っていた。
コレはどういう意味なのかと、アレクや、模様の書き込みをしている者達に聞くと、魔力を入れた者が違うのなら、『個人』を指しているのではないか言うことになった。
と、言うことは、何を意味するのかを相談するためにも集まってもらったのだと、説明する。
うん…。
何を意味して、どういう事なのかを、仮説だけでも考えなくては、実験して試す事も出来ない。
だから、違う分野からの意見も欲しいのだ。
ヒナキさんは何か思い当たる事が有るみたいだけど、口にはしない…。
先に、目線が違う人達からの感想が欲しいのだ。
何となくだけど、そんな気がする…。
テーブルに置いた四つの『ヤッコ』を、じっと見つめるシュウベルさん。
それぞれの『ヤッコ』に手をかざして、何かを感じ取ってる?カナックさん…。
大きなタメ息を付くテリヤさん…。
「…折り魔紙、進化してないか…?」
僕は頷いた。
進化してるかも…。
折り方にも、よるのかも知れないが、少し高度になっている気がする…。
「なぁ、何で三ヶ所だけ開いて、ココ一ヶ所だけはそのままなんだ?」
じっと『ヤッコ』を見ていたシュウベルが聞いてくる。
「…わかんない。三ヶ所だけ広げる。までで、形を終えたら『ヤッコ』って名前が出てきた」
「…なんだそれは?」
僕にも分からないよ!
折り方と名前が出てくるんだから…。
「もう一ヶ所開いて、闇属性にしてみて良いか?」
何か思い付いたのか、シュウベルさんがそう言ったので、僕は最初に出した『ヤッコ』を手に取り、もう一ヶ所を同じ様に開いて、クロスの形になったモノをシュウベルさんの方に置いた。
シュウベルさんはソレを手に闇属性の魔力を入れ、黒色に染まった。
ソレを再び僕の方に差し出してきた。
「少しだけ魔力を入れてみてくれ。魔力が切れたとき、『ヤッコ』とコレの違いを見たい」
僕は素直に受け取り、ゆっくりと魔力入れる。
そして黒く光り出したら、手を止めた。
後は魔力が切れて、模様が出るのか、黒く元に戻るだけなのか…。
魔力が切れるまで待つしかない…。
僕は『クロス』になったモノをテーブルの上に置いた。
今度はカヤックさんが、『ヤッコ』を広げてみて良いかと言ったので、ヒナキさんが魔力を入れた『ヤッコ』を差し出し、戻し方を説明した。
そして全部広げ終わると、中心に向かって右回りに渦巻くように模様が浮き出ていて、折り線がほんのり黒く光っている。
頭の部分に当たる所だけが模様が少し違っていて、後の三面は同じ模様…。
観察して見ているうちに、黒い模様と線が薄くなり消えていった…。
広げると属性魔力も消えてしまうのは、他の折り魔紙と同じだ。
「「「はぁ…」」」
テリヤさん、シュウベルさん、カヤックさんの三人は、どっと大きなタメ息を付いて、ソファーに寄りかかり、頭を押さえる。
僕とヒナキさん、アレクさんは、何度も魔紙の実験をしてみて見ているから何も思わないが、他の三人は変化の早さと属性魔力が消えることに驚いているのだろう。
最初に立ち直ったのはカヤックさん。
「右回りの中心に向かう渦は、『集める』『吸収する』だ。コレは何かを吸収、集める役割を果たすのではないか?」
うん。
模様を書き込みしている人にも言われた。
ただ、何を集めて吸収するのか…。
どんな用途に使えるのか…。
「魔力を入れた者によって、少し違うのが『個人』ならば、守りの『移し身』だったか?に近いんじゃないか?」
『移し身』?
オルガは首を傾げた。
『移し身』って何だろう…。
「…。」
そんな話をしているうちに、『クロス』の方が変化し始めた事に気が付き、ヒナキさんの服をクイクイと引っ張った。
「変わり始めた」
カナックさんがそう言うと、三人の視線が並んで座る僕達の方を向いた。
「魔力を入れた者が違うんだ」
「「「魔力を入れた者が違う?」」」
驚く三人に、ヒナキさんが説明してくれた。
まずは『ヤッコ』に属性魔力を入れて、どれが相性が良いが試した結果、闇属性だった。
そこで闇属性の『ヤッコ』をいくつも作り、闇属性の『ツル』の代わりにならないかと、試しに闇の模様の描いた入れ物に入れて魔力を入れた。
普通に反応したので、後は入れ物を考えないと…。と、思ってアレクの所で、厚手の魔力紙を使って簡単な入れ物を相談していた。
時間が経ち、入れ物に入れたままの『ヤッコ』の魔力が切れて、見たら闇属性の模様が浮き上がっていた。
それで今度は、入れ物に入れずに、闇属性の『ヤッコ』に魔力を入れたが、魔力が切れると同じ様に模様が浮き上がった。
他の人でも出きるのかと、ヒナキが魔力を入れたら、模様が浮き上がっただけでなく、オルガが魔力を入れた『ヤッコ』と模様が少し違っていた。
コレはどういう意味なのかと、アレクや、模様の書き込みをしている者達に聞くと、魔力を入れた者が違うのなら、『個人』を指しているのではないか言うことになった。
と、言うことは、何を意味するのかを相談するためにも集まってもらったのだと、説明する。
うん…。
何を意味して、どういう事なのかを、仮説だけでも考えなくては、実験して試す事も出来ない。
だから、違う分野からの意見も欲しいのだ。
ヒナキさんは何か思い当たる事が有るみたいだけど、口にはしない…。
先に、目線が違う人達からの感想が欲しいのだ。
何となくだけど、そんな気がする…。
テーブルに置いた四つの『ヤッコ』を、じっと見つめるシュウベルさん。
それぞれの『ヤッコ』に手をかざして、何かを感じ取ってる?カナックさん…。
大きなタメ息を付くテリヤさん…。
「…折り魔紙、進化してないか…?」
僕は頷いた。
進化してるかも…。
折り方にも、よるのかも知れないが、少し高度になっている気がする…。
「なぁ、何で三ヶ所だけ開いて、ココ一ヶ所だけはそのままなんだ?」
じっと『ヤッコ』を見ていたシュウベルが聞いてくる。
「…わかんない。三ヶ所だけ広げる。までで、形を終えたら『ヤッコ』って名前が出てきた」
「…なんだそれは?」
僕にも分からないよ!
折り方と名前が出てくるんだから…。
「もう一ヶ所開いて、闇属性にしてみて良いか?」
何か思い付いたのか、シュウベルさんがそう言ったので、僕は最初に出した『ヤッコ』を手に取り、もう一ヶ所を同じ様に開いて、クロスの形になったモノをシュウベルさんの方に置いた。
シュウベルさんはソレを手に闇属性の魔力を入れ、黒色に染まった。
ソレを再び僕の方に差し出してきた。
「少しだけ魔力を入れてみてくれ。魔力が切れたとき、『ヤッコ』とコレの違いを見たい」
僕は素直に受け取り、ゆっくりと魔力入れる。
そして黒く光り出したら、手を止めた。
後は魔力が切れて、模様が出るのか、黒く元に戻るだけなのか…。
魔力が切れるまで待つしかない…。
僕は『クロス』になったモノをテーブルの上に置いた。
今度はカヤックさんが、『ヤッコ』を広げてみて良いかと言ったので、ヒナキさんが魔力を入れた『ヤッコ』を差し出し、戻し方を説明した。
そして全部広げ終わると、中心に向かって右回りに渦巻くように模様が浮き出ていて、折り線がほんのり黒く光っている。
頭の部分に当たる所だけが模様が少し違っていて、後の三面は同じ模様…。
観察して見ているうちに、黒い模様と線が薄くなり消えていった…。
広げると属性魔力も消えてしまうのは、他の折り魔紙と同じだ。
「「「はぁ…」」」
テリヤさん、シュウベルさん、カヤックさんの三人は、どっと大きなタメ息を付いて、ソファーに寄りかかり、頭を押さえる。
僕とヒナキさん、アレクさんは、何度も魔紙の実験をしてみて見ているから何も思わないが、他の三人は変化の早さと属性魔力が消えることに驚いているのだろう。
最初に立ち直ったのはカヤックさん。
「右回りの中心に向かう渦は、『集める』『吸収する』だ。コレは何かを吸収、集める役割を果たすのではないか?」
うん。
模様を書き込みしている人にも言われた。
ただ、何を集めて吸収するのか…。
どんな用途に使えるのか…。
「魔力を入れた者によって、少し違うのが『個人』ならば、守りの『移し身』だったか?に近いんじゃないか?」
『移し身』?
オルガは首を傾げた。
『移し身』って何だろう…。
「…。」
そんな話をしているうちに、『クロス』の方が変化し始めた事に気が付き、ヒナキさんの服をクイクイと引っ張った。
「変わり始めた」
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