眠っていた魔力紙を折紙みたいに折ったら、新しい魔法の使い方が出来たので、役立てます。

ゆう

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獣人の街グオルク ~創立祭~

創立祭 6 ~追加~

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 今日は創立祭、四日目。
 今日と明日は、僕達はお休みだ。
 宿は『リマ商会』が一棟借りをしているので、そのまま使えるのは有難い。
 なので、疲れも有ってか、僕達が目覚めたのは昼前だった。
 朝食!食べれなかった!


 昨日は、外灯のランプの受付が最終日だったのもあって、時間になると机を『リマ商会』のテントの裏方に片付け、テイルさんも一緒に書類とランプを持って『リマ商会』の建物の方に戻った。
 僕達は夕食を食べるため、テイルさんは書類と報告をするめだ。
 ランプは僕が『折り魔紙』を作るために使っていた部屋の前の机の上に置き、それぞれの目的地向かった。

 そして夕食を終え、宿に帰ろうとしたら、食堂の入り口でテイルさんが手招きした。
 ああ…っ。
 もしかして『ツル』の事かな…。
 今日、何回も『ツル』の遊びの話をしたからな…。

 僕達はテイルさんに連れられて、ヤナックさんの執務室に入った。
 そこには疲れた様子のネオさんが、ソファーに寄りかかっていた。
 あの後、会場に戻ってこなかったのは、『リマ商会』の方での対応に追われていたからかも知れない…。
 話の内容はやはり『折り魔紙』の『ツル』の事で、注文が多く入り、追加で数が欲しくなったと言うこと。
 外灯のランプの申込も、予定の定数を越えていて、一日目、二日目の分は、すでに確認されていて、今日の分は明日、役所の方でテイルさん達が、確認選別するそうだ。
 学校に来ている子供達の家族が『グオルク』の住民登録をしている事が前提になっているので、確認したり、一家族一個の予定なので、兄弟で申込書が来ていないとか、最終的な確認など、いろいろする事があるようだ。
 『グオルク』の役所に納められる税金を一部使ってやっている事なので、そこは譲れないそうだ。
 まあ、そうなるよね…。
 その辺の対応は役所の方でするらしい…。

 問題は『ツル』単体の方だ。
 『折り魔紙』の『ツル』は、以前から『リマ商会』で、販売はしている。
 行商人や、町から町へと移動する旅人など、『リマ商会』と繋がりの有る人達の間では、知られている。
 ただ、街中では、あまり使用することが無く、知らない人がほとんどだ。
 そこへ今回の外灯の中に使った『ツル』、僕達が遊んでいた風属性の『ツル』の実演があったため、予想以上に反響があったみたいだ。
 なので急遽、追加で『ツル』の量産をして欲しいとの事。
 なんとなく、そんな気がした…。
 僕達が『グオルク』に滞在中に、『クルーラ』と話を付けるので、「よろしく」との事だった。
 はい、頑張ります。
 一応、今、『グオルク』で『コップ』を作ってくれている施設の子供達の所にもいく予定をしているから、『ツル』も折れる子がいれば、コチラも頼んでいこうと言う事を、ヒナキさんとも話し合っていた。
 子供達のお小遣いにもなるし、僕も助かるからね…。

 そんな話をしてから宿に帰って、シャワーを浴びて眠ったら、昼前だったのには驚いた。
 休みだからって、気を抜きすぎているのかも…。


 宿の朝食の時間は過ぎていたから…もう昼だから、空腹に耐えながら『リマ商会』の食堂に向かった。
 仕事が休みでも、『リマ商会』の手伝いに来ていると分かるブレスレットを見せれば、昼食と夕食を食べさせてくれるので助かる。
 本当は、創立祭の屋台で食べようと思っていたけれど、あまりにも空腹すぎて、我慢出来ません。
 なので昼食は軽く食べて、創立祭の屋台で、とりあえず昨日から言っていた、串焼きを買って食べる予定だ。


 昼食を食べ、『リマ商会』の建物を出ると、馬車道を挟んで、広場の方から賑やかな声が聞こえる。
 今日も賑わってるよな…。
 そして広場の横に有る、馬車乗り場には、馬車から降りたばかりの人達が、次から次へと広場に向かって歩いていく…。
 あれだけ人が多いと、人酔いしそうだ。
 僕達は馬車道を渡り、創立祭で賑わう広場に向かった。

 
 創立祭の会場は、いくつかの区域に分かれている。
 食べ物ばかりが集まる飲食エリア、魔道具エリア、日用品のエリア。
 僕達が昨日、いた場所は、魔道具と日用品エリアの境目だ。
 僕達は、いそいそと、飲食エリアへと向かった。




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