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獣人の街グオルク ~~
古着
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僕達が談話室に入ると、年小組の子供達が嬉しそうに駆け寄ってきた。
来ただけで、これだけ喜ばれると嬉しいよな。
フェイの足元に、双子の兎族のカタとロタが抱きついて、アレイの足元に、熊族のグイーノと犬族のセグイが抱きついて、オルガの所に羊族のモモがゆっくりと、たどり着いたところ。
オルガが屈んでモモを抱き寄せると、恥ずかしそうに顔を隠した。
うん。可愛い…。
子供達は絵本読んで!ボールの投げっこしよう!と騒いでいたが、ユーリさんに止められて、木箱の中から古着を選ぶ事になった。
次の配達までに選んで、使わない服を渡さなくてはいけないからね…。
子供達もワクワクしながら出されてくる服を楽しみに待っていた。
ユーリさんとリーンさんが、木箱の中から布に包まれた古着を取り出し、服の多きさごとに確認する。
そしてカタとロタの前に、着れる大きさの服とズボン置いて、二人に好きなのを一着づつ選ぶように、ユーリさんが言うと、嬉しそうに服を広げて選び始めた。
それを一緒に選ぶのはフェイ。
一着づつ広げて見せる二人に、フェイは苦笑いしながら一緒に選ばせていた。
グイーノとセグイとモモは、同じくらいの大きさの服みたいで、三人もその服の山を広げて選び始めた。
それを一緒に選ぶのはアレイ。
アレイは小さいイトコがいるから上手くあしらって、「コレが良い」とか「こっちは」とか言って、楽しそうに一緒に選んでいる。
オルガは、リーンさんと一緒に、猫族の真っ白な双子の赤子の、着替えやよだれ掛け、オムツカバーなどを選ぶ。
赤子の場合は直ぐに汚れてしまうので、古着だけでなく、店で売れ残っているモノも入っているので、比較的に多く入っている。
自分のモノではなく、似合いそうなのを選ぶのは楽しい…。
そう思っていると、カタとロタが一枚の服の両端を互いに持って言い合いを始め、フェイがオロオロとしていた。
ユーリさんがフェイに、どうしたのか聞くと、カタとロタが同じ服の取り合いになったようだ。
双子だから好みも似てしまうんだな…。
一枚の服を前に、カタとロタにユーリさんが言う。
「順番に着ようね。カタが着たら次はロタ。ロタが着たら次はカタ。一枚しかないから、一緒に着れないことは分かるよね」
「「うん…」」
二人はしょんぼりと頷く。
同じ服を一緒に着たかった?
古着だから、同じものは二着無いから仕方ないけど、なんだか寂しそうだよな…。
そう思っていると、アレイが何か思い出したように立ち上がって、木箱の中から何かを探しだし、ニヤリと笑った。
アレイが取り出したのは、熊族の大人が着れるくらいの、ちょっと大きめの服。
何で大人の服が入っているかと聞くと、服の面積が大きくて綺麗だから、これで子供の服を作ったりするのだとか…。
ユーリさんが作るの?と、思ったら、他の施設に得意な人がいて、その人に作ってもらったりするのだそうだ。
アレイはその大きな服をカタとロタの前に見せて、
「二人で一緒に着てみる?」
と、誘った。
二人は興味心身に、頷いて、ユーリさんは苦笑いしていた。
アレイがまずカタに服を被せて、首もとから頭を出させると、その時点で服はカタの足元を隠し、床スレスレだ。
片袖から右手を出させて、ロタにその服に潜り込むように言って、首もとからロタが頭を出す。
揺ったりとした首もとに、二人の頭が出てきたところで、グイーノとセグイ、モモは笑い出した。
分かる…。
何とも言えない面白さ…。
そしてロタに片袖から左手を出させて、服の中で二人が手を繋げば、完成のようだ。
「歩いてみようか」
アレイの誘いに、真面目な顔をして二人が真っ直ぐ歩きだし、さらにグイーノ達がお腹を抱えて笑い出した。
それが面白くて、タカの右手がロタの頭を撫でると、ロタも真似して左手でタカの頭を撫でる。
グイーノ達、三人の笑いが止まらなくなった。
二人が真面目な顔をして、真剣にそれをしているから余計に笑いを誘う…。
僕達も楽しそうな子供達を見て、いつの間にか笑みを浮かべていた。
で、一緒に着るってこう言う事も有るよ。
と、アレイが笑って言った。
「一枚を交代で着れるよね」
「「うん!」」
いっぱい笑って楽しんだ二人は交代で着ることを約束してくれた。
「よく一緒に着るって思い付いたね」
オルガは気になってアレイに聞くと、イトコのライカとライクが二人で着て遊んでいたのを思い出した。と、言っていた。
「さあ、選んでしまいましょう」
ユーリさんにそう言われ、カタとタカはそれ以外の服を一枚づつ選び、他の子供達も選び出した。
子供達には、好きなのを一枚選んでもらって、後はこちらで好きそうなのを選ぶそうだ。
着替えは、一枚では足りないもんね…。
選び終わる頃にはお昼の時間になり、そこそこに片付けて昼食を食べることになった。
年小組の子供達はお昼の後はお昼寝。
その間に、ユーリさんは他の服を選ぶのだとか…。
学校組は、帰って来たら、服を選んでもらうそうだ。
好みも有るしね…。
そして僕達は、年小組がお昼寝の間に、リーンさんと一緒にユーリさんの家に行って、結界が張られた部屋で話をする事になった。
来ただけで、これだけ喜ばれると嬉しいよな。
フェイの足元に、双子の兎族のカタとロタが抱きついて、アレイの足元に、熊族のグイーノと犬族のセグイが抱きついて、オルガの所に羊族のモモがゆっくりと、たどり着いたところ。
オルガが屈んでモモを抱き寄せると、恥ずかしそうに顔を隠した。
うん。可愛い…。
子供達は絵本読んで!ボールの投げっこしよう!と騒いでいたが、ユーリさんに止められて、木箱の中から古着を選ぶ事になった。
次の配達までに選んで、使わない服を渡さなくてはいけないからね…。
子供達もワクワクしながら出されてくる服を楽しみに待っていた。
ユーリさんとリーンさんが、木箱の中から布に包まれた古着を取り出し、服の多きさごとに確認する。
そしてカタとロタの前に、着れる大きさの服とズボン置いて、二人に好きなのを一着づつ選ぶように、ユーリさんが言うと、嬉しそうに服を広げて選び始めた。
それを一緒に選ぶのはフェイ。
一着づつ広げて見せる二人に、フェイは苦笑いしながら一緒に選ばせていた。
グイーノとセグイとモモは、同じくらいの大きさの服みたいで、三人もその服の山を広げて選び始めた。
それを一緒に選ぶのはアレイ。
アレイは小さいイトコがいるから上手くあしらって、「コレが良い」とか「こっちは」とか言って、楽しそうに一緒に選んでいる。
オルガは、リーンさんと一緒に、猫族の真っ白な双子の赤子の、着替えやよだれ掛け、オムツカバーなどを選ぶ。
赤子の場合は直ぐに汚れてしまうので、古着だけでなく、店で売れ残っているモノも入っているので、比較的に多く入っている。
自分のモノではなく、似合いそうなのを選ぶのは楽しい…。
そう思っていると、カタとロタが一枚の服の両端を互いに持って言い合いを始め、フェイがオロオロとしていた。
ユーリさんがフェイに、どうしたのか聞くと、カタとロタが同じ服の取り合いになったようだ。
双子だから好みも似てしまうんだな…。
一枚の服を前に、カタとロタにユーリさんが言う。
「順番に着ようね。カタが着たら次はロタ。ロタが着たら次はカタ。一枚しかないから、一緒に着れないことは分かるよね」
「「うん…」」
二人はしょんぼりと頷く。
同じ服を一緒に着たかった?
古着だから、同じものは二着無いから仕方ないけど、なんだか寂しそうだよな…。
そう思っていると、アレイが何か思い出したように立ち上がって、木箱の中から何かを探しだし、ニヤリと笑った。
アレイが取り出したのは、熊族の大人が着れるくらいの、ちょっと大きめの服。
何で大人の服が入っているかと聞くと、服の面積が大きくて綺麗だから、これで子供の服を作ったりするのだとか…。
ユーリさんが作るの?と、思ったら、他の施設に得意な人がいて、その人に作ってもらったりするのだそうだ。
アレイはその大きな服をカタとロタの前に見せて、
「二人で一緒に着てみる?」
と、誘った。
二人は興味心身に、頷いて、ユーリさんは苦笑いしていた。
アレイがまずカタに服を被せて、首もとから頭を出させると、その時点で服はカタの足元を隠し、床スレスレだ。
片袖から右手を出させて、ロタにその服に潜り込むように言って、首もとからロタが頭を出す。
揺ったりとした首もとに、二人の頭が出てきたところで、グイーノとセグイ、モモは笑い出した。
分かる…。
何とも言えない面白さ…。
そしてロタに片袖から左手を出させて、服の中で二人が手を繋げば、完成のようだ。
「歩いてみようか」
アレイの誘いに、真面目な顔をして二人が真っ直ぐ歩きだし、さらにグイーノ達がお腹を抱えて笑い出した。
それが面白くて、タカの右手がロタの頭を撫でると、ロタも真似して左手でタカの頭を撫でる。
グイーノ達、三人の笑いが止まらなくなった。
二人が真面目な顔をして、真剣にそれをしているから余計に笑いを誘う…。
僕達も楽しそうな子供達を見て、いつの間にか笑みを浮かべていた。
で、一緒に着るってこう言う事も有るよ。
と、アレイが笑って言った。
「一枚を交代で着れるよね」
「「うん!」」
いっぱい笑って楽しんだ二人は交代で着ることを約束してくれた。
「よく一緒に着るって思い付いたね」
オルガは気になってアレイに聞くと、イトコのライカとライクが二人で着て遊んでいたのを思い出した。と、言っていた。
「さあ、選んでしまいましょう」
ユーリさんにそう言われ、カタとタカはそれ以外の服を一枚づつ選び、他の子供達も選び出した。
子供達には、好きなのを一枚選んでもらって、後はこちらで好きそうなのを選ぶそうだ。
着替えは、一枚では足りないもんね…。
選び終わる頃にはお昼の時間になり、そこそこに片付けて昼食を食べることになった。
年小組の子供達はお昼の後はお昼寝。
その間に、ユーリさんは他の服を選ぶのだとか…。
学校組は、帰って来たら、服を選んでもらうそうだ。
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