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第三章 王立学園━大魔剣闘技祭━
九話 前夜の晩餐会
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大魔剣闘技祭の予選を終えた私達は、疲労の中アルヘム村に帰っていた。
と言っても、ミストとルーシアは元気そうだけど。
「あーっ! やっと休めるわぁ!」
「はぁ……私も、限界」
私とルーシアは、家に帰るなり崩れ落ちるようにソファに座り込んでいた。
ルーシアなんてソファに飛び込んだまま、うつ伏せで寝そべってしまっていて。
やっぱり、ルーシアも疲れていたんだね。
「二人とも大丈夫か? 明日からが本戦なんだぞ」
そう言って、冷たい紅茶を運んできてくれたミスト。
苦笑いを浮かべながら平然と立っているけれど、私はそんなミストの行動に気がついていた。
うつ伏せで寝ているルーシアのスカートの中を、横目で覗いている。
……どうしてかな。少しだけ、ミストに腹が立つ。
「っていうか、なんでミストは通常運転なのよ」
「ミスト、頑丈だもんね」
「あっ、そっか! 脳筋馬鹿だからなのね」
「馬鹿は余計だ。まぁ、俺は全戦一撃で終わらせたからな。疲れる理由が無かっただけだ」
「なんか、むかつくわね」
実際、本当にミストはすごい。
相手に一時の反撃さえ許さず、圧勝してきたのだから。その強さは予選に参加した人の中でも最速だったのだと思う。
でも明日の本戦からは、そう簡単にはいかない。
「やあ! 三人とも、おかえり!」
「おぉおぉ、おぉおぉ! お前さん達、今日はえらくお疲れの様子じゃなぁ!」
そこへ、仕事を終えたヴァンさんとグローインさんがやって来た。
グローインさんは立派に蓄えた髭を弄りながら上機嫌になっていて。
今日はグローインさんが売り物を卸しに来る日だったから、ついでに遊びに来たんだね。
ガチャ。ギィィ。
「はぁーっ……ただいまー」
続けて帰ってきたのは、オフィーリアだ。
リビングに入ってくるなり、ぐったりした様子で私の隣に腰かける。
「あら、グローイン。なんだか久しぶりですね」
「そうじゃな。お互い仕事が軌道に乗ってきたんじゃし、致し方なかろう。余裕がある時にでも、ヴァンの旦那と奥方も交えて酒でも酌み交わそうぞ」
「あら、それはいい考えね。是非そうしましょう」
「おっ、それは名案だ!オフィーリアちゃんと飲めるなら、パパは毎日店を閉めちゃうぞ!」
「父さん、それ店が潰れる」
呆れたようにそう言うミスト。
ヴァンさんなら、本当にやりそうだもんね。
「あら、これからは私も給金から家にお金を入れますから。ミストさんはなにも心配する必要ないわ」
「いや、さすがにそれは……」
「大丈夫ですよ。王立学園は国の行政機関が運営していますからね。金貨二〇枚くらいなら、どうって事ないわ」
「き、金貨二〇枚!? オフィーリアちゃん、いくらなんでもそんなに受け取れないよ!」
思わずヴァンさんが腰を抜かし、大声を上げてしまった。
そんな大金を提示されたら、それが普通の反応だけど。
でもオフィーリアから聞いた限りでは、王立学園の月収はその倍を超えていると言っていたから、本当に平気なんだと思う。
「パパ、私とローレライの二人分の家賃と食費ですよ。受け取ってもらえないと、私達も申し訳なくて……。この家を、出なければなりません……グス……」
俯きながら、ハンカチを目に宛てがうオフィーリア。
泣き脅し作戦なんだろうけれど、隣にいる私からは一滴も涙が出ていないのが丸見えだよ。
「……グス……ヴァンさん……私も……ここにいたいです。グスン……」
でも、そうしないとヴァンさんは受け取ってくれないなら、私も泣き真似を演じよう。
「なっ! 二人とも泣かないで! わかった! ありがたく受け取るから! ずっとうちにいていいから!」
「「 わーい、やったー 」」
あっさりと信じてくれたヴァンさんは、あたふたと大慌てしていた。
そんなやり取りを見ていたミストとルーシアは……。
「茶番だな」
「何を見せられてるの」
心底呆れていた。
私達の嘘泣き、やっぱり下手だったみたいだったね。オフィーリア。
「みんなー、夕飯の準備ができたからお部屋を片付けておいてねー! グローインさんも、良かったら食べていって!」
「おぉ! これはすまんな奥方! ありがたく戴こうぞ!」
ほど良くキッチンから出てきたマリーさんのお陰で、変な空気を取り除いてくれた。
重い腰を上げたみんなでテーブルをずらし、食卓を増設していく。人数分のお皿を並べ、次々と料理を並べる。
今日のメニューはルッコラとオリーブオイルのサラダ、チーズとトマトの揚げご飯、豚肉と香草の生ハム、マリーさん特製合わせ酢のピクルス。
そして、地鶏と野菜を串焼きにしたスピエディーニだった。
「「「 いただきまーす! 」」」
先ほどまでの疲れが嘘のように、私達の食は捗っていた。
理由は言うまでもないけれど、マリーさんの料理の腕前のお陰。
いつか私も、こんな美味しい料理を作れたら……。
そんな事を考えながら、楽しそうに食べるミストを眺める。
「まあ! 今日のワイン、とっても美味しいですね。深みのある酸味に芳醇な香り。これは何本でも空けてしまいそうだわ」
文字通り、ワインボトル片手に飲み干してしまうオフィーリア。
普段ならグラスに注いで飲んでいるのに、今日は豪快にボトルを掲げて飲んでいるね。
仕事でたくさん喋っていたから、喉が渇いてたのかな。
「おっ、さすがオフィーリアちゃんだ! このワインは南方産なんだよ! 今朝、行商人から仕入れたのさ!」
オフィーリアが喜んでくれたのが嬉しかったのか、ヴァンさんは軽快な足取りでワインの追加を取りに行った。
「どうじゃ、ローレライ。お主もわしが持ってきた焼酎、〈剛林山〉でも飲むか?」
そう言うグローインさんは、食卓の上に大きな酒瓶を出してきた。
透明の瓶の中には、濃茶色のお酒が並々と入っていて……。
「ううん、明日は大魔剣闘技祭の本戦だから、また今度にするね」
「おお、そうじゃったな。わしとした事が、そりゃすまんかった」
「グローイン、私にそのお酒を注いでください。あっ、ピッチャーでお願いしますね」
「そんなもんに酒を注いじまったら、一杯で無くなるじゃろが! グラスで我慢せぃ!」
そんな騒がしくも楽しい夕飯が終わると、私はグローインさんとルーシアを見送った。
さすがに夜の森は危険だから、グローインさんは温泉宿に泊まるのだそう。
「はぁ、明日もがんばらないと」
私も相当な疲労が溜まっていたみたいで、お風呂上がりは真っ直ぐ部屋へ戻る事に。
「オフィーリア、もうちょっと横にずれてくれ」
「……すぅ……すぅ……眠くて、動けません。……私を転がして、移動させてください」
部屋に戻る途中、ミストの部屋からはそんな会話が聞こえてくる。
今日もミストとオフィーリアは、一緒に眠るんだ。
オフィーリアが初めてこの家に来た日、すぐにミストのベッドで眠ってしまった。
それ以降は竜族の習性で寝床を変えられないみたいで。
「……なんだか、眠れない」
一人でベッドに横たわり、天井を見上げる私。
さっきまでは賑やかだったこの家が、今では嘘のように静寂に包まれていた。
それがなぜだか、一層の寂しさを感じさせる。
以前の私は、寝ても覚めても独りが当たり前だったのに。
どうしてかな。向かいの部屋で眠る二人の事が、気になってしまうのは。
……いいなぁ、オフィーリア。
私にも、そんな勇気があったら。
と言っても、ミストとルーシアは元気そうだけど。
「あーっ! やっと休めるわぁ!」
「はぁ……私も、限界」
私とルーシアは、家に帰るなり崩れ落ちるようにソファに座り込んでいた。
ルーシアなんてソファに飛び込んだまま、うつ伏せで寝そべってしまっていて。
やっぱり、ルーシアも疲れていたんだね。
「二人とも大丈夫か? 明日からが本戦なんだぞ」
そう言って、冷たい紅茶を運んできてくれたミスト。
苦笑いを浮かべながら平然と立っているけれど、私はそんなミストの行動に気がついていた。
うつ伏せで寝ているルーシアのスカートの中を、横目で覗いている。
……どうしてかな。少しだけ、ミストに腹が立つ。
「っていうか、なんでミストは通常運転なのよ」
「ミスト、頑丈だもんね」
「あっ、そっか! 脳筋馬鹿だからなのね」
「馬鹿は余計だ。まぁ、俺は全戦一撃で終わらせたからな。疲れる理由が無かっただけだ」
「なんか、むかつくわね」
実際、本当にミストはすごい。
相手に一時の反撃さえ許さず、圧勝してきたのだから。その強さは予選に参加した人の中でも最速だったのだと思う。
でも明日の本戦からは、そう簡単にはいかない。
「やあ! 三人とも、おかえり!」
「おぉおぉ、おぉおぉ! お前さん達、今日はえらくお疲れの様子じゃなぁ!」
そこへ、仕事を終えたヴァンさんとグローインさんがやって来た。
グローインさんは立派に蓄えた髭を弄りながら上機嫌になっていて。
今日はグローインさんが売り物を卸しに来る日だったから、ついでに遊びに来たんだね。
ガチャ。ギィィ。
「はぁーっ……ただいまー」
続けて帰ってきたのは、オフィーリアだ。
リビングに入ってくるなり、ぐったりした様子で私の隣に腰かける。
「あら、グローイン。なんだか久しぶりですね」
「そうじゃな。お互い仕事が軌道に乗ってきたんじゃし、致し方なかろう。余裕がある時にでも、ヴァンの旦那と奥方も交えて酒でも酌み交わそうぞ」
「あら、それはいい考えね。是非そうしましょう」
「おっ、それは名案だ!オフィーリアちゃんと飲めるなら、パパは毎日店を閉めちゃうぞ!」
「父さん、それ店が潰れる」
呆れたようにそう言うミスト。
ヴァンさんなら、本当にやりそうだもんね。
「あら、これからは私も給金から家にお金を入れますから。ミストさんはなにも心配する必要ないわ」
「いや、さすがにそれは……」
「大丈夫ですよ。王立学園は国の行政機関が運営していますからね。金貨二〇枚くらいなら、どうって事ないわ」
「き、金貨二〇枚!? オフィーリアちゃん、いくらなんでもそんなに受け取れないよ!」
思わずヴァンさんが腰を抜かし、大声を上げてしまった。
そんな大金を提示されたら、それが普通の反応だけど。
でもオフィーリアから聞いた限りでは、王立学園の月収はその倍を超えていると言っていたから、本当に平気なんだと思う。
「パパ、私とローレライの二人分の家賃と食費ですよ。受け取ってもらえないと、私達も申し訳なくて……。この家を、出なければなりません……グス……」
俯きながら、ハンカチを目に宛てがうオフィーリア。
泣き脅し作戦なんだろうけれど、隣にいる私からは一滴も涙が出ていないのが丸見えだよ。
「……グス……ヴァンさん……私も……ここにいたいです。グスン……」
でも、そうしないとヴァンさんは受け取ってくれないなら、私も泣き真似を演じよう。
「なっ! 二人とも泣かないで! わかった! ありがたく受け取るから! ずっとうちにいていいから!」
「「 わーい、やったー 」」
あっさりと信じてくれたヴァンさんは、あたふたと大慌てしていた。
そんなやり取りを見ていたミストとルーシアは……。
「茶番だな」
「何を見せられてるの」
心底呆れていた。
私達の嘘泣き、やっぱり下手だったみたいだったね。オフィーリア。
「みんなー、夕飯の準備ができたからお部屋を片付けておいてねー! グローインさんも、良かったら食べていって!」
「おぉ! これはすまんな奥方! ありがたく戴こうぞ!」
ほど良くキッチンから出てきたマリーさんのお陰で、変な空気を取り除いてくれた。
重い腰を上げたみんなでテーブルをずらし、食卓を増設していく。人数分のお皿を並べ、次々と料理を並べる。
今日のメニューはルッコラとオリーブオイルのサラダ、チーズとトマトの揚げご飯、豚肉と香草の生ハム、マリーさん特製合わせ酢のピクルス。
そして、地鶏と野菜を串焼きにしたスピエディーニだった。
「「「 いただきまーす! 」」」
先ほどまでの疲れが嘘のように、私達の食は捗っていた。
理由は言うまでもないけれど、マリーさんの料理の腕前のお陰。
いつか私も、こんな美味しい料理を作れたら……。
そんな事を考えながら、楽しそうに食べるミストを眺める。
「まあ! 今日のワイン、とっても美味しいですね。深みのある酸味に芳醇な香り。これは何本でも空けてしまいそうだわ」
文字通り、ワインボトル片手に飲み干してしまうオフィーリア。
普段ならグラスに注いで飲んでいるのに、今日は豪快にボトルを掲げて飲んでいるね。
仕事でたくさん喋っていたから、喉が渇いてたのかな。
「おっ、さすがオフィーリアちゃんだ! このワインは南方産なんだよ! 今朝、行商人から仕入れたのさ!」
オフィーリアが喜んでくれたのが嬉しかったのか、ヴァンさんは軽快な足取りでワインの追加を取りに行った。
「どうじゃ、ローレライ。お主もわしが持ってきた焼酎、〈剛林山〉でも飲むか?」
そう言うグローインさんは、食卓の上に大きな酒瓶を出してきた。
透明の瓶の中には、濃茶色のお酒が並々と入っていて……。
「ううん、明日は大魔剣闘技祭の本戦だから、また今度にするね」
「おお、そうじゃったな。わしとした事が、そりゃすまんかった」
「グローイン、私にそのお酒を注いでください。あっ、ピッチャーでお願いしますね」
「そんなもんに酒を注いじまったら、一杯で無くなるじゃろが! グラスで我慢せぃ!」
そんな騒がしくも楽しい夕飯が終わると、私はグローインさんとルーシアを見送った。
さすがに夜の森は危険だから、グローインさんは温泉宿に泊まるのだそう。
「はぁ、明日もがんばらないと」
私も相当な疲労が溜まっていたみたいで、お風呂上がりは真っ直ぐ部屋へ戻る事に。
「オフィーリア、もうちょっと横にずれてくれ」
「……すぅ……すぅ……眠くて、動けません。……私を転がして、移動させてください」
部屋に戻る途中、ミストの部屋からはそんな会話が聞こえてくる。
今日もミストとオフィーリアは、一緒に眠るんだ。
オフィーリアが初めてこの家に来た日、すぐにミストのベッドで眠ってしまった。
それ以降は竜族の習性で寝床を変えられないみたいで。
「……なんだか、眠れない」
一人でベッドに横たわり、天井を見上げる私。
さっきまでは賑やかだったこの家が、今では嘘のように静寂に包まれていた。
それがなぜだか、一層の寂しさを感じさせる。
以前の私は、寝ても覚めても独りが当たり前だったのに。
どうしてかな。向かいの部屋で眠る二人の事が、気になってしまうのは。
……いいなぁ、オフィーリア。
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