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第三章 王立学園━大魔剣闘技祭━
十三話 学園の争点
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壮絶な試合を繰り広げたローレライは、なんとか勝つ事ができていた。
だが、身体中の怪我を憂慮されたのか、審判のブラッドマン先生から手当てをするように指示されていたようだが。
「あのエヴァ先輩、すごい剣幕で何か言ってたわよね。ローラ、大丈夫かしら」
「あぁ、しかも本気でローラを殺すつもりだったみたいだ。顔と心臓ばかり狙っていて、審判の先生もかなり警戒してたからな」
危険な試合を終えて足を引きずりながら立ち去っていくローレライの姿を、俺達はただ見ている事しかできなかった。
だが、試合さえ終われば会いに行ける。やっぱりローレライが心配だな。
「ルーシア、少し様子を見てくる」
そう一言だけ告げて、席を立ち上がる。
「えっ? ちょっと待って!」
すぐに俺の袖を掴み、引きとめるルーシア。
「ミストが今行ったら、次の試合に間に合わなくなるわよ。代わりに私が行ってくるから」
「まぁ、確かにそうか。じゃあ、任せた」
「うん、任せといて」
額に手を当てて敬礼するルーシアは、護室へと駆け出して行った。
意外と冷静だったのは、俺ではなくルーシアの方だったか。
「じゃあ、俺はゆっくりと試合を見物させてもらうか」
そして第三試合が始まり、両舞台では激闘が繰り広げられた。
どちらも勇者科の生徒が優勢に立ち、圧倒的な強さを見せつけている。
『そこまで! 勝者! 三年生サイフォン・フォックス・グランディアス!』
『ふっ……栄光なるグランディアス家に敵などいない』
早くも勝敗が決したのは、Bステージだった。
次の第四試合で俺が勝てば、次はこのサイフォンと闘う事になる。
家名からしてエヴァと同じ公爵家の人間なのだろうが、俺が負ける訳がないか。
『そこまで! 勝者! 三年生クロス・ライナー!』
そんな事を悠長に考えている中、会場には大歓声が鳴り響いた。
それはAステージの試合が理由だ。
劣勢だったはずの剣術科の生徒が、相手の勇者科を倒していたのだから。
「クロス君、お疲れさま」
「ああっ! 剣術科の誇りを見せてやりたくてな! 意地でも勝たせてもらったぜ!」
勇者科を倒した生徒が戻ってくると、俺の隣にいた女子生徒が出迎える。
その女子生徒は、俺と同じ次の第四試合に出場する予定の三年生。
名は確か、ミキ・アイリープだったか。
「ミキ、お前も見せてやれ! 魔術科の本気を!」
「ええ、もちろんよ」
二人が健闘を讃え合う姿は、なぜだか恋仲にも似たような雰囲気が漂う。
俺のすぐ隣で仲睦まじくされると、少しばかり居づらいのだが……。
「おや? 君は確か、一年生のミスト君だったな」
偶然振り返ったクロスが、ようやく俺に気がついたようだ。
まぁ、一年生が本戦に出たところで、まるで歯が立たないと思われているだろうからな。
大して注目などしていなかったのだろう。
「どうも」
席に腰かけたまま腕を組み、淡々と言葉を返す。
決して反抗的な態度を取るつもりはなかったのだが、特に馴れ合う必要はないし、単に俺が口下手なだけなのもある。
「君は勇者科の事をどこまで知っているんだ?」
唐突な質問を投げてくるクロス。
その真意はただの興味本意などではないのだろう。
「まぁ、勉強ができて魔法も使えて、とりあえず強い生徒ですかね。それ以外に、何かあります?」
「はっはっは! まっ、大体そんなところだ!」
大袈裟に笑うクロスだったが、次第にその表情が陰りを見せ、大きく溜め息を吐く。
「君は入学したばかりでまだ知らないだろうが……。この学園では、勇者科になれない生徒は劣等生に見られてしまうんだ」
勇者科は勝ち組、その他の専攻は負け組。
要は特待生と一般生徒の組分けか。
だがそれは、決して珍しい話ではない。
優秀な人材を選りすぐり、更なる高等学習を学ばせる事など、どこにでもある話だ。
「勇者科を目指した生徒は、結局全てが中途半端になり、やがて挫折の道をたどる。多くの生徒が剣の道も魔の道も諦めてしまうんだ。しかし、どれか一つでも極める事ができれば、勇者科にさえ勝てる。俺達は、後輩達にそう教えたいんだ」
「誰もが勇者科に憧れを抱き、信頼を寄せる。その結果、自分で考える事をやめて勇者科に頼り、全てを任せてしまうの」
寂しげにそう話すクロスとミキは、きっと何人もの友が挫折していくのを見てきたのだろう。
この学園に入って一か月以上が経ったが、あまり意識していなかった事だ。
この学園の重要な立場は、全て勇者科の生徒が担っている。
生徒評議会だけではなく、各委員会の委員長、上級生の学級長さえも。
「なるほど。そんな偏見と崇拝紛いの期待を持たれているから、生徒評議会には勇者科の優等生しかいなかったんですか」
「残念ながら、な」
それが事実なら、学園側が差別化を煽っているようにも感じる。
優秀な生徒に重役を預けるのは珍しくないが、王立学園は少し違う。
優秀だから選ばれるのではなく、優秀な人間しか選択肢に選ばれないのだろう。
「わかりました。俺もほとんど魔法が使えない剣術科です。ただの剣術科で一年の俺が、勇者科の三年を一撃で片付けてみせますよ。あいつらの誇りを、ぶち壊して見せます」
そう言いながら、俺は遠くに視線を送った。
その先に堂々と腰を据える、勇者科の生徒達に。
「あっはっはっは!」
「ふふふふ」
途端に大笑いをするクロスとミキ。
しかも腹を押さえて俺の肩を叩いてくるが。まぁ、本気として受け取られたのか冗談に聴こえたのかは、二人の顔を見ればわかる。
「ミスト君、ミキ、頼んだぞ!」
「ええ、勝ってみせるわ」
「まぁ、見ていてください」
そして館内放送の魔法具が光輝き、進行役の音声が響いた。
『これより。第四試合を。開始します。選手は。各ステージの舞台上に。入場してください』
【第四試合Aステージ、三年生ミキ・アイリープ対二年生オーランド・ジョーンズ】
【第四試合Bステージ、一年生ミスト・アニエル対三年生ゴドウィン・グリムト】
対戦表が表示されると、観客席からは声援が鳴り響く。
『第四試合Bステージ、一年生ミスト・アニエル対、三年生ゴドウィン・グリムト。始め!』
「早速で悪いな、先輩」
『あぁ? 何が……』
「バーティカルアサルト!」
試合開始と同時に、片手剣ルーンソードを抜いた。
瞬時にゴドウィンの前に姿を現し、横薙ぎに斬りかかる。
怯んだゴドウィンの脇腹に闘気の衝撃波を打ち込み、勢いよく吹き飛ばした。
『ぐほぉっ!』
吹き飛ばしたゴドウィンの更に真上まで飛び上がり、無数の剣閃を何発も叩き込んだ。
『あ……が……なぜ……お前が……アスカードと同……じ闘……』
もろに連撃を食らい、舞台の床に埋まったゴドウィン。
最後まで話す事はなく、そのまま意識を失った。
「これが天下の勇者科か。大した事ないな」
左耳のピアスを弄り、物足りなさそうに呟く俺。
そんな寸劇を目の当たりにした主審のカルデノン先生は、呆けたまま舞台に空いた穴を見つめていた。
「先生、試合はまだ続行しますか?」
『……そ、そこまで! 勝者、ミスト・アニエル!』
一瞬の間、会場が静寂に包まれる。
しかし、突然の大歓声と盛大な拍手が鳴り響いた。
あまりの音量に思わず耳を塞ぐ俺は、怠そうに左手を振って会場を去っていった。
その時、特別席の方からは別格の威圧感を感じた。
「あの時のアスカード先輩と、生徒会長さんか。へぇ、あれがこの学園の頂点か。面白い」
その気配の正体は、生徒会長のシエラと副会長のアスカードだった。
まるで俺を見定めているような、真剣な顔つきで。
『アスカード君。彼も精霊の御力を持ち合わせているみたいですわね』
「そうみたいだね。入学式の時に彼に感じた違和感は、やはり勘違いではなかったか」
『君と彼、どちらが優性なのか。興味が湧きましたわ』
「ははは。これは楽しくなりそうだ。彼の事は僕に任せてもらおう。君は引き続き、彼女を見張っていてくれ」
『フフッ、わかっていますわ。何かあれば、早めに動かなければなりませんから』
「そうだね」
だが、身体中の怪我を憂慮されたのか、審判のブラッドマン先生から手当てをするように指示されていたようだが。
「あのエヴァ先輩、すごい剣幕で何か言ってたわよね。ローラ、大丈夫かしら」
「あぁ、しかも本気でローラを殺すつもりだったみたいだ。顔と心臓ばかり狙っていて、審判の先生もかなり警戒してたからな」
危険な試合を終えて足を引きずりながら立ち去っていくローレライの姿を、俺達はただ見ている事しかできなかった。
だが、試合さえ終われば会いに行ける。やっぱりローレライが心配だな。
「ルーシア、少し様子を見てくる」
そう一言だけ告げて、席を立ち上がる。
「えっ? ちょっと待って!」
すぐに俺の袖を掴み、引きとめるルーシア。
「ミストが今行ったら、次の試合に間に合わなくなるわよ。代わりに私が行ってくるから」
「まぁ、確かにそうか。じゃあ、任せた」
「うん、任せといて」
額に手を当てて敬礼するルーシアは、護室へと駆け出して行った。
意外と冷静だったのは、俺ではなくルーシアの方だったか。
「じゃあ、俺はゆっくりと試合を見物させてもらうか」
そして第三試合が始まり、両舞台では激闘が繰り広げられた。
どちらも勇者科の生徒が優勢に立ち、圧倒的な強さを見せつけている。
『そこまで! 勝者! 三年生サイフォン・フォックス・グランディアス!』
『ふっ……栄光なるグランディアス家に敵などいない』
早くも勝敗が決したのは、Bステージだった。
次の第四試合で俺が勝てば、次はこのサイフォンと闘う事になる。
家名からしてエヴァと同じ公爵家の人間なのだろうが、俺が負ける訳がないか。
『そこまで! 勝者! 三年生クロス・ライナー!』
そんな事を悠長に考えている中、会場には大歓声が鳴り響いた。
それはAステージの試合が理由だ。
劣勢だったはずの剣術科の生徒が、相手の勇者科を倒していたのだから。
「クロス君、お疲れさま」
「ああっ! 剣術科の誇りを見せてやりたくてな! 意地でも勝たせてもらったぜ!」
勇者科を倒した生徒が戻ってくると、俺の隣にいた女子生徒が出迎える。
その女子生徒は、俺と同じ次の第四試合に出場する予定の三年生。
名は確か、ミキ・アイリープだったか。
「ミキ、お前も見せてやれ! 魔術科の本気を!」
「ええ、もちろんよ」
二人が健闘を讃え合う姿は、なぜだか恋仲にも似たような雰囲気が漂う。
俺のすぐ隣で仲睦まじくされると、少しばかり居づらいのだが……。
「おや? 君は確か、一年生のミスト君だったな」
偶然振り返ったクロスが、ようやく俺に気がついたようだ。
まぁ、一年生が本戦に出たところで、まるで歯が立たないと思われているだろうからな。
大して注目などしていなかったのだろう。
「どうも」
席に腰かけたまま腕を組み、淡々と言葉を返す。
決して反抗的な態度を取るつもりはなかったのだが、特に馴れ合う必要はないし、単に俺が口下手なだけなのもある。
「君は勇者科の事をどこまで知っているんだ?」
唐突な質問を投げてくるクロス。
その真意はただの興味本意などではないのだろう。
「まぁ、勉強ができて魔法も使えて、とりあえず強い生徒ですかね。それ以外に、何かあります?」
「はっはっは! まっ、大体そんなところだ!」
大袈裟に笑うクロスだったが、次第にその表情が陰りを見せ、大きく溜め息を吐く。
「君は入学したばかりでまだ知らないだろうが……。この学園では、勇者科になれない生徒は劣等生に見られてしまうんだ」
勇者科は勝ち組、その他の専攻は負け組。
要は特待生と一般生徒の組分けか。
だがそれは、決して珍しい話ではない。
優秀な人材を選りすぐり、更なる高等学習を学ばせる事など、どこにでもある話だ。
「勇者科を目指した生徒は、結局全てが中途半端になり、やがて挫折の道をたどる。多くの生徒が剣の道も魔の道も諦めてしまうんだ。しかし、どれか一つでも極める事ができれば、勇者科にさえ勝てる。俺達は、後輩達にそう教えたいんだ」
「誰もが勇者科に憧れを抱き、信頼を寄せる。その結果、自分で考える事をやめて勇者科に頼り、全てを任せてしまうの」
寂しげにそう話すクロスとミキは、きっと何人もの友が挫折していくのを見てきたのだろう。
この学園に入って一か月以上が経ったが、あまり意識していなかった事だ。
この学園の重要な立場は、全て勇者科の生徒が担っている。
生徒評議会だけではなく、各委員会の委員長、上級生の学級長さえも。
「なるほど。そんな偏見と崇拝紛いの期待を持たれているから、生徒評議会には勇者科の優等生しかいなかったんですか」
「残念ながら、な」
それが事実なら、学園側が差別化を煽っているようにも感じる。
優秀な生徒に重役を預けるのは珍しくないが、王立学園は少し違う。
優秀だから選ばれるのではなく、優秀な人間しか選択肢に選ばれないのだろう。
「わかりました。俺もほとんど魔法が使えない剣術科です。ただの剣術科で一年の俺が、勇者科の三年を一撃で片付けてみせますよ。あいつらの誇りを、ぶち壊して見せます」
そう言いながら、俺は遠くに視線を送った。
その先に堂々と腰を据える、勇者科の生徒達に。
「あっはっはっは!」
「ふふふふ」
途端に大笑いをするクロスとミキ。
しかも腹を押さえて俺の肩を叩いてくるが。まぁ、本気として受け取られたのか冗談に聴こえたのかは、二人の顔を見ればわかる。
「ミスト君、ミキ、頼んだぞ!」
「ええ、勝ってみせるわ」
「まぁ、見ていてください」
そして館内放送の魔法具が光輝き、進行役の音声が響いた。
『これより。第四試合を。開始します。選手は。各ステージの舞台上に。入場してください』
【第四試合Aステージ、三年生ミキ・アイリープ対二年生オーランド・ジョーンズ】
【第四試合Bステージ、一年生ミスト・アニエル対三年生ゴドウィン・グリムト】
対戦表が表示されると、観客席からは声援が鳴り響く。
『第四試合Bステージ、一年生ミスト・アニエル対、三年生ゴドウィン・グリムト。始め!』
「早速で悪いな、先輩」
『あぁ? 何が……』
「バーティカルアサルト!」
試合開始と同時に、片手剣ルーンソードを抜いた。
瞬時にゴドウィンの前に姿を現し、横薙ぎに斬りかかる。
怯んだゴドウィンの脇腹に闘気の衝撃波を打ち込み、勢いよく吹き飛ばした。
『ぐほぉっ!』
吹き飛ばしたゴドウィンの更に真上まで飛び上がり、無数の剣閃を何発も叩き込んだ。
『あ……が……なぜ……お前が……アスカードと同……じ闘……』
もろに連撃を食らい、舞台の床に埋まったゴドウィン。
最後まで話す事はなく、そのまま意識を失った。
「これが天下の勇者科か。大した事ないな」
左耳のピアスを弄り、物足りなさそうに呟く俺。
そんな寸劇を目の当たりにした主審のカルデノン先生は、呆けたまま舞台に空いた穴を見つめていた。
「先生、試合はまだ続行しますか?」
『……そ、そこまで! 勝者、ミスト・アニエル!』
一瞬の間、会場が静寂に包まれる。
しかし、突然の大歓声と盛大な拍手が鳴り響いた。
あまりの音量に思わず耳を塞ぐ俺は、怠そうに左手を振って会場を去っていった。
その時、特別席の方からは別格の威圧感を感じた。
「あの時のアスカード先輩と、生徒会長さんか。へぇ、あれがこの学園の頂点か。面白い」
その気配の正体は、生徒会長のシエラと副会長のアスカードだった。
まるで俺を見定めているような、真剣な顔つきで。
『アスカード君。彼も精霊の御力を持ち合わせているみたいですわね』
「そうみたいだね。入学式の時に彼に感じた違和感は、やはり勘違いではなかったか」
『君と彼、どちらが優性なのか。興味が湧きましたわ』
「ははは。これは楽しくなりそうだ。彼の事は僕に任せてもらおう。君は引き続き、彼女を見張っていてくれ」
『フフッ、わかっていますわ。何かあれば、早めに動かなければなりませんから』
「そうだね」
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