最愛の番~300年後の未来は一妻多夫の逆ハーレム!!? イケメン旦那様たちに溺愛されまくる~

ちえり

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⑤え、男なんて聞いてません!!?

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机の上に大きな鏡を用意され、栞は椅子に座りその後ろで薫は栞の髪をセットしていた。

「栞ちゃんの髪の毛はサラサラで綺麗だわぁ、編み込みと巻くのどっちがいいかしら~」

「薫さんにおまかせします」

「あら、任せて!!世界一可愛いい栞ちゃんに仕上げてあげる♡」

「はははっ、」

薫は髪を少し弄りながら前髪に手を当てる。

「そうだ!!栞ちゃんあとで前髪切ってもいいかしら?」

「えっ?」

「せっかく可愛い顔をしているのに勿体ないわ!」

「でも…」

昔から沙耶にバカにされ、他人から比較され栞は自分に自身が持てなかった。
沙耶ちゃんみたいに可愛いい子だったり、薫さんみたいに綺麗だったらよかったのになぁ…
頭の中で昔の記憶が蘇ってきて何だか悲しくなった。
ぼんやりと考え込んでいると薫の手の動きが止まった。

「はい、髪のセットできたわよ!前髪は後で切りましょうね!」

「わぁ、!!」

栞に長い髪はハーフアップに編み込みがされ、毛先はふんわり巻かれていた。前髪も花柄のピンと共に編み込みでセットされていた。
髪型だけで少し雰囲気が変わったことに嬉しさが込み上げてきた。


「それじゃあ、お化粧をするから目を瞑っててね」

栞は言われたとおりに目を閉じ、薫は栞の肌を優しく触り、化粧をし始めた。
さすがプロだけに目を閉じててもわかるくらい手際よく作業していた。
仕上げに口紅を塗っていると眉間に皺を寄せて考え込んでじっとしている栞に薫は少し笑みを浮かべながら話し出した。

「栞ちゃんは何でそんなに自信がないのかしら?」

「えっ!?」

「あ、動いちゃダメよ!」

「す、すいません...」

栞は驚いて動いてしまったが、薫に注意され慌てて姿勢を正した。

「何でそれを...」

「あら、一目でわかったわ!まるで人の目を気にしてビクビクしている子ウサギのようだからつい...男慣れしていなくってウブで可愛いなって」

くすくす笑う薫に栞は、ムッとした。

「美人で綺麗な薫さんには私みたいに悩みなんてだろうし、さぞかし素敵なお相手がいて幸せなんでしょうね!!」

栞はついカッとなり、薫に言い返したが薫は少し目を丸くしたがすぐに笑みを浮かべた。

「ごめんなさいね、栞ちゃんが可愛くてつい意地悪しちゃった!でも、素直にずっと目を閉じてるなんて、」

「なっ、」

薫の言葉についムキになり目を開けようとしたとき素早く薫の手が栞の目を隠した。

「じゃあ、栞ちゃんに可愛くなる魔法をかけてあげる♡」

「魔法?...んぅっ!!、...ちゅっ、くちゅ...」

栞は真っ暗で見えないが薫が自分にキスをしていることはわかった。
角度を変えて貪るようにくちゅくちゅ、といやらしい唾液の音が響いた。

「(なんでキスしてるの!!女同士なのに、気持ち良くて、…頭くらくらする…でもこんな所また誰かに見られたら!!)」

栞は薫のキスでふわふわする思考のなか、羞恥心が働きなんとか力を振り絞り薫から距離をとろうとするがビクともしない。


「んーんー!!ふぅっ、…ちゅぱぁ、……」

ようやく薫から距離をとって口を離すと、さっきまでの貪るような口付けに息を荒らげるなか薫は唇についた栞の口紅と垂れた唾液を舌で拭った。その表情は官能的で男らしかった。

「はぁ、はぁ、なんでキスを…」

「ふふっ、その潤んだ瞳でオネダリされたら男達はイチコロでしょうね…さて、つぎはお着替えしましょうね!」

「えっ、きゃあ!!?」

薫は勢いよく栞の着ていたワンピースを脱がし、ブラジャーもましてや壬晴にパンツを脱がされてそのままだった為、栞は丸裸の状態だった。いくら女同士でも恥ずかしさが込み上げ、腕ではみ出る胸を隠しやめるように声をかけるが薫は聞く耳を持たない。ましてや栞の制しを無視してスルスルと下着を着せていく。

「あの、着替えなら一人でできるので、」

「着替えを手伝うのも立派な番のお仕事なんだからいいのよ」

「つ、番?え、でも薫さんは女性じゃ…」

「あら、いつ私が女だなんて言ったかしら?私もあなたの番候補の一人だし、成人男性よ」

「そ、そんな……ん、な、何これ!!?」

薫が男だった事にショックを受けていたがふと、着せてくれた下着を見るとパステルピンクでレースがついた見た目は可愛らしい下着なのだかパンツとブラジャーの大事な部分が隠されずに穴が空いていることに気がついた。

「なんで、穴が空いてるの!!」

「なんでって、番同士がどこでも行為しやすいように一般的下着なのよ、こんな風にね、」

「ひぃっ、あぁっ!!、やぁ、やめてぇ、…んんっ、」

立ったまま栞を壁に押さえ込み、さっきのキスで濡れていたのか薫の二本の指が蜜壷にすんなり入り、ぐちゅぐちゅ音を立てて出し入れをはじめた。
レースの隙間から除く可愛らしい乳首の片方に薫はつい付いた。

「あ、んぁ、ィちゃう…イッちゃうからやめ、てぇ、」

「ちゅぱぁ、ちゅぱ、…ペロッ」

胸から顔を離し、栞の顔を見つめた。
必死で快楽を感じて見つめる瞳や一つ一つ快感に跳ねる仕草が妖艶に男を狂わせるオンナが出来上がっていた。
そんな姿をみた薫はゾクッと痺れるような気持ちになった。

「私の愛撫に感じてくれるなんて嬉しいわぁ、本当ならここであなたと繋がりたいけど、うるさい野郎共がいるからまた今度ね。それにしてもフェロモンといい、匂いといい抑えが効かなくなりそう…」

「あ、はぁ、ンン、イクぅ、あぁ、!!」

「絶頂が近いのね、いいわよ…じゃぁ…」

薫は指を三本に増やし、更に激しく掻き回した。蜜壷からは唾液のように栞の脚を伝い床に水溜まりを作っていた。快楽に耐えようとする栞の耳元に唇を寄せて、

「俺に感じてイケよ」

「はあぁ!!ンンンっ!!」

低い男の声と共にの良いところを強く擦り上げ栞は絶頂を迎えた。
ガクガクする脚は立っていられず、薫の前に倒れこんだ。

「あらあら、ちゃんとイケて偉いわね!さて、早くお洋服も着て皆のところに行きましょうね!」

その後は薫に綺麗に拭かれて、真っ白なシフォンワンピースに着替えさせられた。栞は動けずにされるがままだった。

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