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④イケメン(美女)に囲まれて…
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「痛ったぁ!!!!殴ることないじゃないか!!」
痛がる壬晴の声に知らない声が三人聞こえてきて、栞は恐る恐るシーツの隙間から確認してみた。
「あんた、栞が目覚めたら連絡するって言ってたのに連絡するどころかなに発情してんだよ!!」
「アンタの部下に根回ししておいて正解だったわぁ」
「壬晴さん…最低ですね」
壬晴も相当なイケメンだが、他の見知らぬ二人のイケメンと背の高い美女が壬晴を取り囲む形で立っていた。
「(顔面偏差値が高すぎる!!)」
しおりがアワアワしてると美女と目が合い、ニッコリ微笑まれると栞の方に向かってきた。
「初めまして栞ちゃん!!貴女に会えるのすっごく楽しみにしていたの!!大丈夫だった??この変態野郎に何かされなかった??」
「え、あ、いや、その…」
栞の両手を握りしめ、ぐっと顔を近づけて話し始める美女。女性にしては低めの声だが綺麗に化粧された顔にハニーブラウンの長い髪から香るいい匂いに栞はドキドキする気持ちと共に同じ女としてこうも違うのかとショックも受けた。
「薫さん、栞さんが困ってるから離れてあげて」
「勝手に触ってんじゃねーよ、薫!!」
薫と呼ばれた美女を咎めるように二人のイケメンが握りしめられてた手を離させた。ちらっと、見るとハキハキしている男の人は茶髪の短髪でもう一人クールな男の人は黒髪マッシュで眼鏡をかけていでよく見ると顔がそっくり似ているような…
すると黙っていた壬晴が殴られたであろう頭部を擦りながら話し始めた。
「君たちさぁ~、大人しく待つことも出来ないの?ワンコでもお利口に待てができるよ?」
「うるせぇ、腹黒変態男!!ちゃっかり鍵まで閉めやがって!!独り占めしようとする魂胆は見え見えなんだよ!!」
「え~そんな事ないよ?僕は栞の番である前に医者だからね、目覚めて混乱する栞のメンタルケアも仕事の内だから~」
「「「それにつけ込んで手だすな!/ださないでください/だすんじゃないわよ」」」
三人は綺麗にハモるように壬晴に言い返した。
まだまだ言い足りないのか(主に茶髪人)は壬晴に対しての口論が続くがそろそろいい加減にして欲しい…
栞は壬晴の服の裾をクイッと引っ張った。壬晴は栞の方に視線を向けた。
「あ、あの~そろそろこの人たちが誰だか紹介して欲しいのですが…」
「あぁ、ごめんね栞!!えっと、このわんわん吠えているのが、」
「犬みたいに言うんじゃねぇよ!!……俺は相模 蓮太郎(サガミ レンタロウ)、お前の番候補の一人だ。…まぁ、よろしく…」
「で、こっちのメガネくんが、」
「相模 倫太郎(サガミ リンタロウ)。よろしくね、栞さん」
「よ、よろしくお願いします…」
「この子たちは似てるでしょ~?実は双子ちゃんで歳は22歳だからこの中だと、栞ちゃんと一番歳が近いから仲良くしてあげてね!!」
「じゃあ、あとは私ね!!野崎 薫(ノザキ カオル)24歳でーす!!お仕事はヘアメイクアーティストやってまーす♡よろしくね!!…さて、自己紹介も終わったし、!!」
薫は何処からか大きなトランクケースをだして広げ出した。
「栞ちゃん、可愛くしてあげるからお着替えしましょうね!!」
「えっ!!」
薫はトランクケースからメイク道具や洋服などオシャレで可愛いアクセサリーなど次々と出し始めた。
「こんなに可愛い子なんだもの~職業病じゃないけど可愛くしたいわぁ!!、…ほら、アンタたちは外で待ってなさい。着替えられないでしょ!!」
「あんただっておと、っ痛たたたた!!」
「あら、何か言ったかしら?」
薫は蓮太郎の言葉を発するより先に頭を鷲掴み力を込めた。
痛がる声で何を喋っていたのか栞には伝わっていなかった。
「っ、痛ってーなゴリラ野郎!!」
「さっさと出ろよ童貞野郎♡」
「なっ、俺は別に、「はいはい、ほら蓮、さっさと出るよ」ちょ、倫待てよ!引っ張るなよ」
口論になっている二人の間に倫太郎は蓮太郎の腕を掴みさっさと部屋中から出ていった。
「さて、……あとはアンタだけよ、早く出ていってちょうだい!!」
「えー僕も栞のお着替え手伝いしたーい!ほら、栞この下着はどう??」
薫が睨み付けるようにいうが、全く聞いてないのか洋服の他に何着か入っている下着を手にして駄々をこねる。
可愛い下着が並べられている中か、壬晴がもっているのは布切れ同然の紐パンツに栞は恥ずかしくて目線を下に向けた。
「アンタはまだ仕事残ってるんでしょ!!早く出てけ!!」
壬晴は強引に蹴り出されるかたちで外に追い出された。
「さて、邪魔な男たちは居なくなったし準備始めましょうね♡」
「は、はい」
栞は薫に手を引かれるまま身を任せた。
「(あれ??薫さんって同じ女性なはずだけど手が大きいなぁ…)」
栞はまだ彼女?の秘密を知らないままだった。
痛がる壬晴の声に知らない声が三人聞こえてきて、栞は恐る恐るシーツの隙間から確認してみた。
「あんた、栞が目覚めたら連絡するって言ってたのに連絡するどころかなに発情してんだよ!!」
「アンタの部下に根回ししておいて正解だったわぁ」
「壬晴さん…最低ですね」
壬晴も相当なイケメンだが、他の見知らぬ二人のイケメンと背の高い美女が壬晴を取り囲む形で立っていた。
「(顔面偏差値が高すぎる!!)」
しおりがアワアワしてると美女と目が合い、ニッコリ微笑まれると栞の方に向かってきた。
「初めまして栞ちゃん!!貴女に会えるのすっごく楽しみにしていたの!!大丈夫だった??この変態野郎に何かされなかった??」
「え、あ、いや、その…」
栞の両手を握りしめ、ぐっと顔を近づけて話し始める美女。女性にしては低めの声だが綺麗に化粧された顔にハニーブラウンの長い髪から香るいい匂いに栞はドキドキする気持ちと共に同じ女としてこうも違うのかとショックも受けた。
「薫さん、栞さんが困ってるから離れてあげて」
「勝手に触ってんじゃねーよ、薫!!」
薫と呼ばれた美女を咎めるように二人のイケメンが握りしめられてた手を離させた。ちらっと、見るとハキハキしている男の人は茶髪の短髪でもう一人クールな男の人は黒髪マッシュで眼鏡をかけていでよく見ると顔がそっくり似ているような…
すると黙っていた壬晴が殴られたであろう頭部を擦りながら話し始めた。
「君たちさぁ~、大人しく待つことも出来ないの?ワンコでもお利口に待てができるよ?」
「うるせぇ、腹黒変態男!!ちゃっかり鍵まで閉めやがって!!独り占めしようとする魂胆は見え見えなんだよ!!」
「え~そんな事ないよ?僕は栞の番である前に医者だからね、目覚めて混乱する栞のメンタルケアも仕事の内だから~」
「「「それにつけ込んで手だすな!/ださないでください/だすんじゃないわよ」」」
三人は綺麗にハモるように壬晴に言い返した。
まだまだ言い足りないのか(主に茶髪人)は壬晴に対しての口論が続くがそろそろいい加減にして欲しい…
栞は壬晴の服の裾をクイッと引っ張った。壬晴は栞の方に視線を向けた。
「あ、あの~そろそろこの人たちが誰だか紹介して欲しいのですが…」
「あぁ、ごめんね栞!!えっと、このわんわん吠えているのが、」
「犬みたいに言うんじゃねぇよ!!……俺は相模 蓮太郎(サガミ レンタロウ)、お前の番候補の一人だ。…まぁ、よろしく…」
「で、こっちのメガネくんが、」
「相模 倫太郎(サガミ リンタロウ)。よろしくね、栞さん」
「よ、よろしくお願いします…」
「この子たちは似てるでしょ~?実は双子ちゃんで歳は22歳だからこの中だと、栞ちゃんと一番歳が近いから仲良くしてあげてね!!」
「じゃあ、あとは私ね!!野崎 薫(ノザキ カオル)24歳でーす!!お仕事はヘアメイクアーティストやってまーす♡よろしくね!!…さて、自己紹介も終わったし、!!」
薫は何処からか大きなトランクケースをだして広げ出した。
「栞ちゃん、可愛くしてあげるからお着替えしましょうね!!」
「えっ!!」
薫はトランクケースからメイク道具や洋服などオシャレで可愛いアクセサリーなど次々と出し始めた。
「こんなに可愛い子なんだもの~職業病じゃないけど可愛くしたいわぁ!!、…ほら、アンタたちは外で待ってなさい。着替えられないでしょ!!」
「あんただっておと、っ痛たたたた!!」
「あら、何か言ったかしら?」
薫は蓮太郎の言葉を発するより先に頭を鷲掴み力を込めた。
痛がる声で何を喋っていたのか栞には伝わっていなかった。
「っ、痛ってーなゴリラ野郎!!」
「さっさと出ろよ童貞野郎♡」
「なっ、俺は別に、「はいはい、ほら蓮、さっさと出るよ」ちょ、倫待てよ!引っ張るなよ」
口論になっている二人の間に倫太郎は蓮太郎の腕を掴みさっさと部屋中から出ていった。
「さて、……あとはアンタだけよ、早く出ていってちょうだい!!」
「えー僕も栞のお着替え手伝いしたーい!ほら、栞この下着はどう??」
薫が睨み付けるようにいうが、全く聞いてないのか洋服の他に何着か入っている下着を手にして駄々をこねる。
可愛い下着が並べられている中か、壬晴がもっているのは布切れ同然の紐パンツに栞は恥ずかしくて目線を下に向けた。
「アンタはまだ仕事残ってるんでしょ!!早く出てけ!!」
壬晴は強引に蹴り出されるかたちで外に追い出された。
「さて、邪魔な男たちは居なくなったし準備始めましょうね♡」
「は、はい」
栞は薫に手を引かれるまま身を任せた。
「(あれ??薫さんって同じ女性なはずだけど手が大きいなぁ…)」
栞はまだ彼女?の秘密を知らないままだった。
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