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無垢の魔女
ギルド登録ってもっとめんどくさいものだと思ってました
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ギルドへの登録……それがマイホームを見つけるまでの足がかりとなるということを聞いた私は、一人ギルド支部へと向かっていた。
このバーニャの街自体そこまで広い訳では無いので、迷う事もないのだが、初めて見て回るということで少し寄り道なんかもしながら目的地へと向かった。
「アンティークのお店可愛かったなぁ……後でもう一度よってみようかな?」
そんなふうに考えながら歩いているとあっという間にギルド支部へとたどり着いていた。
「ここが……あれ?入り口は??」
見渡す限りどこにも入り口がなく、私はオロオロするしかなかった。
「……もしかして、ギルドの人しか知らない入り口があるとか?ここらへんに……」
「おいお前……何してんだ?」
いきなり声をかけられたので驚いて振り向くとそこには怖い顔の女の人がいた。
耳のとんがったいわゆるハーフなのだろう……とか、呑気なことを考えている暇はない、なぜか相手は不審者に対するような雰囲気で……あ、そりゃ自分のギルド前で穴掘ってる人いたら不審者に見えるよね。
「何をしてると聞いている!」
「あ、あの……私実はかくかくしかじかで!」
「なるほど理解した……であれば私が案内しよう」
理解出来たんだ……。
「私の名前はリィエル、お前は?」
「私はペトラ・バレンタイン!」
「ほう、工場設置日が名前にあるとは……なかなかイカすな?」
疑ってたわけじゃないけれど、ホントに工場設置日だったんだ……バレンタイン。
「私はただのリィエル……苗字と呼ばれるものがないからな、少し羨ましい」
「リィエルさん……」
「なんてな?ギルドメンバー登録だろ?さっさと済ませちまおう」
私に気を使わせない為か、リィエルさんは元気に振舞って見せた。
この世界でも人間は元気に生きている……それは、多分元いた世界以上にみんなイキイキとしていて、そしてみんな何かと戦っている……。
なーんて?
「ほら、ここだ」
「ここは……」
「ギルド……バーニャ支部だ」
ギルド支部の建物の裏にあった鏡を2回撫でることにより現れた回廊を進むと現れたのは、木造のレトロ……という表現が適しているのだろうか?
そんな、いい感じに落ち着いた雰囲気のギルド内部だった。
「わぁ……なんだか、イイ感じですね!」
「そうだろうそうだろう!ここは私のセンスで仕上げている!」
「あなたが?……もしかして、リィエルさんはここのマスターさんですか?」
「いや、私はマスターじゃない、それに支部にはマスターはいなくてな?リーダーと呼ばれる存在が1人だけいるんだ」
「へぇ!」
リーダーさん……どんな人だろう?
そして、早くのんびりできるマイホームを手に入れたい……。
「あいにくのことリーダーも今は留守のようだな?仕方ない私が登録しておいてやる」
「ありがとう!」
「し、しかたないからな!別にお前が特別という訳では無いんだ!だから、そんな可愛い嬉しそうな顔をするな!」
「えっと……ありがとう?」
お礼を言ったら褒められた気がしたので、とりあえず、またお礼を言っておくことにした。
「こっちだ!こっちへ来い!」
「え?ちょっ、早いですよーリィエルさーん!!」
♢♢♢
「さて、これで登録自体は完了だ……が、しかしだ」
「ん?」
「お前……どうやったらあんなスコアが叩き出せるんだ?」
「え、えっと……私はその、この紙に書かれてる呪文を唱えただけで……」
「あのなぁ……」
リィエルさんは若干キレ気味に机をどんと叩いて叫んだ。
「全ステータスオールSは普通ありえないんだよ!」
「お、落ち着いて!」
リィエルさんの声でビビってギルドにいた人のほとんどが飛び上がっちゃったよ!
でも、その中にも何人かは耳を済ませて聞いてる……そんなに凄いことなのかな?
「えっと……リィエルさん?」
「なんだ!」
「え、えっと……オールSってどれくらい凄いの?」
「そうだな……例えるなら」
「例えるなら?」
「小石片手に巨神トールを狩るくらいだな」
そのトールという存在がなんなのかは分からないが、オールSというものがどれほどのものなのかはよく分かった私だった……。
「でも、他にもいるんでしょう?」
「いや、聞かないな……オールSというのならこんなに小さな街であっても耳にくらいはするはずだしな」
「そ、そんなに……あれ?」
「どうした?」
「私なんでオールSなんかになってるの?」
「しらねぇよっ!私が聞きたいくらいだ!」
私別にモンスターを狩りまくったわけじゃないし……倒したとしてスライム……いやでも、それだけじゃ無理だよね?うんうん!ムリムリ!
「神の加護持ちじゃねぇとこんなのありえないな……」
「神の加護??」
「あぁ、たまにすごい加護を持った状態で生まれてくる子供がいるんだ」
「加護……って言うと特殊能力みたいな?」
「ちょっと違うな、特殊能力は鍛錬によって身につけることが出来るもののことだ」
「つまり、加護はその逆で何もしなくても元からあるものってこと?」
「そうそう、そういや、お前のステータス調べる時にスキルとかは見てなかったな?」
「そう言えば!」
ステータスオールSという話題で全く目が向かなかったスキルの欄……果たして何があるのか!
「えっと、なになに?……火炎、氷結、雷撃、地割れ、植物成長、人外対話、解毒、解呪、追跡、ステルス、アルケミスト、飛行、破壊、強化、強制行動、結界作成、魔法創造……はああああああああああああああああああああああああああああ!?」
「リィエルさん!?どうしたんですか!?」
「いや、お前!何だこのスキルは!!」
「えっと、なにかまずいものでも?」
「そういう訳じゃなくて、このスキルの量をどうやって覚えたんだ!?しかも全部遺産級のスキルだぞ!?」
「遺産級??」
また、新しいワード……ほんと、覚えることが多すぎて楽できないな……異世界。
「魔法にはその強さに応じて階級が存在してな?まず……」
見にくくなるので私が説明すると、魔法には弱い順に
・下位魔法
・上位魔法
・究極魔法
・壊滅級魔法
・遺産級魔法
というものがあるらしく、私の魔法は全てがその遺産級魔法に属しているらしい。
「お前……なんでそんなに強いんだよ!?なぁ!」
「し、知りません……」
「ああもう!このギルド最強は私だと思ってたんだが……こうなったら仕方ねぇ……ん!」
「え?なに?」
「ほら、早く言ってくれ!」
何を?と私が聞き返すとリィエルさんは
「お前そんなことも知らないのか?」
と、このギルドのルールのようなものを教えてくれた。
「このギルドでは以前より実力が一番高いものは入ってきた新人に実力で抜かされたら相手の些細な願いを叶える決まりなんだ」
「えぇ……でも、それ実際戦ってみないとわからなく無いですか?」
「よし!なら戦おうか!」
「いやです……絶対戦ったら痛いじゃないですか」
「えぇ」
私は異世界に来たからと言って戦ったり、人を傷つけたいとは思わない。
別に世界が変わっただけなのだ、のんびりしたいと私は考えている。
「その、些細な願いというものをあなたに聞いてもらえれば私は別に戦わなくていいんですよね?」
「え?まぁ……そうなるな……」
「なら、家をください」
「家?……そんなものでいいの?」
「むしろ望むところです」
「んー……まぁ、決まりだしなー、本人が望むならそれでいいよ」
どうも、些細なものかどうかは叶える側の価値観らしい。
絶対家を求められることが些細なわけないのだから。
「んで、家を手に入れてどうするつもりだよ?」
「住みますけど?」
「そうじゃない、何を成すかという事だ」
「ああ……なんだそんなことでしたか」
私には家を手に入れてやりたい明確な理由があった。
それは、誰かに邪魔されたからと言ってやめる気もなく、止められても続けていける自信がある。
人間ならば絶対望んでいる事だと思う。
「1日中ゴロゴロのんびり……ほのぼのスローライフを満喫します」
このバーニャの街自体そこまで広い訳では無いので、迷う事もないのだが、初めて見て回るということで少し寄り道なんかもしながら目的地へと向かった。
「アンティークのお店可愛かったなぁ……後でもう一度よってみようかな?」
そんなふうに考えながら歩いているとあっという間にギルド支部へとたどり着いていた。
「ここが……あれ?入り口は??」
見渡す限りどこにも入り口がなく、私はオロオロするしかなかった。
「……もしかして、ギルドの人しか知らない入り口があるとか?ここらへんに……」
「おいお前……何してんだ?」
いきなり声をかけられたので驚いて振り向くとそこには怖い顔の女の人がいた。
耳のとんがったいわゆるハーフなのだろう……とか、呑気なことを考えている暇はない、なぜか相手は不審者に対するような雰囲気で……あ、そりゃ自分のギルド前で穴掘ってる人いたら不審者に見えるよね。
「何をしてると聞いている!」
「あ、あの……私実はかくかくしかじかで!」
「なるほど理解した……であれば私が案内しよう」
理解出来たんだ……。
「私の名前はリィエル、お前は?」
「私はペトラ・バレンタイン!」
「ほう、工場設置日が名前にあるとは……なかなかイカすな?」
疑ってたわけじゃないけれど、ホントに工場設置日だったんだ……バレンタイン。
「私はただのリィエル……苗字と呼ばれるものがないからな、少し羨ましい」
「リィエルさん……」
「なんてな?ギルドメンバー登録だろ?さっさと済ませちまおう」
私に気を使わせない為か、リィエルさんは元気に振舞って見せた。
この世界でも人間は元気に生きている……それは、多分元いた世界以上にみんなイキイキとしていて、そしてみんな何かと戦っている……。
なーんて?
「ほら、ここだ」
「ここは……」
「ギルド……バーニャ支部だ」
ギルド支部の建物の裏にあった鏡を2回撫でることにより現れた回廊を進むと現れたのは、木造のレトロ……という表現が適しているのだろうか?
そんな、いい感じに落ち着いた雰囲気のギルド内部だった。
「わぁ……なんだか、イイ感じですね!」
「そうだろうそうだろう!ここは私のセンスで仕上げている!」
「あなたが?……もしかして、リィエルさんはここのマスターさんですか?」
「いや、私はマスターじゃない、それに支部にはマスターはいなくてな?リーダーと呼ばれる存在が1人だけいるんだ」
「へぇ!」
リーダーさん……どんな人だろう?
そして、早くのんびりできるマイホームを手に入れたい……。
「あいにくのことリーダーも今は留守のようだな?仕方ない私が登録しておいてやる」
「ありがとう!」
「し、しかたないからな!別にお前が特別という訳では無いんだ!だから、そんな可愛い嬉しそうな顔をするな!」
「えっと……ありがとう?」
お礼を言ったら褒められた気がしたので、とりあえず、またお礼を言っておくことにした。
「こっちだ!こっちへ来い!」
「え?ちょっ、早いですよーリィエルさーん!!」
♢♢♢
「さて、これで登録自体は完了だ……が、しかしだ」
「ん?」
「お前……どうやったらあんなスコアが叩き出せるんだ?」
「え、えっと……私はその、この紙に書かれてる呪文を唱えただけで……」
「あのなぁ……」
リィエルさんは若干キレ気味に机をどんと叩いて叫んだ。
「全ステータスオールSは普通ありえないんだよ!」
「お、落ち着いて!」
リィエルさんの声でビビってギルドにいた人のほとんどが飛び上がっちゃったよ!
でも、その中にも何人かは耳を済ませて聞いてる……そんなに凄いことなのかな?
「えっと……リィエルさん?」
「なんだ!」
「え、えっと……オールSってどれくらい凄いの?」
「そうだな……例えるなら」
「例えるなら?」
「小石片手に巨神トールを狩るくらいだな」
そのトールという存在がなんなのかは分からないが、オールSというものがどれほどのものなのかはよく分かった私だった……。
「でも、他にもいるんでしょう?」
「いや、聞かないな……オールSというのならこんなに小さな街であっても耳にくらいはするはずだしな」
「そ、そんなに……あれ?」
「どうした?」
「私なんでオールSなんかになってるの?」
「しらねぇよっ!私が聞きたいくらいだ!」
私別にモンスターを狩りまくったわけじゃないし……倒したとしてスライム……いやでも、それだけじゃ無理だよね?うんうん!ムリムリ!
「神の加護持ちじゃねぇとこんなのありえないな……」
「神の加護??」
「あぁ、たまにすごい加護を持った状態で生まれてくる子供がいるんだ」
「加護……って言うと特殊能力みたいな?」
「ちょっと違うな、特殊能力は鍛錬によって身につけることが出来るもののことだ」
「つまり、加護はその逆で何もしなくても元からあるものってこと?」
「そうそう、そういや、お前のステータス調べる時にスキルとかは見てなかったな?」
「そう言えば!」
ステータスオールSという話題で全く目が向かなかったスキルの欄……果たして何があるのか!
「えっと、なになに?……火炎、氷結、雷撃、地割れ、植物成長、人外対話、解毒、解呪、追跡、ステルス、アルケミスト、飛行、破壊、強化、強制行動、結界作成、魔法創造……はああああああああああああああああああああああああああああ!?」
「リィエルさん!?どうしたんですか!?」
「いや、お前!何だこのスキルは!!」
「えっと、なにかまずいものでも?」
「そういう訳じゃなくて、このスキルの量をどうやって覚えたんだ!?しかも全部遺産級のスキルだぞ!?」
「遺産級??」
また、新しいワード……ほんと、覚えることが多すぎて楽できないな……異世界。
「魔法にはその強さに応じて階級が存在してな?まず……」
見にくくなるので私が説明すると、魔法には弱い順に
・下位魔法
・上位魔法
・究極魔法
・壊滅級魔法
・遺産級魔法
というものがあるらしく、私の魔法は全てがその遺産級魔法に属しているらしい。
「お前……なんでそんなに強いんだよ!?なぁ!」
「し、知りません……」
「ああもう!このギルド最強は私だと思ってたんだが……こうなったら仕方ねぇ……ん!」
「え?なに?」
「ほら、早く言ってくれ!」
何を?と私が聞き返すとリィエルさんは
「お前そんなことも知らないのか?」
と、このギルドのルールのようなものを教えてくれた。
「このギルドでは以前より実力が一番高いものは入ってきた新人に実力で抜かされたら相手の些細な願いを叶える決まりなんだ」
「えぇ……でも、それ実際戦ってみないとわからなく無いですか?」
「よし!なら戦おうか!」
「いやです……絶対戦ったら痛いじゃないですか」
「えぇ」
私は異世界に来たからと言って戦ったり、人を傷つけたいとは思わない。
別に世界が変わっただけなのだ、のんびりしたいと私は考えている。
「その、些細な願いというものをあなたに聞いてもらえれば私は別に戦わなくていいんですよね?」
「え?まぁ……そうなるな……」
「なら、家をください」
「家?……そんなものでいいの?」
「むしろ望むところです」
「んー……まぁ、決まりだしなー、本人が望むならそれでいいよ」
どうも、些細なものかどうかは叶える側の価値観らしい。
絶対家を求められることが些細なわけないのだから。
「んで、家を手に入れてどうするつもりだよ?」
「住みますけど?」
「そうじゃない、何を成すかという事だ」
「ああ……なんだそんなことでしたか」
私には家を手に入れてやりたい明確な理由があった。
それは、誰かに邪魔されたからと言ってやめる気もなく、止められても続けていける自信がある。
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