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1-1.転生冒険者は男娼王子を攫う
三話
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案内されたのは、他国の王族用の貴賓室。まあ、妥当な所か。これで貴族用の部屋に通されたら勘を無視してでも帰っていた所だった。
「ニコラウス。王家の依頼は断っても構わないのだけど……ギルドから六つ星の冒険者を集める依頼を手伝ってもらってもいいかしら」
疲れ切った表情のギルドマスターが言う。ギルドマスター的には俺が依頼を断るのは恐らく確定していて、その後の対応の為の言葉なのだろう。さすがに天災級と言われるアンデットの群れを放置はできないだろうからな。放置したら滅ぶし。
「これ以上、ここの王家が俺の機嫌を損ねなければな」
「……そうならないように祈っているわ」
俺への協力を諦めたようなギルドマスターが部屋から出ていき、一人部屋に残される。暇でしかない。
どうやら俺を監視しているらしい暗部の気配もするし、なんとも面倒だ。それにしても暗部の練度も騎士の練度も落ちたものだ。俺が王子妃教育を受けている時はもうちょっとマシだったと思うのだが……ホント落胆続きだ。
しかし、腹が減った。夕食は、さっきギルドマスターと一緒に王家の人間と取ってきたが、料理は豪勢だったが、味はそうでもなかった。いや、王家と一緒にいるのが気にくわな過ぎて味がしなかっただけかもしれない。
食った気にならない食事が今日最後の晩餐で明日まで部屋に缶詰めとか最悪だ。部屋で出来る筋トレでもして時間を潰すかと考えていたら、部屋の扉がノックされる。
感じる気配的に暗部の人間や騎士の様には感じない。魔力は強いと思うが廊下を歩く音は訓練された人間のものには思えなかったからだ。
「空いている。入ってきて構わない」
魔力の強さから俺を懐柔する為に年頃の王族でも差し向けてきたか?と、思いつつも入室の許可を出す。これで姫とか面倒くさい事になりそうだったら勘が間違っていたと帰ればいいと思ったからだった。
「失礼する」
扉が開いて聞こえてきた声は、低くもどこか色気のある男の声。聞き覚えがないはずなのに、どこか懐かしい響きだと思っていたら、扉の向こうから現れた人物に俺は目を見開いた。
「陛下より、英雄ニコラウスへの夜伽を申し付かった……王宮娼夫のフレデリックだ」
信じたくないと思ったがその名前を、その姿を、俺が間違えるはずがなかった。
腰まで流れる金糸はあの頃より輝いていて、瞳は暗く淀んでいながらも碧く美しい。すっと通った鼻筋は高く、唇は薄くも淡く色づき色香を感じる。
流れの踊り子のような薄い布を身にまとい、性奴隷に刻まれる淫紋が下腹部に透け、高級娼婦のようにその身をピアスに飾られながらもそれは確かに俺の知っているフレデリック様で間違いなかった。
「フレデリック……でんか……」
なぜそのような姿に、なぜその様な事に。問いかけたいのになんとか絞り出せたのは名前だけで……。そして、それを聞いたフレデリック様は面白そうに笑みを浮かべた。
「その呼ばれ方をするのは久しぶりだな」
その笑みは明らかに自身に対する嘲笑のようで、その身分に相応しくない扱いを受け入れているようにも見えた。
本来であれば、王位につくはずだった存在。それでなくとも王兄として公爵位を与えられるのが普通であるはずなのに……。
「今では……要人を持て成す為の王家の公娼なのでな。あまり、その呼び方は勧めんぞ英雄殿。七つ星には些細な事かもしれんが、王家への謀反ともとられかねない」
苦笑するような笑みすら美しく、その一挙一動にも品がある。たとえそれが奴隷の証である隷属の首輪と娼婦のような慎みの欠片もない衣装に身を包んでいたとしてもだ。
透けるような薄布で出来た衣装も、それに隠される事のないピアスに彩られた肉粒も、下腹部に刻まれた淫紋も、剃毛され薄布の下で貞操帯に包まれた陰茎すら見えているにも関わらず、謁見の間であった国王や王妃とは比べ物にならない育ちの良さが見て取れた。
「あなたは、第一王子だったはず……なぜ、なぜ、そんなことに」
「私のつまらない過去など、英雄殿が気にする事でもない。それより、仕事をさせてもらっても良いか?英雄殿の機嫌を取らねば、アレが煩いのでな」
まるで娼夫として扱われるのが当たり前のように俺の胸へと手を伸ばし、触れる。
「体に傷が残らなければ好きに抱いて構わない。性技に関してもそれなりに長けているからどのようにでも申しつけるといい」
言葉は王族の時のままにもかかわらず、従属し、しなを作って男に寄り添う姿は俺の知る娼婦そのもののような動きだ。
恐らく、王家はフレデリック様が第一王子だったことを、本来であれば王兄である事を周知したうえでこのような事をさせている。
それが自国の人間であれ、他国の人間であれ、王族に娼婦のような真似などさせたら、この国を侮っていいと言っているようなものなのに。
煮えくり返る怒りと共に悲しさが込み上げてくる。この方がこうなるまで気づけなかった自分に。きっと、王として相応しくあるだろうと思っていた自分に。
「俺が……私が……あなたを抱けるわけがない……抱いていいはずがない……っ!」
細く華奢な両肩を掴み、そっと押すように体を離す。こうやって、拒絶された事がなかったのか、フレデリック様は驚いたように目を見開いていた。
「俺の名前に、覚えはありませんか……?」
「覚えているも何も……先ほどから呼んでいるではないか」
不思議そうに首を傾げるフレデリック様に俺は首を横に振る。
「七つ星の英雄ニコラウスではなく……もっと古くに。幼い頃、あなたの側にいた人間がいたでしょう」
そう告げた俺に、フレデリック様は大きく目を見開き、あの頃の愛称を口にした。
「まさか……あのニコラなのか?」
「……お久しぶりです。フレデリック様」
あの頃と同じように臣下の礼を取る。俺が教えられたものは令嬢としてのものだったので今の姿では滑稽なほどに似合わないだろうが、こちらの方がフレデリック様には信じてもらいやすいと思ったからだった。
「ニコラウス。王家の依頼は断っても構わないのだけど……ギルドから六つ星の冒険者を集める依頼を手伝ってもらってもいいかしら」
疲れ切った表情のギルドマスターが言う。ギルドマスター的には俺が依頼を断るのは恐らく確定していて、その後の対応の為の言葉なのだろう。さすがに天災級と言われるアンデットの群れを放置はできないだろうからな。放置したら滅ぶし。
「これ以上、ここの王家が俺の機嫌を損ねなければな」
「……そうならないように祈っているわ」
俺への協力を諦めたようなギルドマスターが部屋から出ていき、一人部屋に残される。暇でしかない。
どうやら俺を監視しているらしい暗部の気配もするし、なんとも面倒だ。それにしても暗部の練度も騎士の練度も落ちたものだ。俺が王子妃教育を受けている時はもうちょっとマシだったと思うのだが……ホント落胆続きだ。
しかし、腹が減った。夕食は、さっきギルドマスターと一緒に王家の人間と取ってきたが、料理は豪勢だったが、味はそうでもなかった。いや、王家と一緒にいるのが気にくわな過ぎて味がしなかっただけかもしれない。
食った気にならない食事が今日最後の晩餐で明日まで部屋に缶詰めとか最悪だ。部屋で出来る筋トレでもして時間を潰すかと考えていたら、部屋の扉がノックされる。
感じる気配的に暗部の人間や騎士の様には感じない。魔力は強いと思うが廊下を歩く音は訓練された人間のものには思えなかったからだ。
「空いている。入ってきて構わない」
魔力の強さから俺を懐柔する為に年頃の王族でも差し向けてきたか?と、思いつつも入室の許可を出す。これで姫とか面倒くさい事になりそうだったら勘が間違っていたと帰ればいいと思ったからだった。
「失礼する」
扉が開いて聞こえてきた声は、低くもどこか色気のある男の声。聞き覚えがないはずなのに、どこか懐かしい響きだと思っていたら、扉の向こうから現れた人物に俺は目を見開いた。
「陛下より、英雄ニコラウスへの夜伽を申し付かった……王宮娼夫のフレデリックだ」
信じたくないと思ったがその名前を、その姿を、俺が間違えるはずがなかった。
腰まで流れる金糸はあの頃より輝いていて、瞳は暗く淀んでいながらも碧く美しい。すっと通った鼻筋は高く、唇は薄くも淡く色づき色香を感じる。
流れの踊り子のような薄い布を身にまとい、性奴隷に刻まれる淫紋が下腹部に透け、高級娼婦のようにその身をピアスに飾られながらもそれは確かに俺の知っているフレデリック様で間違いなかった。
「フレデリック……でんか……」
なぜそのような姿に、なぜその様な事に。問いかけたいのになんとか絞り出せたのは名前だけで……。そして、それを聞いたフレデリック様は面白そうに笑みを浮かべた。
「その呼ばれ方をするのは久しぶりだな」
その笑みは明らかに自身に対する嘲笑のようで、その身分に相応しくない扱いを受け入れているようにも見えた。
本来であれば、王位につくはずだった存在。それでなくとも王兄として公爵位を与えられるのが普通であるはずなのに……。
「今では……要人を持て成す為の王家の公娼なのでな。あまり、その呼び方は勧めんぞ英雄殿。七つ星には些細な事かもしれんが、王家への謀反ともとられかねない」
苦笑するような笑みすら美しく、その一挙一動にも品がある。たとえそれが奴隷の証である隷属の首輪と娼婦のような慎みの欠片もない衣装に身を包んでいたとしてもだ。
透けるような薄布で出来た衣装も、それに隠される事のないピアスに彩られた肉粒も、下腹部に刻まれた淫紋も、剃毛され薄布の下で貞操帯に包まれた陰茎すら見えているにも関わらず、謁見の間であった国王や王妃とは比べ物にならない育ちの良さが見て取れた。
「あなたは、第一王子だったはず……なぜ、なぜ、そんなことに」
「私のつまらない過去など、英雄殿が気にする事でもない。それより、仕事をさせてもらっても良いか?英雄殿の機嫌を取らねば、アレが煩いのでな」
まるで娼夫として扱われるのが当たり前のように俺の胸へと手を伸ばし、触れる。
「体に傷が残らなければ好きに抱いて構わない。性技に関してもそれなりに長けているからどのようにでも申しつけるといい」
言葉は王族の時のままにもかかわらず、従属し、しなを作って男に寄り添う姿は俺の知る娼婦そのもののような動きだ。
恐らく、王家はフレデリック様が第一王子だったことを、本来であれば王兄である事を周知したうえでこのような事をさせている。
それが自国の人間であれ、他国の人間であれ、王族に娼婦のような真似などさせたら、この国を侮っていいと言っているようなものなのに。
煮えくり返る怒りと共に悲しさが込み上げてくる。この方がこうなるまで気づけなかった自分に。きっと、王として相応しくあるだろうと思っていた自分に。
「俺が……私が……あなたを抱けるわけがない……抱いていいはずがない……っ!」
細く華奢な両肩を掴み、そっと押すように体を離す。こうやって、拒絶された事がなかったのか、フレデリック様は驚いたように目を見開いていた。
「俺の名前に、覚えはありませんか……?」
「覚えているも何も……先ほどから呼んでいるではないか」
不思議そうに首を傾げるフレデリック様に俺は首を横に振る。
「七つ星の英雄ニコラウスではなく……もっと古くに。幼い頃、あなたの側にいた人間がいたでしょう」
そう告げた俺に、フレデリック様は大きく目を見開き、あの頃の愛称を口にした。
「まさか……あのニコラなのか?」
「……お久しぶりです。フレデリック様」
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