お飾り婿の嫁入り 血の繋がらない息子のために婿入り先の悪事を暴露したら、王様に溺愛されました

海野璃音

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一部番外編

後日談6-4:繰り返される口づけと彩られる体《R18》

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「ディロス」

 服を脱ぎ終えたシュロムが僕に覆いかぶさるように耳元で囁く。

「シュロム……っ!」

 囁かれ、背筋がぞくりとする感覚に襲われていた所に耳を食まれて息を飲む。

「あっ……!ゃ……まだ、するのっ……?」
「まだまだ愛で足りないからな」
「んんっ……!」

 唇が肌に触れるか触れないかという所で喋られてその吐息に身をよじった。そんな僕の反応を楽しむ様にシュロムは、耳元から、首筋、胸元、お腹とどんどんと下へと口づけを繰り返していって、僕の肌に新たな印を残していく。

「あっ……だめっ、それ以上は……汚れてるから……!」

 おへその辺りに口づけるシュロムを制止しようと力の入らない手で、シュロムの頭を押しのけるように掴む。

 さすがにそれ以上は、僕の散らしたもので汚れている。それがシュロムの口に入るのは嫌だった

「……わかった。汚れてない所であればいいんだろう?」
「ちがっ……あぁあっ……!」

 僕の言葉を聞いているようで聞いていないシュロムが僕の体の中心から逸れ、わき腹辺りへと唇を落としながら、僕の陰茎を空いている手で包む。

 予想もしていなかった快楽にシュロムは、僕の意思を受け入れつつも愛でる手を休める気がないというのがわかった。

「あっ……!シュロムっ……!あぁっ……!」

 シュロムの手淫に乱されながら僕は声を上げる。力の入らない手は、シュロムの動きを抑制する事などなく、シュロムの髪を柔らかくかき乱す様に指を絡め、まるで子供の頭を優しく撫でるような動きへと変わっていく。

「っ……!」

 鈴口が擦られ、その刺激に背筋を伸ばす様に絶頂し、視界に星が瞬いた気がした。

 僕が快楽にわなないている間にも、シュロムは僕の太ももにも唇を這わせて、吸いついては印を残している感覚がする。

「こんなものか……」

 僕の手がシュロムの頭から滑り落ちた頃、シュロムが満足そうに顔を上げた。たった一つのキスマークからここまで愛されるとは思っていなくて、僕は快楽に沈んだ意識のままシュロムを見上げた。

「ディロス、もう少し頑張れるか?」

 柔らかい、優しい笑みが僕を見据える。その言葉を否定する事なんてできず……僕は力なく頷くのだった。
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