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第10章 レイコさんは自重しない
第10章第042話 マナ研の残滓
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第10章第042話 マナ研の残滓
Side:ツキシマ・レイコ
「さて。問題は、あなたがどうしてそういう勘違いをしているのか?…というより。そういう恣意的な解釈をするような情報の与え方を誰が何の為にしたのか?なんだけど… その辺詳しくお話を聞きましょうか」
国王は、私がネイルコードに不満を持っているから、好条件を出せば勧誘できる…と考えているようですが。
…それにしては、部隊を使って拉致同然というのも、リスクと合わないような。
「ミストール殿、話が違うでは無いですかっ」とカルポジリ王が騒ぎます。
この赤竜騎士が発信元ですが。
「この人に唆されたんですか、王様?」
「いや…いやっ…我が国なら、巫女様の御力をよりよく使えると!…我が、我が判断したのだ!」
誘導されたのでは無く自分の発案と言いますが。
まぁ無茶をしているという自覚はある感じで、カルポジリ王がまだ食いつきます。
「具体的に? どうやって?」
「えっ?」
「アイズン伯爵とクライスファー陛下のネイルコード治世、これをあなたはどう越えるんですか? そもそもネイルコードは、私が来る前から私と関係なく発展を始めていましたよ。現時点でそれを成せていないあなたたちが、あの国よりどう私を使えると言うんですか?」
「そ…それは…我々が職人達を集めて…巫女様がご指示を…」
「自分では何をどうしたら良いかの説明は出来ないんですね? 自身は職人達より無能だと認めると」
「わ…我がっ平民以下というのですかっ!?」
「だから。どの辺が優れているんですか? 栄養学の本も自分で読まなかったのに」
「そ…それは…ぐぬぬ… 民に金を持たせることにどういう意味があると言うんだ! それらを集めて有効利用するのが王侯貴族の役目であろう!」
「どのように有効利用を? ネイルコードでは、私が感心するくらい有効利用していますけど」
「ぐ…ぐぬ…」
有効利用っても、自分が贅沢するだけの話ですか? それとも軍備でも整えて他国の侵略? …根本的に経済を理解していないってことですか。
ただ。この人が特別こういう考えと言うより。こういう考え方がちょっと前まで一般的だったってのは、バッセンベル領とダーコラの騒動で見てきたことでもあります。
「…レイコ。無駄よ。この人、アイズン伯爵がやっていることは民への施しとか無駄な金の使い方だとしか思っていないんだから。国全体としてどうやって豊かになるのか、知らないと言うより興味が無いんでしょ」
「ぐぬぬぬ…」
…カルポジリ王がぐぬぬしか言わなくなってしまいました。
ポシュガ殿下とキリルロクさんは、呆れたように見ていますが。
会話が中断して。どうしようかと思っていたら。ラーサル氏が空気を読まずに会話に入ってきました。
「マーリア・エルセニム・ハイザート嬢…でしたな。マナ術の才能を見込まれて、エルセニムから来られていたという。サラダーン司祭の持っていたレポートは読んだことがあります」
「!」
サラダーン・ニズワ・ザランド。前祭司長で、マナ研を使った人体実験の主導者です。目的は…誤って毒殺してしまった思い人、リシャーフさんのお母さんのマナによる復活。
恋慕していた相手を復活させたいとマナ研を利用し。マナを強制摂取させてマナ術に長けた人を作る…だけならまだ夢想で済んだのでしょうが。そこにマナだけで動いている私という"実例"が表れたことで、箍が外れてしまった人です。
そして…私が最初に意図的に殺してしまった"人"でもあります。
「マナによる身体強化は成功したそうですが、かなりギリギリだったようですね。あなたも、普段から結構辛いのではありませんか? どうです?私たちに同行していただけるのなら、その体内マナの制御についてご支援できると思いますよ。普通の助成のような生活をしたいと思いませんか?」
マーリアちゃんは、マナ術でマナ術を押さえ込んでいたという状況が長く続いていました。赤井さん…赤竜神によると、そのままでは長生きはできないような状態だったそうですが。マーリアちゃんは平然としてましたけど。強い娘です。ただ。
「あ。それ解決しています」
「え?」
多分、レッドさんがマーリアちゃんの状態をレポートしてくれていたんでしょう。赤井さんは、会ってすぐに対処してくれました。
赤井さん、直接会わなければ何もしてくれなかったかも知れませんが。目の前で助けられるのなら助ける、長生きしているが故の達観なのでは?と思っています。
…甘えるべきでは無いんですよね。メンターの技術ならなんとかなるとか期待してしまうと、サラダーンみたいなことを私も考えてしまいそうです。…それはそれで辛いでしょうが。
「私の体の問題は、もう解決しています。体内のマナは完全に切り替えが出来るようになりました」
「ど…どうやって?」
「東の大陸にいた巫女の話は聞いています? 彼女が旅経つ直前、赤竜神本人が現れましてね。その時にマーリアちゃんの体内のマナを調節してくれたんですよ」
赤竜神が人の姿で現れた事については余り隠していません。帝国の魔女が実は巫女だった…という話を補完するためです。いつまでも魔女の二つ名がついて回ってはかわいそうですからね。
メンターの出自も特に隠しているわけでは無いので。別段奇跡を起こしたとかでは無く、赤竜神が顕現した程度のエピソードとして広めています。
「やっ!やはり! 赤竜神様はっ! あなた方神々はっ! マナを自在に…マナの体を得る術を持たれているのですね! マーリア嬢の体を赤竜神様はどう弄ったのですか? 是非検査させていただきたいのですが!」
ギラつかせた目でマーリアちゃんに近づこうとするラーサル氏。マーリアちゃんがトンっとバックステップで避けます。
「エルセニム国王女に触ろうなんて。不敬ですよラーサルさん」
「ぐぬぬ…しかし! 不老不死のヒントがあるのです! マナ師として!学者として! 知りたいのは当然では無いですかっ!」
この人。どうも、マッド…にはなりきっていない学者っぽいですね、言動からすると。
マナで不老不死が得られる。正教国には、そういう夢想をする人が居ました。
私も子供サイズのまま五年過ごしていましたからね。いろいろばれるとは思ってましたが。赤竜神が実は、三千万年生きている存在だというのも、広めてしまいました。不死は実在したのです。
メンターの存在。確かに老化で死ぬことも無いでしょうし。バックアップさえきちんとしておけば、不死でも有ります。この宇宙に何人のメンターがいるのかまでは教えてもらえませんでしたが。彼らは自分のバックアップをいくつも用意…どころか、別の恒星系にすらデータを送っていると思います。銀河全体でクラウドを構築することで、ほぼ不死を得ていると言えます。
しかし。
肝心の私たちは、オリジナルからコピーしたデータに過ぎません。私に至っては、当時の技術の未熟であとから補完された要素も多い不完全なコピーです。極論、月島玲子の振りをしたコンピューター、それが私です。
下手に当時の技術を知っているだけに、私はこれを自覚しています。だからこそ、自分が生き返ったとか不死だという感覚には乏しいのです。
「赤竜騎士団では、尊き方々からの支援を得て、不老不死に至る道を模索しているのです。」
赤竜騎士ミストールが語ります。
「我らでマナと資金を集めます。サラダーン師は確かに非道な行いもしたのでしょうが。巫女様、それに中途とはいえ成功例のマーリア王女が居れば、あなたの望むやり方でその研究を引き継いでいただきたい」
鉄道説明会の結果を覆すのが目的かと思っていましたが。
尊き方々ってのは、他の国の上層部にもシンパがいるということですか。正教国のサラダーンの残党、赤竜騎士団は、未だに蔓延っているようです。
まさか目的がこちらとは思いませんでした。どうりで私とマーリアちゃんとレッドさんを連れてきただけで退いていたはずです。
「私は、師の資料を幾ばくか持ち出すことが出来ました。…あのような結果になってしまいましたが、あれでも部下には真摯な方だったのです。手段は間違えたのかも知れませんが…死んだ人を復活させたい、その想いには間違いは無いはずです」
ラーサル氏はやはりサラダーンの関係者でしたか。
サラダーンの目的は、想い人の復活。彼にとって不老不死はその技術の流用に過ぎませんでした。
ただまぁ。その研究の端っこにぶら下がっていた私としては、それが無理と矛盾で満たされていることが分かります。
…正直。この辺の話は自分を見つめ直すだけで、愉快な事では無いのですが。
ちょっとしんどいです。
Side:ツキシマ・レイコ
「さて。問題は、あなたがどうしてそういう勘違いをしているのか?…というより。そういう恣意的な解釈をするような情報の与え方を誰が何の為にしたのか?なんだけど… その辺詳しくお話を聞きましょうか」
国王は、私がネイルコードに不満を持っているから、好条件を出せば勧誘できる…と考えているようですが。
…それにしては、部隊を使って拉致同然というのも、リスクと合わないような。
「ミストール殿、話が違うでは無いですかっ」とカルポジリ王が騒ぎます。
この赤竜騎士が発信元ですが。
「この人に唆されたんですか、王様?」
「いや…いやっ…我が国なら、巫女様の御力をよりよく使えると!…我が、我が判断したのだ!」
誘導されたのでは無く自分の発案と言いますが。
まぁ無茶をしているという自覚はある感じで、カルポジリ王がまだ食いつきます。
「具体的に? どうやって?」
「えっ?」
「アイズン伯爵とクライスファー陛下のネイルコード治世、これをあなたはどう越えるんですか? そもそもネイルコードは、私が来る前から私と関係なく発展を始めていましたよ。現時点でそれを成せていないあなたたちが、あの国よりどう私を使えると言うんですか?」
「そ…それは…我々が職人達を集めて…巫女様がご指示を…」
「自分では何をどうしたら良いかの説明は出来ないんですね? 自身は職人達より無能だと認めると」
「わ…我がっ平民以下というのですかっ!?」
「だから。どの辺が優れているんですか? 栄養学の本も自分で読まなかったのに」
「そ…それは…ぐぬぬ… 民に金を持たせることにどういう意味があると言うんだ! それらを集めて有効利用するのが王侯貴族の役目であろう!」
「どのように有効利用を? ネイルコードでは、私が感心するくらい有効利用していますけど」
「ぐ…ぐぬ…」
有効利用っても、自分が贅沢するだけの話ですか? それとも軍備でも整えて他国の侵略? …根本的に経済を理解していないってことですか。
ただ。この人が特別こういう考えと言うより。こういう考え方がちょっと前まで一般的だったってのは、バッセンベル領とダーコラの騒動で見てきたことでもあります。
「…レイコ。無駄よ。この人、アイズン伯爵がやっていることは民への施しとか無駄な金の使い方だとしか思っていないんだから。国全体としてどうやって豊かになるのか、知らないと言うより興味が無いんでしょ」
「ぐぬぬぬ…」
…カルポジリ王がぐぬぬしか言わなくなってしまいました。
ポシュガ殿下とキリルロクさんは、呆れたように見ていますが。
会話が中断して。どうしようかと思っていたら。ラーサル氏が空気を読まずに会話に入ってきました。
「マーリア・エルセニム・ハイザート嬢…でしたな。マナ術の才能を見込まれて、エルセニムから来られていたという。サラダーン司祭の持っていたレポートは読んだことがあります」
「!」
サラダーン・ニズワ・ザランド。前祭司長で、マナ研を使った人体実験の主導者です。目的は…誤って毒殺してしまった思い人、リシャーフさんのお母さんのマナによる復活。
恋慕していた相手を復活させたいとマナ研を利用し。マナを強制摂取させてマナ術に長けた人を作る…だけならまだ夢想で済んだのでしょうが。そこにマナだけで動いている私という"実例"が表れたことで、箍が外れてしまった人です。
そして…私が最初に意図的に殺してしまった"人"でもあります。
「マナによる身体強化は成功したそうですが、かなりギリギリだったようですね。あなたも、普段から結構辛いのではありませんか? どうです?私たちに同行していただけるのなら、その体内マナの制御についてご支援できると思いますよ。普通の助成のような生活をしたいと思いませんか?」
マーリアちゃんは、マナ術でマナ術を押さえ込んでいたという状況が長く続いていました。赤井さん…赤竜神によると、そのままでは長生きはできないような状態だったそうですが。マーリアちゃんは平然としてましたけど。強い娘です。ただ。
「あ。それ解決しています」
「え?」
多分、レッドさんがマーリアちゃんの状態をレポートしてくれていたんでしょう。赤井さんは、会ってすぐに対処してくれました。
赤井さん、直接会わなければ何もしてくれなかったかも知れませんが。目の前で助けられるのなら助ける、長生きしているが故の達観なのでは?と思っています。
…甘えるべきでは無いんですよね。メンターの技術ならなんとかなるとか期待してしまうと、サラダーンみたいなことを私も考えてしまいそうです。…それはそれで辛いでしょうが。
「私の体の問題は、もう解決しています。体内のマナは完全に切り替えが出来るようになりました」
「ど…どうやって?」
「東の大陸にいた巫女の話は聞いています? 彼女が旅経つ直前、赤竜神本人が現れましてね。その時にマーリアちゃんの体内のマナを調節してくれたんですよ」
赤竜神が人の姿で現れた事については余り隠していません。帝国の魔女が実は巫女だった…という話を補完するためです。いつまでも魔女の二つ名がついて回ってはかわいそうですからね。
メンターの出自も特に隠しているわけでは無いので。別段奇跡を起こしたとかでは無く、赤竜神が顕現した程度のエピソードとして広めています。
「やっ!やはり! 赤竜神様はっ! あなた方神々はっ! マナを自在に…マナの体を得る術を持たれているのですね! マーリア嬢の体を赤竜神様はどう弄ったのですか? 是非検査させていただきたいのですが!」
ギラつかせた目でマーリアちゃんに近づこうとするラーサル氏。マーリアちゃんがトンっとバックステップで避けます。
「エルセニム国王女に触ろうなんて。不敬ですよラーサルさん」
「ぐぬぬ…しかし! 不老不死のヒントがあるのです! マナ師として!学者として! 知りたいのは当然では無いですかっ!」
この人。どうも、マッド…にはなりきっていない学者っぽいですね、言動からすると。
マナで不老不死が得られる。正教国には、そういう夢想をする人が居ました。
私も子供サイズのまま五年過ごしていましたからね。いろいろばれるとは思ってましたが。赤竜神が実は、三千万年生きている存在だというのも、広めてしまいました。不死は実在したのです。
メンターの存在。確かに老化で死ぬことも無いでしょうし。バックアップさえきちんとしておけば、不死でも有ります。この宇宙に何人のメンターがいるのかまでは教えてもらえませんでしたが。彼らは自分のバックアップをいくつも用意…どころか、別の恒星系にすらデータを送っていると思います。銀河全体でクラウドを構築することで、ほぼ不死を得ていると言えます。
しかし。
肝心の私たちは、オリジナルからコピーしたデータに過ぎません。私に至っては、当時の技術の未熟であとから補完された要素も多い不完全なコピーです。極論、月島玲子の振りをしたコンピューター、それが私です。
下手に当時の技術を知っているだけに、私はこれを自覚しています。だからこそ、自分が生き返ったとか不死だという感覚には乏しいのです。
「赤竜騎士団では、尊き方々からの支援を得て、不老不死に至る道を模索しているのです。」
赤竜騎士ミストールが語ります。
「我らでマナと資金を集めます。サラダーン師は確かに非道な行いもしたのでしょうが。巫女様、それに中途とはいえ成功例のマーリア王女が居れば、あなたの望むやり方でその研究を引き継いでいただきたい」
鉄道説明会の結果を覆すのが目的かと思っていましたが。
尊き方々ってのは、他の国の上層部にもシンパがいるということですか。正教国のサラダーンの残党、赤竜騎士団は、未だに蔓延っているようです。
まさか目的がこちらとは思いませんでした。どうりで私とマーリアちゃんとレッドさんを連れてきただけで退いていたはずです。
「私は、師の資料を幾ばくか持ち出すことが出来ました。…あのような結果になってしまいましたが、あれでも部下には真摯な方だったのです。手段は間違えたのかも知れませんが…死んだ人を復活させたい、その想いには間違いは無いはずです」
ラーサル氏はやはりサラダーンの関係者でしたか。
サラダーンの目的は、想い人の復活。彼にとって不老不死はその技術の流用に過ぎませんでした。
ただまぁ。その研究の端っこにぶら下がっていた私としては、それが無理と矛盾で満たされていることが分かります。
…正直。この辺の話は自分を見つめ直すだけで、愉快な事では無いのですが。
ちょっとしんどいです。
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