決められないです

392256acd@gmail.com

文字の大きさ
2 / 4

ライブ

しおりを挟む
ここに来た人は裏口からライブ会場へ行ってもよいというルールがある。ルールだけど1部の人しか知らな

い。

私も知らなかったのだが母に教えてもらって知った。

裏口は人も少なく最短距離で会場へ行ける最高の道だ。

3分ほどだろうか?通常ルートから行くと人が多いから30分程かかる。

さすが裏口だ。

今回のライブは自由席だから余計に助かる。

もう来ている人はいるが前ライブに行ったときよりはまだ人は少ない。

最後サイン入りタオルが飛ぶのを考慮して…。

和也君は人が少ないところに投げる。

うーん…。悩みどころだなあ。E-8くらいにしておこう。

Eの列はまだ誰もいない。一番中途半端な場所だからだろうか。

15分前。お手洗いも済ませて席に座る。

ほとんど満席だ。さすがとでもいうところだ。

もしかしたらあの舞台に立てるかもしれない…。もしかしたら和也君と日常で会える日が来るかもしれな

い…。そんな希望を自分も知らないうちに抱いていた。

「間もなくライブが始まります。席について静かにお待ちください。」

アナウンスが鳴る。

ドキドキしてきたっ…。

私は小さな喜びを上げながら静かに待った。

「♪^~♪~^」

大音量の音楽が鳴る。始まった!

キャー♡♡という黄色い悲鳴と共に和也君が登場する。

やっぱかっこいい。

「君と共に歩んだ今までを~♪」

「忘れやしない~さ~♪」

歌唱力とビジュアルで人気を誇っただけあって、流石の歌唱力だ…。

私もコールに参戦するとするか。

「君とこれからも~♪」

「「一緒に!!」」

他のファンたちと一緒に声は小さめでコールをする。

「歩んで生きた~いな~♪」

「「8888888888888」」

曲が終わると一斉に拍手が。

これに拍手ができな者はいないだろう。

「どうも和也です~!今日は誕生日ライブに来てくれてありがとうございます!一曲目君と歩む。どうでした

でしょうか~。今日は特別ゲストも用意しておりますのでね!2時間半!楽しんでいってくださいね!」

和也君が話始めると図書館にいるほどに静かになる。

そして話し終わると…

「和也きゅーん♡♡♡♡」

「アアアアアアアアアア」

歓声が鳴りやまなくなる。

「さっそく1人目のゲスト紹介と行きますか」

そしてまた静かになる。

ゲスト…。去年は2.5次元俳優の人だった。

観ていなくともブルーレイを見まくったからバッチリだ。

「お待ちかね!今日のゲストは~!」

証明がバッと光る。

「NOIZの一番のライバルとも言えるアイドルグループ『飛鳥』のリーダー。山本 谷君に来ていただきまし

た~!!」

。。。。

えぇ!?

NOIZの天敵とも言える飛鳥とのコラボ…。

驚きだが、ファンからしたらまさに夢のコラボだ。

ファンブックのおまけページにそういえば書いてあった。

山本君と和也君は幼なじみだ、と。

会場は私のように少し静かになってから号泣する者や、喜び合う者。更にはスマホを向け連写する者まで現れ

た。

「かっちゃん今日は呼んでくれてどうも有難う。」

かっちゃん呼び!?て、てぇてぇ…。

「やまっちも来てくれて有難うな!」

くっ。和也くぅぅゔん。おち、つこう。

このままだと命が尽きる。

「早くトークタイム行きたいから歌おw」

「じゃあいくか!山元 谷と西 和也でお送りします。ランデブー!」

誰も何も喋ることなく耳を澄ませて聞く。

(~♪)

「鋭く見つめる君と~♪」

「生涯ランデブ~♪」

((ランデブー!!))


ゲストは合計3人。和也君は21曲歌い上げた。

すごく楽しい時間だった。
 
でも、これで終わりじゃない。

波に飲まれないよう走って物販へ行く。

ライブ前から売っているものも多いのだが、

お金の関係上今回のライブ限定のライブが終わると同時に販売する和也等身大パネル(誕生日ライブ衣装)を

買う。

先着100名。限定グッズは毎回3分ほどで売れきれてしまう。

物販の前にある最後尾の看板。

100人以内には入ってそうだけど…。

数を数えていると、整理券が配られ始める。

一旦数えるのをやめ配られるのを待っている。

「こちら整理券になります。グッズをお買い上げの際はこちらを渡してください。」

き、きたっ!!!

整理番号81番。あと30秒遅れていたらこれは別の誰かのものだっただろう。


無事限定グッズも買え満足して帰った。

最高だなぁ。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

大丈夫のその先は…

水姫
恋愛
実来はシングルマザーの母が再婚すると聞いた。母が嬉しそうにしているのを見るとこれまで苦労かけた分幸せになって欲しいと思う。 新しくできた父はよりにもよって医者だった。新しくできた兄たちも同様で…。 バレないように、バレないように。 「大丈夫だよ」 すいません。ゆっくりお待ち下さい。m(_ _)m

幼馴染の許嫁

山見月あいまゆ
恋愛
私にとって世界一かっこいい男の子は、同い年で幼馴染の高校1年、朝霧 連(あさぎり れん)だ。 彼は、私の許嫁だ。 ___あの日までは その日、私は連に私の手作りのお弁当を届けに行く時だった 連を見つけたとき、連は私が知らない女の子と一緒だった 連はモテるからいつも、周りに女の子がいるのは慣れいてたがもやもやした気持ちになった 女の子は、薄い緑色の髪、ピンク色の瞳、ピンクのフリルのついたワンピース 誰が見ても、愛らしいと思う子だった。 それに比べて、自分は濃い藍色の髪に、水色の瞳、目には大きな黒色の眼鏡 どうみても、女の子よりも女子力が低そうな黄土色の入ったお洋服 どちらが可愛いかなんて100人中100人が女の子のほうが、かわいいというだろう 「こっちを見ている人がいるよ、知り合い?」 可愛い声で連に私のことを聞いているのが聞こえる 「ああ、あれが例の許嫁、氷瀬 美鈴(こおりせ みすず)だ。」 例のってことは、前から私のことを話していたのか。 それだけでも、ショックだった。 その時、連はよしっと覚悟を決めた顔をした 「美鈴、許嫁をやめてくれないか。」 頭を殴られた感覚だった。 いや、それ以上だったかもしれない。 「結婚や恋愛は、好きな子としたいんだ。」 受け入れたくない。 けど、これが連の本心なんだ。 受け入れるしかない 一つだけ、わかったことがある 私は、連に 「許嫁、やめますっ」 選ばれなかったんだ… 八つ当たりの感覚で連に向かって、そして女の子に向かって言った。

追放された王女は、冷徹公爵に甘く囲われる

vllam40591
恋愛
第三王女エリシアは、魔力も才覚もない「出来損ない」として、 婚約破棄と同時に国外追放を言い渡された。 王家に不要とされ、すべてを失った彼女を保護したのは、 王家と距離を置く冷徹無比の公爵――ルシアン・ヴァルグレイヴ。 「返すつもりだった。最初は」 そう告げられながら、公爵邸で始まったのは 優しいが自由のない、“保護”という名の生活だった。 外出は許可制。 面会も制限され、 夜ごと注がれるのは、触れない視線と逃げ場のない距離。 一方、エリシアを追放した王家は、 彼女の価値に気づき始め、奪い返そうと動き出す。 ――出来損ないだったはずの王女を、 誰よりも手放せなくなったのは、冷徹公爵だった。 これは、捨てられた王女が 檻ごと選ばれ、甘く囲われていく物語。

冤罪で辺境に幽閉された第4王子

satomi
恋愛
主人公・アンドリュート=ラルラは冤罪で辺境に幽閉されることになったわけだが…。 「辺境に幽閉とは、辺境で生きている人間を何だと思っているんだ!辺境は不要な人間を送る場所じゃない!」と、辺境伯は怒っているし当然のことだろう。元から辺境で暮している方々は決して不要な方ではないし、‘辺境に幽閉’というのはなんとも辺境に暮らしている方々にしてみれば、喧嘩売ってんの?となる。 辺境伯の娘さんと婚約という話だから辺境伯の主人公へのあたりも結構なものだけど、娘さんは美人だから万事OK。

わたしたちの庭

犬飼ハルノ
恋愛
「おい、ウェスト伯。いくらなんでもこんなみすぼらしい子どもに金を払えと?」 「まあまあ、ブルーノ伯爵。この子の母親もこんな感じでしたが、年ごろになると見違えるように成熟しましたよ。後妻のアリスは元妻の従妹です。あの一族の女は容姿も良いし、ぽんぽんと子どもを産みますよ」 「ふうん。そうか」 「直系の跡継ぎをお望みでしょう」 「まあな」 「しかも伯爵以上の正妻の子で年ごろの娘に婚約者がいないのは、この国ではこの子くらいしかもう残っていませんよ」 「ふ……。口が上手いなウェスト伯。なら、買い取ってやろうか、その子を」  目の前で醜悪な会話が繰り広げられる中、フィリスは思った。  まるで山羊の売買のようだと。  かくして。  フィリスの嫁ぎ先が決まった。 ------------------------------------------  安定の見切り発車ですが、二月中に一日一回更新と完結に挑みます。  ヒロインのフィリスが自らの力と人々に支えられて幸せをつかむ話ですが、  序盤は暗く重い展開です。  タグを途中から追加します。   他サイトでも公開中。

壊れていく音を聞きながら

夢窓(ゆめまど)
恋愛
結婚してまだ一か月。 妻の留守中、夫婦の家に突然やってきた母と姉と姪 何気ない日常のひと幕が、 思いもよらない“ひび”を生んでいく。 母と嫁、そしてその狭間で揺れる息子。 誰も気づきがないまま、 家族のかたちが静かに崩れていく――。 壊れていく音を聞きながら、 それでも誰かを思うことはできるのか。

サリシャの光 〜憧れの先へ〜

ねるねわかば
恋愛
大商会の娘サーシャ。 子どもの頃から家業に関わる彼女は、従妹のメリンダと共に商会の看板娘として注目を集めていた。 華々しい活躍の裏で、着実に努力を重ねて夢へと向かうサーシャ。しかし愛らしいメリンダと比べられ、時には心ないことを言う者もいた。 そんな彼女が初めて抱いた淡い恋。 けれどその想いは、メリンダの涙と少年の軽率な一言であっさり踏みにじられてしまう。 サーシャはメリンダたちとは距離をおき、商会の仕事からも離れる。 新たな場所で任される仕事、そして新たな出会い。どこにあっても、サーシャが夢を諦めることはない。 一方、初恋を忘れられない少年は後悔と執着を募らせていき── 夢を諦めない少女が、もがきながら憧れへの道を選び取るまでのお話。 ※前作「ルースの祈り」と同じ世界観で登場人物も一部かぶりますが、単体でお読みいただけます。更新の合間にでもよろしければそちらも是非。 ※作中の仕事や制作物、小物の知識などは全てフィクションです。史実や事実に基づいていないことをご理解ください。

友人の結婚式で友人兄嫁がスピーチしてくれたのだけど修羅場だった

海林檎
恋愛
え·····こんな時代錯誤の家まだあったんだ····? 友人の家はまさに嫁は義実家の家政婦と言った風潮の生きた化石でガチで引いた上での修羅場展開になった話を書きます·····(((((´°ω°`*))))))

処理中です...