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第1章 最初の街
どの世の中もお金なんだね!
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折角近未来の武器が使えるアプリを選んだのにまさかの有料ガチャ問題にぶつかるとは。
お陰で折角入れたアプリが使えないという事態になっている。そんなバカな!?
もしかして他のアプリも全部こんな感じなのか?お金?世の中どこもお金なのかーー!
と、言うわけでこのアプリは異世界のお金を手に入れるまで封印が決定した。なんてこった
と、アップデートの喜びとアプリの悲しみで忘れていたけど鉄板を消していなかったことに気がついた。
鉄板の下には潰れたゴブリンがいるんだよなぁ
覚悟を決めて鉄板を消して見ると潰れた後に宝石と黒っぽい灰が落ちていた。
「ん?もしかして魔物って倒したら灰になるの?」
教えてモノリスさん
『魔物は魔石やたまにドロップ品を残して後は灰となって消滅します』
成る程、魔石やドロップ品は定番だと売れる物だよね!って事で回収回収。
灰になるならグロい気持ちにもならなさそうだし、魔物は倒せそうだ!良かった。
全てを回収し終わりバイクでまた走り出す。
しばらくは鉄板戦法でいくしかないのかぁ
と思いつつ森の端っこにまたゴブリンを見つけた。今度は3匹だ。
今度はしっかりと距離を置き、ゴブリンが行動する前に鉄板を落とす。しっかりとゴブリンを潰す事に成功した。
鉄板を消して灰になっているのを確認してからバイクを降りて近づいて回収する。魔石は親指大位なので写真に保存ではなくバックの中に入れて置いて後で纏めて保存する事にした。まだ55枚しか入れられないからね。
回収が終わってさて、いこうかと思ったら森の中からガサガサと音が聞こえた。
振り返ると黒い塊が凄い勢いで飛び出してきた。
バイクから降りていたので全力横っ飛びで回避する。
ギリギリで避け切ると黒い塊はイノシシだった。ある程度走りまた此方を振り返り唸っている。
「コイツも魔物なのかよ」
イノシシが突進してきたので鉄板を落として地面に突き刺して壁を作る。
ドゴンという音と共に鉄板ごと吹き飛ばされた。
「ぐはっ!?」
なんて突進だよ!くそ!鉄板で右足を挟まれた!?
鉄板を消して立ち上がるが痛みで足が上手く動かせない。引きずりながらイノシシの突進を横に転がりながら避ける。
鉄板を落としてみるが器用に避けられて当たらない。
最悪だ!動きが速くて鉄板落としが出来ない。壁にしても突進の威力が強くて鉄板ごと吹き飛ばされてしまう。どうすればいい?
足の痛みで思考は鈍り気味、イノシシは早くさっきからずっとギリギリ避けるのに精一杯。
このままじゃいつか捕まってしまう。
焦りだけが増していく。
先程から何枚も鉄板を落としているが斜めに飛び出され器用に避けている。
ふと落としている鉄板をみて鉄板を1枚ずつ保存していく。
「これならどうだよ?」
イノシシの突進をギリギリで避け切ると距離を取って止まり、イノシシが振り返った瞬間をねらって両側に鉄板を交互に面方向で突き刺して一直線のラインを作る。
「これで横に飛べないだろ?こい!」
鉄板を1枚イノシシの上に落とすが突進を開始して避けられる。そのまま一直線に此方へ向かってきているのを確認して残り少しの距離の所で鉄板を2枚、海斗の目の前に横ではなく縦方向に壁として落として突き刺す。
イノシシは横の壁のせいで横っ飛び出来ず、近過ぎるので勢いを止める事も出来ず、頭から二枚の鉄板の縦方向にぶつかった。
8ミリの厚さがめり込んで致命傷になったのか、そのまま横に倒れ灰になった
灰の中には5センチの魔石とイノシシの牙が落ちていた。
「ぐぅ!?いってぇ」
足を押さえてうずくまる。折れてはいないみたいだけど打撲してるみたいで青くなっていた。
鉄板を消して、魔石と牙を回収。なんとか足を引きずってバイクの所まで戻る。
「いってぇ・・異世界なんだから回復魔法とかポーションとか無いのか?」
『この世界に回復魔法やポーションは存在します』
マジで!?やったぁ!
『回復魔法は神殿の司祭にお布施を渡せば可能です。ポーションは下級、中級、上級、特急とありますが捻挫、切り傷を直せる下級でも10万ゴールドはします』
嘘・・だろ・・
最悪だ。この世界の医療高すぎるだろ!?日本の保険適用外と同じやないかい!
やっぱり金か!?金なのか?
チクショーーーーー!!
お陰で折角入れたアプリが使えないという事態になっている。そんなバカな!?
もしかして他のアプリも全部こんな感じなのか?お金?世の中どこもお金なのかーー!
と、言うわけでこのアプリは異世界のお金を手に入れるまで封印が決定した。なんてこった
と、アップデートの喜びとアプリの悲しみで忘れていたけど鉄板を消していなかったことに気がついた。
鉄板の下には潰れたゴブリンがいるんだよなぁ
覚悟を決めて鉄板を消して見ると潰れた後に宝石と黒っぽい灰が落ちていた。
「ん?もしかして魔物って倒したら灰になるの?」
教えてモノリスさん
『魔物は魔石やたまにドロップ品を残して後は灰となって消滅します』
成る程、魔石やドロップ品は定番だと売れる物だよね!って事で回収回収。
灰になるならグロい気持ちにもならなさそうだし、魔物は倒せそうだ!良かった。
全てを回収し終わりバイクでまた走り出す。
しばらくは鉄板戦法でいくしかないのかぁ
と思いつつ森の端っこにまたゴブリンを見つけた。今度は3匹だ。
今度はしっかりと距離を置き、ゴブリンが行動する前に鉄板を落とす。しっかりとゴブリンを潰す事に成功した。
鉄板を消して灰になっているのを確認してからバイクを降りて近づいて回収する。魔石は親指大位なので写真に保存ではなくバックの中に入れて置いて後で纏めて保存する事にした。まだ55枚しか入れられないからね。
回収が終わってさて、いこうかと思ったら森の中からガサガサと音が聞こえた。
振り返ると黒い塊が凄い勢いで飛び出してきた。
バイクから降りていたので全力横っ飛びで回避する。
ギリギリで避け切ると黒い塊はイノシシだった。ある程度走りまた此方を振り返り唸っている。
「コイツも魔物なのかよ」
イノシシが突進してきたので鉄板を落として地面に突き刺して壁を作る。
ドゴンという音と共に鉄板ごと吹き飛ばされた。
「ぐはっ!?」
なんて突進だよ!くそ!鉄板で右足を挟まれた!?
鉄板を消して立ち上がるが痛みで足が上手く動かせない。引きずりながらイノシシの突進を横に転がりながら避ける。
鉄板を落としてみるが器用に避けられて当たらない。
最悪だ!動きが速くて鉄板落としが出来ない。壁にしても突進の威力が強くて鉄板ごと吹き飛ばされてしまう。どうすればいい?
足の痛みで思考は鈍り気味、イノシシは早くさっきからずっとギリギリ避けるのに精一杯。
このままじゃいつか捕まってしまう。
焦りだけが増していく。
先程から何枚も鉄板を落としているが斜めに飛び出され器用に避けている。
ふと落としている鉄板をみて鉄板を1枚ずつ保存していく。
「これならどうだよ?」
イノシシの突進をギリギリで避け切ると距離を取って止まり、イノシシが振り返った瞬間をねらって両側に鉄板を交互に面方向で突き刺して一直線のラインを作る。
「これで横に飛べないだろ?こい!」
鉄板を1枚イノシシの上に落とすが突進を開始して避けられる。そのまま一直線に此方へ向かってきているのを確認して残り少しの距離の所で鉄板を2枚、海斗の目の前に横ではなく縦方向に壁として落として突き刺す。
イノシシは横の壁のせいで横っ飛び出来ず、近過ぎるので勢いを止める事も出来ず、頭から二枚の鉄板の縦方向にぶつかった。
8ミリの厚さがめり込んで致命傷になったのか、そのまま横に倒れ灰になった
灰の中には5センチの魔石とイノシシの牙が落ちていた。
「ぐぅ!?いってぇ」
足を押さえてうずくまる。折れてはいないみたいだけど打撲してるみたいで青くなっていた。
鉄板を消して、魔石と牙を回収。なんとか足を引きずってバイクの所まで戻る。
「いってぇ・・異世界なんだから回復魔法とかポーションとか無いのか?」
『この世界に回復魔法やポーションは存在します』
マジで!?やったぁ!
『回復魔法は神殿の司祭にお布施を渡せば可能です。ポーションは下級、中級、上級、特急とありますが捻挫、切り傷を直せる下級でも10万ゴールドはします』
嘘・・だろ・・
最悪だ。この世界の医療高すぎるだろ!?日本の保険適用外と同じやないかい!
やっぱり金か!?金なのか?
チクショーーーーー!!
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