10 / 39
第10話 ラインヴェルクという家は ②
「顔を見に来たというのは建前で、本当はきみの様子が気になって仕方なくてね。若い夫婦の関係なんてものは、書簡では測れんからな」
ゲルハルトは肩をすくめつつ、ソファに背を預けて笑みを浮かべた。
「……恐縮です」
イレーネは持ちあげていたカップを一度戻し、礼儀正しく頭を下げた。が、ゲルハルトはすぐに「いやいや」と手を振ってそれを制する。
「謝るのはこちらの方だ。重ね重ねにはなるが、3日後に婚姻などという無理なスケジュールを押し通して、本当に申し訳なかった」
「い、いえいえ……っ」
今度はイレーネの方が手を振ってしまう。
「クラウスはあの通りだからな。他の家のように、そろそろ夫人を迎えて政務の一端を担ってもらってはどうかと勧めたらね、あいつはなんて言ったと思う。平然と『わかりました。5日後のこの日であれば可能です』──などと言い出してな。前々から準備はしていたものの、予想以上に慌てて周囲を動かす羽目になったのだよ。まったく、こういった型破りは控えてほしいものだ」
「……目に浮かびますわ」
苦笑しながらも、イレーネは妙に納得していた。
型破り──というより、彼は侯爵としての使命を第一とし、それ以外の要不要の線引きが常人離れしているのだろう。わずか数日後の結婚も、ただ行うだけだった初夜も、結婚以来わずか数度の帰宅も、愛想のない返信も、すべてただ事務的に遂行しているにほかならない。
「私がどうしてもきみを逃したくなくてね」
ふと、カップの縁をなぞりながら、ゲルハルトはそうこぼす。
声音こそ冗談めいていたが、瞳の奥は真剣なものを宿していた。
「知っているか? きみはお父上のご尽力もあり、中々に引く手あまただったんだよ」
「え……!?」
「驚くようなことじゃない。立場も、家格も、なによりきみはとても聡明だ。数か月後となっていては、きっと別の家と縁談が進んでいただろう。そう思うと……どうしても今しかない、と押し通してしまった。本当に受けてくれて良かった」
驚きにカップを取り落としかけたイレーネに構わず、ゲルハルトは淡々と続ける。
「ただ……やはり、きみの家の事情を利用したところは否めない。突然の話に、きみがどれだけ驚き困惑したかと思うと、胸が痛む。代わりに困ったことがあれば、なんにでも応えるつもりだ。どんな些細なことでも構わん。遠慮なく言ってくれ」
それは、イレーネというひとりの人間に対する確かな誠意だった。
この婚姻が政略であれ、慌ただしい段取りであれ──その渦中に巻き込まれた令嬢の心が置き去りにされることだけは、させたくないと。
イレーネは胸から込み上げる温かなものに、喉の奥を詰まらせた。
「……もったいないお言葉ですわ。ライン──いえ、ゲルハルト叔父様」
言い淀みながらも呼び直すと、ゲルハルトは満足げに笑みを深める。
ほどけた空気の中で、イレーネもそっと息をついた。
「……あ、その、お願いというほどのことではないのですが」
「ふむ、なんだね?」
「ゲルハルト様は、屋敷の温室のことはなにかご存じですか?」
何気ない質問だったが、イレーネの声色にはほんの少しの躊躇が混じっていた。ゲルハルトは眉を上げてから、懐かしそうに目を細める。
「ああ、あの見事な温室か。あれは兄が20年ほど前に増築したものでな。我が兄ながら、植物を愛でるような感性は持ち合わせていないと思っていたから、話を聞いたときは耳を疑ったものだよ」
「まあ、そうなんですか?」
「ああ。私はもうその頃には家を出ていたから詳しくは知らないが……今はクラウスが管理しているのだろう? あいつも兄と同じで、花に心を寄せるような性分には見えんがな!」
「……はあ」
私もそう思います──とはさすがに言えず、イレーネは曖昧に微笑むだけに留めた。
ゲルハルトが笑いをこぼす。
「まあ、詳しいことは本人に聞いてみるといい。急に早口になるかもしれんぞ」
「……そう、ですね」
頷きながら、イレーネは窓の外に目をやった。
明るい陽射しに揺れる庭木の葉が、どこか遠いもののように見えていた。
そう。クラウスに聞けば良いのだ。
植物図鑑をめくっても、葉脈の違いや開花時期、根の形など、知識だけでは判別のつかないものもある。
もちろん手入れをしている使用人に尋ねれば植物のことは分かるだろうが、それでは意味がなかった。
イレーネが知りたいのは、あの温室の「中身」ではない。そこに集められた植物たちが、クラウスにとってどんな意味を持つのか──その答えは、本人にしか持ち得ない。
ゲルハルトの言うとおり、結局は彼に尋ねるしかないとイレーネも分かっている。
分かってはいるのだが──
ゲルハルトの来訪から2日後。
空が茜に染まり始めたころ、ようやくクラウスが屋敷へ戻ってきた。
その日の空は淡く暮れかけており、陽光は西へ傾きながら、回廊に長く柔らかな影を落としていた。庭の樹々は名残りの風にそよぎ、昼間の熱とざわめきがゆっくりと屋敷の陰に溶けていく。
そんな夕刻──侯爵邸の正面玄関に、ひときわ重々しい馬車の車輪音が響いた。
イレーネはすでにその音を聞きつけ、玄関ホールの一角に静かに佇んでいた。
扉が開き、まず従者たちが入ってくる。
それから数歩後れて、ひときわ背の高い影が夕闇を連れて現れた。
クラウス・フォン・ラインヴェルク侯爵。
彼は何も言わず、ただ一歩、また一歩とホールを進んでくる。外套を脱ぐ仕草すら、余計な動きのない研ぎ澄まされた静けさだった。
銀の髪が夕光を柔らかく反射し、歩みに合わせてさらりと揺れる。冷たく澄んだアイスブルーの双眸が一瞬こちらを掠めたとき、イレーネは思わず息を止めた。
彫りの深い整った顔立ち。そこに浮かぶわずかな疲れの気配すら、却って彼の容貌に艶を生む。
無言のまま、けれどその存在は空間に緊張と重みを与えるのに十分だった。
「おかえりなさいませ、クラウス様」
イレーネは胸元で手を重ね、静かに一礼した。
クラウスは足を止め、声の主へと視線を向ける。
銀髪が夕映えに微かに揺れ、薄氷の瞳が今度はまっすぐにイレーネを捉えた。
「──?」
美しい顔立ちが、ほんのわずかに傾ぐ。
まるで思いがけないものを見つけたかのように。
一拍置いて、彼は小さく頷いた。
「……ああ」
それは返事というよりも、記憶から抜けていたなにかを思い出し腑に落ちたような、そんな吐息だった。
──私のことを忘れてやがりましたね、旦那様。
イレーネは浮かべた笑顔を絶やさぬままに、内心で毒づいた。
もっとも、彼にとっての自身の立ち位置などこの2ヶ月でとうに理解している。
沈黙が落ちる前に、イレーネはほんの少しだけ視線を上げて『侯爵夫人』らしい言葉を紡ぐ。
「ちょうど夕食のお時間です。よろしければ、ご一緒にいかがですか?」
クラウスは一瞬だけ目を細め、短く、けれどはっきりと頷いた。
「……そうだな。いただこう」
その返事に温度はなかったが、拒まれることもなかった。
彼なりに、“夫婦”という形を保つ気はあるらしい。
イレーネは表情を崩さず、静かに彼の隣に歩みを揃えた。
ゲルハルトは肩をすくめつつ、ソファに背を預けて笑みを浮かべた。
「……恐縮です」
イレーネは持ちあげていたカップを一度戻し、礼儀正しく頭を下げた。が、ゲルハルトはすぐに「いやいや」と手を振ってそれを制する。
「謝るのはこちらの方だ。重ね重ねにはなるが、3日後に婚姻などという無理なスケジュールを押し通して、本当に申し訳なかった」
「い、いえいえ……っ」
今度はイレーネの方が手を振ってしまう。
「クラウスはあの通りだからな。他の家のように、そろそろ夫人を迎えて政務の一端を担ってもらってはどうかと勧めたらね、あいつはなんて言ったと思う。平然と『わかりました。5日後のこの日であれば可能です』──などと言い出してな。前々から準備はしていたものの、予想以上に慌てて周囲を動かす羽目になったのだよ。まったく、こういった型破りは控えてほしいものだ」
「……目に浮かびますわ」
苦笑しながらも、イレーネは妙に納得していた。
型破り──というより、彼は侯爵としての使命を第一とし、それ以外の要不要の線引きが常人離れしているのだろう。わずか数日後の結婚も、ただ行うだけだった初夜も、結婚以来わずか数度の帰宅も、愛想のない返信も、すべてただ事務的に遂行しているにほかならない。
「私がどうしてもきみを逃したくなくてね」
ふと、カップの縁をなぞりながら、ゲルハルトはそうこぼす。
声音こそ冗談めいていたが、瞳の奥は真剣なものを宿していた。
「知っているか? きみはお父上のご尽力もあり、中々に引く手あまただったんだよ」
「え……!?」
「驚くようなことじゃない。立場も、家格も、なによりきみはとても聡明だ。数か月後となっていては、きっと別の家と縁談が進んでいただろう。そう思うと……どうしても今しかない、と押し通してしまった。本当に受けてくれて良かった」
驚きにカップを取り落としかけたイレーネに構わず、ゲルハルトは淡々と続ける。
「ただ……やはり、きみの家の事情を利用したところは否めない。突然の話に、きみがどれだけ驚き困惑したかと思うと、胸が痛む。代わりに困ったことがあれば、なんにでも応えるつもりだ。どんな些細なことでも構わん。遠慮なく言ってくれ」
それは、イレーネというひとりの人間に対する確かな誠意だった。
この婚姻が政略であれ、慌ただしい段取りであれ──その渦中に巻き込まれた令嬢の心が置き去りにされることだけは、させたくないと。
イレーネは胸から込み上げる温かなものに、喉の奥を詰まらせた。
「……もったいないお言葉ですわ。ライン──いえ、ゲルハルト叔父様」
言い淀みながらも呼び直すと、ゲルハルトは満足げに笑みを深める。
ほどけた空気の中で、イレーネもそっと息をついた。
「……あ、その、お願いというほどのことではないのですが」
「ふむ、なんだね?」
「ゲルハルト様は、屋敷の温室のことはなにかご存じですか?」
何気ない質問だったが、イレーネの声色にはほんの少しの躊躇が混じっていた。ゲルハルトは眉を上げてから、懐かしそうに目を細める。
「ああ、あの見事な温室か。あれは兄が20年ほど前に増築したものでな。我が兄ながら、植物を愛でるような感性は持ち合わせていないと思っていたから、話を聞いたときは耳を疑ったものだよ」
「まあ、そうなんですか?」
「ああ。私はもうその頃には家を出ていたから詳しくは知らないが……今はクラウスが管理しているのだろう? あいつも兄と同じで、花に心を寄せるような性分には見えんがな!」
「……はあ」
私もそう思います──とはさすがに言えず、イレーネは曖昧に微笑むだけに留めた。
ゲルハルトが笑いをこぼす。
「まあ、詳しいことは本人に聞いてみるといい。急に早口になるかもしれんぞ」
「……そう、ですね」
頷きながら、イレーネは窓の外に目をやった。
明るい陽射しに揺れる庭木の葉が、どこか遠いもののように見えていた。
そう。クラウスに聞けば良いのだ。
植物図鑑をめくっても、葉脈の違いや開花時期、根の形など、知識だけでは判別のつかないものもある。
もちろん手入れをしている使用人に尋ねれば植物のことは分かるだろうが、それでは意味がなかった。
イレーネが知りたいのは、あの温室の「中身」ではない。そこに集められた植物たちが、クラウスにとってどんな意味を持つのか──その答えは、本人にしか持ち得ない。
ゲルハルトの言うとおり、結局は彼に尋ねるしかないとイレーネも分かっている。
分かってはいるのだが──
ゲルハルトの来訪から2日後。
空が茜に染まり始めたころ、ようやくクラウスが屋敷へ戻ってきた。
その日の空は淡く暮れかけており、陽光は西へ傾きながら、回廊に長く柔らかな影を落としていた。庭の樹々は名残りの風にそよぎ、昼間の熱とざわめきがゆっくりと屋敷の陰に溶けていく。
そんな夕刻──侯爵邸の正面玄関に、ひときわ重々しい馬車の車輪音が響いた。
イレーネはすでにその音を聞きつけ、玄関ホールの一角に静かに佇んでいた。
扉が開き、まず従者たちが入ってくる。
それから数歩後れて、ひときわ背の高い影が夕闇を連れて現れた。
クラウス・フォン・ラインヴェルク侯爵。
彼は何も言わず、ただ一歩、また一歩とホールを進んでくる。外套を脱ぐ仕草すら、余計な動きのない研ぎ澄まされた静けさだった。
銀の髪が夕光を柔らかく反射し、歩みに合わせてさらりと揺れる。冷たく澄んだアイスブルーの双眸が一瞬こちらを掠めたとき、イレーネは思わず息を止めた。
彫りの深い整った顔立ち。そこに浮かぶわずかな疲れの気配すら、却って彼の容貌に艶を生む。
無言のまま、けれどその存在は空間に緊張と重みを与えるのに十分だった。
「おかえりなさいませ、クラウス様」
イレーネは胸元で手を重ね、静かに一礼した。
クラウスは足を止め、声の主へと視線を向ける。
銀髪が夕映えに微かに揺れ、薄氷の瞳が今度はまっすぐにイレーネを捉えた。
「──?」
美しい顔立ちが、ほんのわずかに傾ぐ。
まるで思いがけないものを見つけたかのように。
一拍置いて、彼は小さく頷いた。
「……ああ」
それは返事というよりも、記憶から抜けていたなにかを思い出し腑に落ちたような、そんな吐息だった。
──私のことを忘れてやがりましたね、旦那様。
イレーネは浮かべた笑顔を絶やさぬままに、内心で毒づいた。
もっとも、彼にとっての自身の立ち位置などこの2ヶ月でとうに理解している。
沈黙が落ちる前に、イレーネはほんの少しだけ視線を上げて『侯爵夫人』らしい言葉を紡ぐ。
「ちょうど夕食のお時間です。よろしければ、ご一緒にいかがですか?」
クラウスは一瞬だけ目を細め、短く、けれどはっきりと頷いた。
「……そうだな。いただこう」
その返事に温度はなかったが、拒まれることもなかった。
彼なりに、“夫婦”という形を保つ気はあるらしい。
イレーネは表情を崩さず、静かに彼の隣に歩みを揃えた。
あなたにおすすめの小説
王宮医務室にお休みはありません。~休日出勤に疲れていたら、結婚前提のお付き合いを希望していたらしい騎士さまとデートをすることになりました。~
石河 翠
恋愛
王宮の医務室に勤める主人公。彼女は、連続する遅番と休日出勤に疲れはてていた。そんなある日、彼女はひそかに片思いをしていた騎士ウィリアムから夕食に誘われる。
食事に向かう途中、彼女は憧れていたお菓子「マリトッツォ」をウィリアムと美味しく食べるのだった。
そして休日出勤の当日。なぜか、彼女は怒り心頭の男になぐりこまれる。なんと、彼女に仕事を押しつけている先輩は、父親には自分が仕事を押しつけられていると話していたらしい。
しかし、そんな先輩にも実は誰にも相談できない事情があったのだ。ピンチに陥る彼女を救ったのは、やはりウィリアム。ふたりの距離は急速に近づいて……。
何事にも真面目で一生懸命な主人公と、誠実な騎士との恋物語。
扉絵は管澤捻さまに描いていただきました。
小説家になろう及びエブリスタにも投稿しております。
私を簡単に捨てられるとでも?―君が望んでも、離さない―
喜雨と悲雨
恋愛
私の名前はミラン。街でしがない薬師をしている。
そして恋人は、王宮騎士団長のルイスだった。
二年前、彼は魔物討伐に向けて遠征に出発。
最初は手紙も返ってきていたのに、
いつからか音信不通に。
あんなにうっとうしいほど構ってきた男が――
なぜ突然、私を無視するの?
不安を抱えながらも待ち続けた私の前に、
突然ルイスが帰還した。
ボロボロの身体。
そして隣には――見知らぬ女。
勝ち誇ったように彼の隣に立つその女を見て、
私の中で何かが壊れた。
混乱、絶望、そして……再起。
すがりつく女は、みっともないだけ。
私は、潔く身を引くと決めた――つもりだったのに。
「私を簡単に捨てられるとでも?
――君が望んでも、離さない」
呪いを自ら解き放ち、
彼は再び、執着の目で私を見つめてきた。
すれ違い、誤解、呪い、執着、
そして狂おしいほどの愛――
二人の恋のゆくえは、誰にもわからない。
過去に書いた作品を修正しました。再投稿です。
狂おしいほど愛しています、なのでよそへと嫁ぐことに致します
ちより
恋愛
侯爵令嬢のカレンは分別のあるレディだ。頭の中では初恋のエル様のことでいっぱいになりながらも、一切そんな素振りは見せない徹底ぶりだ。
愛するエル様、神々しくも真面目で思いやりあふれるエル様、その残り香だけで胸いっぱいですわ。
頭の中は常にエル様一筋のカレンだが、家同士が決めた結婚で、公爵家に嫁ぐことになる。愛のない形だけの結婚と思っているのは自分だけで、実は誰よりも公爵様から愛されていることに気づかない。
公爵様からの溺愛に、不器用な恋心が反応したら大変で……両思いに慣れません。
美しい公爵様の、凄まじい独占欲と溺れるほどの愛
らがまふぃん
恋愛
こちらは以前投稿いたしました、 美しく残酷な公爵令息様の、一途で不器用な愛 の続編となっております。前作よりマイルドな作品に仕上がっておりますが、内面のダークさが前作よりはあるのではなかろうかと。こちらのみでも楽しめるとは思いますが、わかりづらいかもしれません。よろしかったら前作をお読みいただいた方が、より楽しんでいただけるかと思いますので、お時間の都合のつく方は、是非。時々予告なく残酷な表現が入りますので、苦手な方はお控えください。10~15話前後の短編五編+番外編のお話です。 *早速のお気に入り登録、しおり、エールをありがとうございます。とても励みになります。前作もお読みくださっている方々にも、多大なる感謝を! ※R5.7/23本編完結いたしました。たくさんの方々に支えられ、ここまで続けることが出来ました。本当にありがとうございます。ばんがいへんを数話投稿いたしますので、引き続きお付き合いくださるとありがたいです。 ※R5.8/6ばんがいへん終了いたしました。長い間お付き合いくださり、また、たくさんのお気に入り登録、しおり、エールを、本当にありがとうございました。 ※R5.9/3お気に入り登録200になっていました。本当にありがとうございます(泣)。嬉しかったので、一話書いてみました。 ※R5.10/30らがまふぃん活動一周年記念として、一話お届けいたします。 ※R6.1/27美しく残酷な公爵令息様の、一途で不器用な愛(前作) と、こちらの作品の間のお話し 美しく冷酷な公爵令息様の、狂おしい熱情に彩られた愛 始めました。お時間の都合のつく方は、是非ご一読くださると嬉しいです。※R6.5/18お気に入り登録300超に感謝!一話書いてみましたので是非是非!
*らがまふぃん活動二周年記念として、R6.11/4に一話お届けいたします。少しでも楽しんでいただけますように。 ※R7.2/22お気に入り登録500を超えておりましたことに感謝を込めて、一話お届けいたします。本当にありがとうございます。 ※R7.10/13お気に入り登録700を超えておりました(泣)多大なる感謝を込めて一話お届けいたします。 *らがまふぃん活動三周年周年記念として、R7.10/30に一話お届けいたします。楽しく活動させていただき、ありがとうございます。 ※R7.12/8お気に入り登録800超えです!ありがとうございます(泣)一話書いてみましたので、ぜひ!
行き遅れ王女、重すぎる軍団長に肉で釣られる
春月もも
恋愛
25歳、独身、第四王女システィーナ。
夜会でも放置されがちな行き遅れ王女の前に、ある夜突然現れたのは、ローストビーフを差し出す重すぎる第三軍団長だった。
形のない愛は信じない。
でも、出来立ての肉は信じてしまう。
肉に釣られ、距離を詰められ、気づけば下賜され、そして初夜へ。
これは、行き遅れ王女が重たい愛で満たされるまでの、ちょっとおかしなお話。
間違えて手を振っただけで、溺愛されまし
西野和歌
恋愛
騎士団隊長の兄をもつミカは親友のラナと、国のメインイベントの武術大会にて決勝戦の兄を応援していた。兄と対峙するのは同じ部隊の美貌騎士。けれど、彼は兄いわく変人なのだと言う。
戦う兄達がミカ達の観戦席に近づいた瞬間、ミカは声を張り上げて応援した。
けれど、応えたのは兄ではなく、なぜか誤解したらしき美貌騎士サイラスだった。
兄を倒し優勝したサイラスは、女神の口づけの相手を王女ではなく、突然ミカを指定した。
大衆の前で、唇を奪われ愛を囁かれるミカ。
今まで無表情のサイラスは暴走し、ミカに熱烈な執着を見せる。派手な馬車で迎えに来たり、朝からバラの花束を届けに来たりと、想定外な行動で愛を示すサイラス。
そして、サイラスがミカのために真面目な騎士になるのなら……と妹を差し出す兄。
なんとか誤解を解こうと迷いながらも、段々とサイラスに惹かれていくミカ。
ただイチャイチャじれじれしているだけの、カップル話です。
世継ぎは他の妃が産めばいい——子を産めない私ですが、帝の寵愛を独占して皇后になりました
由香
恋愛
後宮に入る女の価値は、ただ一つ。
——皇子を産めるかどうか。
けれど私は、産めない。
ならば——
「世継ぎは他の妃に任せます。私は、陛下に愛される女になります」
そう言い放ったその日から、すべてが狂い始めた。
毒を盛られても、捨てられず。
皇子が生まれても、選ばれたのは私だった。
「お前は、ここにいろ」
これは、子を産めない女が
ただ一つの武器“寵愛”だけで頂点に立つ物語。
そして——
その寵愛は、やがて狂気に変わる。
【R18】熱い夜の相手は王太子!? ~婚約者だと告げられましたが、記憶がございません~
世界のボボブラ汁(エロル)
恋愛
激しい夜を過ごしたあと、私は気づいてしまった。
──え……この方、誰?
相手は王太子で、しかも私の婚約者だという。
けれど私は、自分の名前すら思い出せない。
訳も分からず散った純潔、家族や自分の姿への違和感──混乱する私に追い打ちをかけるように、親友(?)が告げた。
「あなた、わたくしのお兄様と恋人同士だったのよ」
……え、私、恋人がいたのに王太子とベッドを共に!?
しかも王太子も恋人も、社交界を騒がすモテ男子。
もしかして、そのせいで私は命を狙われている?
公爵令嬢ベアトリス(?)が記憶を取り戻した先に待つのは── 愛か、陰謀か、それとも破滅か。
全米がハラハラする宮廷恋愛ストーリー……になっていてほしいですね!
※本作品はR18表現があります、ご注意ください。