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最終章王立才華魔法学園 願いと絆と後悔と
第12話呪い
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☆☆☆
「(約束通り、一人で来たぞ!彼女を返せ!)約束通り一人で来たわ!プラティーを返して頂戴!」
俺の要求に対し、少女は笑みを深めるだけ。
痺れを切らした俺が前に出ると、その道を塞ぐように、一人の男が前へと一歩踏み出した。
「俺は嫁と娘を貴族のせいで失った。
薬だ。薬さえあれば娘が助かった。それなのに貴族連中は薬を買い占めたんだ。
お前もそのうちの一人なんだろ!」
男の恨み言を皮切りに、他の者も次々に声を上げる。
「俺は貴族の税金が高くて、両親を亡くした!両親は俺に食い物の殆どを食わせて、殆どなにも食わずに仕事に出かけて、仕事先で死んだんだ!
死ぬときすら、家のベッドで!安らかに逝くことすら出来なかった!」
「うちはな。アイリス!てめぇが不味いと言ったせいで商売あがったりだ!」
「私の息子は貴族の下に出稼ぎに行ったきり帰ってこない!」
「私の息子なんて仕送りを一銭たりとも送ってこないのよ!」
内容に大小はあれど、皆が皆貴族に恨みを持っていた。
そのうえ、体に纏うこの雰囲気は――、
「呪い。ここにいる方々はアイリス。貴方を殺せればここで死んでもいいと考えているわ」
ケラケラと笑う少女。
やはり似ている。
それに、ここまで呪術に造詣の深い人物何て…。
「さて、アイリス。このままではこの方々は呪いに蝕まれて死んでしまうけれど、あなたはどうするの?」
どうするもこうするもない。
彼らもまた、被害者だ。それが、俺に向けられたものか貴族に向けられたものか、まちまちではあるが、大きな力によって人生を歪まされ、こうして自暴自棄になるしかない人たちだ。
全員救う。それ以外の道はない。
幸いその方法を俺は知っている。
拳を構える。
一歩、踏み込むと同時に拳を振るった。薬が無くて母子ともに亡くしたと語った男が膝を尽き倒れこむ。
「…き、貴族が、ゆ、許さない」
足を掴まれる。
殺さないまでも、意識を奪うつもりで放った拳。それを受けて尚も抵抗できる意思の強さ、彼はそれだけ奥さんと娘さんを愛していたのだろう。
今のような状況でさえ無ければ腰を落ち着けて話を聞きたかった。
それが例え、俺に対する罵倒であったとしても、恨み言であったとしても正面から向き合いたかった。
けれど、そんな時間、今はない。
掴まれた足を、乱雑に振るう。殺さないように気を付けながらも、手加減したとバレない様に。悪人のように路傍の石を払いのけるように。男は足に絡まったビニールのように、ふわりと空中に浮き、そのまま手を放して倒れこんだ。
意識はもうない筈だ。
彼の周りを漂う靄が俺の体へと纏わりついて来る。
「ッ」
呪い、その最も簡単な対処法は身代わりを用意することだ。
かの有名な雛人形も元々は自分の娘の厄を人形に引き受けてもらうための代物だったそうだ。
今回俺が取る選択肢、いや、彼らを救うために取らざるを得ない方法もまた、この身代わりを使った方法《もの》だ。
勿論今から人形を用意することは不可能だ。形だけなら、〈整形〉でそれっぽいものは作れるが、呪いに対抗できる物を作る上では即席で作ったものは不足が過ぎる。
人形なら何でもいいという訳じゃない。ちゃんと人形師が念を込めて作ったものにこそ、力が宿る。
相手が自分の死すらも勘定に入れていることを考えると、相当腕の立つ人形師が丹精込めて作ったものが、必要だ。
若しくは、人形に相当する器。それがあれば呪いを移すことは出来る。
つまりは俺だ。俺がこれから全員分の呪いを引き受けてしまえば、彼らの生命が呪いによって脅かされることはない。
「(先ずは一人)先ずは一人、無力化したわ」
「ええ、そのようね。その調子でどんどん助けてあげてくださいね」
少女の余裕は崩れない。
それもその筈だ。もし、もし、彼女が俺の知っている人物だった場合、態々純正の呪いを持ち出した時点で狙いは俺の弱体化。
それでも、事情を聴いてしまった以上は手を差し伸べないわけにはいかない。
(事情、事情か…)
今まで何も言わずに敵意を向けてくる者、卑怯、卑劣な手を使って、自身の目的を達成しようと画策するもの、そう言った存在を何人も斬り捨ててきた。
彼らにも事情があったのだろうか?
ただ単純に、自分の欲のために他者を貶めていただけなのだろうか?
…きっと、どっちの人間もいた。
色々な人間がいた。
俺は彼らを一緒くたに考えて勇者の責務の下に断罪してきたのだろう。
こうして、アイリス・コリアンダーとして、絶対的な正義ではなくなって、初めてそのことが脳裏に過る。
加害者側になって初めて世間で後ろ指を指されている人たちが悪い部分だけを抱えて生きている訳だけではないのだと、考えることが出来るようになった。
(魔王にも…事情があったのだろうか?ノエルに酷いことをしたあの男にも…もしかしたら…)
人類史において、魔族とは亜人と共に突如現れた未知の種族だった。
亜人は人に友好的で、見た目も人に限りなく近く。
魔族は人とはかけ離れた異形の姿をしていた。突如現れ、突如人類を襲いだした恐ろしい種族。それが魔族だった。
(俺たちの認識ではそうであっても、彼らからすれば彼らなりの言い分があったのかもしれないな。)
考えても詮無きこと。
既に魔族も亜人もいない完全な別世界で勇者とは別の人間として生きている。
あの世界の未来のことなんていくら考えても、何もしてやることなんて出来ない。
それでも
(知れるのなら、知りたいな。)
一歩、踏み出す。
高い税金に、食料すらままならなくなり、両親を亡くしたと語った男を無力化する。
彼が纏う呪いを引き受ける。
更に一歩、踏み出す。
嘗ての自分の不適切な発言で仕事を奪われたと語った男を無力化する。
彼が纏う呪いを引き受ける。
更に更に一歩、踏み出す。
息子が貴族の下働きに行ったきり、一度も帰ってこないと嘆く女性を無力化する。
彼女の纏う呪いを引き受ける。
更に更に更に一歩、踏み出す。
息子が仕送りを一銭たりとも送らないと怒鳴る女性を無力化する。
彼女の纏う呪いを引き受ける。
リンデンさんと少女を除き、この場にいる全員を無力化した。
体は無傷だった。魂は、呪いの負荷で軋みを上げている。
止まれない。
救わなければいけない人がまだいる。
話を聞きたい人がまだいる。
体が重い。まるで、沼の中に足が埋まっているかのように前に進めない。
「リンデンさん。今なら簡単に殺れますわ」
少女がリンデンの肩を叩くと俺にも聞こえるように呟いた。
リンデンさんが前に出て、俺に手を翳す。
「土の精霊よ」
拳大の石が矢のような速度で飛んでくる。
何時もであれば見てから避けることも可能な速さ。今は腕で体を守ることすら儘ならない。
肩に当たった石が服の上から骨と肉を押し潰す。鎖骨を砕かれた衝撃が骨を通して鼓膜を震わせる。体が硬直する。
石はまだまだ飛んでくる。
足に、膝に、腕に、顔に、飛んできて、どれもが骨を粉砕する威力を内包していた。
俺の体は重力に従い、地へと倒れこむ。
リンデンさんも救わないといけないのに、こんな所で倒れている場合じゃないのに。
血が片目に入る。開けることが出来ない。
大丈夫。
もう片方の目はまだ見えている。
リンデンさんを見据え、口を開く。
「君の話を聞きたい。」
俺の言葉に反応し、リンデンさんの動きが止まった。
「話が聞きたい?」
「そうだ。君が何を思っているのか、何が辛いのか。前にも聞いたけど、もう一度教えて欲しい。出来ることを俺なりに考えてみるから」
「ふ、ふふふ、ははははは!
俺なりに考えてみる?なに寄り添った気になってるの?元々あなた全部悪いんでしょう!!
あなたが父様を侮辱し、プラティーを奪ったのが原因でしょう!
謝罪しなさい!話はそれからよ」
「そうだな。その通りだ。すまなかった!許してもらえるとは思えない。
そのうえで、俺に出来ることを一緒に考えさせてほしい。」
「いいわ。それなら死になさい。
あなたがいるだけで虫唾が走るの。
土の精霊よ!我が魔力を贄とし、顕現せよ!
鍛え抜かれた鋼を我が手に!全てを受け入れ、全てを貫く大地の牙は担い手たる我が目前を切り開く!《鋼弾》」
リンデンさんの掌から鋼の弾丸が生成される。
あれが頭を貫けば、俺も死ぬことになるだろう。
打つ手はない。
彼女を救えなかったことは残念でならないが、俺を殺すことが少女の目的ならリンデンさんが酷い目にあうことはないだろう。そのことだけが、唯一の救いだ。
(彼女の人生に幸あらんことを)
俺は目を瞑り、頭を下げる。
「ダメぇぇぇぇぇぇ!!」
「(約束通り、一人で来たぞ!彼女を返せ!)約束通り一人で来たわ!プラティーを返して頂戴!」
俺の要求に対し、少女は笑みを深めるだけ。
痺れを切らした俺が前に出ると、その道を塞ぐように、一人の男が前へと一歩踏み出した。
「俺は嫁と娘を貴族のせいで失った。
薬だ。薬さえあれば娘が助かった。それなのに貴族連中は薬を買い占めたんだ。
お前もそのうちの一人なんだろ!」
男の恨み言を皮切りに、他の者も次々に声を上げる。
「俺は貴族の税金が高くて、両親を亡くした!両親は俺に食い物の殆どを食わせて、殆どなにも食わずに仕事に出かけて、仕事先で死んだんだ!
死ぬときすら、家のベッドで!安らかに逝くことすら出来なかった!」
「うちはな。アイリス!てめぇが不味いと言ったせいで商売あがったりだ!」
「私の息子は貴族の下に出稼ぎに行ったきり帰ってこない!」
「私の息子なんて仕送りを一銭たりとも送ってこないのよ!」
内容に大小はあれど、皆が皆貴族に恨みを持っていた。
そのうえ、体に纏うこの雰囲気は――、
「呪い。ここにいる方々はアイリス。貴方を殺せればここで死んでもいいと考えているわ」
ケラケラと笑う少女。
やはり似ている。
それに、ここまで呪術に造詣の深い人物何て…。
「さて、アイリス。このままではこの方々は呪いに蝕まれて死んでしまうけれど、あなたはどうするの?」
どうするもこうするもない。
彼らもまた、被害者だ。それが、俺に向けられたものか貴族に向けられたものか、まちまちではあるが、大きな力によって人生を歪まされ、こうして自暴自棄になるしかない人たちだ。
全員救う。それ以外の道はない。
幸いその方法を俺は知っている。
拳を構える。
一歩、踏み込むと同時に拳を振るった。薬が無くて母子ともに亡くしたと語った男が膝を尽き倒れこむ。
「…き、貴族が、ゆ、許さない」
足を掴まれる。
殺さないまでも、意識を奪うつもりで放った拳。それを受けて尚も抵抗できる意思の強さ、彼はそれだけ奥さんと娘さんを愛していたのだろう。
今のような状況でさえ無ければ腰を落ち着けて話を聞きたかった。
それが例え、俺に対する罵倒であったとしても、恨み言であったとしても正面から向き合いたかった。
けれど、そんな時間、今はない。
掴まれた足を、乱雑に振るう。殺さないように気を付けながらも、手加減したとバレない様に。悪人のように路傍の石を払いのけるように。男は足に絡まったビニールのように、ふわりと空中に浮き、そのまま手を放して倒れこんだ。
意識はもうない筈だ。
彼の周りを漂う靄が俺の体へと纏わりついて来る。
「ッ」
呪い、その最も簡単な対処法は身代わりを用意することだ。
かの有名な雛人形も元々は自分の娘の厄を人形に引き受けてもらうための代物だったそうだ。
今回俺が取る選択肢、いや、彼らを救うために取らざるを得ない方法もまた、この身代わりを使った方法《もの》だ。
勿論今から人形を用意することは不可能だ。形だけなら、〈整形〉でそれっぽいものは作れるが、呪いに対抗できる物を作る上では即席で作ったものは不足が過ぎる。
人形なら何でもいいという訳じゃない。ちゃんと人形師が念を込めて作ったものにこそ、力が宿る。
相手が自分の死すらも勘定に入れていることを考えると、相当腕の立つ人形師が丹精込めて作ったものが、必要だ。
若しくは、人形に相当する器。それがあれば呪いを移すことは出来る。
つまりは俺だ。俺がこれから全員分の呪いを引き受けてしまえば、彼らの生命が呪いによって脅かされることはない。
「(先ずは一人)先ずは一人、無力化したわ」
「ええ、そのようね。その調子でどんどん助けてあげてくださいね」
少女の余裕は崩れない。
それもその筈だ。もし、もし、彼女が俺の知っている人物だった場合、態々純正の呪いを持ち出した時点で狙いは俺の弱体化。
それでも、事情を聴いてしまった以上は手を差し伸べないわけにはいかない。
(事情、事情か…)
今まで何も言わずに敵意を向けてくる者、卑怯、卑劣な手を使って、自身の目的を達成しようと画策するもの、そう言った存在を何人も斬り捨ててきた。
彼らにも事情があったのだろうか?
ただ単純に、自分の欲のために他者を貶めていただけなのだろうか?
…きっと、どっちの人間もいた。
色々な人間がいた。
俺は彼らを一緒くたに考えて勇者の責務の下に断罪してきたのだろう。
こうして、アイリス・コリアンダーとして、絶対的な正義ではなくなって、初めてそのことが脳裏に過る。
加害者側になって初めて世間で後ろ指を指されている人たちが悪い部分だけを抱えて生きている訳だけではないのだと、考えることが出来るようになった。
(魔王にも…事情があったのだろうか?ノエルに酷いことをしたあの男にも…もしかしたら…)
人類史において、魔族とは亜人と共に突如現れた未知の種族だった。
亜人は人に友好的で、見た目も人に限りなく近く。
魔族は人とはかけ離れた異形の姿をしていた。突如現れ、突如人類を襲いだした恐ろしい種族。それが魔族だった。
(俺たちの認識ではそうであっても、彼らからすれば彼らなりの言い分があったのかもしれないな。)
考えても詮無きこと。
既に魔族も亜人もいない完全な別世界で勇者とは別の人間として生きている。
あの世界の未来のことなんていくら考えても、何もしてやることなんて出来ない。
それでも
(知れるのなら、知りたいな。)
一歩、踏み出す。
高い税金に、食料すらままならなくなり、両親を亡くしたと語った男を無力化する。
彼が纏う呪いを引き受ける。
更に一歩、踏み出す。
嘗ての自分の不適切な発言で仕事を奪われたと語った男を無力化する。
彼が纏う呪いを引き受ける。
更に更に一歩、踏み出す。
息子が貴族の下働きに行ったきり、一度も帰ってこないと嘆く女性を無力化する。
彼女の纏う呪いを引き受ける。
更に更に更に一歩、踏み出す。
息子が仕送りを一銭たりとも送らないと怒鳴る女性を無力化する。
彼女の纏う呪いを引き受ける。
リンデンさんと少女を除き、この場にいる全員を無力化した。
体は無傷だった。魂は、呪いの負荷で軋みを上げている。
止まれない。
救わなければいけない人がまだいる。
話を聞きたい人がまだいる。
体が重い。まるで、沼の中に足が埋まっているかのように前に進めない。
「リンデンさん。今なら簡単に殺れますわ」
少女がリンデンの肩を叩くと俺にも聞こえるように呟いた。
リンデンさんが前に出て、俺に手を翳す。
「土の精霊よ」
拳大の石が矢のような速度で飛んでくる。
何時もであれば見てから避けることも可能な速さ。今は腕で体を守ることすら儘ならない。
肩に当たった石が服の上から骨と肉を押し潰す。鎖骨を砕かれた衝撃が骨を通して鼓膜を震わせる。体が硬直する。
石はまだまだ飛んでくる。
足に、膝に、腕に、顔に、飛んできて、どれもが骨を粉砕する威力を内包していた。
俺の体は重力に従い、地へと倒れこむ。
リンデンさんも救わないといけないのに、こんな所で倒れている場合じゃないのに。
血が片目に入る。開けることが出来ない。
大丈夫。
もう片方の目はまだ見えている。
リンデンさんを見据え、口を開く。
「君の話を聞きたい。」
俺の言葉に反応し、リンデンさんの動きが止まった。
「話が聞きたい?」
「そうだ。君が何を思っているのか、何が辛いのか。前にも聞いたけど、もう一度教えて欲しい。出来ることを俺なりに考えてみるから」
「ふ、ふふふ、ははははは!
俺なりに考えてみる?なに寄り添った気になってるの?元々あなた全部悪いんでしょう!!
あなたが父様を侮辱し、プラティーを奪ったのが原因でしょう!
謝罪しなさい!話はそれからよ」
「そうだな。その通りだ。すまなかった!許してもらえるとは思えない。
そのうえで、俺に出来ることを一緒に考えさせてほしい。」
「いいわ。それなら死になさい。
あなたがいるだけで虫唾が走るの。
土の精霊よ!我が魔力を贄とし、顕現せよ!
鍛え抜かれた鋼を我が手に!全てを受け入れ、全てを貫く大地の牙は担い手たる我が目前を切り開く!《鋼弾》」
リンデンさんの掌から鋼の弾丸が生成される。
あれが頭を貫けば、俺も死ぬことになるだろう。
打つ手はない。
彼女を救えなかったことは残念でならないが、俺を殺すことが少女の目的ならリンデンさんが酷い目にあうことはないだろう。そのことだけが、唯一の救いだ。
(彼女の人生に幸あらんことを)
俺は目を瞑り、頭を下げる。
「ダメぇぇぇぇぇぇ!!」
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