幼なじみとルームシェアする事になりました。

メロン箱

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将来について

家族

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「裕翔起きてぇ!」
「ん?」

「朝だよ!」

目がしょぼしょぼする…

真夜が俺の腕を掴んで起こそうとするから、そのまま抱き寄せた。

「あと10分・・・・・」
「ちょっと…」

抱いたまま頭を撫でて寝ようとしたけど
「ダメだって。起きて?」

離れた所から声が聞こえた。

「花梨!叩いて起こしても良いからね!」

えっ?

俺は目を開けると、腕の中に花梨がいた…

「起きた?おはよ」
「あっ…花梨おはよ」
「真夜の声なら1発で起きたね。」

普通にビビった…だけなんだけどな。

「あっ、ごめん」
「寝ぼけすぎだよ?」
「あぁ、悪い」
「ご飯の準備出来てるから行こう!」

時計を見ると8時になっていた…

「裕翔おはよ!」
「真夜おはよ。行くの10時だろ?」
「うん!裕翔の着替えとかも準備しておいたからね!」

準備して、2時間前・・・・・早くね?って思ったけど言えない。

「ご飯出来たから食べよ!」
「わーい!真夜のご飯食べれる!!」

真夜と2人でも話してるけど、3人いると賑やかになるな。

ご飯を食べ終わると、女子達の準備時間・・・・・
俺は…暇だな
「真夜と花梨の荷物も俺のバックに入れれるだけ入れておけよ」
「うん!ありがとう」
「裕翔やさしい!!」

1時間後・・・・・

「準備おわったよ~」

花梨はギンガムチェックの膝丈スカートに白いTシャツ
真夜は白い膝丈のフレアスカートに白地に青のストライプの付いたシャツを着ている。

「じゃあ、行くか。」
「うん!」
「2人の実家だけど、よろしくね!」

俺たちは駅に向かって電車に乗った。
2時間ちょっとの距離を移動したんだけど、花梨が見慣れない風景に興味を示していて、俺達も新鮮な気持ちであっという間に地元の駅についた。


「裕翔!真夜!花梨!こっちよ!!」

駅には母さんが迎えに来ていた

「裕翔ママ。お招きありがとうございます!」
「気にしなくていいのよ!自分の家だと思って、ゆっくりしてね。」

昼過ぎに家についたのだが、母さんも真夜母も昼ごはんを待っていたらしく、テーブルには寿司が並べられていた。

「真夜母…寿司なんてどうした?」
「いつものことでしょ?」
「そうよ。裕翔は何をいってるのかしら?」

「えっー!真夜も裕翔もいつも帰ってきたらこんなにご馳走が待ってるんだぁ!いいなぁ。」
「そんな訳ないでしょ?きっと、花梨が来るからママ達は見栄を張ってるんだよ。」
「真夜?人聞きの悪い事は言わないでちょうだいね?可愛い子供達が帰ってきたら、ご馳走を並べるのは普通よ?」

「真夜、面倒臭いから、そうゆう事にして置こうな」
「う~ん」

真夜の耳元で囁いた

「余計な事言わなかったら、次回も期待できるぞ?」
「なるほどぉ!」

「ママいつもありがとうね!」
「そうよね!いつも、うちはこうなのよ!」
「花梨!次も期待していいからな!」
「次は何かなぁ??蟹とかいいよねぇ!」
「えっ!そんな豪華なものが出てくるの??」
「俺達の親は優しいからな!毎回必ずご馳走なんだよ!」

「そ…そうね。」
「次は蟹…かしらね?」

母さん達の引きつった顔を初めて見て、俺も真夜も優越感に浸ることが出来た。

「裕翔、真夜?夜が楽しみね」
「ほんとね。楽しみにしててちょうだいね?」

まぁ、そうなるだろうな・・・・・

真夜と花梨は2人で真夜の家に行った。俺は家でのんびりしている。
母さんまで真夜の家に行ってるから、今頃は4人で楽しんでいるんだろう。
まぁ、真夜と花梨がオモチャにされてるんだろうけど。

実家でのんびるするのも、たまにはいいかも知れないな。
夕方くらいに真夜から、早くおいで。って連絡があり、俺も真夜の家へと向かった。

父さん達はまだ仕事だから、男手の俺がBBQの準備をさせられた。
ってより、準備を、させるために先に呼ばれたな・・・・・

でもまぁ、花梨も母さん達と普通に話が出来てるようで、俺としては安心出来た。

炭をおこしていると花梨が寄ってきて。
「誘ってくれてありがとう。」
「呼んだのは、母さんたちだぞ?」
「うん。真夜も裕翔も気を使ってくれてるのは分かるし。嬉しいよ!」
「やけに素直でどうした?もう酒飲んでんのか?」
「ほんと、普段は優しい癖に失礼だよね~」
「褒めてんのか?貶してんのか?」
「真夜とも裕翔とも、仲良くなれて良かったなぁって思ってたの。」
「それは俺達も一緒だぞ!」
「ありがとう!」

「花梨!食材の準備手伝ってくれるかしら?」

花梨は母さんに、呼ばれてキッチンへと向かった。
母さんとしても、娘が欲しかったようで。
真夜以外にも可愛がれる花梨が出来て嬉しいようだ。

母さんを見てても嬉しそうだし。
花梨が嫌じゃなかったら、また連れてきたいと思う。


「ただいまぁ~」
「おつかれぇ~」

父親達が帰ってきた。

「おかえりなさい。あなた達一緒だったの?」

「駅でちょうど澤口くんに会ったんだよ。」
「そうそう!だから、一緒に買い物してきたぞ。でっかいホタテが売ってたから買ってきたぞ!」

「あらぁ。ありがとう。ところでいくらしたのかしら?」
「うっ・・・・・裕翔好きだろ!お前のために買ってきたんだぞ」
「まぁ、今日は許してあげるわ。追加のお小遣いは無しね。」


なんか・・・・・このやり取りが記憶に新しい…

「裕翔パパと真夜パパ!はじめまして!花梨です」
「花梨ちゃんいらっしゃい。よろしくね」
「花梨ちゃんもホタテ食べてな!」
「はい!頂きます!!」
「その笑顔で追加のお小遣い貰えなくても乗り越えられそうだな!」
「真夜と裕翔も同じような会話してましたよ~」
「裕翔…お前もとうとうこっち側の男になったか。」
「一緒じゃねー!追加だろ?俺は50%カットって言われたんだぞ・・・・・」
「真夜も恐妻になりそうだな!」

「あら?あなた。も。ってどうゆうことかしら?」

「澤口くん、手を洗いに行こうか」
「そうだな!」

父親2人のコンビネーションで逃げていった。

母さんと花梨はそれを見て笑ってる。
真夜と真夜母は2人で仲良く、椅子を運んだりしているし。

それを見てると、家族って良いよなって思えた。
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