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顧問2年目07月
顧問2年目07月 27
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風邪でもひいたいのかというくらいに立成の身体中に熱気が籠っていた。それは周囲の親父たちも同様で、ここにいる男達の皆が、空調が効いて涼しいはずであるこの宴会場にて、汗を滾らせながら、童貞教師による恥にまみれた『セックスしたい宣言』の余韻を楽しんでいた。
「いやー、素晴らしい宣誓だったな!」
「お前もなんちゅうこと言わせてんだよっ!」
「何て言ったっけ?・・・あぁ、『セックスしたいですっ!』って言ったのか!傑作だな!」
「糞ガキが言うのとはまた違うよな!30超えた男がいうもんだからな!」
「そりゃ違うだろ!いい加減にやっとかねぇと、もう後がないんだからな!」
「男としてやることやっとかねぇとこうなっちまうんだなぁ!」
「さっきの台詞、この先生の生徒にも聞かせてやりたかったなっ!」
「・・・くっ、ぐぅっ・・・」
次から次へと語られる感想。今の親父たちには嗜虐性などなかった。心から楽しそうに語らっているのだ。それでも、その言葉1つ1つが立成のその身に突き刺さり、心を破いていく。身体の外側も内側も滅茶苦茶にされているようで立成にとっては屈辱以外の何物でもなかった。
本当に、今更ながら後悔してしまう。
追い詰められていたとはいえ、さっきはなんてことを自分は言ってしまったのか・・・
いくら・・・いくら、あの親父に先導される形だったとはいえ、こんなにも大勢の前で、自分の欲望を雄の本能のような浅ましい言葉を、洗いざらい吐き出すような真似を・・・
「じゃ、先生よ。これからはセックスできるように頑張れよっ!」
「・・・ぐっ・・・!」
まるで立成いじりの総まとめを語るかのように、近くにいたある親父が、丸出しの立成の毛だらけの尻をバチン!と引っぱたきながら語り掛けた。
「そうだぞ~。そうじゃないと、一生オナニーの人生だぞ~」
「セックスしたいんだもんなぁ。頑張んないとなぁ~。童貞のまま死にたくないだろぉ?」
「この皮被りチンポもちゃぁんと使ってやらねぇとな!」
「いつまでも童貞を守ってるようじゃ男になれねぇぞっ!」
「女の処女みたいに、大事に取っておくもんじゃねぇんだからなぁっ!」
「・・・くっ・・・・は、はいっ!」
「「「ギャハハハハハッ!」」」
続々と湧いて出る立成への激励。その心は清純な立成への発破をかける心意気によるものかもしれないが、今の立成にとっては『放っといてくれ』としか言えないものばかりだった。それでも、度重なる羞恥によって既に疲弊に疲弊を重ねた立成は、ただただ気前のいい返事を返す他なく、それがまた親父たちの笑いの種へとなっていった。
「あんたこんだけ雄臭い顔してんだ!バージンなんて顔してねぇぞ!」
「かまととぶった女みたいに、初体験をとっておくなんてなぁ!」
「セックスしたいのかい?おじさんが教えてやろうかぁ?セックス初体験、おじさんになっちまうけどな!」
「おいおい!それじゃ童貞まもって処女捨ててるじゃねぇか!」
「気持ち悪ぃこと言うんじゃねぇよっ!!」
「・・・っ!!」
親父たちの爆笑が途絶えぬ中、唇を噛みしめる立成。
そう、親父たちは知らない。
目の前の男が、童貞のはずのこの見るからに厳つい男が、実は既に処女を散らしているということを。
そして、その剛毛に守られた純潔を穿ったのが、顧問をしている部活の生徒であるということ。
わかるはずがないことではあるが、何気ないその親父の一言が、さらに立成の身体を熱くさせた。
(うっ・・・たしかに、俺、童貞なのに、処女じゃ、ねぇんだよな・・・?)
カーッと血が昇るような気分だった。
ノンケ男の秘密の生徒との行為。他の誰にも言えない関係。
自分で何とかするしかないという思いで、流れに身を任せるように筒井に抱かれてきてしまった立成だが、自分の事であるにもかかわらず己の性経歴に、思わず身体を震わせてしまっていた。
「ほらっ!先生も顔真っ赤にしてんぞっ!」
「お前に抱かれるの想像しちまったんじゃねぇか!」
「せっかく童貞まもってんだ!処女も大事に取っておいてやれって!」
(くそっ・・・!な、何が『処女』だっ!ふざけんなぁっ!お、俺は男だっ!男なんだ!!関係ねぇっ!・・・そうだ、気にすんな、気にすんなぁぁっっ!!!)
紅顔の真意は汲み取られなかったものの、立成は胸中穏やかではなかった。
「そう言えば・・・・」
喧騒に包まれた宴会場の雰囲気の中、不意に言葉を発した親父がいた。あの分析屋の安田だった。
「ん?どうしたんだ?安田」
「何か言いたそうじゃねえか!」
「いや、別に・・・」
「何だよ!」
「言えって!気になるじゃねぇか!」
まるでもったいぶった言い方をする安田を前に、周囲の親父たちからの催促が入る。
「お前らがさっきからその先生に言ってる・・・その言葉で思いついたってだけなんだけどな・・・」
鼻の上に光る銀縁眼鏡を上げながら安田が語り出した。
「こういうこと聞いたことないか?『処女の陰毛がお守りになる』って。・・・戦時中に言われていた言い伝えらしいんだけどな。なんでそんなことをするかっていうと、死地に行く男が自分を奮い立たせるためだとか、愛する男にまた生きて会えるように何かにすがる女の行為なのかは忘れちまったけど・・・」
思いがけない言葉だった。
一体、何を言おうとしているのか?
その気持ちは親父たちだけでなく、立成も同じだった。
「処女の陰毛は幸運なんだろ?それじゃあ童貞の陰毛も幸運なるんじゃねえのか?・・・って、ただ思っただけなんだ。そう、ただ、思っただけ。思いついただけ・・・」
その言葉を聞いた瞬間、この場にいる全員が呆けてしまった。
「・・・お前、急に何言ってんの?」
「だからっ!・・・ただの思いつきなんだって!・・・つまり、その当時の時代背景として、処女の陰毛は幸運のお守りとされていたと言われているんだ。それでな。その・・・お前らが立成先生に絡んでいるのを聞いていて思ったってだけなんだが、それじゃあ童貞の陰毛も幸運なんじゃないのか?って・・・」
あまりにも突拍子のない発言だった。
彼・・・安田の頭が回りすぎる弊害だろうか。常人よりも「気づき」からの連想ゲームの早さと角度が違いすぎるため、周囲の親父たちもしばし閉口していた。
「お前本当によくわかんねえやつだな!」
「阿呆だ!阿呆だこいつ!」
「馬鹿と天才は紙一重って言うからなあっ!」
ようやく理解が追い付いたことにより騒ぎ立て始めた親父たちにも、安田の発言を面白がったも者がいたようだ。
あけっぴろげにされている立成のその秘密の場所に、ある親父の手が伸びていた。
「でも、安田の言うことも結構面白いんじゃね?せっかくだしなぁ・・・おしっ、よっと!」
「ギャッッッ!!」
複数の親父たちの手により広げられた立成の逞しい太股。その2つのの付け根にある、塔のようにそびえ立つ剥かれチンポの根本に生え揃った豊かな縮れ毛たち。少年からの大人への階段を登るにつれて生い茂っていった立成の股間の縮れた陰毛。ワサワサと生い茂っているそのうちの一本が、雑に抜き取られてしまった。
「うわっ!お前何してんだよ!」
「本当に抜きやがった!」
「はははっ!なんか面白そうだからなっ!ほれっ!」
「うわぁっ!」
「やめろ馬鹿野郎っ!」
「ハハハッ!何言ってんだ!これが『幸運のお守り』だぞ!」
ピンと指先で飛ばされた立成の陰毛。
空調に吹かれて辺りを漂うその黒い毛から、周囲の親父たちがオーバーリアクションで逃げ惑う。
「くそっ!なんかむかつくぜ!」
「じゃぁ俺も記念に!」
「俺も!」
「みんなやるのかよ・・・じゃあ・・・」
「・・・ぎゃぁっ!・・・ああああっ!・・・ひぃっ!・・・がぁっ!」
ブチブチと抜かれ続ける立成の陰毛。
まるでゴミのように。まるで雑草のように。
これだけたくさん生えているのだから、というかのように、あまりにも無造作に抜き取られている。
人によっては顔をしかめながら手を出す親父もいた。
当然だ。同性の陰毛なのだ。
そんな光景の中、柏田が口を挟んだ。
「なぁ、でもこれじゃあこの先生のチン毛だろ?」
「それがどうしたんだよ?」
「幸運のお守りっていわれてんのは処女の陰毛なんだろ?これで代わりになんのかなぁ?」
「はぁ・・・?」
「まぁ、確かにな。これって結局チン毛だもんな」
「馬鹿か。陰毛なのは変わりねーだろ」
「つってもなー」
「そうだなぁ。それじゃあ・・・よっ!」
「・・・あっ!なっ!何をっ!」
唐突に立成の両足首をグイっと掴まれ、もう少しでつま先が畳に着くのではないかというほどに押し込まれてしまった。余分についた腹肉がグニっと歪むほどに身体を折りたたまれてしまう。荒くなっていた呼吸がさらに苦しくなった。
抵抗する間もなく、先程までよりもさらにしっかりとちんぐり返しの体勢を取らされる。15人いる親父たちの誰の目にも、立成の秘孔が見えるような体勢だ。
「あっ!こんなことして、まさかお前っ!」
「へへっ。それなら、こっちの毛の方があってるんじゃねえか?」
立成を折りたたんだ親父が笑いながら、広げられた双丘の狭間に鎮座する立成の秘孔の周りを指さした。
「いやだからなんてそうなんだって!」
「おいおい!」
「それは汚ねぇだろ!」
「幸運の女神も怒るぞ、ほんとに」
「でも、一応とっておくか」
「ま、まさかっ・・・ぎゃっ!!」
立成の刺すような激痛が走った。肛門周りの毛までも抜かれてしまっていた。
1人がやり出したら、それに続く者がいるのが群集心理だ。
親父たちの眼前にある立成のケツ穴。
通常の男であれば排便にしか使われない、汚らしい穴。
その周りには、陰毛と相違ないほどに黒い毛が覆っている。先ほどまでの『教師の肛門検査』と称して、親父たちが検査したとおりに、びっしりと生え揃っている。
そんな汚らしい男のケツ毛を、親父たちは自ら手を伸ばして指で挟み込み、それぞれの力で抜いて行った。
普通ならばやらない行為だろう。
たとえ相手が清楚な美女なのだとしても、だ。
それを受ける立成の心情は計り知れないものだった。
そのわずかな点に受ける刺すような痛み。
肛門周囲というデリケートな部分に与えられる刺激。
あらためて見られてしまっていることを感じてしまう自分のおぞましい秘部。
「やめ、やめろっ!!・・・ああぁっ!・・・痛ぇっ!・・・くそっ!ぐっ!」
豊かに生え揃った立成の肛門周りの毛。
それを1本、また1本。さらに1本。どんどん抜かれてゆく。親父の数だけ抜かれてゆく。
立成の豊かに生え揃った割れ目のケツ毛が、何の躊躇もなく親父たちに抜かれていった。
「・・・あっ・・・・」
ある瞬間、立成が間抜けな声を吐き出していた。爪先が肛門の皺に触れてたのだ。
酔っ払った親父は気づかなかったようだが、立成は気が付いた。一番敏感な部分なのだ。
口に入れた未消化物を糞として排出するためだけの器官であるにも関わらず、この1年、筒井によってすっかりと『性器』として開発されてしまった、あの男の後ろの場所を無造作に触れられてしまったのだ。そんなことをされてしまったら、もう・・・・
「うっ・・・」
もぞもぞと身体が自然に動いてしまう。
決して披露してはならない男の整理が発出してしまう。
(だ、だめだって!こ、こんな状況でっ!馬鹿っ!駄目だって!もし、もし、こんなの、こいつらに見られでもしたらーーーーーーー!)
心の中で叫ぶ立成。必死に自分を否定する。自分の運命に抗おうとする。
しかし、こんな状況では、親父たちの目から逃れられる術などないのだ。
あっという間だった。
さらに立成のケツ毛を抜こうとしたある親父が、立成の変化に気づく。
「・・・ん?・・・!!お、おいっ!見ろよっ!」
「ーーーーーーーーっ!!」
とうとう。とうとうだった。
とうとう立成は、こんなにも大勢の男の前だというのに、ギンギンにそびえ立たせた己の砲身。その先端から、悦びの汁まで出してしまっていた。
「いやー、素晴らしい宣誓だったな!」
「お前もなんちゅうこと言わせてんだよっ!」
「何て言ったっけ?・・・あぁ、『セックスしたいですっ!』って言ったのか!傑作だな!」
「糞ガキが言うのとはまた違うよな!30超えた男がいうもんだからな!」
「そりゃ違うだろ!いい加減にやっとかねぇと、もう後がないんだからな!」
「男としてやることやっとかねぇとこうなっちまうんだなぁ!」
「さっきの台詞、この先生の生徒にも聞かせてやりたかったなっ!」
「・・・くっ、ぐぅっ・・・」
次から次へと語られる感想。今の親父たちには嗜虐性などなかった。心から楽しそうに語らっているのだ。それでも、その言葉1つ1つが立成のその身に突き刺さり、心を破いていく。身体の外側も内側も滅茶苦茶にされているようで立成にとっては屈辱以外の何物でもなかった。
本当に、今更ながら後悔してしまう。
追い詰められていたとはいえ、さっきはなんてことを自分は言ってしまったのか・・・
いくら・・・いくら、あの親父に先導される形だったとはいえ、こんなにも大勢の前で、自分の欲望を雄の本能のような浅ましい言葉を、洗いざらい吐き出すような真似を・・・
「じゃ、先生よ。これからはセックスできるように頑張れよっ!」
「・・・ぐっ・・・!」
まるで立成いじりの総まとめを語るかのように、近くにいたある親父が、丸出しの立成の毛だらけの尻をバチン!と引っぱたきながら語り掛けた。
「そうだぞ~。そうじゃないと、一生オナニーの人生だぞ~」
「セックスしたいんだもんなぁ。頑張んないとなぁ~。童貞のまま死にたくないだろぉ?」
「この皮被りチンポもちゃぁんと使ってやらねぇとな!」
「いつまでも童貞を守ってるようじゃ男になれねぇぞっ!」
「女の処女みたいに、大事に取っておくもんじゃねぇんだからなぁっ!」
「・・・くっ・・・・は、はいっ!」
「「「ギャハハハハハッ!」」」
続々と湧いて出る立成への激励。その心は清純な立成への発破をかける心意気によるものかもしれないが、今の立成にとっては『放っといてくれ』としか言えないものばかりだった。それでも、度重なる羞恥によって既に疲弊に疲弊を重ねた立成は、ただただ気前のいい返事を返す他なく、それがまた親父たちの笑いの種へとなっていった。
「あんたこんだけ雄臭い顔してんだ!バージンなんて顔してねぇぞ!」
「かまととぶった女みたいに、初体験をとっておくなんてなぁ!」
「セックスしたいのかい?おじさんが教えてやろうかぁ?セックス初体験、おじさんになっちまうけどな!」
「おいおい!それじゃ童貞まもって処女捨ててるじゃねぇか!」
「気持ち悪ぃこと言うんじゃねぇよっ!!」
「・・・っ!!」
親父たちの爆笑が途絶えぬ中、唇を噛みしめる立成。
そう、親父たちは知らない。
目の前の男が、童貞のはずのこの見るからに厳つい男が、実は既に処女を散らしているということを。
そして、その剛毛に守られた純潔を穿ったのが、顧問をしている部活の生徒であるということ。
わかるはずがないことではあるが、何気ないその親父の一言が、さらに立成の身体を熱くさせた。
(うっ・・・たしかに、俺、童貞なのに、処女じゃ、ねぇんだよな・・・?)
カーッと血が昇るような気分だった。
ノンケ男の秘密の生徒との行為。他の誰にも言えない関係。
自分で何とかするしかないという思いで、流れに身を任せるように筒井に抱かれてきてしまった立成だが、自分の事であるにもかかわらず己の性経歴に、思わず身体を震わせてしまっていた。
「ほらっ!先生も顔真っ赤にしてんぞっ!」
「お前に抱かれるの想像しちまったんじゃねぇか!」
「せっかく童貞まもってんだ!処女も大事に取っておいてやれって!」
(くそっ・・・!な、何が『処女』だっ!ふざけんなぁっ!お、俺は男だっ!男なんだ!!関係ねぇっ!・・・そうだ、気にすんな、気にすんなぁぁっっ!!!)
紅顔の真意は汲み取られなかったものの、立成は胸中穏やかではなかった。
「そう言えば・・・・」
喧騒に包まれた宴会場の雰囲気の中、不意に言葉を発した親父がいた。あの分析屋の安田だった。
「ん?どうしたんだ?安田」
「何か言いたそうじゃねえか!」
「いや、別に・・・」
「何だよ!」
「言えって!気になるじゃねぇか!」
まるでもったいぶった言い方をする安田を前に、周囲の親父たちからの催促が入る。
「お前らがさっきからその先生に言ってる・・・その言葉で思いついたってだけなんだけどな・・・」
鼻の上に光る銀縁眼鏡を上げながら安田が語り出した。
「こういうこと聞いたことないか?『処女の陰毛がお守りになる』って。・・・戦時中に言われていた言い伝えらしいんだけどな。なんでそんなことをするかっていうと、死地に行く男が自分を奮い立たせるためだとか、愛する男にまた生きて会えるように何かにすがる女の行為なのかは忘れちまったけど・・・」
思いがけない言葉だった。
一体、何を言おうとしているのか?
その気持ちは親父たちだけでなく、立成も同じだった。
「処女の陰毛は幸運なんだろ?それじゃあ童貞の陰毛も幸運なるんじゃねえのか?・・・って、ただ思っただけなんだ。そう、ただ、思っただけ。思いついただけ・・・」
その言葉を聞いた瞬間、この場にいる全員が呆けてしまった。
「・・・お前、急に何言ってんの?」
「だからっ!・・・ただの思いつきなんだって!・・・つまり、その当時の時代背景として、処女の陰毛は幸運のお守りとされていたと言われているんだ。それでな。その・・・お前らが立成先生に絡んでいるのを聞いていて思ったってだけなんだが、それじゃあ童貞の陰毛も幸運なんじゃないのか?って・・・」
あまりにも突拍子のない発言だった。
彼・・・安田の頭が回りすぎる弊害だろうか。常人よりも「気づき」からの連想ゲームの早さと角度が違いすぎるため、周囲の親父たちもしばし閉口していた。
「お前本当によくわかんねえやつだな!」
「阿呆だ!阿呆だこいつ!」
「馬鹿と天才は紙一重って言うからなあっ!」
ようやく理解が追い付いたことにより騒ぎ立て始めた親父たちにも、安田の発言を面白がったも者がいたようだ。
あけっぴろげにされている立成のその秘密の場所に、ある親父の手が伸びていた。
「でも、安田の言うことも結構面白いんじゃね?せっかくだしなぁ・・・おしっ、よっと!」
「ギャッッッ!!」
複数の親父たちの手により広げられた立成の逞しい太股。その2つのの付け根にある、塔のようにそびえ立つ剥かれチンポの根本に生え揃った豊かな縮れ毛たち。少年からの大人への階段を登るにつれて生い茂っていった立成の股間の縮れた陰毛。ワサワサと生い茂っているそのうちの一本が、雑に抜き取られてしまった。
「うわっ!お前何してんだよ!」
「本当に抜きやがった!」
「はははっ!なんか面白そうだからなっ!ほれっ!」
「うわぁっ!」
「やめろ馬鹿野郎っ!」
「ハハハッ!何言ってんだ!これが『幸運のお守り』だぞ!」
ピンと指先で飛ばされた立成の陰毛。
空調に吹かれて辺りを漂うその黒い毛から、周囲の親父たちがオーバーリアクションで逃げ惑う。
「くそっ!なんかむかつくぜ!」
「じゃぁ俺も記念に!」
「俺も!」
「みんなやるのかよ・・・じゃあ・・・」
「・・・ぎゃぁっ!・・・ああああっ!・・・ひぃっ!・・・がぁっ!」
ブチブチと抜かれ続ける立成の陰毛。
まるでゴミのように。まるで雑草のように。
これだけたくさん生えているのだから、というかのように、あまりにも無造作に抜き取られている。
人によっては顔をしかめながら手を出す親父もいた。
当然だ。同性の陰毛なのだ。
そんな光景の中、柏田が口を挟んだ。
「なぁ、でもこれじゃあこの先生のチン毛だろ?」
「それがどうしたんだよ?」
「幸運のお守りっていわれてんのは処女の陰毛なんだろ?これで代わりになんのかなぁ?」
「はぁ・・・?」
「まぁ、確かにな。これって結局チン毛だもんな」
「馬鹿か。陰毛なのは変わりねーだろ」
「つってもなー」
「そうだなぁ。それじゃあ・・・よっ!」
「・・・あっ!なっ!何をっ!」
唐突に立成の両足首をグイっと掴まれ、もう少しでつま先が畳に着くのではないかというほどに押し込まれてしまった。余分についた腹肉がグニっと歪むほどに身体を折りたたまれてしまう。荒くなっていた呼吸がさらに苦しくなった。
抵抗する間もなく、先程までよりもさらにしっかりとちんぐり返しの体勢を取らされる。15人いる親父たちの誰の目にも、立成の秘孔が見えるような体勢だ。
「あっ!こんなことして、まさかお前っ!」
「へへっ。それなら、こっちの毛の方があってるんじゃねえか?」
立成を折りたたんだ親父が笑いながら、広げられた双丘の狭間に鎮座する立成の秘孔の周りを指さした。
「いやだからなんてそうなんだって!」
「おいおい!」
「それは汚ねぇだろ!」
「幸運の女神も怒るぞ、ほんとに」
「でも、一応とっておくか」
「ま、まさかっ・・・ぎゃっ!!」
立成の刺すような激痛が走った。肛門周りの毛までも抜かれてしまっていた。
1人がやり出したら、それに続く者がいるのが群集心理だ。
親父たちの眼前にある立成のケツ穴。
通常の男であれば排便にしか使われない、汚らしい穴。
その周りには、陰毛と相違ないほどに黒い毛が覆っている。先ほどまでの『教師の肛門検査』と称して、親父たちが検査したとおりに、びっしりと生え揃っている。
そんな汚らしい男のケツ毛を、親父たちは自ら手を伸ばして指で挟み込み、それぞれの力で抜いて行った。
普通ならばやらない行為だろう。
たとえ相手が清楚な美女なのだとしても、だ。
それを受ける立成の心情は計り知れないものだった。
そのわずかな点に受ける刺すような痛み。
肛門周囲というデリケートな部分に与えられる刺激。
あらためて見られてしまっていることを感じてしまう自分のおぞましい秘部。
「やめ、やめろっ!!・・・ああぁっ!・・・痛ぇっ!・・・くそっ!ぐっ!」
豊かに生え揃った立成の肛門周りの毛。
それを1本、また1本。さらに1本。どんどん抜かれてゆく。親父の数だけ抜かれてゆく。
立成の豊かに生え揃った割れ目のケツ毛が、何の躊躇もなく親父たちに抜かれていった。
「・・・あっ・・・・」
ある瞬間、立成が間抜けな声を吐き出していた。爪先が肛門の皺に触れてたのだ。
酔っ払った親父は気づかなかったようだが、立成は気が付いた。一番敏感な部分なのだ。
口に入れた未消化物を糞として排出するためだけの器官であるにも関わらず、この1年、筒井によってすっかりと『性器』として開発されてしまった、あの男の後ろの場所を無造作に触れられてしまったのだ。そんなことをされてしまったら、もう・・・・
「うっ・・・」
もぞもぞと身体が自然に動いてしまう。
決して披露してはならない男の整理が発出してしまう。
(だ、だめだって!こ、こんな状況でっ!馬鹿っ!駄目だって!もし、もし、こんなの、こいつらに見られでもしたらーーーーーーー!)
心の中で叫ぶ立成。必死に自分を否定する。自分の運命に抗おうとする。
しかし、こんな状況では、親父たちの目から逃れられる術などないのだ。
あっという間だった。
さらに立成のケツ毛を抜こうとしたある親父が、立成の変化に気づく。
「・・・ん?・・・!!お、おいっ!見ろよっ!」
「ーーーーーーーーっ!!」
とうとう。とうとうだった。
とうとう立成は、こんなにも大勢の男の前だというのに、ギンギンにそびえ立たせた己の砲身。その先端から、悦びの汁まで出してしまっていた。
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誇り高き男は、何に屈し、何に縋るのか。
心と肉体が削がれていく“儀式”が、いま始まる。
寮生活のイジメ【社会人版】
ポコたん
BL
田舎から出てきた真面目な社会人が先輩社員に性的イジメされそのあと仕返しをする創作BL小説
【この小説は性行為・同性愛・SM・イジメ的要素が含まれます。理解のある方のみこの先にお進みください。】
全四話
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