生徒との1年間

スオン

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顧問2年目07月

顧問2年目07月 28

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 溢れ出る雄の欲望の汁。
 淫欲の証であるその汁が滴り出した。

 この空間にいるすべての男の視線を独り占めしていた。自分のものであればいくらでも見たことがあるだろう。だが、たにんのもの、となるとどうだろうか。
 いくら大人の男だといっても、様々な辛酸を舐めてきた親父たちであっても、他人のチンポから先走りが溢れでいる様を見たことがある者はいなかったのだ。そのせいか、親父たちは熱い視線を立成の股間に注いでいた。

「おいおい、汁まで出てきたぞ」
「本当に変態なんだな」
「童貞のくせにな」
「やっぱ童貞はやべぇ奴なんだな」
「当たり前だ。普通じゃないんだからな」

 親父たちの驚嘆も無理もない。まさか目の前にいるこの教師がここまであけっぴろげになるだなんて思わなかっただろう。

「この先生はマゾの変態だったんだな。チンポもケツ穴も丸見えのこんな恥ずかしい格好させられて。おまけにチン毛もケツ毛も抜かれて、こいつにとってはご褒美でしかねぇんだろうな」
「なっ・・・!」

 しみじみと語られる己の醜態。言い返したいことはたくさんあった。しかし、自分でもここまでとは思ってもいなかった隠された本質を指摘されてしまってはどうしても言葉は出なかった。
 デカい尻を晒され、ケツ毛まみれの尻穴を開けられ、皮被りチンポを馬鹿にされ、童貞を告白し、包皮を剥かれ、あまつさえその一物が力強く漲っているところまでお見せしてしまっている。こんな事をされたら普通の男であれば、立ち直れなくなるはずだ。それなのに立成は、興奮の証明である汁まで垂らしたのだ。そんな男には、このくらいの言葉がかけられても当然であると言える。

「ちっ、違うっ!俺は、俺は・・・!」
「そうかいそうかい、違うのかい。それじゃ、先生のこのオチンポの先から出てるのは何だよ?なぁんでこんなにトロットロに出ちまってるんだよ?ん?んん??」
「そ、それは・・・・」

 反論したいのに言葉に詰まる。何かわからないものが脳内を駆け巡るというのに、その中に混ざり入ってくる自分の体を見られることによる快楽が思考の邪魔をする。こんな事をされてたまったものじゃないというのに身体が勝手に脳内麻薬を放出し、酩酊状態になってしまう。それがさらに、立成の鈴口からいやらしい汁がみるみると溢れ出ることが加速していってしまう。

「あっ!また出たっ!!」
「どんどん出てくるな!!」
「おやおや可哀想に。もうここがトロットロじゃねえか!」
「こんなに威勢のいいチンポなのになぁ。まだ使って無いってんだからなぁ」
「このチンポも泣いてるぜ?早く使ってくれ!って。早く女のまんこにぶち込んでくれ!ってな!」
「「「ギャハハハ!!」」」

(くっ、くそっ・・・くそぉっっっ・・・!!!)
 
 悔しくて悔しくて頭が重くなる。屈辱で自分を殺しそうになってしまう。もう涙だって普通に出てしまいそうだ。

 なんでだ!?どうして!?
 こんなことをされているというのに、なんで自分の身体はそれを受け入れているんだ?
 そして、あまつさえ、それを嬉しがっているかのように汁まで垂らして・・・・

 まるで自分の体でなくなったかのようだった。それほどまでに何かが決壊したようだった。
 絶品の料理を前にすれば涎が止まらないように。  
 灼熱のサウナでは汗が止まらないように。
 そんな至極当然の生理現象であるかのように、立成の張りつめた一物からは、透明なはしたない汁がトロトロと次から次へと溢れ出てしまっていた。

「これ・・・」

 何かを持った手が、立成の眼の前にいる親父のもとに差し出された。その手は柏田の手だった。

「おい、どうした?」
「何だよこれ?」
「セックスしたことのない童貞先生が頑張ったんだからな。『これ』を使ってやってご褒美してやってもいいんじゃないかってな」
「・・・ご褒美?・・・あっ!!おい、これって」
 
 親父たちの間に不穏な空気が流れる。
 感のいい親父たちはそれに気づき言葉を失うが、柏田本人はニヤニヤした悪い笑みを止めることはなかった。
 柏田が手渡した薄灰色のもの、それは・・・

「おいおい!こんにゃくかよ!」
「そんなもの使ってやるのかよ!」
「ガハハハっ!馬鹿じゃねえのかよ!!」

 そう。それは手のひら大のサイズのこんにゃくだった。この宴会場にて提供された、誰かの食べ残しだろうか。なぜそんなものが今出てくるのだろうか。

「・・・?な、なんだよっ・・・なんだよっっ・・・!!そんな・・・こ、こんにゃくなんか、何に使うってんだよっ・・・!」
「お~怖っ!怖いなぁ先生!だめだぜ、そんな怖い顔しちゃ!せっかくこっちはよぅ、女の身体を知らない童貞の先生に『コレ』を使ってご褒美してやろうってのに」
「・・・・・・はぁっ?何だよ!べっ、別にいらねえよそんなもん!」
「まぁまぁ、そう言うなって」

 最後の最後に残った砂みたいな気力を振り絞り立成は柏田を睨みつける。しかし柏田はそんなもの全く効果がない、言いたげな顔で立成を見返す。

「このこんにゃくで、あんたから奪ってあげてやろうってことだよ」
「だっ、だからっ!なにをっ!!」
「ふふふ、あんたが後生大事に守ってきた、大事な大事な操をな!」
「なっ・・・・!」
「三十数年間、溜めに溜めてきたんだろう?女の尻を追わずにな。そりゃ辛いだろう?だからここは俺たちが一肌脱いでやろうってな。あんたの男の性をこのこんにゃくまんこを使ってぶっ放させてやろうってな!」
 
(こ、こいつ!あのこんにゃくで、俺の・・・俺の、チンポを・・・?)

 改めて立成は目の前の男の姿を見た立成の顔が歪み、青くなる。
 目にした柏田の姿は、立成からは悪魔のように見えた。

「や、やめろっ!そ!そんなこと、こんなとこでっ・・・!」
「はいはい、わかったわかった」
「おじさんたちが僕ちゃんにちゃーんと教えてあげるからなぁ?」
「いい子は大人しくしないといけないんだぞぉ?」
「そんなこと言って、本当は期待してんだろぅ?」
「馬鹿野郎っ!!そんなわけっ!!」

 立成が反論するも、柏田がこんにゃくに太く短い指を差し込んだ。薄灰色のその中央に穴が開けられたそれを、柏田は立成に見せつけるように広げた。

「ほ~れ、先生よ、よく見なって!これが先生にとっての初おマンコだ!」
「・・・・っっ!!」

 見た。見てしまった。
 それは、ただの穴だ。穴のはずだ。
 ただ、こんにゃくに穴を開けただけのものだ。
 
 そんなもの見たからって何でもないのだ。
 ただのこんにゃくなのだから。

 だが・・・
 そう理解しているのに。しているはずなのに。
 男の生理として、柏田が口にする『ソレ』が、脳裏にちらついてしまった。そうなると立成は・・・

「あっ!!」
「また先生のチンボから出てきたぞ!」
「うわっ!まじかよ!」
「まーた我慢汁だしやがって!」
「おマンコっつったら反応しやがった!」
「それ、ただのこんにゃくだよなぁっ!?」
「ギャハハハ!なんじゃそりゃ!こんにゃくの穴だけ見て興奮したってか!!なんだよそれ!?中学生でもしねーぞそんなこと!!」

 親父たちが指摘したとおりだった。

 たった、穴の開いたこんにゃくを見ただけで先走りを垂らしてしまう、初心な男。
 女陰をイメージしただけで興奮する、色欲まみれの男。

 こんなにも溢れ出る我慢汁を見られてしまったら、親父たちにはどちらのイメージを持たれただろうか。それとも、どちらも立成の姿だと捉えられ、呆れられてしまったのだろうか。

 己の恥を晒した。雄の本性を開けっぴろげに。こんなにも大勢の男たちの目の前で。
 その立成の反応を面白がるように、親父たちの熱気が加速する。

「ほらほら、もうすぐおマンコこんにゃくが使えるぞぉ?」
「嬉しいだろう?嬉しいなぁ?初めてのおマンコだもんな!」
「楽しんでおけよ!初めてのセックスだなぁ!」
「よかったなぁ先生!今日でようやく、童貞を卒業できるな!」
「やったな先生!まっ、つっても卒業すんのはこんにゃく童貞だけどな!」
「「「ギャハハハハハハッ!!」」」

 下衆な話し声が立成の鼓膜を襲う。
 あまりにも不本意すぎる行為だった。

 こんなことのために童貞を守ってきたんじゃない。
 こんな目に合うために童貞を貫いてきたんじゃない。
 こんなことで、こんなことでっ・・・!

 そんな想いが立成の心を揺れ動くも、それは立ち成の中だけの話だった。取り囲む親父たちは大喜びでクライマックスに向けて走り出していた。

「そんじゃ、やってやりますか!」
「先生の門出に乾杯っ!」
「一生の思い出だな!」
「まさか待ちに待った初体験がこんななんだからなっ!」
「やっ!、やめっ!・・・んあっっ!」
「「「入った!!」」」

 立成の隆起した一物。それにまさにジャストフィットするかのように、露出させられた亀頭がこんにゃくによって擦られながら、その穴に挿し込まれた。まるで、こんにゃくに一物を突き刺したかのような様だった。

「初挿入だなっ!」
「いやー、めでたい!めでたいな!」
「どうだい?偽物のおマンコにおチンポを入れてみたご感想は?」
「おマンコとはまた違う味わいだろ?ん?あっそうか!先生は未だに女の穴は知らないチェリーくんだったな!悪い悪い!ガハハハハハハッ!!」

「く、くそっ、手前ら・・・っ!」

 人を、男として、いくら童貞だからといって、ここまで馬鹿にされていいはずがない。いくら男同士とはいえ、
 できることなら今すぐこの男たちを殴ってやりたい。顔がボコボコになるほどに痛めつけてやりたい。普段の立成なら思わないことを考えて全身に力を入れるが、それでも親父たちの拘束からは全く逃れられず、ただただちんぐり返しの状態でこんにゃくオナホを入れられたままだった。

 とんでもない屈辱だった。こめかみにも青筋が浮かぶほどに立成は激情していた。
 
 それでも・・・・

「結構汁が多めなんだな、この先生!」

 怒りが止まらないというのに。
 こんな奴ら、消し飛ばしたくなっているというのに。

 男の生理は止まらなかったのだ。当然、こんなことは生まれて初めての経験だ。女の膣を知らないのに、こんにゃくのツルンとした食感に隠れた、ねっとりというか、ぬっちゃりというかあの独特の肌触りに、立成の男の威厳は簡単に敗北してしまったのだ。
 亀頭に触れる生ぬるい感触。人間の器官の中ではかなり敏感なはずの手のひらで触ったといよりも、もっと何かを感じていた。
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