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第三章
修学旅行二日目 1
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翌朝。
モーニングコールによって起こされ、のそのそと準備をする。朝の時間は短いけど、そこまで準備すべきこともないので余裕だ。
「おーい、全員そろったかー?」
『いまーす』
「んじゃ、朝食行くぞー。」
今朝のご飯はこの地域特有の郷土料理。
けれど、昨日のようにキラキラ輝いて見えず、ぼーっとしながら完食した。
明らかに昨日と様子が違う俺に何度か声がかかるも、すべてに「大丈夫」と返して先生の指示に従ってバスに乗る。
今日は隼人の隣に座る気になれなかったので、翔に席を替わってもらって一つ後ろの席に座った。隣は萩田さんで、やはり俺を心配してくる。
「藤山君、大丈夫……?」
「大丈夫。」
「けど、顔青いよ?」
「大丈夫。」
「……体調悪いなら先生に言いなよ?」
「大丈夫。」
ぼんやりと外の景色を見ながら、答える。流れる景色もやっぱり色あせて見えて、だんだん眠たくなってくる。寝ちゃいけない、と自分に言い聞かせながらも瞼が重い。
「寝不足?」
ああ、そうかもしれない。だって、昨日は早く寝たけど夢を見て時々起きてたから。それ全部が隼人に関する夢だったのを思い出して、自己嫌悪に陥る。
というか、今寝たらまた隼人の夢を見るだろう。そうなるとまた泣いてしまうかもしれない。それだけは避けたい……
「先生、藤山君体調悪いみたいなんで寝かせてあげても大丈夫ですか?」
「なんだ、藤山体調悪いのか? まあ、降りるときには起こせよー」
「はい。」
大丈夫なのに。むしろ、寝たくないのに。
ニッコリと笑って「寝てていいよ」という萩田さんに反論したかったけど。
――それをする前に、俺の限界が来た。
バスに揺られゆっくりと意識が沈んでいく中、最後まで寝たらだめだと言い聞かせていた。
モーニングコールによって起こされ、のそのそと準備をする。朝の時間は短いけど、そこまで準備すべきこともないので余裕だ。
「おーい、全員そろったかー?」
『いまーす』
「んじゃ、朝食行くぞー。」
今朝のご飯はこの地域特有の郷土料理。
けれど、昨日のようにキラキラ輝いて見えず、ぼーっとしながら完食した。
明らかに昨日と様子が違う俺に何度か声がかかるも、すべてに「大丈夫」と返して先生の指示に従ってバスに乗る。
今日は隼人の隣に座る気になれなかったので、翔に席を替わってもらって一つ後ろの席に座った。隣は萩田さんで、やはり俺を心配してくる。
「藤山君、大丈夫……?」
「大丈夫。」
「けど、顔青いよ?」
「大丈夫。」
「……体調悪いなら先生に言いなよ?」
「大丈夫。」
ぼんやりと外の景色を見ながら、答える。流れる景色もやっぱり色あせて見えて、だんだん眠たくなってくる。寝ちゃいけない、と自分に言い聞かせながらも瞼が重い。
「寝不足?」
ああ、そうかもしれない。だって、昨日は早く寝たけど夢を見て時々起きてたから。それ全部が隼人に関する夢だったのを思い出して、自己嫌悪に陥る。
というか、今寝たらまた隼人の夢を見るだろう。そうなるとまた泣いてしまうかもしれない。それだけは避けたい……
「先生、藤山君体調悪いみたいなんで寝かせてあげても大丈夫ですか?」
「なんだ、藤山体調悪いのか? まあ、降りるときには起こせよー」
「はい。」
大丈夫なのに。むしろ、寝たくないのに。
ニッコリと笑って「寝てていいよ」という萩田さんに反論したかったけど。
――それをする前に、俺の限界が来た。
バスに揺られゆっくりと意識が沈んでいく中、最後まで寝たらだめだと言い聞かせていた。
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