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第三章
修学旅行三日目 5
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「……。」
「萊、大丈夫?」
ゆっくり首を横に振りながら、隼人の後ろをついていく。
……お化け屋敷は、もう二度と行かない。何回心臓が止まりそうになったことか……
「で……隼人、どこ行くんだ?」
「とりあえず、お昼ご飯を食べにね。
お腹空いてるでしょ?」
「……そうだな」
そういえば、まだ食べてなかったか。……正直、お化け屋敷のせいでそこまで腹減ってない。お化け屋敷の衝撃がでかすぎたんだよな。
「はい、好きなの選んで?」
「んー……じゃ、塩ラーメン。」
ついたのは遊園地の中のレストラン。
さっきまでは腹減ってなかったけど、メニューを見ると食欲も出てきて言われるがままに好きなものを選んだ。
「塩ラーメンね。」
ベルを鳴らして店員を呼ぶと、すらすらと笑顔で注文する隼人。隼人ってこういうとこ、頼りになるよな。……かっこいい、というか。
ふと浮かんだその単語にハッとしながら俯く。
いやいやいや、今のは無し、無し……
「どうしたの? 萊」
「なっ、何でもない!」
急に声を掛けられて声が裏返る。さらに顔に熱が集まるも、ぐっと俯いて冷めるのを待つ。
「ふふっ、顔赤いよ?」
「っ……!」
「隠さなくてもいいのに。」
……全部見透かされてる気がしてすごくムカつく。
頬杖をついてこちらを見る隼人は楽しそうで、その表情にうれしくもあるけどやっぱり悔しい。
「お待たせいたしました、塩ラーメンと醤油ラーメンでございます。」
「ありがとうございます」
運んできた店員に愛想よくする隼人。相手もまんざらじゃなさそうで、ちらちらと隼人を盗み見ている。
……やっぱムカつく。
「では、ごゆっくり。」
「はい、萊。来たよ。」
「知ってる。」
俺の前に差し出されたラーメンを見て、ちょっと腹立ちも収まった。
……うん、先に食おう。後で、仕返しをしよう。
「あ、隼人。この後はどこ行くんだ?」
「秘密。お楽しみの方が、ワクワクするでしょ?」
秘密か……なら、俺が当てて驚かすのもよさそうだよな。あてずっぽうで言ってみるか。
「ゴーカート。」
「行くけど、メインはそれじゃないよ。」
「フリーフォール。」
「それもメインじゃない。」
「バイキング。」
「もー、お楽しみだってば。」
……行くけど、メインじゃないって……どういうことだ?
なにかイベントみたいなのって、あったか?
「萊、大丈夫?」
ゆっくり首を横に振りながら、隼人の後ろをついていく。
……お化け屋敷は、もう二度と行かない。何回心臓が止まりそうになったことか……
「で……隼人、どこ行くんだ?」
「とりあえず、お昼ご飯を食べにね。
お腹空いてるでしょ?」
「……そうだな」
そういえば、まだ食べてなかったか。……正直、お化け屋敷のせいでそこまで腹減ってない。お化け屋敷の衝撃がでかすぎたんだよな。
「はい、好きなの選んで?」
「んー……じゃ、塩ラーメン。」
ついたのは遊園地の中のレストラン。
さっきまでは腹減ってなかったけど、メニューを見ると食欲も出てきて言われるがままに好きなものを選んだ。
「塩ラーメンね。」
ベルを鳴らして店員を呼ぶと、すらすらと笑顔で注文する隼人。隼人ってこういうとこ、頼りになるよな。……かっこいい、というか。
ふと浮かんだその単語にハッとしながら俯く。
いやいやいや、今のは無し、無し……
「どうしたの? 萊」
「なっ、何でもない!」
急に声を掛けられて声が裏返る。さらに顔に熱が集まるも、ぐっと俯いて冷めるのを待つ。
「ふふっ、顔赤いよ?」
「っ……!」
「隠さなくてもいいのに。」
……全部見透かされてる気がしてすごくムカつく。
頬杖をついてこちらを見る隼人は楽しそうで、その表情にうれしくもあるけどやっぱり悔しい。
「お待たせいたしました、塩ラーメンと醤油ラーメンでございます。」
「ありがとうございます」
運んできた店員に愛想よくする隼人。相手もまんざらじゃなさそうで、ちらちらと隼人を盗み見ている。
……やっぱムカつく。
「では、ごゆっくり。」
「はい、萊。来たよ。」
「知ってる。」
俺の前に差し出されたラーメンを見て、ちょっと腹立ちも収まった。
……うん、先に食おう。後で、仕返しをしよう。
「あ、隼人。この後はどこ行くんだ?」
「秘密。お楽しみの方が、ワクワクするでしょ?」
秘密か……なら、俺が当てて驚かすのもよさそうだよな。あてずっぽうで言ってみるか。
「ゴーカート。」
「行くけど、メインはそれじゃないよ。」
「フリーフォール。」
「それもメインじゃない。」
「バイキング。」
「もー、お楽しみだってば。」
……行くけど、メインじゃないって……どういうことだ?
なにかイベントみたいなのって、あったか?
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