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第一部
メイザース家の河童と呼ばれた私です。
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「ほぅ、水練か。」
「いや、俺の話聞いてました?今日は海でウニ取りの仕事をするって言ったんですけど。」
予想通り金の亡者である婆ちゃんはウニを取って稼ごうと言い出した。リリーナたちに何をやるのか説明するとユイが泳ぎの訓練と勘違いしたのである。
「海と言えば姫様の指揮のもと一角クジラを討伐したことを思い出す。参加したのは白百合騎士団とプリムのみ。みな女で気兼ねしなかった。やはり女の世界が一番だ。」
遠い目をするユイ。それを見たリリーナはこそこそ耳打ちをしてきた。
「雄太さん、雄太さん。お願いがあるのですけど。」
「な、何でしょう。」
「ユイと海で勝負を行ってもらえませんか?」
いきなり勝負とかこの人は何を言い出すんだ?
「そんな怪訝な顔をしないでください。ユイの男嫌いの治すためなんです。協力してもらえませんか?プリムの魔法による援護も行います。雄太さんが勝ったらもう殴らないと約束させますので。」
彼女の男嫌いを治すためか。
目を閉じるとこれまで受けた理不尽な暴力の思い出が浮かんでくる。
よく死ななかったな俺。うん、ユイの男嫌いは治すにこしたことはない。
「リリーナさんたちが手助けをしてくれるなら、まぁやってみましょうか。でもユイさんが乗ってきますかね?」
俺は大きく頷き了承した。リリーナはお礼を言って微笑む。
「ありがとうございます。大丈夫です。彼女が承諾するよう餌をぶら下げます。雄太さんはうまく話を合わせてください。」
「わかりました。」
リリーナはプリムに目配せをするとユイに「行きますよ。」と声をかける。そして2人を連れて屋敷を出て行った。
「雄太様、お戻りは夕方ですか?」
クラウスさんが話しかけて来る。彼は打合せをしている間、微動だにしていなかった。これが本物の執事というやつか。
「いえ、干潮が11時なので昼過ぎには帰ると思います。」
「ではそのころに入れるようお風呂の準備をしておきますので。」
「ありがとうございます。クラウスさん。お願いします。」
ウニ取り勝負・・・。ま、子どもの頃から慣れ親しんだ海だ。負ける気はしないな。
――――
俺は『だっこちゃん』と呼ばれるウェットスーツを着用した。これは体温の低下を防いでくれて水中での活動時間を長くしたり、クラゲなどから身を守ったりできる。もう1着あったためユイさんに貸し出そうとしたが断られてしまった。
「私には婆様からもらったこれがあるからいい。」
「本当にそれでいいんですか?こっちのほうが温かいですよ。」
「くどい!」
まぁ、本人がいいって言うならいいけど。リリーナとプリムは麦わら帽子をかぶり、日焼けをしないように長袖のパーカーを着て「お揃い。」と言って笑っていた。
――――
漁場に着くと婆ちゃんは流木で火をおこし始めた。海から上がった時にこれで暖を取ることができる。
「雄太、まだ海に入らないのか?」
ユイはじれったそうに言った。早く泳ぎたい、そんな顔をしている。
婆ちゃんからもらった『白木綿の磯着』をユイは着ていた。薄い白装束が汗を吸って体のラインに張り付き始めており、その魅力的な体型から目を離すことをできなくさせる。
「なんだ?何を見ている。」
ジロッと鋭い視線をユイが返してくる。俺は頬を赤らめながら目を逸らした。
「パンパカパーン!それじゃ、第一回ウニ取り勝負を始めるよー!」
突然プリムが右手を上げて宣言する。お前が仕切るのかよ!?不安しかないんだけど。たしか、うまく流れを合わせるんだったな。
「勝負は簡単、たくさんウニを取った方が勝ち!ユイ、雄太、準備はできてるぅ?」
やけに楽しそうにプリムがはしゃぐ。
「こ、これはどういうことですか!?姫様。」
困惑するユイ。リリーナは微笑みながら返答する。
「遊びですよ。遊び。単純にお仕事をするだけというのもつまらないかと思いまして。ユイ、まさか自信がないとは言いませんよね?私の騎士ともあろうものが負けたりしませんよね?」
「も、もちろんです。メイザース家の河童と呼ばれた私です。必ず勝ちますとも。」
「雄太さん、あなたはどうです?やりますか?」
よし、少し悩んだふりをして参加するんだ。
「こ、困りましたねぇ。まぁでもリリーナさんに言われると断り難いです。やりましょうか。」
「よろしい。ではプリム、開始の合図をお願いします。」
「了~解~!じゃあ、いくよ。あ、勝者は負けた方の言うことを何でも聞くこと。ウニ取り勝負!スターット!!」
おい!ちょっと待て、さらっと大事を言わなかったか今。
「はぁぁ。」
ユイさんは何故かヴァレンタインを持って海へと走り出していた。俺は出遅れて取り残される。
「あら?早く行かなくていいのですか?」
「いや、さっきプリムが負けた方は勝った方の言うことを何でも聞くって・・・。」
「勝負が面白くなるかと思いまして。あ、そう言えば雄太さんにプリムから援護魔法をかけてもらうのを忘れていました。プリム、お願いします。」
「はいはい。わかりましたよ。アクアシールド!」
プリムの指先から光が放たれ俺の体が水色の半透明な膜で覆われる。
「できたよ。それで水の中で息できる。」
そ、それはすごい。だけど、今大事なのはそのことじゃない。
「リリーナさん魔法はありがたいんですけど、その、プリムが言った『負けた方は何でも言うことを聞く』ってことなんですが。」
「ふふふ、言葉の通りですよ。ユイが嫌がっても私の力で雄太さんのお願いを実行させます。そう、雄太さんが『男に触れられても殴らない』とか言えばいいんです。勝てばいいんですよ、勝てば。」
そ、そうだ、勝ちさえすればヒドイ目に合うことはない。彼女の男嫌いを治せるかもしれない。それにもしかしたら・・・。いやいや、俺はそんな自分の性欲に正直なことは考えない。31歳にもなる大人なんだから。そんなことは・・・。
「リリーナさん、プリム!行ってきます!」
人生で始めての敬礼をして、俺は海へと駆け出した。
ユイ、待ってろ。俺が君の男嫌いを治してやる!
ニマニマと顔の筋肉をだらしなく緩めながら、海中へと勢いよく飛び込んだ。
――――
それは不思議な感覚だった。
人は水中では生きられない。なぜなら呼吸ができないからだ。
しかし、飛び込んだ俺を待っていたのは水の中でも陸上と変わらず息を吸って吐くことができる現実だった。
(な、なにこれ。すごい。)
驚きを通り越して感動している。改めて魔法の力はすごいと思った。
(勝てる!ここら辺の海のことはガキのころから泳いでるからわかってる。いちいち水面に戻る必要はない。この勝負もらったな。ユイにどんなお願いをさせよう。)
早くも勝利を確信し、意気揚々と海底へと降り立った。だが、俺はすぐに焦り始めることになる。そう、目当ての物が探せど探せど見当たらなかったのだ。
(一個もないなんて変だな。)
キョロキョロと辺りを見回す。けれどウニの特徴である真っ黒なトゲトゲを確認することができない。
(嘘だろ、まさか。)
嫌な予感はそれを見た時に確信へと変わった。俺の目の前を白くて細い何かが揺らめきながら通り過ぎたのだ。。
その白くて細い何かは海底を這いながらスイスイと泳ぎ回っている。よく見ると手に網を持っており、その中に黒く輝く石が大量に入っていた。
(間違いない・・・。)
網に入るのは石ではなく目的のウニだった。そして、それを持つ白くて細い何かは白木綿の磯着を付けたユイである。
彼女は腰から足までをくねらせながら優雅に泳ぎ回っていた。結局、俺はウニをほとんど取ることができず、彼女が取り忘れた小さな残り物だけを網に入れてスゴスゴと帰ることになった。
―――――
婆ちゃん
俺(雄太)から見て金の亡者。
金を稼ぐために農業だけでなく漁業などいろいろやるため、その知識は豊富。
プリムのことをひ孫だと思って可愛がっている。
「いや、俺の話聞いてました?今日は海でウニ取りの仕事をするって言ったんですけど。」
予想通り金の亡者である婆ちゃんはウニを取って稼ごうと言い出した。リリーナたちに何をやるのか説明するとユイが泳ぎの訓練と勘違いしたのである。
「海と言えば姫様の指揮のもと一角クジラを討伐したことを思い出す。参加したのは白百合騎士団とプリムのみ。みな女で気兼ねしなかった。やはり女の世界が一番だ。」
遠い目をするユイ。それを見たリリーナはこそこそ耳打ちをしてきた。
「雄太さん、雄太さん。お願いがあるのですけど。」
「な、何でしょう。」
「ユイと海で勝負を行ってもらえませんか?」
いきなり勝負とかこの人は何を言い出すんだ?
「そんな怪訝な顔をしないでください。ユイの男嫌いの治すためなんです。協力してもらえませんか?プリムの魔法による援護も行います。雄太さんが勝ったらもう殴らないと約束させますので。」
彼女の男嫌いを治すためか。
目を閉じるとこれまで受けた理不尽な暴力の思い出が浮かんでくる。
よく死ななかったな俺。うん、ユイの男嫌いは治すにこしたことはない。
「リリーナさんたちが手助けをしてくれるなら、まぁやってみましょうか。でもユイさんが乗ってきますかね?」
俺は大きく頷き了承した。リリーナはお礼を言って微笑む。
「ありがとうございます。大丈夫です。彼女が承諾するよう餌をぶら下げます。雄太さんはうまく話を合わせてください。」
「わかりました。」
リリーナはプリムに目配せをするとユイに「行きますよ。」と声をかける。そして2人を連れて屋敷を出て行った。
「雄太様、お戻りは夕方ですか?」
クラウスさんが話しかけて来る。彼は打合せをしている間、微動だにしていなかった。これが本物の執事というやつか。
「いえ、干潮が11時なので昼過ぎには帰ると思います。」
「ではそのころに入れるようお風呂の準備をしておきますので。」
「ありがとうございます。クラウスさん。お願いします。」
ウニ取り勝負・・・。ま、子どもの頃から慣れ親しんだ海だ。負ける気はしないな。
――――
俺は『だっこちゃん』と呼ばれるウェットスーツを着用した。これは体温の低下を防いでくれて水中での活動時間を長くしたり、クラゲなどから身を守ったりできる。もう1着あったためユイさんに貸し出そうとしたが断られてしまった。
「私には婆様からもらったこれがあるからいい。」
「本当にそれでいいんですか?こっちのほうが温かいですよ。」
「くどい!」
まぁ、本人がいいって言うならいいけど。リリーナとプリムは麦わら帽子をかぶり、日焼けをしないように長袖のパーカーを着て「お揃い。」と言って笑っていた。
――――
漁場に着くと婆ちゃんは流木で火をおこし始めた。海から上がった時にこれで暖を取ることができる。
「雄太、まだ海に入らないのか?」
ユイはじれったそうに言った。早く泳ぎたい、そんな顔をしている。
婆ちゃんからもらった『白木綿の磯着』をユイは着ていた。薄い白装束が汗を吸って体のラインに張り付き始めており、その魅力的な体型から目を離すことをできなくさせる。
「なんだ?何を見ている。」
ジロッと鋭い視線をユイが返してくる。俺は頬を赤らめながら目を逸らした。
「パンパカパーン!それじゃ、第一回ウニ取り勝負を始めるよー!」
突然プリムが右手を上げて宣言する。お前が仕切るのかよ!?不安しかないんだけど。たしか、うまく流れを合わせるんだったな。
「勝負は簡単、たくさんウニを取った方が勝ち!ユイ、雄太、準備はできてるぅ?」
やけに楽しそうにプリムがはしゃぐ。
「こ、これはどういうことですか!?姫様。」
困惑するユイ。リリーナは微笑みながら返答する。
「遊びですよ。遊び。単純にお仕事をするだけというのもつまらないかと思いまして。ユイ、まさか自信がないとは言いませんよね?私の騎士ともあろうものが負けたりしませんよね?」
「も、もちろんです。メイザース家の河童と呼ばれた私です。必ず勝ちますとも。」
「雄太さん、あなたはどうです?やりますか?」
よし、少し悩んだふりをして参加するんだ。
「こ、困りましたねぇ。まぁでもリリーナさんに言われると断り難いです。やりましょうか。」
「よろしい。ではプリム、開始の合図をお願いします。」
「了~解~!じゃあ、いくよ。あ、勝者は負けた方の言うことを何でも聞くこと。ウニ取り勝負!スターット!!」
おい!ちょっと待て、さらっと大事を言わなかったか今。
「はぁぁ。」
ユイさんは何故かヴァレンタインを持って海へと走り出していた。俺は出遅れて取り残される。
「あら?早く行かなくていいのですか?」
「いや、さっきプリムが負けた方は勝った方の言うことを何でも聞くって・・・。」
「勝負が面白くなるかと思いまして。あ、そう言えば雄太さんにプリムから援護魔法をかけてもらうのを忘れていました。プリム、お願いします。」
「はいはい。わかりましたよ。アクアシールド!」
プリムの指先から光が放たれ俺の体が水色の半透明な膜で覆われる。
「できたよ。それで水の中で息できる。」
そ、それはすごい。だけど、今大事なのはそのことじゃない。
「リリーナさん魔法はありがたいんですけど、その、プリムが言った『負けた方は何でも言うことを聞く』ってことなんですが。」
「ふふふ、言葉の通りですよ。ユイが嫌がっても私の力で雄太さんのお願いを実行させます。そう、雄太さんが『男に触れられても殴らない』とか言えばいいんです。勝てばいいんですよ、勝てば。」
そ、そうだ、勝ちさえすればヒドイ目に合うことはない。彼女の男嫌いを治せるかもしれない。それにもしかしたら・・・。いやいや、俺はそんな自分の性欲に正直なことは考えない。31歳にもなる大人なんだから。そんなことは・・・。
「リリーナさん、プリム!行ってきます!」
人生で始めての敬礼をして、俺は海へと駆け出した。
ユイ、待ってろ。俺が君の男嫌いを治してやる!
ニマニマと顔の筋肉をだらしなく緩めながら、海中へと勢いよく飛び込んだ。
――――
それは不思議な感覚だった。
人は水中では生きられない。なぜなら呼吸ができないからだ。
しかし、飛び込んだ俺を待っていたのは水の中でも陸上と変わらず息を吸って吐くことができる現実だった。
(な、なにこれ。すごい。)
驚きを通り越して感動している。改めて魔法の力はすごいと思った。
(勝てる!ここら辺の海のことはガキのころから泳いでるからわかってる。いちいち水面に戻る必要はない。この勝負もらったな。ユイにどんなお願いをさせよう。)
早くも勝利を確信し、意気揚々と海底へと降り立った。だが、俺はすぐに焦り始めることになる。そう、目当ての物が探せど探せど見当たらなかったのだ。
(一個もないなんて変だな。)
キョロキョロと辺りを見回す。けれどウニの特徴である真っ黒なトゲトゲを確認することができない。
(嘘だろ、まさか。)
嫌な予感はそれを見た時に確信へと変わった。俺の目の前を白くて細い何かが揺らめきながら通り過ぎたのだ。。
その白くて細い何かは海底を這いながらスイスイと泳ぎ回っている。よく見ると手に網を持っており、その中に黒く輝く石が大量に入っていた。
(間違いない・・・。)
網に入るのは石ではなく目的のウニだった。そして、それを持つ白くて細い何かは白木綿の磯着を付けたユイである。
彼女は腰から足までをくねらせながら優雅に泳ぎ回っていた。結局、俺はウニをほとんど取ることができず、彼女が取り忘れた小さな残り物だけを網に入れてスゴスゴと帰ることになった。
―――――
婆ちゃん
俺(雄太)から見て金の亡者。
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