18 / 43
第一部
私はしがない使用人です。
しおりを挟む
黒崎家の食事は全てクラウスによって作られている(プリムがイタズラのために作るのを除く)。
料理は彼の数ある特技の1つでリリーナも『王宮の料理人にも負けない』と大小判を押すほどだ。
そして、今日の朝食は日本人の定番『ご飯とみそ汁』である。
「今日の朝食はご飯、お味噌汁、ポークウインナー、サラダと大根の漬物です。」
クラウスがメニューを説明すると婆ちゃんが「いただきます。」と言い、リリーナ達もそれに続いた。
「(ズッ・・・)ん、おいしい。」
一口飲むだけで白味噌の風味と甘い味、小魚でダシを取ったことによるコクが舌に広がる。そこに今まで食べたことない新しい味もあった。
「クラウス、今日のお味噌汁はいつも以上に美味しいですね。この緑色でキラキラしたのは何でしょうか。」
「私は、(ポリポリ)、この漬物が、(ポリポリ)、絶品だと思います。ほんのりとした甘みがあって。ご飯が何杯でも食べられそうです。」
ユイはすぐさま「おかわりをお願いする。」とクラウスに言う。3杯目だと言うのに止まらない。
「ボクはこのウインナー好き。皮がパリパリしてて。」
ウインナーを頬張るプリムは口の中で皮の弾ける感触を楽しんでいる。
「ふーむ、今日も文句の付けどころがないよ。」
そう言いながら婆ちゃんもご飯のおかわりをもらっていた。
彼女たちが美味しそうにご飯を食べる姿を見ながら、クラウスは「ありがとうございます。」と嬉しそうに頭を下げる。
「姫様、お味噌汁に入っているのはアオサというものです。」
「これが、アオサ・・・。」
リリーナは箸でアオサを掴む。それを見た婆ちゃんが言った。
「アオサは雄太が春先に岩場で採って乾燥させてたものだよ。海藻の1つさ。香りがいいだろ?」
「はい、私これ好きです。」
「アオサはね栄養や食物繊維もたっぷり入ってるんだよ。それにね。」
「・・・それに?」
「そいつは高く売れるのさ。来年、あんたたちも採るといいよ。2月から4月くらいまでしか採れないからね。」
「こんなに美味しいのにお金にもなるなんて。素敵食材ですね。覚えておきます。」
リリーナの返事を聞いて雄太の婆ちゃんは「けっこう、けっこう。」と笑った。
「それにしても、たった1ヶ月でここまでの味を出せるなんて。クラウスさん、あんたタダ者じゃないね。」
「いえいえ、私はしがない使用人です。」
「・・・あんたは1人でもこの世界で十分にやっていけるよ。お店でも出したらいいのに。」
「私はメイザース家に仕えることこそが自分の人生だと思っておりますのでこの道以外はありません。ですが、ありがとうございます『サキ』様。」
「!?・・・バ、バカッ。い、いきなり名前で呼ばないでおくれ。」
「そういうわけにはいきません。」
クラウスに真顔で返され雄太の婆ちゃん『サキ』は顔を真っ赤にしていた。それをリリーナは面白そうに見る。
「なんだい、その『何かが始まりそうかしら?』みたいな顔は。何にもありゃしないよ。」
「私は何も言っていませんが。」
フフッとリリーナは笑った。サキ婆ちゃんは赤い顔のままプイッと横を向く。
「まったく、ババアをからかうんじゃないよ。」
それを見ていたユイやプリムは思わず吹き出し、食卓には穏やかな笑い声が響くのだった
―――――
「食後は緑茶にしましょう。」
朝食を食べ終えるとクラウスが全員にお茶を配る。その湯呑からは湯気が立ち上っていて中身が温かいことがわかる。それを飲んだ婆ちゃんはゴホンと咳払いをして話し始めた。
「リリーナちゃん、雄太が帰って来てから話そうと思ってたんだけどね。」
「はい。」
「忘れるといけないから言っておくよ。今日からあんたたちに畑を自由に使わせてやろうと思うんだ。2面ほどね。」
「本当ですか!?お婆様。」
「冗談言ってどうするんだい。橋の近くに冬から何も作ってない畑がある。そこを使うといいよ。」
「プリム!」 「リリーナ様!」
嬉しさのあまりリリーナとプリムは立ち上がって抱き合った。それを見たユイは「姫様、行儀が悪いです。」と小言を言う。
「ごめんなさいユイ。でも嬉しくって。だってこの世界で初めて畑を手に入れたのですよ。」
はしゃぐリリーナのその顔は無邪気な子どものようだ。
「それは、もちろんいいことなのですが。でも・・・婆様、急にどうしてです?」
「あんたたちがこの1ヶ月サボらずに頑張っているのを見てたから任せてもいいかと思ってね。それに最近のリリーナちゃんは『自分でも何か作りたい!』って顔をずっとしてたからさ。」
「・・・私、そんな顔に出ていたかしら。」
「姫様、おそらく丸わかりだったかと。」
クラウスに言われ「・・・気を付けます。」とリリーナは言う。
「ありがとう!お婆ちゃん。」
プリムは婆ちゃんの傍に行ってお礼を言った。そんな彼女の頭を「いいんだよ。」と言いながら婆ちゃんは撫でる。
「それにね、これは雄太のためでもあるんだ。」
「雄太さんの?」
「そう。この畑のことにあたしは口出ししない。雄太とリリーナちゃんたちが協力して野菜でも果物でも何か作れるようになって欲しい。」
「でも、雄太さんはお婆様と一緒に野菜を作ることができているじゃないですか。」
「それじゃダメなのさ。今はあたしの言うことを聞いてただ体を動かしているだけ。自分で悩んで行動しないと農業はできるようにならない。あたしがいなくなった時のためにあの子が食べていけるようにしてあげないとね。」
「お婆様は雄太さんのこと心配なのですね。」
「雄太だけじゃない、あんたたちもさ。頑張って生きていける力をつけるんだよ。」
「お婆ちゃん・・・。」
プリムは婆ちゃんのところへトコトコ歩いて行き、そのまま抱き着いた。
「お心遣い恐れ入ります。」
クラウスとユイは深く頭を下げる。リリーナはゆっくり頷くと力強く言った。
「わかりました。雄太さんと一緒に立派な畑にしてみせます。ね、みんな。」
「「「はい!」」」
全員の声と心は一つになった。それを見た婆ちゃんは優しそうにニッコリと笑い、
「その意気だ。頑張っておくれ。そして、あたしへの借金を早く返しとくれよ。」
と言った。
―――――
店に着いた俺達は急いで商品の入ったコンテナを降ろす。店内に入ると客の目にとまりやすい棚はこれ見よがしに商品が積まれ、反対に誰にも見向きされないような死角となる場所は空いていた。
まるで、「ここだよ。」よ言わんばかりに。
「やっぱり出遅れちゃったか。仕方ない。俺がラベルを作ってくるから、2人はあそこに商品を運んどいて。」
「「わかった。」」
店の事務所には商品ラベルを作る機械がある。この時、自分の好きな値段を付けることができるのが直売所のメリットの1つだろう。
「カボチャは1個200円、半分に切ったやつは100円・・・っと。これで全部だな。」
ラベルを作り終えて事務所を出ようとうする。するとドアを開けたところにスーツ姿の男が立っていて、ぶつかりそうになった。
「あ、すみませんっ。」
「おっとっと。・・・ん?やぁ!黒崎君じゃないか。」
「え!?・・・ま、松本さん?どうしてここに。」
その男の顔には見覚えがあった。以前仕事をしていた時に知り合っている。
「ちょっと視察にね。そうだ、少し時間あるかい?」
「・・・商品を並べなきゃいけないので。その後でよかったら。」
「いいよ。外でタバコでも吸いながら待ってるよ。ゆっくり仕事してくるといい。」
男はそう言うと店の外へと出て行った。懐から小さな箱を取り出し、そこからタバコを取り出して火をつけている。
「黒崎、知り合いか?」
牛田が心配そうに聞いて来た。
「あ、ああ。前の仕事の時にちょっとな・・・。それより、早くラベル付けて並べよう。」
もう二度と会うことはないと思ってたのにな。松本さん、こんな田舎に視察ってどういうつもりだ?
料理は彼の数ある特技の1つでリリーナも『王宮の料理人にも負けない』と大小判を押すほどだ。
そして、今日の朝食は日本人の定番『ご飯とみそ汁』である。
「今日の朝食はご飯、お味噌汁、ポークウインナー、サラダと大根の漬物です。」
クラウスがメニューを説明すると婆ちゃんが「いただきます。」と言い、リリーナ達もそれに続いた。
「(ズッ・・・)ん、おいしい。」
一口飲むだけで白味噌の風味と甘い味、小魚でダシを取ったことによるコクが舌に広がる。そこに今まで食べたことない新しい味もあった。
「クラウス、今日のお味噌汁はいつも以上に美味しいですね。この緑色でキラキラしたのは何でしょうか。」
「私は、(ポリポリ)、この漬物が、(ポリポリ)、絶品だと思います。ほんのりとした甘みがあって。ご飯が何杯でも食べられそうです。」
ユイはすぐさま「おかわりをお願いする。」とクラウスに言う。3杯目だと言うのに止まらない。
「ボクはこのウインナー好き。皮がパリパリしてて。」
ウインナーを頬張るプリムは口の中で皮の弾ける感触を楽しんでいる。
「ふーむ、今日も文句の付けどころがないよ。」
そう言いながら婆ちゃんもご飯のおかわりをもらっていた。
彼女たちが美味しそうにご飯を食べる姿を見ながら、クラウスは「ありがとうございます。」と嬉しそうに頭を下げる。
「姫様、お味噌汁に入っているのはアオサというものです。」
「これが、アオサ・・・。」
リリーナは箸でアオサを掴む。それを見た婆ちゃんが言った。
「アオサは雄太が春先に岩場で採って乾燥させてたものだよ。海藻の1つさ。香りがいいだろ?」
「はい、私これ好きです。」
「アオサはね栄養や食物繊維もたっぷり入ってるんだよ。それにね。」
「・・・それに?」
「そいつは高く売れるのさ。来年、あんたたちも採るといいよ。2月から4月くらいまでしか採れないからね。」
「こんなに美味しいのにお金にもなるなんて。素敵食材ですね。覚えておきます。」
リリーナの返事を聞いて雄太の婆ちゃんは「けっこう、けっこう。」と笑った。
「それにしても、たった1ヶ月でここまでの味を出せるなんて。クラウスさん、あんたタダ者じゃないね。」
「いえいえ、私はしがない使用人です。」
「・・・あんたは1人でもこの世界で十分にやっていけるよ。お店でも出したらいいのに。」
「私はメイザース家に仕えることこそが自分の人生だと思っておりますのでこの道以外はありません。ですが、ありがとうございます『サキ』様。」
「!?・・・バ、バカッ。い、いきなり名前で呼ばないでおくれ。」
「そういうわけにはいきません。」
クラウスに真顔で返され雄太の婆ちゃん『サキ』は顔を真っ赤にしていた。それをリリーナは面白そうに見る。
「なんだい、その『何かが始まりそうかしら?』みたいな顔は。何にもありゃしないよ。」
「私は何も言っていませんが。」
フフッとリリーナは笑った。サキ婆ちゃんは赤い顔のままプイッと横を向く。
「まったく、ババアをからかうんじゃないよ。」
それを見ていたユイやプリムは思わず吹き出し、食卓には穏やかな笑い声が響くのだった
―――――
「食後は緑茶にしましょう。」
朝食を食べ終えるとクラウスが全員にお茶を配る。その湯呑からは湯気が立ち上っていて中身が温かいことがわかる。それを飲んだ婆ちゃんはゴホンと咳払いをして話し始めた。
「リリーナちゃん、雄太が帰って来てから話そうと思ってたんだけどね。」
「はい。」
「忘れるといけないから言っておくよ。今日からあんたたちに畑を自由に使わせてやろうと思うんだ。2面ほどね。」
「本当ですか!?お婆様。」
「冗談言ってどうするんだい。橋の近くに冬から何も作ってない畑がある。そこを使うといいよ。」
「プリム!」 「リリーナ様!」
嬉しさのあまりリリーナとプリムは立ち上がって抱き合った。それを見たユイは「姫様、行儀が悪いです。」と小言を言う。
「ごめんなさいユイ。でも嬉しくって。だってこの世界で初めて畑を手に入れたのですよ。」
はしゃぐリリーナのその顔は無邪気な子どものようだ。
「それは、もちろんいいことなのですが。でも・・・婆様、急にどうしてです?」
「あんたたちがこの1ヶ月サボらずに頑張っているのを見てたから任せてもいいかと思ってね。それに最近のリリーナちゃんは『自分でも何か作りたい!』って顔をずっとしてたからさ。」
「・・・私、そんな顔に出ていたかしら。」
「姫様、おそらく丸わかりだったかと。」
クラウスに言われ「・・・気を付けます。」とリリーナは言う。
「ありがとう!お婆ちゃん。」
プリムは婆ちゃんの傍に行ってお礼を言った。そんな彼女の頭を「いいんだよ。」と言いながら婆ちゃんは撫でる。
「それにね、これは雄太のためでもあるんだ。」
「雄太さんの?」
「そう。この畑のことにあたしは口出ししない。雄太とリリーナちゃんたちが協力して野菜でも果物でも何か作れるようになって欲しい。」
「でも、雄太さんはお婆様と一緒に野菜を作ることができているじゃないですか。」
「それじゃダメなのさ。今はあたしの言うことを聞いてただ体を動かしているだけ。自分で悩んで行動しないと農業はできるようにならない。あたしがいなくなった時のためにあの子が食べていけるようにしてあげないとね。」
「お婆様は雄太さんのこと心配なのですね。」
「雄太だけじゃない、あんたたちもさ。頑張って生きていける力をつけるんだよ。」
「お婆ちゃん・・・。」
プリムは婆ちゃんのところへトコトコ歩いて行き、そのまま抱き着いた。
「お心遣い恐れ入ります。」
クラウスとユイは深く頭を下げる。リリーナはゆっくり頷くと力強く言った。
「わかりました。雄太さんと一緒に立派な畑にしてみせます。ね、みんな。」
「「「はい!」」」
全員の声と心は一つになった。それを見た婆ちゃんは優しそうにニッコリと笑い、
「その意気だ。頑張っておくれ。そして、あたしへの借金を早く返しとくれよ。」
と言った。
―――――
店に着いた俺達は急いで商品の入ったコンテナを降ろす。店内に入ると客の目にとまりやすい棚はこれ見よがしに商品が積まれ、反対に誰にも見向きされないような死角となる場所は空いていた。
まるで、「ここだよ。」よ言わんばかりに。
「やっぱり出遅れちゃったか。仕方ない。俺がラベルを作ってくるから、2人はあそこに商品を運んどいて。」
「「わかった。」」
店の事務所には商品ラベルを作る機械がある。この時、自分の好きな値段を付けることができるのが直売所のメリットの1つだろう。
「カボチャは1個200円、半分に切ったやつは100円・・・っと。これで全部だな。」
ラベルを作り終えて事務所を出ようとうする。するとドアを開けたところにスーツ姿の男が立っていて、ぶつかりそうになった。
「あ、すみませんっ。」
「おっとっと。・・・ん?やぁ!黒崎君じゃないか。」
「え!?・・・ま、松本さん?どうしてここに。」
その男の顔には見覚えがあった。以前仕事をしていた時に知り合っている。
「ちょっと視察にね。そうだ、少し時間あるかい?」
「・・・商品を並べなきゃいけないので。その後でよかったら。」
「いいよ。外でタバコでも吸いながら待ってるよ。ゆっくり仕事してくるといい。」
男はそう言うと店の外へと出て行った。懐から小さな箱を取り出し、そこからタバコを取り出して火をつけている。
「黒崎、知り合いか?」
牛田が心配そうに聞いて来た。
「あ、ああ。前の仕事の時にちょっとな・・・。それより、早くラベル付けて並べよう。」
もう二度と会うことはないと思ってたのにな。松本さん、こんな田舎に視察ってどういうつもりだ?
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
田舎農家の俺、拾ったトカゲが『始祖竜』だった件〜女神がくれたスキル【絶対飼育】で育てたら、魔王がコスメ欲しさに竜王が胃薬借りに通い詰めだした
月神世一
ファンタジー
「くそっ、魔王はまたトカゲの抜け殻を美容液にしようとしてるし、女神は酒のつまみばかり要求してくる! 俺はただ静かに農業がしたいだけなのに!」
ブラック企業で過労死した日本人、カイト。
彼の願いはただ一つ、「誰にも邪魔されない静かな場所で農業をすること」。
女神ルチアナからチートスキル【絶対飼育】を貰い、異世界マンルシア大陸の辺境で念願の農場を開いたカイトだったが、ある日、庭から虹色の卵を発掘してしまう。
孵化したのは、可愛らしいトカゲ……ではなく、神話の時代に世界を滅亡させた『始祖竜』の幼体だった!
しかし、カイトはスキル【絶対飼育】のおかげで、その破壊神を「ポチ」と名付けたペットとして完璧に飼い慣らしてしまう。
ポチのくしゃみ一発で、敵の軍勢は老衰で塵に!?
ポチの抜け殻は、魔王が喉から手が出るほど欲しがる究極の美容成分に!?
世界を滅ぼすほどの力を持つポチと、その魔素を浴びて育った規格外の農作物を求め、理知的で美人の魔王、疲労困憊の竜王、いい加減な女神が次々にカイトの家に押しかけてくる!
「世界の管理者」すら手が出せない最強の農場主、カイト。
これは、世界の運命と、美味しい野菜と、ペットの散歩に追われる、史上最も騒がしいスローライフ物語である!
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
真祖竜に転生したけど、怠け者の世界最強種とか性に合わないんで、人間のふりして旅に出ます
難波一
ファンタジー
"『第18回ファンタジー小説大賞【奨励賞】受賞!』"
ブラック企業勤めのサラリーマン、橘隆也(たちばな・りゅうや)、28歳。
社畜生活に疲れ果て、ある日ついに階段から足を滑らせてあっさりゲームオーバー……
……と思いきや、目覚めたらなんと、伝説の存在・“真祖竜”として異世界に転生していた!?
ところがその竜社会、価値観がヤバすぎた。
「努力は未熟の証、夢は竜の尊厳を損なう」
「強者たるもの怠惰であれ」がスローガンの“七大怠惰戒律”を掲げる、まさかのぐうたら最強種族!
「何それ意味わかんない。強く生まれたからこそ、努力してもっと強くなるのが楽しいんじゃん。」
かくして、生まれながらにして世界最強クラスのポテンシャルを持つ幼竜・アルドラクスは、
竜社会の常識をぶっちぎりで踏み倒し、独学で魔法と技術を学び、人間の姿へと変身。
「世界を見たい。自分の力がどこまで通じるか、試してみたい——」
人間のふりをして旅に出た彼は、貴族の令嬢や竜の少女、巨大な犬といった仲間たちと出会い、
やがて“魔王”と呼ばれる世界級の脅威や、世界の秘密に巻き込まれていくことになる。
——これは、“怠惰が美徳”な最強種族に生まれてしまった元社畜が、
「自分らしく、全力で生きる」ことを選んだ物語。
世界を知り、仲間と出会い、規格外の強さで冒険と成長を繰り広げる、
最強幼竜の“成り上がり×異端×ほのぼの冒険ファンタジー”開幕!
※小説家になろう様にも掲載しています。
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
MP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる