神を従えし者たち

真崎 遥也

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第2章 魔姫の救済

閑話 反乱の始まり

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ここは魔国ルミアルーゼの王都ルミナルにある城の一室である。ある者達が会議をしていた。

「この国を乗っ取るためにまずは何をすべきだと思う?」

「もう、ほぼ乗っ取ったも同じじゃないかな?ハルス。」

質問を投げかけた人物はハルスと言うらしい。

「ルーアまだ足りないわ。クーデターを起こしたとしてもこの国には魔騎士団がいるのよ?あいつらはかなり強いわ。」

ルーアと呼んだ少年に対しまだ足りないと促す女性アシーア。

「まあその通りだな。魔王様は何とかなるとして、魔騎士団は無理だ。」

「ふふ、そういうと思って実は対策があるんだー。」

「なんだ?」

「英雄の頂の1柱『アルヴルヘイム』を呼び起こそうと思ってね。もちろん隷属させてからだけど。」

アルヴルヘイムとは100年前までは存在を知られていない名も無き英雄だったが、英霊が表立って出てきた時英雄の頂点に立っていると判断され敬意を込め、人々は彼を崇めた。

「かなり難しくないかしら?」

「そうだね。だけど、この3人力を合わせれば行けなくもないよ?」

「それは言えているな。では呼び出してくれ。」

「うん!その身を現し世に現せ。アルヴルヘイム。」

そこに現れたのは長身の金の短髪で水色と黄色のオッドアイのイケメンである。

「やぁ、僕はアルヴルヘイムだ。君たちは?」

「はじめまして、名乗るものでもありませんが、今からあなたには不敬な事をしてしまいますが、我々も計画のため役立ってください。」

「「「《アルーダ》」」」

「う、ううううぉぅぅ、うぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

脳に強制的に負荷を与えられ、アルヴルヘイムは頭を押さえる。

「かなり、きついな。」

「ゔぅ、ウガァァァァぁぁぁぁ!!!!!!!!!」

「やばい!『狂人化』してしまった!」

「なんなのよ!!これじゃ制御もできないじゃない!!」

「いや、してみせるさ!!!」

そういい、ハルスは彼の前に立ち呪文を唱える。

「アレリナーゼ」

そうすると彼の首に首輪が現れ、そこに紋章が刻まれる。

「何とか成功だ。」

「一時はどうなるかと思ったわよ。」

非人道的な事してるのは分かってるのだが、彼らにはどうしても果たさなければならない事があるらしい。

「大変だ!」

「何だ、スルタ。」

「ダリルに消滅反応があった。」

「「何!?」」

「それは本当かしら?」

「あぁ、本当だ。」

「まぁいいよね。魔姫は呪いをかけ追放したんだ。」

「その通りだ。ですよね?魔王様?」

そう言い、彼らは玉座に座っている見るに堪えない魔王を見つめるのだった。
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