神を従えし者たち

真崎 遥也

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第2章 魔姫の救済

第4話 決断

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次の日、学園へ行くと、何故か義治がエリーに話しかけている。

「なぁエリーちゃん。俺と遊ぼうぜ!」

「和葉と一緒ならいいですよ!」

うん?何かおかしい。俺の知ってるエリーはこんなこと言う奴ではない。

「和葉!今度遊びに行きませんか?」

「べ、別にいいけど。義治は?」

「いや、俺はいい・・・」

?おかしいやつだ。いつもの事だけども。

「最近俺達のことつけすぎじゃないか?何の用だよ。」

「ちっ、見つかってたか。」

なにか事情があるようだ。

「俺は好きだったんだ!なのに、お前に取られた!!」

義治は俺とエリーを同時に睨む。なるほどな、義治もエリーの事が好きだったが俺が先に告白したから取られたってことだな。

「冗談じゃない。取られた取られたって、人をモノ扱いすんな!!」

「っ、それはすまなかった。だがそれでも許せなかったんだ・・・」

だから最近つけまわしてたんだな。

「なら、お前もその気持ちをぶつけてみろ。それじゃ男が廃るって言うもんだ。」

「その通りです。」

「そうだよな。分かった。入学当時からずっと好きでした!俺と付き合ってくれ!!」

「ごめんなs、え?」

エリーが戸惑ってる。ていうか俺も戸惑ってる。

「もしかして俺?」

「そうだ!お前がいいんだ!」

確かに、こいつからの視線はやけに熱が篭っていた。そういう事だったんだな・・・

「でも、すまない。俺にはエリーがいるんだ。」

「やっぱそうだよな・・・」

何故だろう。断ったのがとてもいけないことのような気がする・・・
あいつを見てるとドキドキしてくる。もしかして、俺も、

ダメだ!エリーがいるだろ!

エリーを選ぶか、義治を選ぶか・・・
早く決断しないとな。よし!

「待ってくれ!」

帰ろうとしたあいつを止めた。

「やっぱ俺もお前が好きだ!付き合おう!」

「あ、ありがとう!」

義治は泣きながらとても喜んでいた。

「今から義治の家行ってもいいか?」

「・・・ちょうど今夜親いないんだ///」

「それって・・今夜は寝かさねーよ!」

「うっ、あぁ///」

俺たちは手を繋ぎながらその場を後にした。

「そ、そんなぁー!!!!」

エリーは泣き崩れていたが俺は全く気づかなかった。








「わぁ!!!」

え、今何時だ?まだ3時・・・

「夢かよ・・・」

でも夢でよかった。俺からエリーと別れるなんてそんな事無いはずだ。というかあいつは女好きの傾向があるのだ。

「よし、寝るか。」

そしてまた寝た。





「ふぁ~。眠いな。」

昨日の夢からまだ覚めてない気分だ。

そろそろ有志発表何するか決めないとな。

「まず何系にするんですか?歌か、お笑いか、ダンスか。」

「エリーは歌だったよな?」

「はい!」

「俺も無難に歌にしようかな。」

昔から文化祭ではダンスや歌の披露が多かったらしい。かなり盛り上がるからな。

「ただ、なんの歌にするかだよな。」

「私は最近デビューした明日星 七海ちゃんの『eternità』にします!」

明日星 七海あすぼし ななみ。『eternitàエテルニタ』でメジャーデビューしたシンガーソングライターだ。彼女の作る歌には独特な世界観に引き込む力がある。

「俺は家でゆっくり考えるよ。」

「なぁ、和葉。話があるんだ。」

もしや、夢と同じ?

「お前もしかして、エリーちゃんと付き合ってるのか?」

「・・・あぁ。」

「マジかよ!!あの天使のエリーちゃんが!!!」

「え?」

「まぁ仕方ないよな。エリーちゃん完全にお前のこと好きなようだったし。」

夢のようにはならなくて済んだようだ。

「じゃあな!」
帰って考えるか。





うーん、何にしようかな。

「人は空に飛べない♪」

「カグヤ何歌ってるんだ?」

「妾の好きなグループ『ENDE』の新曲『地を這う者達』なのじゃ!」

ENDEエンデ』って確か超人気音楽バンドだよな?俺はあまり音楽聞かないがこの人達は耳にしたことがある。

「その曲にしようかな。」

他に決まりそうにないしな。




side.反乱軍

「世界を我々の手で征服してやろうぞ!!」

「「「「「「「「ハッ!!」」」」」」」」

1000にも及ぶ魔族たちが軍隊を作って今、人間のいる大陸へ侵攻しようとしている。

「我々が人類より優れている事をここに証明する時が来た!」

この人物は、クーデターを起こした反乱軍のリーダーアルダ。

「待っていろ。人間ども。」

side out.
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