神を従えし者たち

真崎 遥也

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第5章 Φως διάσωσης από την απελπισία είναι ένα ψέμα

第11話 動き出した歯車

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 7時予約投稿してたはずがしてませんでした。
申し訳ありません・・・


────────────────────────────

 ジャンヌは俺と同じクラスだ。なので直接教室へ向かうだけでいい。ちなみに俺が彼女の情報を知らなかったのは全て副学園長に任せていたからだ。

神従機関が完全に敵となった今、学園は独立機関となった。

これから起こりうる戦争のために、皆、日々精進している。本当はこんな事に巻き込みたくなかったが、みんな協力的だ。

「ここですか?」

「あぁ、そうだよ。」

教室に入ると、ほとんどの男子が謎の美少女に声を上げる。

「この娘はジャンヌ・レブリア。今日からこのクラスで共に学ぶ事になった。仲良くしてやってくれ。」

大原先生が説明してくれた。

俺はこの時気づかなかった。エリーがジャンヌを憎しみの目で見つめていたことに。




「ねぇ、ジャンヌちゃんはどんな人がタイプなの?」

ジャンヌは人当たりもよく、容姿がいいので人気のようだ。

「エリーは話しかけないのか?」

「・・・あっ、はい。私はいいです。」

今日なにか様子がおかしい。

ブォーーーン、ブォーーーン

「これは!」

学園内に何が起きた時に鳴る警報だ。

『皆さん落ち着いてください。学園内に神従機関の人達が侵入しました。地下シェルターへ移動してください。』

生徒にはマギカのことは伝えているので、皆落ち着いて行動している。

「エリーがいない!」

誰かがそう言った。

「クソ!」

俺は彼女を探しに行くことにした。

「おーい!エリー!」

「和葉!和葉!!」

見つけた。どうやらトイレに行ってたようだ。

「良かった。」

「和葉、私達だけで逃げませんか?」

「・・・それはできない。生徒達を見殺しにするわけにはいかない。」

「もういいじゃないですか。和葉はもう、頑張りました。甘えてもいいと思うんです。」

「やっぱり無理だ。」

「・・・あ、た、、ーーーと同じなんですね。」

よく聞き取れなかったが、何か言っていた。

「和葉、やっぱり逃げないんですよね?」

「・・・あぁ。」

「分かりました。」

ドゴォン

すぐ後ろで規模は小さいが爆発が起きた。

「エリシア様!お迎えにあがりました!」

「今行く。」

どういうことだ?

「和葉、あなたが悪いんですからね?」

「エリシア様、こいつはどうしますか?」

「おい!お前、エリーがとどういう関係だ!」

「この方は我らマギカを治める王、エリシア・マギ・フォマーソン女王陛下であらされるぞ!」

信じられなかった。俺の好きな、愛してた人が、敵の長だった事が。

「嘘だと言ってくれ。エリー!!!!!」

「さようなら。」

そして、エリーたちは去っていった。

「くそぉ!くそぉ!くそぉー!!!!!」

俺は叫んだ。愛しい人に裏切られ、思いもよらぬ事実を聞き、もう心はズタボロだった。

「君はたしかに強い。だけど、それは表面上の強さであって、心の中まで強い訳では無い。君はどちらかと言うとそちらがすこぶる弱い。」

ダリウスが現れ、そう言う。

「そんなこと俺が1番分かっている!!!だが仕方ないだろ!エリーに裏切られたんだ。愛してる人に、俺は、俺は!!!」

「・・・このままじゃ君が危ない。少し寝てもらうよ。」

ドスッ

そして俺は意識を失った。

俺とエリーの決別によって、止まっていた歯車は今、動き出したのだ。

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