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夜明けの国
神との接触
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光の中に現れたその神様は私とヒサメを手招きした。
私とヒサメは顔を見合わせ、それから魔法陣に近づいた。
神は微笑んで、それから口をゆっくりと開く。
『ようやく来たのか、待ち侘びた愛し子たちよ。』
その神の声は私も、そしてこの部屋にいる全ての者に聞こえたようだ。
ベルへは驚きのあまり、その場に座り込んでしまった。
肯定と否定しか示すことのない神の声を初めて聞いたのだ。
驚くのは当然だろう。
横にいるヒサメは微動だにせず、神を見上げているようだが。
「お初にお目にかかる、闇の神様。愛し子になった覚えはないのですが。」
神様相手にも堂々とした立ち振る舞いで、さすがはヒサメ様だ。
神はそんなヒサメを頭の先から足先まで眺めてニコリと微笑む。
『我が魔法を与えた狼獣人の王族。その中でも、我が気に入った一番最初の獣人王に貴殿は近い。そして闇魔法の人間である貴女は言わずもがな、我が魔法を直接授けた一人。我は気に入った者にしか魔法は授けない。愛し子同然ということだ。』
ゆったりとした話口調なのに、逆らうことが許されないそんな雰囲気を感じる。
表情は柔らかく微笑んでいるのに、友好さを感じない。
「待ち詫びたというのはどういうことでしょうか。」
私が意を決して問いかけると、神は頬杖をついてこちらを見下ろす。
『特殊言語の魔法を持っているのだから、いずれここまで来ると思っていた。我と会話できるようになるまで魔法を強くできたのは貴女で二人目。』
「二人目?」
『1000年前、我が初めて特殊言語の魔法を授けた子供だ。その子は我の言葉を皆に伝え、魔法陣で交渉する術を広めた。生まれながらにして魔法が強かったその子供以来、我と直接話した下界の者は存在しない。特殊言語を持った人間はいたが、神と話すまでは到達できなかったということだ。だから、1000年ぶりになる。我に何を問いにきたのか、聞こう。』
光を反射するその瞳は綺麗で冷たい。
人間味がないことが、ここまで恐ろしいとは。
私は息を吸って、それから。
「堕ちた悪魔の封印について詳しく教えてください。私は、封印によってヒサメ様や光の聖女様が犠牲にならない方法を探したいんです。」
神様の顔を見て、目を逸らさずに言った。
『以前も同じようなことがあった。我が知っていることなら全てを話してやろう。一等気に入った愛し子たちの願いを聞いてやるのも親のつとめだ。』
掴みづらい性格に私とヒサメは戸惑いを隠せない。
言葉の端々に伝わる違和感。それはきっと、神様ゆえだ。
「神々の頂にある魔光石を使って、堕ちた悪魔を山の一か所に封印することを考えています。悪魔を弱らせるために光魔法の聖女が必要なんですよね?」
『聖女が必要、というのはあながち間違いではない。だが、真に必要なのは光の加護だな。堕ちた悪魔が結界を壊さぬように弱らせる。そのために聖女は祈りを捧げ続け、加護を施さなくてはならない。光の加護を封印の場に施すためには、準備が必要だ。』
「加護のための魔法陣、それから教会も必要ということですか。」
『教会、というよりは魔法陣が崩れにくい建物が必要なだけだ。教会は人間の避難場所に指定されるような頑丈な建造物になることが多い。そして、人々の信仰によって安易に壊してはならないと考えられている。それゆえに、魔法陣を描くのに適しているんだ。神々の頂にも、同じように魔法陣を描くための教会を用意しなさい。』
堕ちた悪魔を弱らせるため、光の加護を発動させるためには教会と魔法陣を描く必要がある。
太陽の国に、協力を要請する必要があるな。
『次に、光の加護を強めるため加護の儀式の場にブルームーンドラゴンを同席させること。そのドラゴンが強ければ強いほど好ましい。神々の頂を住処にする、堕ちたドラゴンなら尚良いだろうな。』
「それって、ソラの母親、でしょうか。まだ、生きているのですか?」
『さてな、そこまでは我の知るところではない。生きていると仮定したとき、そのドラゴンがいれば加護を強めることが出来るというだけの話。堕ちた悪魔を封印する可能性を高めるための材料の話だ。その材料を揃えられるか否か、それは貴女たちの行動次第。』
高みの見物を言わんばかりのセリフに少しだけ怒りがこみ上げる。
だが、神からしても下界でのトラブルは静めて欲しいはずだ。
世界の均衡に関わる重大なことのはずなんだから。
「それでは、他に必要なことを教えてください。光の加護に関しては以上ですか?」
『貴女と共にこちらの世界に来た女性を、今回の封印のための聖女にすることが重要だ。』
「ヒカルさんを、ですか。彼女はまだ、聖女の立場にはなってない。まだ、学生の女の子ですよ。」
『こちらに来たのは偶然ではない。分かっているだろう、貴女と共にこちらへと呼ばれたのだ。彼女もこの封印を行うための材料の一つだ。そうでなければ、この世界にはいない。』
私は、ヒバリの願いによってこちらに来た。
それは神も望む、世界の均衡に関わる願い。
そして、ヒカルもその願いの一部に組み込まれている。
だからこそ、聖女が必要だと硝子のドラゴンに聞かされた時、真っ先にヒカルの顔が浮かんでいた。
彼女はまだ、聖女じゃない。
でも、最初から彼女には聖女になるという道しか残されていなかった。
太陽の国の人間も、目の前にいる闇の神も、ヒカルに聖女の役割を与える気しかない。
そして、ヒカル自身も聖女になると決めていた。
「聖女と教会と魔法陣とドラゴン、あとは・・・。」
『光の加護はそれだけ揃えばいいだろう。次に、堕ちた悪魔を神々の頂へと誘導する方法についてだ。一人残らず封印するためにはそれ相応の手段がいる。堕ちた悪魔は、邪魔な貴女を消そうと考えているのだろう。それならば、貴女が囮になり誘導するのが最適だ。』
次の瞬間、大きな衝突音と共に建物が大きく揺れた。
「何の衝撃だ、今のは。」
ヒサメの問いにベルへは首を振る。
「分かりません、正面玄関の方からの音のようです。」
すると、闇の神は扉の方を向いた。
『闇魔法の気配がしている。それも、一つじゃない。』
建物がまた大きく揺れる。
外で何が起こっているのか確かめなければならない。
「リビ殿、オレは先に外へ出る。闇の神様との話はリビ殿に任せた。」
ヒサメはそう言うと扉を開けて廊下へと飛び出した。
「お待ちください、ヒサメ様!!私も向かいます!」
そう言ってベルへも飛び出してしまった。
あの扉、私開けられないんだけどな。
『予期せず二人きりになったが好都合だな。さて、重要な話をしようか。』
闇の神はそう言うと、私の役割についての話をした。
今回の封印において、とても大切な私の役割。
私はその話を聞きながら、しっかりと頷いた。
一通りの話をした闇の神は大きなため息をついた。
『下界の者と話が出来たのは1000年振りだというのに、今度はいつになるやら。神官になる気はないか?それなら、いつでも我と話せるだろう?』
「なれるとしても、大分先のことになりそうですが。」
『我が闇の神であるうちにまた話せるとよいな。何年か、何十年か。貴女が戦い終えたその先で。』
射していた光が徐々に弱まり、そうして神の姿は見えなくなった。
外に響く激しい音は未だ鳴りやまない。
扉の取っ手を引こうとすると隣に白い腕が見えた。
「闇の神様も、姿を消した翼のエルフは見えないんだね。」
「アルさん!ずっと隠れてたんですか?」
「神様を呼び出す寸前から姿を消してた。皆神様と話すのに夢中でボクのこと忘れてたでしょ?」
アルにそう言われ私は苦笑いする。
確かに忘れてました、闇の神様に二人きりと言われた時も疑問に思わなかったほどだ。
「闇の神様はどうしてリビ嬢にしか伝えなかったのかな、あんな重要な話。リビ嬢に判断を委ねようとしたのかな。」
「ヒサメ様が反対すると思ったのかも。」
そんなことを言えば、アルは首を傾げる。
「闇の神様は、ヒサメ国王の性格は知らないはずじゃない?」
「でも、言ってたでしょ。”一番最初の獣人王に貴殿は近い”って。闇の神様には見えている何かがあるのかもしれない。それによって、聞かせる話を選んだ可能性もありますよ。」
私の大切な役割は、封印において必要だ。
でも、ヒサメに反対される可能性がないとはいえない。
だからこそ、伝えるタイミングは慎重に選ばないと。
「今はまず、この部屋を出て外を確認しましょう!」
「そうだね、開けられないと出られないけど!」
私とアルが扉を思いっきり引いた瞬間、思いのほか扉は勢いよく開いた。
私とヒサメは顔を見合わせ、それから魔法陣に近づいた。
神は微笑んで、それから口をゆっくりと開く。
『ようやく来たのか、待ち侘びた愛し子たちよ。』
その神の声は私も、そしてこの部屋にいる全ての者に聞こえたようだ。
ベルへは驚きのあまり、その場に座り込んでしまった。
肯定と否定しか示すことのない神の声を初めて聞いたのだ。
驚くのは当然だろう。
横にいるヒサメは微動だにせず、神を見上げているようだが。
「お初にお目にかかる、闇の神様。愛し子になった覚えはないのですが。」
神様相手にも堂々とした立ち振る舞いで、さすがはヒサメ様だ。
神はそんなヒサメを頭の先から足先まで眺めてニコリと微笑む。
『我が魔法を与えた狼獣人の王族。その中でも、我が気に入った一番最初の獣人王に貴殿は近い。そして闇魔法の人間である貴女は言わずもがな、我が魔法を直接授けた一人。我は気に入った者にしか魔法は授けない。愛し子同然ということだ。』
ゆったりとした話口調なのに、逆らうことが許されないそんな雰囲気を感じる。
表情は柔らかく微笑んでいるのに、友好さを感じない。
「待ち詫びたというのはどういうことでしょうか。」
私が意を決して問いかけると、神は頬杖をついてこちらを見下ろす。
『特殊言語の魔法を持っているのだから、いずれここまで来ると思っていた。我と会話できるようになるまで魔法を強くできたのは貴女で二人目。』
「二人目?」
『1000年前、我が初めて特殊言語の魔法を授けた子供だ。その子は我の言葉を皆に伝え、魔法陣で交渉する術を広めた。生まれながらにして魔法が強かったその子供以来、我と直接話した下界の者は存在しない。特殊言語を持った人間はいたが、神と話すまでは到達できなかったということだ。だから、1000年ぶりになる。我に何を問いにきたのか、聞こう。』
光を反射するその瞳は綺麗で冷たい。
人間味がないことが、ここまで恐ろしいとは。
私は息を吸って、それから。
「堕ちた悪魔の封印について詳しく教えてください。私は、封印によってヒサメ様や光の聖女様が犠牲にならない方法を探したいんです。」
神様の顔を見て、目を逸らさずに言った。
『以前も同じようなことがあった。我が知っていることなら全てを話してやろう。一等気に入った愛し子たちの願いを聞いてやるのも親のつとめだ。』
掴みづらい性格に私とヒサメは戸惑いを隠せない。
言葉の端々に伝わる違和感。それはきっと、神様ゆえだ。
「神々の頂にある魔光石を使って、堕ちた悪魔を山の一か所に封印することを考えています。悪魔を弱らせるために光魔法の聖女が必要なんですよね?」
『聖女が必要、というのはあながち間違いではない。だが、真に必要なのは光の加護だな。堕ちた悪魔が結界を壊さぬように弱らせる。そのために聖女は祈りを捧げ続け、加護を施さなくてはならない。光の加護を封印の場に施すためには、準備が必要だ。』
「加護のための魔法陣、それから教会も必要ということですか。」
『教会、というよりは魔法陣が崩れにくい建物が必要なだけだ。教会は人間の避難場所に指定されるような頑丈な建造物になることが多い。そして、人々の信仰によって安易に壊してはならないと考えられている。それゆえに、魔法陣を描くのに適しているんだ。神々の頂にも、同じように魔法陣を描くための教会を用意しなさい。』
堕ちた悪魔を弱らせるため、光の加護を発動させるためには教会と魔法陣を描く必要がある。
太陽の国に、協力を要請する必要があるな。
『次に、光の加護を強めるため加護の儀式の場にブルームーンドラゴンを同席させること。そのドラゴンが強ければ強いほど好ましい。神々の頂を住処にする、堕ちたドラゴンなら尚良いだろうな。』
「それって、ソラの母親、でしょうか。まだ、生きているのですか?」
『さてな、そこまでは我の知るところではない。生きていると仮定したとき、そのドラゴンがいれば加護を強めることが出来るというだけの話。堕ちた悪魔を封印する可能性を高めるための材料の話だ。その材料を揃えられるか否か、それは貴女たちの行動次第。』
高みの見物を言わんばかりのセリフに少しだけ怒りがこみ上げる。
だが、神からしても下界でのトラブルは静めて欲しいはずだ。
世界の均衡に関わる重大なことのはずなんだから。
「それでは、他に必要なことを教えてください。光の加護に関しては以上ですか?」
『貴女と共にこちらの世界に来た女性を、今回の封印のための聖女にすることが重要だ。』
「ヒカルさんを、ですか。彼女はまだ、聖女の立場にはなってない。まだ、学生の女の子ですよ。」
『こちらに来たのは偶然ではない。分かっているだろう、貴女と共にこちらへと呼ばれたのだ。彼女もこの封印を行うための材料の一つだ。そうでなければ、この世界にはいない。』
私は、ヒバリの願いによってこちらに来た。
それは神も望む、世界の均衡に関わる願い。
そして、ヒカルもその願いの一部に組み込まれている。
だからこそ、聖女が必要だと硝子のドラゴンに聞かされた時、真っ先にヒカルの顔が浮かんでいた。
彼女はまだ、聖女じゃない。
でも、最初から彼女には聖女になるという道しか残されていなかった。
太陽の国の人間も、目の前にいる闇の神も、ヒカルに聖女の役割を与える気しかない。
そして、ヒカル自身も聖女になると決めていた。
「聖女と教会と魔法陣とドラゴン、あとは・・・。」
『光の加護はそれだけ揃えばいいだろう。次に、堕ちた悪魔を神々の頂へと誘導する方法についてだ。一人残らず封印するためにはそれ相応の手段がいる。堕ちた悪魔は、邪魔な貴女を消そうと考えているのだろう。それならば、貴女が囮になり誘導するのが最適だ。』
次の瞬間、大きな衝突音と共に建物が大きく揺れた。
「何の衝撃だ、今のは。」
ヒサメの問いにベルへは首を振る。
「分かりません、正面玄関の方からの音のようです。」
すると、闇の神は扉の方を向いた。
『闇魔法の気配がしている。それも、一つじゃない。』
建物がまた大きく揺れる。
外で何が起こっているのか確かめなければならない。
「リビ殿、オレは先に外へ出る。闇の神様との話はリビ殿に任せた。」
ヒサメはそう言うと扉を開けて廊下へと飛び出した。
「お待ちください、ヒサメ様!!私も向かいます!」
そう言ってベルへも飛び出してしまった。
あの扉、私開けられないんだけどな。
『予期せず二人きりになったが好都合だな。さて、重要な話をしようか。』
闇の神はそう言うと、私の役割についての話をした。
今回の封印において、とても大切な私の役割。
私はその話を聞きながら、しっかりと頷いた。
一通りの話をした闇の神は大きなため息をついた。
『下界の者と話が出来たのは1000年振りだというのに、今度はいつになるやら。神官になる気はないか?それなら、いつでも我と話せるだろう?』
「なれるとしても、大分先のことになりそうですが。」
『我が闇の神であるうちにまた話せるとよいな。何年か、何十年か。貴女が戦い終えたその先で。』
射していた光が徐々に弱まり、そうして神の姿は見えなくなった。
外に響く激しい音は未だ鳴りやまない。
扉の取っ手を引こうとすると隣に白い腕が見えた。
「闇の神様も、姿を消した翼のエルフは見えないんだね。」
「アルさん!ずっと隠れてたんですか?」
「神様を呼び出す寸前から姿を消してた。皆神様と話すのに夢中でボクのこと忘れてたでしょ?」
アルにそう言われ私は苦笑いする。
確かに忘れてました、闇の神様に二人きりと言われた時も疑問に思わなかったほどだ。
「闇の神様はどうしてリビ嬢にしか伝えなかったのかな、あんな重要な話。リビ嬢に判断を委ねようとしたのかな。」
「ヒサメ様が反対すると思ったのかも。」
そんなことを言えば、アルは首を傾げる。
「闇の神様は、ヒサメ国王の性格は知らないはずじゃない?」
「でも、言ってたでしょ。”一番最初の獣人王に貴殿は近い”って。闇の神様には見えている何かがあるのかもしれない。それによって、聞かせる話を選んだ可能性もありますよ。」
私の大切な役割は、封印において必要だ。
でも、ヒサメに反対される可能性がないとはいえない。
だからこそ、伝えるタイミングは慎重に選ばないと。
「今はまず、この部屋を出て外を確認しましょう!」
「そうだね、開けられないと出られないけど!」
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