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夜明けの国
ヒサメの友
空の上で一通りの説明を終えて、地上を見下ろす。
白銀の国の周りにいる魔獣は、要塞を壊そうとしている者もいた。
しかし、強固な結界が張ってある要塞は罅一つついていない。
要塞の鉱石浄化をしておいて良かった。
「そういえば、フブキさんはどうしてここに?」
「シグレに呼ばれたんだ。水晶で連絡が来てな。」
「水晶の信号分かるようになったんです?」
「シグレが、勉強しろって言うから少しな。」
私も勉強しておけば良かったかな。
そう思ったが実際はそんな余裕はなかったな、と切り替えることにした。
なんとか魔獣たちをかいくぐり、私たちは門を叩く。
するとすぐにその門が開いて、ミゾレが出迎えてくれた。
「さぁ、皆さん早く中へ。」
結界の内側へ入るためのペンダントをフブキとソラは受け取って中に入る。
私は元々持っていたので、中へすんなり入ることが出来た。
城へ向かう道中、ミゾレが説明をしてくれる。
「水晶によりヒサメ様から、現状を説明して頂いております。鉱石の準備はビルさんと騎士がしておりますので、そこに案内致します。」
あんなに苦しそうだったのに、先に白銀の国に根回ししてくれていたのか。
ヒサメに感謝しつつ、私たちは城へと急ぐ。
要塞は崩れていないにしても、外から衝突音が響いている。
周りの町の人も不安そうな顔をしているのが見て取れる。
「あの、何かあったんですか?」
ふいに声をかけてきたのは狼獣人の少女だ。
人間である私や、ドラゴンであるソラは町の人たちに顔が知られている。
そして、鉱石浄化に一役買ったことも知ってくれている。
でもだからこそ、私たちが城へ急いでいることで不安を煽ったのかもしれない。
私は足を止めると、その少女の目線に合わせるように屈んだ。
「ここはヒサメ様の結界に守られているので安全です。それに、ヒサメ様の部下である騎士も兵士も強いですから、国民には傷一つ負わせません。」
「お姉さんも守ってくれるんですか?」
その質問に一瞬戸惑ったが、今私が着ているのは騎士の制服だ。
私は胸を張り、手を胸に翳す。
「この制服に誓って、白銀の国を守ります。」
私の言葉に少女は笑顔でありがとう、と言ってくれた。
例え、この制服を着られなくなったとしても、私は白銀の国を守りたい。
そのことだけは、本当だ。
「お待ちしておりました、リビさん、ソラさん。ついでのフブキ。」
シグレは相変わらずフブキに対して素直になれないらしい。
「ああ、久しぶりだなシグレ。」
特に表情を動かさないフブキに対して、シグレは眉間に皺を寄せる。
「今どういう状況か分かってるんだろうな?」
「ああ、さっきリビに聞いた。正直、受け止められないが今はヒサメ様の治療が先だな。」
「当然だ。今、ビルさんに魔光石と魔守石の加工どちらもやってもらっています。どちらが有効か分からない分、どちらも試しましょう。」
研究室に向かいながら私たちはある程度の情報を共有することにした。
「ドクヘビとの接触、しかも負の魔力付与となれば3人目の堕ちた悪魔ということになりますよね。」
「そうですね。堕ちた悪魔の一人が魔法を二つ持っている可能性もまだありますが。」
「いや、その可能性は極めて低いです。言っておきますが、二つの魔法を、しかも性質の異なる魔法を同時に持てる者はかなりの少数。希少です。もしその希少側であれば、封印するのは二人で済んだのですけどね。」
深いため息をつくシグレには疲労の色が見えている。
ヒサメが白銀の国に不在のときは、シグレが騎士を指揮しているはずだ。
今白銀の国は魔獣に囲まれている。
きっとそのことも悩みの種のはずだ。
「今、白銀の国は魔獣によって囲まれていますね。」
「ええ、今白銀の国は国民を守る陣形を取っています。結界が壊されることはないと思いますが、万が一を考えなければなりません。魔獣の負の魔力も鉱石でなんとかできればいいですが、魔獣の量は圧倒的に多いので困難でしょうね。」
私が殺すにしても、あの魔獣の数を殺せば魔力が枯渇するのは目に見えている。
魔力増幅があっても疲れるのは変わらないから、今はヒサメの元に戻ることだけ考えよう。
研究室に入るとビルが鉱石加工をしているのが目に入る。
周りの研究員が感嘆の声をあげていることから、技術的に凄いことが分かる。
確か、魔守石は加工が難しいはずだ。
それを魔光石同様に加工できるビルが凄いのだろう。
ビルが加工している間に、ボタンが魔力増幅の薬草を持ってきてくれた。
「リビさん、ヒサメ様の治療には光魔法も使用するんですよね。それなら、できるだけたくさん持って行ってください。」
「ありがとうございます、ボタンさん。少しでも可能性が上がることは全て、試さないとですね。」
私の言葉にフブキも賛同する。
「俺も、ヒサメ様に治癒魔法をかける手伝いをさせてくれ。俺の魔法は弱いけど、それでも、何もしない理由にはならないから。」
宝石山で、自分の魔法を使うことを躊躇っていたフブキはもういない。
私がもちろん、と頷こうとするとシグレが割って入った。
「そのために呼んだんだ、馬鹿。お前の魔法がどれほど微弱だとしても、リビさんの魔法があれば強化できる。フブキの治癒魔法の質は悪くない。正直、弱さだけを除けば神官にも劣らないはずだ。」
シグレがフブキを褒めるなんてどういう風の吹き回しだ?
私が思ったことをフブキもボタンも思ったようで窓の外を見た。
「嵐でもくるかもしれない。」
「ふざけてる場合か。俺は鑑定士の観点から言ってんだよ。褒めてるわけじゃなくて事実だ。」
そういうことにしておきましょうか、とボタンと私は顔を見合わせた。
すると、ビルの魔法の光が静かになる。
汗を拭うビルは、多少疲れてはいるものの余裕そうだった。
「どちらの加工も終わりました。鉱石が大きいので時間かかっちゃいました。」
魔守石も魔光石もバスケットボールくらいの大きさがある。
普通装備などに使う鉱石は手のひらサイズなので、相当大きい。
「よくこんな大きい鉱石ありましたね。魔守石は治癒の鉱石の実験に使用しているとはいえ、魔光石はどうしたんです?」
「白銀の国は神々の頂を所有しています。狼獣人でも入るのはかなり困難な山ですが、入れる範囲でも鉱石は手に入るのですよ。まぁ、要塞になるほどは取れないので、宝石山を奪おうと前王ザラ様はお考えだったのですが。」
ボタンに言われて、そういえばそうだったと思い出す。
神々の頂にある鉱石は、今回の封印でも使用する予定だ。
私とソラなら、他の人が入ったことのない領域まで入れるはずだ。
何と言っても神々の頂が侵入困難なのは植物の毒のせいでもあるらしいから。
「ビルさんありがとうございます。ビルさんの加工なら、より魔力を吸収しやすいはずです。」
鉱石の吸収の良し悪しは職人の腕の見せ所だ。
ビルさんの加工技術ならアイル先生のお墨付きだし安心だ。
「リビさん、念のため小さい鉱石も加工しておきました。これなら、ネックレスにもできますから。」
ビルはそう言って手のひらに収まるほどの魔光石も渡してくれた。
「本当に助かります!ビルさん、ありがとう。」
門まで見送りに来てくれたシグレとボタンは少しだけ不安そうにしていた。
ヒサメの症状は、今まで見たことも聞いたこともないような未知のものだ。
不安になるのも当然だ。
「リビさん、ヒサメ様をお願いします。同じ騎士として、王の命を守って下さいますか。」
同じ騎士、ボタンにそう言われるなんて思ってもみなかった。
私は騎士として、きっと何もかも足りていない。
それでもボタンは認めてくれているんだ。ヒサメを守る者として。
私はボタンの手を取った。
「ヒサメ様を守ってみせます。」
私とボタンを見ていたシグレはフブキに声をかけた。
「リビさんと一緒にヒサメ様を守れ。昔の約束をお前が果たすときだ。」
シグレの言葉にフブキは目を丸くして、それから懐かしそうに寂しそうに微笑んだ。
「守りに行くつもりだ。俺は騎士にはなれなかったが。」
シグレはそんなことを言うフブキの肩をどついた。
「お前が約束したのは、友であるヒサメ様だろうが。俺たちの友人を守りに行ってくれ。」
シグレの真剣な瞳をフブキは受け止める。
「・・・ああ、友を守る。」
「頼む。リビさんも、入ってますからね。」
振り返ったシグレにそう言われ、私は深く頷いた。
ヒサメ様は私たちにとって王であり、友なのだ。
「キュッキュ!」
「そうでした、ソラさんも任せましたよ。」
ソラが手を挙げるのでシグレもボタンも少しだけ気を抜いて微笑んでくれた。
白銀の国の周りにいる魔獣は、要塞を壊そうとしている者もいた。
しかし、強固な結界が張ってある要塞は罅一つついていない。
要塞の鉱石浄化をしておいて良かった。
「そういえば、フブキさんはどうしてここに?」
「シグレに呼ばれたんだ。水晶で連絡が来てな。」
「水晶の信号分かるようになったんです?」
「シグレが、勉強しろって言うから少しな。」
私も勉強しておけば良かったかな。
そう思ったが実際はそんな余裕はなかったな、と切り替えることにした。
なんとか魔獣たちをかいくぐり、私たちは門を叩く。
するとすぐにその門が開いて、ミゾレが出迎えてくれた。
「さぁ、皆さん早く中へ。」
結界の内側へ入るためのペンダントをフブキとソラは受け取って中に入る。
私は元々持っていたので、中へすんなり入ることが出来た。
城へ向かう道中、ミゾレが説明をしてくれる。
「水晶によりヒサメ様から、現状を説明して頂いております。鉱石の準備はビルさんと騎士がしておりますので、そこに案内致します。」
あんなに苦しそうだったのに、先に白銀の国に根回ししてくれていたのか。
ヒサメに感謝しつつ、私たちは城へと急ぐ。
要塞は崩れていないにしても、外から衝突音が響いている。
周りの町の人も不安そうな顔をしているのが見て取れる。
「あの、何かあったんですか?」
ふいに声をかけてきたのは狼獣人の少女だ。
人間である私や、ドラゴンであるソラは町の人たちに顔が知られている。
そして、鉱石浄化に一役買ったことも知ってくれている。
でもだからこそ、私たちが城へ急いでいることで不安を煽ったのかもしれない。
私は足を止めると、その少女の目線に合わせるように屈んだ。
「ここはヒサメ様の結界に守られているので安全です。それに、ヒサメ様の部下である騎士も兵士も強いですから、国民には傷一つ負わせません。」
「お姉さんも守ってくれるんですか?」
その質問に一瞬戸惑ったが、今私が着ているのは騎士の制服だ。
私は胸を張り、手を胸に翳す。
「この制服に誓って、白銀の国を守ります。」
私の言葉に少女は笑顔でありがとう、と言ってくれた。
例え、この制服を着られなくなったとしても、私は白銀の国を守りたい。
そのことだけは、本当だ。
「お待ちしておりました、リビさん、ソラさん。ついでのフブキ。」
シグレは相変わらずフブキに対して素直になれないらしい。
「ああ、久しぶりだなシグレ。」
特に表情を動かさないフブキに対して、シグレは眉間に皺を寄せる。
「今どういう状況か分かってるんだろうな?」
「ああ、さっきリビに聞いた。正直、受け止められないが今はヒサメ様の治療が先だな。」
「当然だ。今、ビルさんに魔光石と魔守石の加工どちらもやってもらっています。どちらが有効か分からない分、どちらも試しましょう。」
研究室に向かいながら私たちはある程度の情報を共有することにした。
「ドクヘビとの接触、しかも負の魔力付与となれば3人目の堕ちた悪魔ということになりますよね。」
「そうですね。堕ちた悪魔の一人が魔法を二つ持っている可能性もまだありますが。」
「いや、その可能性は極めて低いです。言っておきますが、二つの魔法を、しかも性質の異なる魔法を同時に持てる者はかなりの少数。希少です。もしその希少側であれば、封印するのは二人で済んだのですけどね。」
深いため息をつくシグレには疲労の色が見えている。
ヒサメが白銀の国に不在のときは、シグレが騎士を指揮しているはずだ。
今白銀の国は魔獣に囲まれている。
きっとそのことも悩みの種のはずだ。
「今、白銀の国は魔獣によって囲まれていますね。」
「ええ、今白銀の国は国民を守る陣形を取っています。結界が壊されることはないと思いますが、万が一を考えなければなりません。魔獣の負の魔力も鉱石でなんとかできればいいですが、魔獣の量は圧倒的に多いので困難でしょうね。」
私が殺すにしても、あの魔獣の数を殺せば魔力が枯渇するのは目に見えている。
魔力増幅があっても疲れるのは変わらないから、今はヒサメの元に戻ることだけ考えよう。
研究室に入るとビルが鉱石加工をしているのが目に入る。
周りの研究員が感嘆の声をあげていることから、技術的に凄いことが分かる。
確か、魔守石は加工が難しいはずだ。
それを魔光石同様に加工できるビルが凄いのだろう。
ビルが加工している間に、ボタンが魔力増幅の薬草を持ってきてくれた。
「リビさん、ヒサメ様の治療には光魔法も使用するんですよね。それなら、できるだけたくさん持って行ってください。」
「ありがとうございます、ボタンさん。少しでも可能性が上がることは全て、試さないとですね。」
私の言葉にフブキも賛同する。
「俺も、ヒサメ様に治癒魔法をかける手伝いをさせてくれ。俺の魔法は弱いけど、それでも、何もしない理由にはならないから。」
宝石山で、自分の魔法を使うことを躊躇っていたフブキはもういない。
私がもちろん、と頷こうとするとシグレが割って入った。
「そのために呼んだんだ、馬鹿。お前の魔法がどれほど微弱だとしても、リビさんの魔法があれば強化できる。フブキの治癒魔法の質は悪くない。正直、弱さだけを除けば神官にも劣らないはずだ。」
シグレがフブキを褒めるなんてどういう風の吹き回しだ?
私が思ったことをフブキもボタンも思ったようで窓の外を見た。
「嵐でもくるかもしれない。」
「ふざけてる場合か。俺は鑑定士の観点から言ってんだよ。褒めてるわけじゃなくて事実だ。」
そういうことにしておきましょうか、とボタンと私は顔を見合わせた。
すると、ビルの魔法の光が静かになる。
汗を拭うビルは、多少疲れてはいるものの余裕そうだった。
「どちらの加工も終わりました。鉱石が大きいので時間かかっちゃいました。」
魔守石も魔光石もバスケットボールくらいの大きさがある。
普通装備などに使う鉱石は手のひらサイズなので、相当大きい。
「よくこんな大きい鉱石ありましたね。魔守石は治癒の鉱石の実験に使用しているとはいえ、魔光石はどうしたんです?」
「白銀の国は神々の頂を所有しています。狼獣人でも入るのはかなり困難な山ですが、入れる範囲でも鉱石は手に入るのですよ。まぁ、要塞になるほどは取れないので、宝石山を奪おうと前王ザラ様はお考えだったのですが。」
ボタンに言われて、そういえばそうだったと思い出す。
神々の頂にある鉱石は、今回の封印でも使用する予定だ。
私とソラなら、他の人が入ったことのない領域まで入れるはずだ。
何と言っても神々の頂が侵入困難なのは植物の毒のせいでもあるらしいから。
「ビルさんありがとうございます。ビルさんの加工なら、より魔力を吸収しやすいはずです。」
鉱石の吸収の良し悪しは職人の腕の見せ所だ。
ビルさんの加工技術ならアイル先生のお墨付きだし安心だ。
「リビさん、念のため小さい鉱石も加工しておきました。これなら、ネックレスにもできますから。」
ビルはそう言って手のひらに収まるほどの魔光石も渡してくれた。
「本当に助かります!ビルさん、ありがとう。」
門まで見送りに来てくれたシグレとボタンは少しだけ不安そうにしていた。
ヒサメの症状は、今まで見たことも聞いたこともないような未知のものだ。
不安になるのも当然だ。
「リビさん、ヒサメ様をお願いします。同じ騎士として、王の命を守って下さいますか。」
同じ騎士、ボタンにそう言われるなんて思ってもみなかった。
私は騎士として、きっと何もかも足りていない。
それでもボタンは認めてくれているんだ。ヒサメを守る者として。
私はボタンの手を取った。
「ヒサメ様を守ってみせます。」
私とボタンを見ていたシグレはフブキに声をかけた。
「リビさんと一緒にヒサメ様を守れ。昔の約束をお前が果たすときだ。」
シグレの言葉にフブキは目を丸くして、それから懐かしそうに寂しそうに微笑んだ。
「守りに行くつもりだ。俺は騎士にはなれなかったが。」
シグレはそんなことを言うフブキの肩をどついた。
「お前が約束したのは、友であるヒサメ様だろうが。俺たちの友人を守りに行ってくれ。」
シグレの真剣な瞳をフブキは受け止める。
「・・・ああ、友を守る。」
「頼む。リビさんも、入ってますからね。」
振り返ったシグレにそう言われ、私は深く頷いた。
ヒサメ様は私たちにとって王であり、友なのだ。
「キュッキュ!」
「そうでした、ソラさんも任せましたよ。」
ソラが手を挙げるのでシグレもボタンも少しだけ気を抜いて微笑んでくれた。
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