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神々の頂
上界の禁忌 ※子供に関する残酷な描写を含む。
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ソラと長のドラゴンが何かを話しているのが見える。
親子として話せる大切な時間を邪魔するわけにはいかない。
私とドウシュは少し離れたところで石の上に腰を下ろした。
「堕ちた悪魔、それは人殺しの転移者だということは知っているか?」
ドウシュの問いかけに私はゆっくりと頷いた。
ヒバリたちの話では、ドウシュは悪い人ではないと言っていた。
ヴィントも彼を慕っていたし、今目の前にいる彼が人殺しだと言われてもピンとこない。
「悪魔に転移するのに必要なのは明確な殺意だ。上界にいた悪魔たちは全員、必ず殺す意志を持って誰かを手にかけている。それだけは確かだ。だが、転移するとその記憶は消されてしまい、残るのはその者の本質だ。ずる賢い奴、快楽を求める奴、欲深い奴などさまざまだが、環境要因で変化しない限り、元来より殺し好きな奴はそういない。だから、気付かない。悪魔同士は殺し合うことが出来ることを。」
ドウシュの言葉に息を飲む。
「悪魔は、悪魔を殺せるということですか?」
「ああ、下界の者同士が殺し合うことができるように、上界の者同士も殺し合うことが出来る。ただ、殺すという行動の発想に至らない。それはおそらく神の誓約ってやつなんだろう。だが、バランスを保つために設けられたその神の誓約は、現世の記憶を持つ者には無効になる。だからこそ、僕は悪魔をこの手で殺すことが出来た。」
ドウシュは手を握りしめ、その拳を見つめる。
「悪魔を殺すという行為自体が、神の誓約違反に値する。それだけならまだしも僕のその行動によって、奴らにも殺しができるということを気づかせてしまった。その気づいた悪魔たちが、僕と一緒に堕ちた悪魔ということだ。」
ドクヘビはドウシュの殺害を目の当たりにしたことにより、殺しという行為ができることに気づいた。
そうしてドクヘビも同じように悪魔を殺し、下界へと堕ちた。
「ドウシュさんは、どうして、悪魔を殺したんです。」
それが一番の疑問だった。
彼は人間だった時も誰かを明確な殺意を持って殺している。
そして悪魔に転移した後もまた、殺すという行動をとっている。
一体何が彼をそうさせるのだろう。
ドウシュは生気のない瞳で私を見た。
「人間だった時、僕は妹と二人で暮らしていた。両親は幼い時に死んだらしく、顔すら覚えていない。はじめのうちは身寄りのない子供が集まる教会で暮らしていたが、子供が増えすぎて生活が困難になり、妹と二人で教会を追い出された。子供ができる仕事は限られるが、それでも僕は妹と生きるために何でもやった。靴磨き、食器洗い、掃除、配達・・・言えないことも色々。せめて妹は学校に行かせてやりたくて、必死に働いた。ようやく妹が学校に通えるようになって、妹はとても喜んでいて、その日の朝も元気に学校に見送った。そうして、仕事から帰る途中に通るゴミ捨て場に妹を見つけた。」
ドウシュの言葉は淡々と静かに紡がれる。
「警察によれば、複数に乱暴された末に絞殺されたって話だ。のちに挙がった容疑者は3名。素行不良や良くない噂のある奴らだったが証拠不十分により釈放された。目撃者もいたのに、指紋だって採取されていたのに、それでも駄目だったのは政治家の息子だったから、なんてどうでもいいが。僕は一人ずつ拉致して殺した。殺害方法は、別に聞きたくないよな?」
私はぎこちなく頷いた。
「奴らを殺して、そうして町を離れようとしたが列車事故に巻き込まれて僕も死んだ。死のうとは思ってたから好都合ではあったけど、とことん不運だと死ぬ直前に思った。だが、不運は終わっていなかった。次に意識を持ったとき、そこは上界という場所だった。」
悪魔と天使が存在する上界。
魔力を糧とする彼らの存在は、神にも似た何かだと言われている。
「悪魔は常に飢餓に苦しんでいる。僕も例外ではなく飢えに苦しみながらただ時が過ぎていた。そんな悪魔の中にも魔法陣を繋いで人間から直接魔力を貰う悪魔もいた。あの手この手で唆し、騙し、狂わせて搾取する。そんなずる賢く汚い悪魔の中に、僕の妹を殺した3人を見つけた。皮肉だよな、妹を殺した死ぬほど憎い奴らと、その外道3人を殺した僕は同じ悪魔になった。つまり、この世界は奴らと僕を同じだと判断したんだ。気が狂いそうになった。だが、もう関わりたくないとも思った。そんな僕に、奴らは話しかけてきた。”人間に非道な行動をさせればさせるほど、負の魔力が高まるんだ。お前も飢えてるなら、女子供を人間に殺させてみないか”とな。奴らは、僕のことを覚えていない。むしろ、記憶のある僕の方が異質だとその時に気づいた。そうして、僕は二度、奴らを殺す羽目になった。」
あまりに重い話だが、ドウシュがどういう人物か納得できた。
ハルたちが言っていたことも、ヴィントから聞いた話も彼の人物像に一致する。
彼は、妹を守りたかった兄、ただそれだけなのだ。
「ドクヘビの奴らはそれを見ていて、他の悪魔を殺したんですね。」
「そうだ。怒りのあまり周りが見えていなかったから、他の悪魔の存在に気づいていなかった。あいつらは3人が死ぬのを見て、本当にやりたかったことを見つけたような顔で、他の悪魔を楽しそうに殺し始めた。上界のバランスを崩す僕たちはその瞬間、翼が焼かれて下界へと堕とされた。」
天使だったハルも、翼を焼かれて堕ちたと言っていた。
悪魔も同様に、翼を落とされるわけか。
「きみたちが堕ちた悪魔を封印するというのなら、僕は奴らについて知っていることを話しておく。僕と堕ちた悪魔は4人。奴ら全員をまとめて封印しなくてはいけないだろうな。」
ドウシュは地面に文字を書き始めた。
「あの、ヒバリさんたちには悪魔のことを話していませんよね?それに、過去のことも。どうして、今は話してくれたんです?」
私の問いかけにドウシュは手を止める。
「巻き込みたくなかったし、奴らのことは僕の責任だとずっと思っていた。それに堕ちたといえど悪魔の身体能力は並外れている。戦闘向きではないヒバリさんたちは奴らと対峙してもどうすることもできない。だから、できるだけ遠ざけたくて情報を与えなかった。とはいっても、僕が知っていることはあまり無かったというのも理由の一つだ。」
ドウシュが地面に書いた文字を指で差す。
「僕が知っているのは、奴らの容姿と名前だ。魔法の内容も今分かってるのはおそらく、きみと同じだ。」
つまり、3つの魔法ということになる。
「一人目、ルージ。線が細く、顔つきは優しい黒髪の男だ。こいつが恐らく、人を操る魔法を使用している。この魔法のせいで色んな国で魔法を解いて回った。だが全員を救えたわけではなく、毒を飲んで死んだ人間も、操られた人間に殺された人も大勢いるはずだ。」
黄金の国に現れた商人二人。
そのうちの一人が、ルージだったということだ。
「二人目、エナ。長髪で物静かな、切れ長の目の男だ。記憶を覗き幻覚を見せることが出来るのはこいつだと思う。」
人魚族のミーカが悪魔の儀式の時に見させられた死んだ夫の幻覚。
これは、エナの魔法か。
「三人目、シュマ。金髪で派手な顔の女だ。負の魔力を付与する、現在の魔獣の暴走もこいつだろう。」
「はい、この人には会いました。シュマのせいで、本当に大変でしたよ。」
「先ほど、負の魔力を取り除けると言っていたよな。だから、シュマに会ったのだろうと察してはいた。」
ドウシュはそう言うと、次の名前を差した。
「四人目、アヴィシャ。白髪を横で束ねている、顔は端麗だ。だが、こいつだけ性別も、魔法も不明だ。対峙したとき、注意が必要だな。」
2つ以上の魔法を持っていることは稀という話だ。
だから、警戒すべきなのはアヴィシャの魔法ということになる。
「悪魔は、転移したときの年齢と見た目の年齢があまり変わらない。それは、堕ちた時もそうだ。上界の悪魔は、若い転移者によって構成されている。つまり、堕ちた悪魔は年齢に関係なく若い見た目をしていることになる。下界の人間が油断するのは、そういうところもあるのかもしれない。」
「そう言われてみると、下界の転移者も若いような気がします。転移の条件に何か関係あるのでしょうか。」
そんな疑問にドウシュは首を横に振った。
「転移に関することも、この世界に関することもそんなに詳しくはない。僕は悪魔だった時期も短く、すぐに堕ちてしまったからな。もっと、長い間上界にいる悪魔だったなら何か知っていたかもしれないが。」
そう呟いたドウシュの言葉に、私はある考えを閃いた。
「ドウシュさん、悪魔の儀式できますか?」
親子として話せる大切な時間を邪魔するわけにはいかない。
私とドウシュは少し離れたところで石の上に腰を下ろした。
「堕ちた悪魔、それは人殺しの転移者だということは知っているか?」
ドウシュの問いかけに私はゆっくりと頷いた。
ヒバリたちの話では、ドウシュは悪い人ではないと言っていた。
ヴィントも彼を慕っていたし、今目の前にいる彼が人殺しだと言われてもピンとこない。
「悪魔に転移するのに必要なのは明確な殺意だ。上界にいた悪魔たちは全員、必ず殺す意志を持って誰かを手にかけている。それだけは確かだ。だが、転移するとその記憶は消されてしまい、残るのはその者の本質だ。ずる賢い奴、快楽を求める奴、欲深い奴などさまざまだが、環境要因で変化しない限り、元来より殺し好きな奴はそういない。だから、気付かない。悪魔同士は殺し合うことが出来ることを。」
ドウシュの言葉に息を飲む。
「悪魔は、悪魔を殺せるということですか?」
「ああ、下界の者同士が殺し合うことができるように、上界の者同士も殺し合うことが出来る。ただ、殺すという行動の発想に至らない。それはおそらく神の誓約ってやつなんだろう。だが、バランスを保つために設けられたその神の誓約は、現世の記憶を持つ者には無効になる。だからこそ、僕は悪魔をこの手で殺すことが出来た。」
ドウシュは手を握りしめ、その拳を見つめる。
「悪魔を殺すという行為自体が、神の誓約違反に値する。それだけならまだしも僕のその行動によって、奴らにも殺しができるということを気づかせてしまった。その気づいた悪魔たちが、僕と一緒に堕ちた悪魔ということだ。」
ドクヘビはドウシュの殺害を目の当たりにしたことにより、殺しという行為ができることに気づいた。
そうしてドクヘビも同じように悪魔を殺し、下界へと堕ちた。
「ドウシュさんは、どうして、悪魔を殺したんです。」
それが一番の疑問だった。
彼は人間だった時も誰かを明確な殺意を持って殺している。
そして悪魔に転移した後もまた、殺すという行動をとっている。
一体何が彼をそうさせるのだろう。
ドウシュは生気のない瞳で私を見た。
「人間だった時、僕は妹と二人で暮らしていた。両親は幼い時に死んだらしく、顔すら覚えていない。はじめのうちは身寄りのない子供が集まる教会で暮らしていたが、子供が増えすぎて生活が困難になり、妹と二人で教会を追い出された。子供ができる仕事は限られるが、それでも僕は妹と生きるために何でもやった。靴磨き、食器洗い、掃除、配達・・・言えないことも色々。せめて妹は学校に行かせてやりたくて、必死に働いた。ようやく妹が学校に通えるようになって、妹はとても喜んでいて、その日の朝も元気に学校に見送った。そうして、仕事から帰る途中に通るゴミ捨て場に妹を見つけた。」
ドウシュの言葉は淡々と静かに紡がれる。
「警察によれば、複数に乱暴された末に絞殺されたって話だ。のちに挙がった容疑者は3名。素行不良や良くない噂のある奴らだったが証拠不十分により釈放された。目撃者もいたのに、指紋だって採取されていたのに、それでも駄目だったのは政治家の息子だったから、なんてどうでもいいが。僕は一人ずつ拉致して殺した。殺害方法は、別に聞きたくないよな?」
私はぎこちなく頷いた。
「奴らを殺して、そうして町を離れようとしたが列車事故に巻き込まれて僕も死んだ。死のうとは思ってたから好都合ではあったけど、とことん不運だと死ぬ直前に思った。だが、不運は終わっていなかった。次に意識を持ったとき、そこは上界という場所だった。」
悪魔と天使が存在する上界。
魔力を糧とする彼らの存在は、神にも似た何かだと言われている。
「悪魔は常に飢餓に苦しんでいる。僕も例外ではなく飢えに苦しみながらただ時が過ぎていた。そんな悪魔の中にも魔法陣を繋いで人間から直接魔力を貰う悪魔もいた。あの手この手で唆し、騙し、狂わせて搾取する。そんなずる賢く汚い悪魔の中に、僕の妹を殺した3人を見つけた。皮肉だよな、妹を殺した死ぬほど憎い奴らと、その外道3人を殺した僕は同じ悪魔になった。つまり、この世界は奴らと僕を同じだと判断したんだ。気が狂いそうになった。だが、もう関わりたくないとも思った。そんな僕に、奴らは話しかけてきた。”人間に非道な行動をさせればさせるほど、負の魔力が高まるんだ。お前も飢えてるなら、女子供を人間に殺させてみないか”とな。奴らは、僕のことを覚えていない。むしろ、記憶のある僕の方が異質だとその時に気づいた。そうして、僕は二度、奴らを殺す羽目になった。」
あまりに重い話だが、ドウシュがどういう人物か納得できた。
ハルたちが言っていたことも、ヴィントから聞いた話も彼の人物像に一致する。
彼は、妹を守りたかった兄、ただそれだけなのだ。
「ドクヘビの奴らはそれを見ていて、他の悪魔を殺したんですね。」
「そうだ。怒りのあまり周りが見えていなかったから、他の悪魔の存在に気づいていなかった。あいつらは3人が死ぬのを見て、本当にやりたかったことを見つけたような顔で、他の悪魔を楽しそうに殺し始めた。上界のバランスを崩す僕たちはその瞬間、翼が焼かれて下界へと堕とされた。」
天使だったハルも、翼を焼かれて堕ちたと言っていた。
悪魔も同様に、翼を落とされるわけか。
「きみたちが堕ちた悪魔を封印するというのなら、僕は奴らについて知っていることを話しておく。僕と堕ちた悪魔は4人。奴ら全員をまとめて封印しなくてはいけないだろうな。」
ドウシュは地面に文字を書き始めた。
「あの、ヒバリさんたちには悪魔のことを話していませんよね?それに、過去のことも。どうして、今は話してくれたんです?」
私の問いかけにドウシュは手を止める。
「巻き込みたくなかったし、奴らのことは僕の責任だとずっと思っていた。それに堕ちたといえど悪魔の身体能力は並外れている。戦闘向きではないヒバリさんたちは奴らと対峙してもどうすることもできない。だから、できるだけ遠ざけたくて情報を与えなかった。とはいっても、僕が知っていることはあまり無かったというのも理由の一つだ。」
ドウシュが地面に書いた文字を指で差す。
「僕が知っているのは、奴らの容姿と名前だ。魔法の内容も今分かってるのはおそらく、きみと同じだ。」
つまり、3つの魔法ということになる。
「一人目、ルージ。線が細く、顔つきは優しい黒髪の男だ。こいつが恐らく、人を操る魔法を使用している。この魔法のせいで色んな国で魔法を解いて回った。だが全員を救えたわけではなく、毒を飲んで死んだ人間も、操られた人間に殺された人も大勢いるはずだ。」
黄金の国に現れた商人二人。
そのうちの一人が、ルージだったということだ。
「二人目、エナ。長髪で物静かな、切れ長の目の男だ。記憶を覗き幻覚を見せることが出来るのはこいつだと思う。」
人魚族のミーカが悪魔の儀式の時に見させられた死んだ夫の幻覚。
これは、エナの魔法か。
「三人目、シュマ。金髪で派手な顔の女だ。負の魔力を付与する、現在の魔獣の暴走もこいつだろう。」
「はい、この人には会いました。シュマのせいで、本当に大変でしたよ。」
「先ほど、負の魔力を取り除けると言っていたよな。だから、シュマに会ったのだろうと察してはいた。」
ドウシュはそう言うと、次の名前を差した。
「四人目、アヴィシャ。白髪を横で束ねている、顔は端麗だ。だが、こいつだけ性別も、魔法も不明だ。対峙したとき、注意が必要だな。」
2つ以上の魔法を持っていることは稀という話だ。
だから、警戒すべきなのはアヴィシャの魔法ということになる。
「悪魔は、転移したときの年齢と見た目の年齢があまり変わらない。それは、堕ちた時もそうだ。上界の悪魔は、若い転移者によって構成されている。つまり、堕ちた悪魔は年齢に関係なく若い見た目をしていることになる。下界の人間が油断するのは、そういうところもあるのかもしれない。」
「そう言われてみると、下界の転移者も若いような気がします。転移の条件に何か関係あるのでしょうか。」
そんな疑問にドウシュは首を横に振った。
「転移に関することも、この世界に関することもそんなに詳しくはない。僕は悪魔だった時期も短く、すぐに堕ちてしまったからな。もっと、長い間上界にいる悪魔だったなら何か知っていたかもしれないが。」
そう呟いたドウシュの言葉に、私はある考えを閃いた。
「ドウシュさん、悪魔の儀式できますか?」
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