夜更かしな天使さま

雨宮大智

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働き者

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 次の夜のことです。シンクはベッドに入るとまた祈りを捧げました。

 「夜更かしな天使さま……」
 「どうしたの、シンク」天使さまの声が聞こえてきました。
 「ぼくのお父さんはとてもよく働く靴職人です。でも、どうして人は働かなくてはならないのでしょうか」
 「それは『愛』のためです。あなたやお母さんを養う務めがお父さんにはあるのです。でも、それはお金のためではありません。愛を充分に与えるためなのです」
 「『愛を与える』ってどういう事ですか」
 「仕事を通じて、あなた方へ愛を注ぐのよ。そのための仕事なの」
 「ありがとう、天使さま」
 「ありがとう、シンク。お休みなさい。良い眠りを」
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