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第二章
軍法会議3
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「全ての根源たる《主》の御名において偽りなき陳述を誓う」
軍法会議にかかわる者が一名ずつ宣誓文を読み上げ、胸の前で指をクロスさせ、十字の祈りを捧げていく。最後にノインが同じ台詞をくり返し、細い指で十字架を形づくった。
「それでは軍法会議を開廷する。ゼーマン主任、彼女の罪状を述べたまえ」
カフカの命令に頷き、ゼーマンが立ち上がった。検事役の彼は、傍聴席の後ろまで届く声を腹の底から響かせた。
「罪状は一点のみ、被告人ノイン・ニミッツが反体制分子の子女だからだ。法的な根拠は三年前の法改正。これまでノインは収容所の稼ぎ頭であるアドルフ班の所属ゆえ、その罪を逃れていた。しかし王統府の指導により収容政策が大幅に変更され、信仰の敬虔さ、国家への貢献など、条件を満たせば亜人族は解放の機会を得ることになった。そしてこれまで抜群の働きを示してきたアドルフが解放の候補となったいま、新たな法を適用するのが筋である。よってアドルフが国家に尽くせる人間か否かを測るべく、彼にノインを処刑を委ねたい。くり返すが、これは王統府の指導が下敷きにあってのこと。議論の余地はないものと考えている」
簡素にまとまった罪状を諳んじて、ゼーマンがこちらを見た。その視線には、普段の彼らしい粗暴さは含まれていなかったが、そのなかでもアドルフはひとつだけ確実な情報を得た。
ゼーマンに収容政策の変更を託したのは王統府であること。つまりゼーマンの指導の背景には、最高指導者である《魔王》の意思が介在していると見て間違いない。
「ゼーマン検事、罪状は以上か?」
軍法会議は亜人族にたいする配慮から通常どおりゲルト語でおこなわれるが、所長のカフカはとりわけぶっきらぼうな調子で言った。
問い質されたゼーマンは、演台に分厚い手を置いて答えた。
「他につけくわえることはない」
その様子を見つめていたアドルフは裁判官席に目を移した。そこではミシュカ副所長が時計じかけのような頷きをくり返し、ゼーマンに同調することを滑らかに語りだした。
「三年前の法改正、そこで示された反体制分子の親族の極刑。ノインが間違いなくその反体制分子の血を継いだ者であるならもっとも厳しい罰を受けるのは当然。死刑は妥当ではないか?」
最後は疑問形で終わったが、その問いは他の裁判官にむけたものだろう。現にミシュカは体をカフカのほうへむけながら、落ち着いた声で念を押すのだった。
「裁判長のお考えは?」
その呼びかけを聞き、アドルフは集中力を高めた。裁判長、すなわちカフカの返答が軍法会議の行方を左右する。それは事前の予測どおりになるだろう。
傍聴席を一瞥すれば、そこに居並ぶ収容所職員、囚人である亜人族たちも視線をカフカにむけている。そんな大勢の注目を集めながら、権力者としてのふるまいに慣れたカフカは貴族的な所作で小首を傾げ、淀みない声を放った。
「少し踏み込んだことを言わせて貰う。ノインの処刑はアドルフ解放の条件であり、アドルフの解放は収容政策の変更がもたらすもの、それがゼーマンの陳述だった。私も同じ認識を共有しているが、結論はいささか異なる」
結論。カフカが迷いなくそう言いきったことにアドルフは違和感を覚えた。まるで軍法会議を経ずとも判決はすでにきまっているかのような発言に聞こえたからだ。
現にカフカは、そこから人々の思い描いた法廷の流れを淡々と裏切りはじめる。
「亜人族の収容がはじまり、今年で一〇年近い歳月が経った。この政策は連邦社会を安定させ、多大なる利益を出してきた。にもかかわらず囚人の解放が議論にのぼるようになったということは、裏を返せば、収容政策の基盤たる連邦社会に不安の影が差してきたことを意味している。その影の正体についてここでは言及できないが、ひとりの囚人の解放、ひとりの囚人の処刑といった小さい問題ではないのだ。私は大局的な視点に立ち、揺らぎの芽生えた社会から不安を取り除きたく思う。アドルフ、君がその導き手のひとりになるようなら私は手を貸そう。解放の条件も、私のほうで再検討させて貰う」
カフカはそこで一旦発言を区切ったが、アドルフの違和感はさらに高まった。判決めいたことを述べようとしている印象は強まり、議論の余地を奪い去る口ぶりだったからだ。
その違和感を問い質すように、隣の席に座るミシュカが慌てた声で言った。
「お待ちください、裁判長。解放の条件はノインの処刑。それを再検討などと、いったいどういうおつもりですか?」
おそらく咄嗟のことでミシュカはセルヴァ語で反応してしまったようだが、少年期に学んだ甲斐あってアドルフはその発言の意味を理解できた。
しかしカフカは、部下の反応は想定内とばかりに微笑み、右手を顔の前で軽く振った。
「ノインを許すとは言ってない。だが、殺すつもりもない。他に適切な条件があるからだ。ゼーマンの示した解放の条件以外にも、忠誠を誓う方法は他にある。それをアドルフが認めさえすれば、解放の条件は十分に満たせる」
そこまで言うとカフカは、壇上から教会全体を見渡し、声高らかに言った。
「アドルフの返答次第ではこの裁判を続ける意味はない。彼の意志が私の要求を満たすとわかった時点で即時閉廷だ」
これを聞き、アドルフの助手に就いたフリーデが慌てて顔を寄せてくる。
「どういうことなんだ、これは?」
とはいえ強い調子で耳打ちされたアドルフとしても、軍法会議が即時閉廷する展開など予想すらしていないことだった。
彼ばかりでない。壇上では驚愕で腰を浮かせたミシュカが呻き声を放っていた。
「アドルフの解放を認めつつ、ノインの処刑を取りやめですと? それではあまりにも……」
よく見れば、ミシュカの表情はみるみる青ざめていく。相当なショックを受けているのは間違いない。
だがカフカは部下の抗弁など華麗に無視し、感情を欠いた目線を弁護人席にいるアドルフへとむけるのだった。
軍法会議にかかわる者が一名ずつ宣誓文を読み上げ、胸の前で指をクロスさせ、十字の祈りを捧げていく。最後にノインが同じ台詞をくり返し、細い指で十字架を形づくった。
「それでは軍法会議を開廷する。ゼーマン主任、彼女の罪状を述べたまえ」
カフカの命令に頷き、ゼーマンが立ち上がった。検事役の彼は、傍聴席の後ろまで届く声を腹の底から響かせた。
「罪状は一点のみ、被告人ノイン・ニミッツが反体制分子の子女だからだ。法的な根拠は三年前の法改正。これまでノインは収容所の稼ぎ頭であるアドルフ班の所属ゆえ、その罪を逃れていた。しかし王統府の指導により収容政策が大幅に変更され、信仰の敬虔さ、国家への貢献など、条件を満たせば亜人族は解放の機会を得ることになった。そしてこれまで抜群の働きを示してきたアドルフが解放の候補となったいま、新たな法を適用するのが筋である。よってアドルフが国家に尽くせる人間か否かを測るべく、彼にノインを処刑を委ねたい。くり返すが、これは王統府の指導が下敷きにあってのこと。議論の余地はないものと考えている」
簡素にまとまった罪状を諳んじて、ゼーマンがこちらを見た。その視線には、普段の彼らしい粗暴さは含まれていなかったが、そのなかでもアドルフはひとつだけ確実な情報を得た。
ゼーマンに収容政策の変更を託したのは王統府であること。つまりゼーマンの指導の背景には、最高指導者である《魔王》の意思が介在していると見て間違いない。
「ゼーマン検事、罪状は以上か?」
軍法会議は亜人族にたいする配慮から通常どおりゲルト語でおこなわれるが、所長のカフカはとりわけぶっきらぼうな調子で言った。
問い質されたゼーマンは、演台に分厚い手を置いて答えた。
「他につけくわえることはない」
その様子を見つめていたアドルフは裁判官席に目を移した。そこではミシュカ副所長が時計じかけのような頷きをくり返し、ゼーマンに同調することを滑らかに語りだした。
「三年前の法改正、そこで示された反体制分子の親族の極刑。ノインが間違いなくその反体制分子の血を継いだ者であるならもっとも厳しい罰を受けるのは当然。死刑は妥当ではないか?」
最後は疑問形で終わったが、その問いは他の裁判官にむけたものだろう。現にミシュカは体をカフカのほうへむけながら、落ち着いた声で念を押すのだった。
「裁判長のお考えは?」
その呼びかけを聞き、アドルフは集中力を高めた。裁判長、すなわちカフカの返答が軍法会議の行方を左右する。それは事前の予測どおりになるだろう。
傍聴席を一瞥すれば、そこに居並ぶ収容所職員、囚人である亜人族たちも視線をカフカにむけている。そんな大勢の注目を集めながら、権力者としてのふるまいに慣れたカフカは貴族的な所作で小首を傾げ、淀みない声を放った。
「少し踏み込んだことを言わせて貰う。ノインの処刑はアドルフ解放の条件であり、アドルフの解放は収容政策の変更がもたらすもの、それがゼーマンの陳述だった。私も同じ認識を共有しているが、結論はいささか異なる」
結論。カフカが迷いなくそう言いきったことにアドルフは違和感を覚えた。まるで軍法会議を経ずとも判決はすでにきまっているかのような発言に聞こえたからだ。
現にカフカは、そこから人々の思い描いた法廷の流れを淡々と裏切りはじめる。
「亜人族の収容がはじまり、今年で一〇年近い歳月が経った。この政策は連邦社会を安定させ、多大なる利益を出してきた。にもかかわらず囚人の解放が議論にのぼるようになったということは、裏を返せば、収容政策の基盤たる連邦社会に不安の影が差してきたことを意味している。その影の正体についてここでは言及できないが、ひとりの囚人の解放、ひとりの囚人の処刑といった小さい問題ではないのだ。私は大局的な視点に立ち、揺らぎの芽生えた社会から不安を取り除きたく思う。アドルフ、君がその導き手のひとりになるようなら私は手を貸そう。解放の条件も、私のほうで再検討させて貰う」
カフカはそこで一旦発言を区切ったが、アドルフの違和感はさらに高まった。判決めいたことを述べようとしている印象は強まり、議論の余地を奪い去る口ぶりだったからだ。
その違和感を問い質すように、隣の席に座るミシュカが慌てた声で言った。
「お待ちください、裁判長。解放の条件はノインの処刑。それを再検討などと、いったいどういうおつもりですか?」
おそらく咄嗟のことでミシュカはセルヴァ語で反応してしまったようだが、少年期に学んだ甲斐あってアドルフはその発言の意味を理解できた。
しかしカフカは、部下の反応は想定内とばかりに微笑み、右手を顔の前で軽く振った。
「ノインを許すとは言ってない。だが、殺すつもりもない。他に適切な条件があるからだ。ゼーマンの示した解放の条件以外にも、忠誠を誓う方法は他にある。それをアドルフが認めさえすれば、解放の条件は十分に満たせる」
そこまで言うとカフカは、壇上から教会全体を見渡し、声高らかに言った。
「アドルフの返答次第ではこの裁判を続ける意味はない。彼の意志が私の要求を満たすとわかった時点で即時閉廷だ」
これを聞き、アドルフの助手に就いたフリーデが慌てて顔を寄せてくる。
「どういうことなんだ、これは?」
とはいえ強い調子で耳打ちされたアドルフとしても、軍法会議が即時閉廷する展開など予想すらしていないことだった。
彼ばかりでない。壇上では驚愕で腰を浮かせたミシュカが呻き声を放っていた。
「アドルフの解放を認めつつ、ノインの処刑を取りやめですと? それではあまりにも……」
よく見れば、ミシュカの表情はみるみる青ざめていく。相当なショックを受けているのは間違いない。
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